上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

琴ひら温泉「ゆめ山水」:日田市高瀬琴平町

2013年10月30日 06時00分00秒 | 国内旅行
2.日帰り温泉「ゆめ山水」の入り口。


露天風呂は一人500円、家族風呂は60分2500円です。

男湯の入り口。


川沿いに2つの開放的な露天風呂、その下の河原に1つの露天風呂(1枚目写真)があります。

4.女湯の入り口。


露天風呂が2つ、残念ながら目隠しがあり河原は見えないそうです。

5.一番奥にお食事処もあります。



6.三隅川に注ぐ高瀬川。



7.小さな滝もあり、もうすぐ紅葉も楽しめそうですね。



撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS



「山あいに、思いがけない『都』あり」:大分県日田市

2013年10月28日 06時00分00秒 | 国内旅行
JR日田駅の北側、豆田町は丸山城の城下町として築かれ江戸時代初期から天領となりました。

草野本家。



居蔵造りの住宅は国指定重要文化財となっています。



ご当地グルメは鮎に鰻。



雪国の「がんぎ」のような雨除けの通路。



まるで時代劇に出てくるような雰囲気の路地。



土産物を売る商店を覗きながら街歩きを楽しみます。



銀行の店舗も街並みに溶け込んでいます。



市内の中央を東西に流れる筑後川の上流は「三隅川」と呼ばれ、季節限定の鮎の棚場があります。



川岸の大木は大昔から水害で流された人が枝につかまって命を助けられたそうで、霊木として大切に保存されています。



撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS

豊後街道の旅(6):田主丸の巨峰狩り

2013年10月05日 06時00分00秒 | 国内旅行
この地区には150軒のブドウ農家がありますが、ワイナリーもあります。

ワイナリーからの眺め。



ブドウ狩り農園のブドウ。


田主丸観光ブドウ協会が推薦する63の農園は品質やサービスがお墨付きです。

私たち「ずぼらな夫婦」は道の駅のような産直センターが似合っているかもしれません。



「道の駅うきは」からの眺め。



朝摘みの巨峰がお安く購入できます。



イチジクもおいしそう。



今回の豊後街道での収穫の一部です。



撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS
            + EF100mm マクロ

豊後街道の旅(5):つづら棚田

2013年10月02日 06時00分00秒 | 国内旅行
この時期、この地区の道路は一方通行となりますが、比較的早い時間だったので渋滞なく棚田のすぐ近くまで車で到達できました。


彼岸花の時期は短く、今年は先週あたりがベストだったかもしれません。

葛籠棚田の碑。



駐車場近くから全景を。


ペストポイントはもう少し左手だったようです。

駐車場の案内板。




彼岸花はもう白くなっています。



現在はわずか5軒の農家がコメ作りをしているそうです。



今日はハイキングのイベントが開催されており、ウオーキングのお客さんが大勢山道で汗を流していました。



数少ない花を探して撮影。


石組は400年前からの物です。

青い空に赤い花が引き立ちますが、時期が遅くて残念でした。



稲刈りが終わった田んぼでは案山子コンテストも行われていました。



撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS

豊後街道の旅(4):「居蔵の館」-2

2013年09月30日 06時00分00秒 | 国内旅行
当主が営む銀行は福岡の銀行に合併され、当主はその株主となって福岡へ移住したとか。



戦後空き家になり荒れていましたが、旧吉井町が政府の事業援助により買取修復し公開しています。



吉井銀と呼ばれた櫨の実と抽出された蝋。



吉井銀の説明。


現代の経済にも通じるものがありますね。

蝋を積んだ荷車が行きかった土間の横にある、吹き抜けの部屋の神棚。


多くの吉井銀を見守ったことでしょう。

富のもう一つの象徴だった「おひな様」も筑後吉井では盛んなようです。


土間横の部屋に飾られた獅子頭。

5人の庄屋の命がけの嘆願が筑後吉井に富をもたらしました。


その嘆願によって作られた南新川は子供たちの夏の水遊びにも使われていましたが、今でも豊かに水を湛えています。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS


豊後街道の旅(3):「居蔵の館」-1

2013年09月28日 06時00分00秒 | 国内旅行
玄関横の通用口は庭へ続く土間がありますが、土間横に飾られた獅子頭。

正面玄関はまるで時代劇映画に出てくる武家屋敷のよう。


ここでは重要な客を迎えましたが、右手に土間へと続く通用口があります。

周囲を庭と縁側で囲まれた角座敷。


全部で21畳の広さがあります。

襖絵は久留米出身で小倉藩のお抱えだった絵師が描きました。



敷地は400坪ですが、落ち着いた庭を見ることができます。



仏間の豪華な仏壇。



商家によく見る箱階段。



2階に4部屋ある内の一番広い南向きの10畳の座敷。


当時は豊後街道とその向こうの耳納連山が見渡せたでしょう。


内庭の中央に掘られたつるべ井戸。



当主家族が利用した風呂場。


炊事場奥には使用人専用の風呂も作られています。

多くの使用人でにぎわったであろう炊事場。


当時の商家の暮らしぶりがうかがえますね。

影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS

豊後街道の旅(2):「白壁通り」

2013年09月25日 06時00分00秒 | 国内旅行
2階の窓には鉄扉が施されています。



今でもヨシイ醤油を製造する老舗の醤油屋さん。



2階戸袋の意匠は大黒様でしょうか。



明治32年の創業とあります。



当時、災除川(さいのきがわ)には水車が連なっており、精米や製粉・製麺、木蝋、菜種油、製紙、製油、醤油業などに利用されていたとか。


今でも川にはシラサギやアオサギ、たまにはカワセミもやって来るそうです。

和菓子屋さん。



羊羹が有名だとか。



広い間口の家。



肥料店など。



金のうさぎ。


富は水路の恵みなのでしょう。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS

豊後街道の旅(1):白壁の町「筑後吉井」

2013年09月23日 06時00分00秒 | 国内旅行
それから水車を利用して精蝋、酒造、製麺などの農産加工品の生産が盛んになり、経済発展を遂げました。
明治初期までに幾度の大火に見舞われた筑後吉井は、漆喰や鉄の扉で住居の防火対策を競い、白壁の町が出来上がりました。

付近の観光地図。


つづら棚田や田主丸町のブドウ狩り、筑後川温泉なども有名です。

筑後吉井の説明。


5人の庄屋が農民を代表して有馬藩へ直訴し、自費で水路建設を始めました。
町の入り口にに5本の「はり付け台」を建て、工事を督励した逸話は興味深いですね。

駐車場にある公衆トイレ。



旧豊後街道の国道210号線は「蔵しっく通り」と呼ばれています。


大正時代の全盛期にはこの通りに蒸気機関車が走っていました。

眼鏡屋さんも漆喰づくり。



骨とう品店の看板。



こちらは外壁にタイルを使用し個性化していますね。



古いお菓子屋さん。



伝統的な「なまこ壁」。



旧豊後街道の上町を北へ左折すると「白壁通り」へと続きます。




撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS

高原ドライブ(3):熊本県「阿蘇山」

2013年08月05日 06時00分00秒 | 国内旅行
火口間近まで車やロープウエィで上ることができます。 



中岳火口の説明。



展望所付近には火山が噴火した時に避難するための退避豪がいくつも作ってあります。



火口は雨が降らないので水が干上がっています。



第一火口の説明。



説明にある火口の「湯ダマリ」が今はありません。



中岳火口の構造。



第一火口隣の古い火口は火山活動の歴史を今に残しています。



荒涼とした火口とは対照的な「草千里」。


駆け足の日帰りドライブで400km走りました。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS



夏の高原ドライブ(2):宮崎県高千穂峡

2013年08月03日 06時00分00秒 | 国内旅行
高千穂峡の説明。



あららぎ駐車場から神橋の手前を川に降り、渓谷沿いの遊歩道を歩きます。



神橋付近からの下流の眺め。



伝説では合戦の時に川幅の狭い所を槍を使って飛び越えたとされています。



五ヶ瀬川に架かる古い神橋とその上の高千穂大橋。



苔むした岩肌が見事です。



一番有名で観光写真の定番となる「真那井の滝」の風景です。




「真那井の滝」の説明。


この後、阿蘇山噴火口を見に戻ります。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS

夏の高原ドライブ(1):大分県九重町「夢大吊り橋」

2013年07月31日 06時00分00秒 | 国内旅行
大分自動車道の九重ICで降り、約30分ほどで到着です。



四季折々、付近は見どころ満載ですね。



深い谷の上に架けられています。



標高777mの吊り橋は谷底から気持ちの良い風が吹いて来ます。



山と滝が見える絶好の場所です。



右手に雄滝。



左手に雌滝。



真ん中の子供の滝は雨不足で水がありません。



この後は九重連山を超えて「高千穂峡」へ向かいます。



撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS

筑後平野の虹(4):水郷「柳川」

2013年07月29日 06時00分00秒 | 国内旅行
川下り(運河)が有名です。


最近はOLから転職した若い女性の船頭さんも活躍しているそうです。

歴史的な見どころも多く、町歩きも面白そうです。


詩人、北原白秋の故郷としても有名です。

白壁の倉庫と運河の景観が保存されています。



観光協会に展示してある「さげもん」。


おひなさまと一緒に各家庭で手作りし飾るそうです。

ウナギ料理も有名です。



こちらは北原白秋の生家。



旧藩主「立花邸御花」の洋館。




撮影:CANON Powershot S100

筑後平野の虹(3):大刀洗平和記念館

2013年07月27日 06時00分00秒 | 国内旅行
特攻機の実機なども展示されていますが、残念ながら撮影禁止でした。

世界で唯一現存するゼロ戦32型機の由緒書き。



サイパンで発見された同機は、昭和58年に40年の時を経て博多に陸揚げされました。



床には現在の地図に当時の飛行場の位置が書き込まれています。



大刀洗飛行場の歴史がパネルにまとめられています。



少年飛行学校もあり、当時の憧れの場所だったようです。



飛行場ができる前はわずか7戸の町も人口が増え発展しました。



敗戦が色濃くなり、米軍の爆撃を受け子供を含めた町民たちが犠牲になりました。



プラモデル少年だった私も知らない、終戦間近の新型迎撃機。


B29の迎撃が目的でしたが、試験飛行中に終戦を迎えました。

このほかにも知らなかった飛行機の模型が沢山展示されています。



撮影:CANON Powershot S100




筑後平野の虹(2):秋月城跡

2013年07月24日 06時00分00秒 | 国内旅行
秋月の由来。



当時の城下町はなかなかの規模だったようです。



当時の建物が美術館になっています。



秋月郷土館。


黒田家のゆかりの品々と美術品が展示してあるそうです。

秋月城前のメインストリート「杉の馬場」。


桜の季節にはぜひ訪れてみたいものです。

長屋門。


絵になる風景ですね。

黒門。


紅葉が似合いそうです。

水が良いのでしょう、蕎麦や豆腐が名物のようです。



初めて知りましたが、ジェンナーより早く種痘を実施したそうです。


当時から日本の医学も進歩していたのですね。

撮影:CANON Powershot S100

筑後平野の虹(1):朝倉三連水車

2013年07月22日 06時00分00秒 | 国内旅行
最初に訪れたのは「朝倉三連水車」。



説明によると、これは灌漑用の水車で「モーター駆動式」とのことです。



下流側にもまだ、いくつかの水車があるようです。



下流にある水車は田植え時期には現在も現役で稼働しています。



200年もの間田畑を潤して、筑後平野を有数の穀倉地帯にしているそうです。



撮影:CANON Powershot S100