上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

旧ユダヤ難民居住区:虹口区霍山路界隈-上海アーカイブ

2012年08月17日 06時00分00秒 | 上海街角スナップ
苦難の末、ようやくたどり着いた極東の地、上海。


初めて踏む異国の地。



ユダヤ人たちはここでは比較的自由で安全に生活ができたそうです。



教師や作家、芸術家も多く、新聞を発行したり、劇団やオーケストラなどを結成し活動の足跡残しています。



米国カーター大統領時代の財務長官M.Blumenthal氏は、この地区に10年間暮らし米国へ渡りました。



近くの公園にはイスラエルのラヴィン元首相が来訪した時の記念碑が造られています。



戦後、ほとんどのユダヤ人たちはアメリカやイスラエルなどに移住し、その住居跡には中国人が住んでいます。



どれも100年近く経った建物には見えませんね。



過酷な運命に伴に耐えぬいた建物達が残っています。



撮影日 :2008年1月6日
撮影機材:EOS40D+EFS18-55mmIS


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