上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

王伯群住宅(1):”校花”が出した結婚の条件

2010年12月24日 06時41分39秒 | 上海優秀歴史建築
南側から見た外観ですが、主楼は地上3階建てで建築面積は2330m2あります。

正面玄関は東側になります。部屋数は全部で32あるそうです。


英国ビクトリア王朝ゴチック建築様式だそうです。

先ずは外周を見てみましょう。北側からの眺めです。


東西と北側は英国の小さな城砦のような外観です。

1階は半地下になっており、物置や使用人の部屋になっていたようです。



西側からの眺め。


日当たりが良さそうですね。

2階には庭側から外階段でそのまま上がれ、3階部分は円形に張り出したガラス窓のサンルームになっています。


サンルームの上部はペントハウスから出られる広いテラスになっています。

南側には樹齢100年以上のタイサンボクが葉を広げています。


波乱の時代を生き抜いた住宅と老木です。

次回は内部を探索してみます。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ごーさん)
2010-12-24 10:49:39
結婚するために花嫁が出した条件がこの豪邸なんですか・・・いいですね女性は、男はつらいといったところですね。
返信する
ごーさん (haichaolu)
2010-12-24 11:12:45
今日は。
花嫁が出した条件は3つありました。
もう一つは10万ドル(当時)の預金、最後は豪華結婚式でした。
王伯群は早死にしましたが、妻は残った子供達とこの家を守って、2001年まで存命だったとか。
映画や小説になりそうな事実が、上海には沢山残されていますね。
この豪邸はその「生き証人」で、この建物が残る限り、このドラマも語り継がれるでしょう。
返信する

コメントを投稿