上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

上海ライブ2014:栗より美味い山薬

2014年01月08日 06時00分00秒 | 生活
1.「山薬:シャンヤオ」は中国では山芋のことを指しますが、これは上海でも珍しい丸い山芋です。

中国人の「食」に対する情熱は日本人にはかないません。
先ず、中国では食材の種類が多い。
野菜だけでも日本にはない珍しい野菜があります。
国土が南から北、乾燥地から湿潤な地方と変化に富んでいることも理由でしょう。
野菜や花卉などの多くの植物は「茶」をはじめ中国から「薬草」として日本に伝来したものも多いですね。

2.これは日本でも見かける普通の長芋。


炒め物などで熱するとシャキシャキとして比較的淡白な味ですね。

3.丸い山芋は日本では見たことがありません。



「薬」の字が当てはめられている通り、体にとても良いものなのでしょう。

4.熱すると形が崩れてしまうので、蒸して食べます。


ジャガイモよりは粘りがあり、栗に近い触感と味がある「美味」な山芋です。

皮を剥くのがとても面倒なので、「食」に対する情熱の薄い日本では受け入れられないかもしれませんが。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 IS


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10 コメント

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Unknown (ごーさん)
2014-01-08 09:51:27
長い山薬はよく見かけますが丸いものはあまり見ないです。
長芋は健康に良い免疫力を高める食べ物なのでよく買って食べますが消化に悪いので蒸して食べるほうがいいそうです。
それにしても中国は食材の種類は多いですね。
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ごーさん (haichaolu)
2014-01-08 10:17:54
山芋は皮をむくのが大変ですね。
滑るし、後で手が痒くなります。
丸い山芋は恐らく天然ものなのでしょう、店先に並ぶ時期が短いです。
中国は食材も多いですが、調理方法も多いですね。
上海では魚も蒸す料理方法が多いです。
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haichaoluさんへ (上海ベイビーのパパ)
2014-01-08 20:25:05
食文化大国の中国には凄いですよね!
食材の多さには驚きです!

確かに、中国料理は、
食べるのに手間のかかる料理も多いですね。

更に、言われてみれば、上海では、
魚は蒸した料理を出してくれまが、
焼き魚は食べたことが無いです。

でも、私としては、骨付き肉が一押しです!
もう最高にたまりません!

最後に、中国の食文化で一番凄いのは、
とにかく食べろ~、食べろ~の、食道楽!
上海滞在一日につき1キロ増加してしまいます!
(その計算だと1年で365キロ増加ですが。笑)



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上海ベイビーのパパさん (haichaolu)
2014-01-09 09:17:15
今日は
中華料理は宮廷料理時代の歴史もあり種類も豊富ですね。
私も以前は上海滞在で体重が増えました。
しかし、上海人に糖尿病や胆石などが多いのも食生活に関係があると思っています。
バランス良い食生活を送りましょうね。
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haichaoluさんへ (上海ベイビーのパパ)
2014-01-09 19:48:48
東京は、昨日の夜から今日の朝まで雨でした。
全国的に雨か雪のようでした。



中国料理は、歴史が凄いですよね。
北京、四川、広東、上海。
やっぱりhaichaoluさんも体重が増えましたか。(笑)
私も、上海人に病気が多いのは、
食生活が原因と思います。
上海人は、恰幅が良い方が美徳みたいですね。
メタボで健康に悪いです。
上海の服等は、白人でも対応可能な、
ビックサイズが多いですよね。
カルフールは、中国サイズ、アメリカサイズ、
フランスサイズ、イギリスサイズ、日本サイズの
一覧表が提示してありました。



あと、中国のある程度格式あるレストランでは、
2割残しの礼儀作法は、エコじゃないですよね。
残さず食べると、足りないの意味とは。
世界中のチャイナタウンで、
問題になっているようです。
日本の残さず食べる、もったいないは、
世界に支持されて、素晴らしいです!
と、思ってしまうのは、自分が日本人だからですが。

私も、バランスの良い食事を心がけたいです。
でも、上海(中華)料理は美味しいですからね!



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上海ベイビーのパパさん (haichaolu)
2014-01-10 11:33:19
上海ベイビーのパパさんのおかげで上海の核心を議論することができ、このブログも内容が濃くなってきましたね。
上海の中級以上のレストランは「接待」が基本ですから、ケチな注文をすると恥をかくので、多めの注文になるのでしょう。
家族や友人との会食の時は、余れば持ち帰り(打包)するのが日本にない習慣ですね。
アメリカではドッギーバックと言うそうですが、日本では食中毒の問題もあり、持ち帰りはむつかしそうです。

10年ほど前に初めて北京旅行をしたとき、最後に北京ダックをガイドと運転手とその家族10人余りで食べましたが、当時は庶民も年に何度も食べれないようでした。
上海ガニも家で食べれば安く簡単に食べれますね。
今回は1回だけ食しましたが、乱獲でしょうか昔に比べ味が落ちたような気がします。
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haichaoluさん (上海ベイビーのパパ)
2014-01-10 20:28:29
haichaoluさんこそ、
いろいろと上海のことをたくさん教えてくれたり、
いろいろな思い出を思い起こさせてくれて、
ありがとうございます!

haichaoluさんの北京旅行は、
豪華ですし、アットホームですね!

私は初めての海外旅行が(約20年前独身)
北京だったのですが、
ガイドさんがレストランマナーを教えてくれました。
ホストのメンツもありますので、すぐ追加しますし、
最初から食べきれない量が出てくると。
それを知らない日本人は、残してはいけないと、
一生懸命食べてしまうと。(笑)
もっとも食べろ~、食べろ~と促されますが。

それからアメリカはドギーバックというのですね。
テイクアウトとか言っちゃいそう。
和製英語ってあふれてますから。
日本の保健所は厳しいですね。
でも、私が子供は、まだ持ち帰りがあったような
記憶がなんとなくあるのですが・・・・。

あ~、北京ダック美味しかったです~♪
万里の長城、紫禁城に感動しました~♪
思い出が思い起こしてきました。

がっ!

今は、かみさんと娘の故郷、上海が一番大好きです!
ついつい、ひいきしちゃうんですよね。
北京と上海では、都会度と自由度が段違い!
時々しか食べませんが、上海蟹大好きです!
時々しか食べませんが、鰻も大好きです!

それにしても、密漁等で、
貴重な上海蟹を乱獲しないでほしいですね。
あと、上海蟹の鑑定書の偽物が出回っているとか。
まったく・・・。

それから、上海を歩いていると、
広東料理とか四川料理とか蒙古料理とか、
いろいろな地方の郷土料理の看板がありますが、
「北京料理」とか「北京ダック」の看板を
見たことがないのですが、気のせいですか?
大阪で江戸前寿司の看板無いのと同じで、
何か北京と上海って、
意識し合っているんでしょうか?(笑)









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上海ベビーのパパさん (haichaolu)
2014-01-11 10:15:50
20年前の北京は今の中国とはまるで違うでしょうね。
上海ではあまり北京料理は見かけませんね。
理由は北京料理は高いだけで上海人の口に合わないからで、広東料理のほうが好きなようです。

上海には中国全土の人が集まりますので、地元出身の人が地元の料理を食べに集まる店があります。
北京ダックの有名な店は淮海中路にありましたが閉店したようです。
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haichaoluさんへ (上海ベイビーのパパ)
2014-01-11 19:00:36
たしかに、20年前の北京や中国は、
全然変わってしまっていると思います。
まだ、現在の北京空港は建設中でした。
北京空港の周辺は放牧してましたし、
街中は、発展途上国の首都ので、
発展しつつあるけど、これからって、
雰囲気がありました。
歴史的建造物は、凄いですが。
地方の親戚も、上海で売っているのと同じ、
可愛い女児の服をプレゼントしてくれます。
でも、上海は、中国一経済規模が大きいですよね!

それから、上海での北京料理、
そうですか~、上海では北京ダックの店は、
閉店ですか~。高いし、口に合わないのですね。



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追伸 (上海ベイビーのパパ)
2014-01-11 19:03:19
中国の地方に転勤になった
日本人サラリーマンの体験記を
読んだことがあるのですが、
気が遠くなるほどの広大な荒野を
イメージしていて消沈していたら、
アメリカのような巨大バイパスに、
高級外車の大渋滞で唖然としたそうです。
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