
先日、長男の歯の定期検診に付き合って待合室にいるあいだに手にした本。
柴田トシさん。90歳になってから詩を書き、98歳で「くじけないで」を出版。
とっても感動的な詩でした。
歳をとるってこういうことかと自分自身の老いに心を馳せました。
そういえば、母が生前によくもどかしげに私に訴えていました。
「あなたもこの歳(母の年齢)になれば私の気持ちがわかるわよ」って。
母の年になった私ですが、その時、母はもっと歳をとっていたので終生分からずじまい。

柴田トシさんの心の奥深くにホワ~っと染み入る数々の言葉は母が言いたかったことかしら。
高島屋に行った折、紀伊国屋書店で「百歳」(柴田トシ)を見つけて思わず買いました。

柴田トシさんは私の母と同じ今年の1月、101歳でその生涯を閉じたそうです。