町の豆腐屋さんにおからをもらった。いつもは牛のえさにするそうだ。レジ袋に入れてもらったおからを持って、翌朝、茶屋沼に出かけた。池に投げ入れるとおからは水に溶けた。白鳥は掬うように食べていたが、食べにくそうだった。カモは、階段に置いたおからを争って食べていた。その翌朝行って見たら、おからはきれいになくなっていた。カモが食べつくしたのだろう。
今日はパンを持って茶屋沼へ。白鳥は跳んで、カモは飛んできた（写真）。えさが少ないのか、争って食べていた。ハクチョウがハクチョウのしっぽを咥えて追い回していた。親水公園の白鳥はすぐに離すが、今日は数メートルも咥えたまま追い回す場面を目撃してびっくり。
白鳥飛来地である阿武隈川親水公園近くに、プールや風呂を備えた市民に人気の施設がある。そこでは１袋５０円で白鳥用のパンも販売している。そのパンが原油高のせいか実質値上げ。以前はパンの端切れが５?６枚入っていたが、今は写真のとおり麩の様に小さくて軽いパンになってしまった。これではとても遠くの白鳥には届かない。パンの耳よりかなり短いので、手から食べさせると、ハクチョウに噛まれてしまいそうだ。以前はよく利用していたのだが、困ったもんだ。
茶屋沼の白鳥は今日は１０羽を確認。鴨もずいぶん増えたような気がする。先週失敗した手渡しに挑戦したところあっけなく成功。空腹時にはエサに釣られて寄ってくるようだ。遠くに離れてパンを池に投げ入れると、白鳥たちが韋駄天走りでやってくる。白鳥の駆け足はダイナミックで美しい。餌を持って茶屋沼を訪れる人も増えてきたようだ。ここが以前のような白鳥の飛来地となるよう、楽しみながらやっていこう。
