除染に対する政府の基本方針にはがっかり。総論では国が責任を持って除染するといいながら、各論では住民と市町村に責任を押し付け、国は何もしない。今後2年で線量を半減するのが目標と言うが、セシウム134の半減期を待つだけのこと。高レベルで汚染された地域は、長期にわたり立ち入り禁止にするとのこと。セシウム137やストロンチウムが自然消滅するのを待つだけじゃん。最悪なのは、福島の子供たちの実際の被ばく線量の実測調査を通じ、除染の目標を修正していくということ。子供たちを被曝させてからでは遅いんじゃないの?こんな原子力災害対策本部の「除染推進に向けた基本的な考え方」を提示されて、怒らない首長がいるのだろうか?霞が関や永田町の住人には、福島県等を放射性物質で汚染した加害者だという責任感が欠如しているのかもしれない。
写真は庭に植えたヒマワリ。たっぷり除染してくれー!!(笑)。