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仙台凱旋パレード前後の羽生結弦選手と、紫綬褒章

2014-04-28 | プロアスリート羽生結弦・羽生選手関連ニュース

 この1週間の羽生選手は次々にニュースに登場、ニュースを追いかけるだけでも大変でした。

24日には、初めて、在籍している早稲田大学の本部キャンパスに姿を現した羽生選手。 大隈講堂などを見た後、総長を表敬訪問し、学生からのインタビューに答えています。

http://wasedasports.com/news/20140424_13217/

私が、個人的に注目したのは以下の言葉でした。(以下、上記「早稲田スポーツ新聞会」のインタビュー記事より抜粋です)

――いざ勝負という時に切り替わるスイッチなどはありますか

スイッチはありますが、そのスイッチを押せないときもあります。そのスイッチを押せるとき、僕の場合は歌を歌うなどしています。そういうことを通してスイッチを押しつつも平常心を保ち、楽しいことをすることによって心の状態を良い方向に保つようにしています。

――メンタル面でトレーニングをされているということですが、大舞台で平常心を保つコツがあれば教えてください

僕は歌です。イヤホンをつけて周りからの音をシャットアウトして、好きな歌を口ずさむことによって、心の中から楽しいと思えるような行動をしています。実際に楽しいと思っているかは別として、それをすることによって集中できるきっかけのようなものにもなっています。だからこそ大事にしています。

 

試合直前に、羽生選手がリンク外でイヤホンをつけながら、ノリノリで熱唱している姿が見られるのは、そういうわけなのですね。(笑)

 

こちらは、外国人記者クラブでの会見すべての動画。↓

https://www.youtube.com/watch?v=UCGimkEQLME

 

羽生選手はそもそも、「食事に興味がない」ということがご本人の口から判明!

「スミマセン(笑)、ご飯をあまり多く食べられるほうではないです…」とのことです。

羽生選手の興味は、今のところ、スケートとイヤホンにかなり集中しているようですね。(笑)

こちらでの記者会見の全文は、こちら。(本になってビックリです!)

日本人なら知っておきたい 羽生結弦 4・24日本外国特派員協会記者会見全文
クリエーター情報なし
ゴマブックス株式会社

 

 

25日には日本スケート連盟で表彰祝賀会。羽生選手の挨拶です。↓

 

津波被災地のみならず、福島の問題にまでハッキリと言及したのは、立派だったと思います。

リンク環境についても訴えたようです。しっかりしていますね。

 

 

26日(土)には仙台で 凱旋パレード。9万2千人が駆けつけたということで、羽生選手一人に対して、すごい人の数でした。

さすがに「大勢の大舞台になればなるほどやる気を出す性質」の羽生選手、9万人を超える人の中で、気後れするどころか、すごく嬉しそうでした。(笑)

ちょっと目の周りに疲労が見えるような気もしましたが… 毎日、すごいスケジュールでしたからね。

パレード開始前に、挨拶して報奨金を寄付した羽生選手。全額寄付したとのこと! しみじみ感動しましたね。 それはもう、天も味方するはずで・・・(笑)、お天気にもすごく恵まれ、羽生選手と、仙台の方々の嬉しそうな表情が印象的でした! 

 

パレードの資金も、結局余剰金が出たほどだそうで、Tシャツもすべて完売。 良かったですね。

パレードと羽生選手の道のりの詳細動画は、以下。(デイリーモーション)

http://www.dailymotion.com/video/x1rvlui_140428%E3%82%A8%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%A3_sport

 

ところで、ちょっと気になったのは、トラックに同乗して角で立っていた4人の後輩さん。 なんかすごく、不思議な光景で・・・(笑)

羽生選手と同乗できるなんて、なんて良い立場なの~って思っていましたけど、同乗したことにちょっと同情したかも・・・なんて、いやいや。(笑)

もっと後輩さんが大勢が乗って、羽生選手とワイワイ手を振りながらやるのかしら?などと想像していた私は、なんというか・・・

「演説せずに決めポーズをとりまくる政治家」(←あり得ない(笑)) を取り囲む、「決して話さないうぐいす嬢」(←あり得ない(笑)) または「制服姿に身を包んだ護衛集団」(←あり得ない(笑)) みたいな印象で。  見ていて面白かったです。

羽生選手、衣装を着ていてくれれば、そうは見えなかったのでしょうけれども。(笑) 今週、スーツで会見や挨拶ばかりでしたからね。

 

まだまだ先の話だけれども、(もし引退したら、絶対に色んな政党が羽生選手を狙ってくるんだろうな・・・ 既にもう、完全に目をつけられているんだろうな・・・)という、”良からぬ予感”を感じてしまいました。

30分間も手を振り続け、決めポーズを2分おきにしてサービスしていったという羽生選手。 本当にお疲れ様でした!!

 

 

パレード直後の羽生選手直撃インタビュー(指田さん同席・生放送)。 ↓ 音が小さいので、イヤホン・ヘッドホン等をつけたほうがよく解ります。

https://www.youtube.com/watch?v=PTsx1-5HQSI&feature=youtu.be

この動画の真ん中ほどで出てくる、プルシェンコさんの羽生選手への祝福コメントと表情がまた良いです・・・! これは羽生選手、嬉しいですね。 プルシェンコさん、現役時代より良い顔になってきている気がするのは私だけ?(笑) 幸せなご家庭を築けているのでしょうね。

 

3年前の、スケートを続けるか悩んで遠い目をしていた羽生少年に、もしタイムマシンで戻って、この仙台の凱旋パレードの映像を見せたなら、3年前の羽生少年はなんて言うのでしょうか。

・・・そんな未来のことはわからないし、知りえないからこそ、ここまで頑張ってこられた面もあるのでしょうけれども・・・

本当に感慨深いものがあります。

 

そう思うと、希望を捨てずに、私たちも3年後、4年後の自分像をイメージして、羽生選手のように頑張っていきたいですね。

「僕達も 花になれる~♪ 」って、羽生選手自ら、絶唱しながら体現してきてくれたように。(笑)

 

 さらに今日、今度は紫綬褒章を受章したニュースが・・・!金メダリストは恒例のようですが。

 

 羽生選手、改めて、3冠王も、様々な受賞も表彰も、仙台での凱旋パレードの成功も、本当におめでとうございます!

そして今シーズンの頑張り、本当にお疲れ様でした!!

 

でも、こんなときだからこそ、「ちょっとした慢心」や「ちょっとした油断」にだけは、どうぞ十分に十分に、今までよりさらにお気をつけ下さい!(笑) 

これだけ凄い内容の表彰が続くと、たとえどんなに冷静を心がけていても、たとえどんなにもともと謙虚だった人でも、気がついたら落とし穴に片足引っかかっていたり、気がついたら罠にかけられたりするのが、世の常ってもんですから・・・。

本当に余計なお世話かと思いますけど、ここで絶対に終わって欲しくはないからこそ、絶賛してきたファンだからこそ、あえて書いてみました。

それに、今回受賞や受章した一連のものの中には、たとえば、ほんのちょっとの差で「銀メダル」だったら、もらえなかったようなものも中にはあったかと思うんですけれども、その賞が何であったかや、メダルの色や有無等に関係なく、私は羽生選手がした「同じ演技」に対しては、同じように自分の中で評価していきたいと思いますし、そういうのはずっと変わらないです。

評価制度が急に変わって、仮に、ある日突然、羽生選手の演技の評価が地に叩き落されるようなことがあったとしても、それは同じです。

そういう、ファンの気持ちを覚えておいて下さると、幸いです。

 

会見で発言されていた、”新しい、羽生結弦のスケート”というのを、とっても楽しみに、来シーズンを心よりお待ちしています!

 

最後に・・・

約1年前(2013年7月)の羽生選手の、渾身の演技「story」を貼り付けさせてもらいます。

まだグランプリファイナル優勝者にも、五輪金メダリストにも、世界選手権王者にもなっていない時ですが、(そうなると思っていましたけど、)結果的になろうがなるまいが、この時も今も、私の中での羽生選手の評価は変わっていません。

正確には、私はこの衣装も、衣装を見ただけだとそれほどいいとは思わず・・・(スミマセン、笑)、そして、AIさんのこの歌も、実は私はそれほど好きなほうではなかったのですが、羽生選手が演技をしだすと、まるですべてが別物に変わってしまう・・・ ため息しか出ない・・・ そういう凄さ、怖さがあります。(笑)

羽生選手の技術レベルからすれば、大したことをやっていないほうのプログラムだと思いますが、それでも、この真剣さ、この表現力・・・ こういう「胸を打つ」演技が出来る羽生選手が、すごく好きです。演技一つ一つに命を懸けているかのような迫力。感服します。

どうか御身体をお大事に・・・時には必要なら休養もしっかりと取りながら、今後も長く滑り続けて下さい。受賞・表彰の嵐の今だからこそ、そういう形で心からエールを贈りたいと思います!

 

最後の最後。(笑)

今シーズン、いつも、プーさんのような「安定した笑顔で(笑)」、そして時にはプーさんに代わってまで(笑) (←ソチ五輪)、 羽生選手の演技を試合で応援し続けてくださった羽生ファンの皆様・・・ お疲れ様でした!!