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羽生選手の仙台独占インタビューと小学生時の様子

2014-04-30 | 羽生結弦選手・注目発言

羽生選手の、パレード直後の仙台放送のインタビュー番組。 見る価値あります・・・!

 

結局、パレードの資金も、赤字どころか、逆に余剰金800万円の見通しで、宮城県知事も羽生選手と相談しながら使い道を相談とのこと・・・ すごい経済効果・・・ 本当に、とても祝福された形で終わって良かったですね!!

(結局Tシャツは予約分9000枚を追加して、2万9000枚販売されて、全部売れたのだとか。数字がちょっと半端ですね。

相変わらず、オークションでは高値で取引されているみたいですけど、羽生選手本人はこのTシャツに無償協力したらしいので、高値で買っても、1円も羽生選手の懐には入らないし、もはやパレード資金になるわけでもない、ということを、よく考慮して冷静に判断されることを、個人的にはおススメします。)

 

羽生選手の描く未来像も、本当に頼もしい。 

よく考えてみたら、これでまだ未成年・・・ 成人式は来年なのだから・・・ ただただ驚嘆。

 

温かみのある、本当に素敵なインタビュー番組でした。

 

仙台で、「天才スケート少年あらわる!」という題で、羽生選手(当時小学6年)が扱われた当時の映像をUPしてくださった方がいました。

画像はかなり悪いのですが、結構、貴重な映像だと思いますのでご紹介。  

当時の地元の興奮が伝わりますね。 ↓

http://www.youtube.com/watch?v=E4a6zpBdGzc

 

当時のコーチが、何より「表現力が素晴らしい」「オリンピックも目指せる」と絶賛しています。

”目指せる”どころじゃありませんでしたね・・・ 19歳にして五輪金メダリスト、史上最年少3冠王になっちゃいました。 

 

羽生選手の、夢をもちつつ努力する様子を垣間見ることが出来ます。

これでもまだ、たったの8年前・・・  2006年5月になっていますから、トリノ五輪で荒川さんが金メダル取った直後の頃です。

つまり、羽生選手のいたリンクが最初につぶれて、遠くのリンクにまでわざわざ通っていた頃で、まだ近くのリンクが「荒川発言」によって再開されていない頃です。

 

羽生選手のとった金メダルや、羽生選手の取る行動一つ一つが、今いる子供たちに希望を与えたり、彼らの未来の何かを、きっと大きく変えていくのでしょうね。

 

 


仙台凱旋パレード前後の羽生結弦選手と、紫綬褒章

2014-04-28 | プロアスリート羽生結弦・羽生選手関連ニュース

 この1週間の羽生選手は次々にニュースに登場、ニュースを追いかけるだけでも大変でした。

24日には、初めて、在籍している早稲田大学の本部キャンパスに姿を現した羽生選手。 大隈講堂などを見た後、総長を表敬訪問し、学生からのインタビューに答えています。

http://wasedasports.com/news/20140424_13217/

私が、個人的に注目したのは以下の言葉でした。(以下、上記「早稲田スポーツ新聞会」のインタビュー記事より抜粋です)

――いざ勝負という時に切り替わるスイッチなどはありますか

スイッチはありますが、そのスイッチを押せないときもあります。そのスイッチを押せるとき、僕の場合は歌を歌うなどしています。そういうことを通してスイッチを押しつつも平常心を保ち、楽しいことをすることによって心の状態を良い方向に保つようにしています。

――メンタル面でトレーニングをされているということですが、大舞台で平常心を保つコツがあれば教えてください

僕は歌です。イヤホンをつけて周りからの音をシャットアウトして、好きな歌を口ずさむことによって、心の中から楽しいと思えるような行動をしています。実際に楽しいと思っているかは別として、それをすることによって集中できるきっかけのようなものにもなっています。だからこそ大事にしています。

 

試合直前に、羽生選手がリンク外でイヤホンをつけながら、ノリノリで熱唱している姿が見られるのは、そういうわけなのですね。(笑)

 

こちらは、外国人記者クラブでの会見すべての動画。↓

https://www.youtube.com/watch?v=UCGimkEQLME

 

羽生選手はそもそも、「食事に興味がない」ということがご本人の口から判明!

「スミマセン(笑)、ご飯をあまり多く食べられるほうではないです…」とのことです。

羽生選手の興味は、今のところ、スケートとイヤホンにかなり集中しているようですね。(笑)

こちらでの記者会見の全文は、こちら。(本になってビックリです!)

日本人なら知っておきたい 羽生結弦 4・24日本外国特派員協会記者会見全文
クリエーター情報なし
ゴマブックス株式会社

 

 

25日には日本スケート連盟で表彰祝賀会。羽生選手の挨拶です。↓

 

津波被災地のみならず、福島の問題にまでハッキリと言及したのは、立派だったと思います。

リンク環境についても訴えたようです。しっかりしていますね。

 

 

26日(土)には仙台で 凱旋パレード。9万2千人が駆けつけたということで、羽生選手一人に対して、すごい人の数でした。

さすがに「大勢の大舞台になればなるほどやる気を出す性質」の羽生選手、9万人を超える人の中で、気後れするどころか、すごく嬉しそうでした。(笑)

ちょっと目の周りに疲労が見えるような気もしましたが… 毎日、すごいスケジュールでしたからね。

パレード開始前に、挨拶して報奨金を寄付した羽生選手。全額寄付したとのこと! しみじみ感動しましたね。 それはもう、天も味方するはずで・・・(笑)、お天気にもすごく恵まれ、羽生選手と、仙台の方々の嬉しそうな表情が印象的でした! 

 

パレードの資金も、結局余剰金が出たほどだそうで、Tシャツもすべて完売。 良かったですね。

パレードと羽生選手の道のりの詳細動画は、以下。(デイリーモーション)

http://www.dailymotion.com/video/x1rvlui_140428%E3%82%A8%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%A3_sport

 

ところで、ちょっと気になったのは、トラックに同乗して角で立っていた4人の後輩さん。 なんかすごく、不思議な光景で・・・(笑)

羽生選手と同乗できるなんて、なんて良い立場なの~って思っていましたけど、同乗したことにちょっと同情したかも・・・なんて、いやいや。(笑)

もっと後輩さんが大勢が乗って、羽生選手とワイワイ手を振りながらやるのかしら?などと想像していた私は、なんというか・・・

「演説せずに決めポーズをとりまくる政治家」(←あり得ない(笑)) を取り囲む、「決して話さないうぐいす嬢」(←あり得ない(笑)) または「制服姿に身を包んだ護衛集団」(←あり得ない(笑)) みたいな印象で。  見ていて面白かったです。

羽生選手、衣装を着ていてくれれば、そうは見えなかったのでしょうけれども。(笑) 今週、スーツで会見や挨拶ばかりでしたからね。

 

まだまだ先の話だけれども、(もし引退したら、絶対に色んな政党が羽生選手を狙ってくるんだろうな・・・ 既にもう、完全に目をつけられているんだろうな・・・)という、”良からぬ予感”を感じてしまいました。

30分間も手を振り続け、決めポーズを2分おきにしてサービスしていったという羽生選手。 本当にお疲れ様でした!!

 

 

パレード直後の羽生選手直撃インタビュー(指田さん同席・生放送)。 ↓ 音が小さいので、イヤホン・ヘッドホン等をつけたほうがよく解ります。

https://www.youtube.com/watch?v=PTsx1-5HQSI&feature=youtu.be

この動画の真ん中ほどで出てくる、プルシェンコさんの羽生選手への祝福コメントと表情がまた良いです・・・! これは羽生選手、嬉しいですね。 プルシェンコさん、現役時代より良い顔になってきている気がするのは私だけ?(笑) 幸せなご家庭を築けているのでしょうね。

 

3年前の、スケートを続けるか悩んで遠い目をしていた羽生少年に、もしタイムマシンで戻って、この仙台の凱旋パレードの映像を見せたなら、3年前の羽生少年はなんて言うのでしょうか。

・・・そんな未来のことはわからないし、知りえないからこそ、ここまで頑張ってこられた面もあるのでしょうけれども・・・

本当に感慨深いものがあります。

 

そう思うと、希望を捨てずに、私たちも3年後、4年後の自分像をイメージして、羽生選手のように頑張っていきたいですね。

「僕達も 花になれる~♪ 」って、羽生選手自ら、絶唱しながら体現してきてくれたように。(笑)

 

 さらに今日、今度は紫綬褒章を受章したニュースが・・・!金メダリストは恒例のようですが。

 

 羽生選手、改めて、3冠王も、様々な受賞も表彰も、仙台での凱旋パレードの成功も、本当におめでとうございます!

そして今シーズンの頑張り、本当にお疲れ様でした!!

 

でも、こんなときだからこそ、「ちょっとした慢心」や「ちょっとした油断」にだけは、どうぞ十分に十分に、今までよりさらにお気をつけ下さい!(笑) 

これだけ凄い内容の表彰が続くと、たとえどんなに冷静を心がけていても、たとえどんなにもともと謙虚だった人でも、気がついたら落とし穴に片足引っかかっていたり、気がついたら罠にかけられたりするのが、世の常ってもんですから・・・。

本当に余計なお世話かと思いますけど、ここで絶対に終わって欲しくはないからこそ、絶賛してきたファンだからこそ、あえて書いてみました。

それに、今回受賞や受章した一連のものの中には、たとえば、ほんのちょっとの差で「銀メダル」だったら、もらえなかったようなものも中にはあったかと思うんですけれども、その賞が何であったかや、メダルの色や有無等に関係なく、私は羽生選手がした「同じ演技」に対しては、同じように自分の中で評価していきたいと思いますし、そういうのはずっと変わらないです。

評価制度が急に変わって、仮に、ある日突然、羽生選手の演技の評価が地に叩き落されるようなことがあったとしても、それは同じです。

そういう、ファンの気持ちを覚えておいて下さると、幸いです。

 

会見で発言されていた、”新しい、羽生結弦のスケート”というのを、とっても楽しみに、来シーズンを心よりお待ちしています!

 

最後に・・・

約1年前(2013年7月)の羽生選手の、渾身の演技「story」を貼り付けさせてもらいます。

まだグランプリファイナル優勝者にも、五輪金メダリストにも、世界選手権王者にもなっていない時ですが、(そうなると思っていましたけど、)結果的になろうがなるまいが、この時も今も、私の中での羽生選手の評価は変わっていません。

正確には、私はこの衣装も、衣装を見ただけだとそれほどいいとは思わず・・・(スミマセン、笑)、そして、AIさんのこの歌も、実は私はそれほど好きなほうではなかったのですが、羽生選手が演技をしだすと、まるですべてが別物に変わってしまう・・・ ため息しか出ない・・・ そういう凄さ、怖さがあります。(笑)

羽生選手の技術レベルからすれば、大したことをやっていないほうのプログラムだと思いますが、それでも、この真剣さ、この表現力・・・ こういう「胸を打つ」演技が出来る羽生選手が、すごく好きです。演技一つ一つに命を懸けているかのような迫力。感服します。

どうか御身体をお大事に・・・時には必要なら休養もしっかりと取りながら、今後も長く滑り続けて下さい。受賞・表彰の嵐の今だからこそ、そういう形で心からエールを贈りたいと思います!

 

最後の最後。(笑)

今シーズン、いつも、プーさんのような「安定した笑顔で(笑)」、そして時にはプーさんに代わってまで(笑) (←ソチ五輪)、 羽生選手の演技を試合で応援し続けてくださった羽生ファンの皆様・・・ お疲れ様でした!!

 


羽生結弦選手の金メダル記念Tシャツ(ソチ五輪の金メダル)

2014-04-23 | プロアスリート羽生結弦・羽生選手関連ニュース

警備の費用を大幅に増額しなければならず、資金不足から急遽Tシャツ販売に乗り出した、羽生選手のための仙台パレード。

(4月26日(土) 仙台市 にて予定。)

今度は、その資金調達のために売り出したTシャツが、一部で注文が殺到しすぎて手に入れられない、という事態になっていました。

 

そのTシャツとはこちら。

羽生選手金メダル記念Tシャツ

羽生選手の「パリの散歩道」のシルエットと、サインつき。(プリントですが) 価格は2000円。

パレードの当日にも現地で売り出されるらしいのですが、今から手に入るのは、ネットだと次のところ。 ↓

楽天イーグルスオンラインショップ

http://item.rakuten.co.jp/rakuteneagles/k9901276/?l-id=ctg_120_sot

 

パレードの是非については、人それぞれの意見だと思うのですが、これを是非欲しい、買いたいと思う方は、先着順で限定販売だそうですので、頑張ってみて下さい。

4月24日夜9時から販売開始 ~26日の真夜中までの、限定販売になっています。 

仙台の方は、他にも手に入れる方法があるようです。

 

(追加 : なぜかオークション等で、既に倍以上の高額で、かなりの数が売り出されていました。転売目的?非常に残念です。

      でも、定価は2000円の品です。

     当日も現地で売られるようですし、羽生ファンの皆さんは、各自熟慮してご判断の上、冷静に対応されることをおすすめします。

      本当に欲しいファンの方や応援者の方たちにだけ、定価で回ることを切に望みます!!)

 

 

でも、これ、目的がパレードの「警備費用のため」だっていうのが、なんとも・・・ちょっと複雑ですね。

警備なくては困るし、大変なんだろうけれども、でも、人気が出すぎたがゆえに膨らんでいく費用でもあるのだろうから・・・

 

多めに作って復興費用に当てることにして、しばらく売ればいいのにって思いますが、どうやら今のところは、2万枚で終了なのだとか。

 

3冠とっても全然浮ついていない羽生選手。 五輪金メダル報奨金の寄付を表明した羽生選手。

その姿勢や精神の尊さは、周囲の思惑や混乱とは全く関係なく、いささかも変わらないのですが・・・ だからこそ、ちょっと残念な報道。

 

羽生選手にとっても、仙台の方々にとっても、駆けつけるファンや応援者の方たちにとっても、一番良い形でこのパレードが終了しますように。

 

羽生選手がよくしている、アイスリンク仙台の手袋も、売り切れだらけだそうで…。すごい人気です。こちらは問題ないですが。

 

多忙極めていそうな羽生選手。

まだまだアイスショー出演は今後も、ほぼ毎月のようにあるようで、

「いつカナダに戻れるの?いつ練習できるの?きちんと休めるの?次のシーズンへの影響は?」って、ちょっと気になってきました。

毎月カナダと日本を往復とか… もしそんなことになるようなら、(私の感覚からいくと、)ちょっと酷いというか、気の毒に思うんですが。

 

金メダルとっても、3冠とっても、まだまだ現役選手でこれからの活躍こそが期待できる、本当に貴重な”素晴らしい逸材”なのだから、

金メダルと同時に引退していく選手たちと同じような扱いにはしないで、周囲は、羽生選手の健康と試合第一で大事にしてほしいな・・・と思います。

 

年齢的には、これからの4年間こそが一番良い時代になっていくはず。

新シーズンに、万全の状態で臨めますように・・・!!

 


スターズ・オン・アイス東京公演での羽生選手

2014-04-19 | 羽生結弦選手のおススメ演技動画集

スターズ・オン・アイス(東京版)で、「花になれ」を熱演した羽生選手。 ↓

 

さらに、グループナンバーで福山雅治さんの「家族になろうよ」。

選手達が、みんないい笑顔です。羽生選手も嬉しそう。歌っています。

 

その後のインタビューで、五輪前と比べて「歓声の数は変わった」けど、「僕の中では何も変わらない。」と。 さらに、ファンに向けて、「一生懸命さは一生変わらないと思うので、これからも応援をよろしくお願いします、と言いたいです。」と述べています。↓

 

はい、見ていれば羽生選手が何も変わっていないのはわかります。応援します!と言いたいですね。(笑)

 

織田信成さんとの対談。

トリプルアクセルのコツを織田さんに尋ねられ、説明しています。ジャンプに入る時の姿勢、角度において、重要なポイントなのでしょうね。

織田さんは、最近テレビで羽生選手をかなり持ち上げて自分を低くしてくれていますけど、今季のグランプリファイナルで3位!(グランプリシリーズに出場した、世界の全選手中、トップ6人だけがこの大会に出られます。) 

羽生選手、チャン選手に次いだ結果を叩き出した立派な銅メダリストです。 もしいたのが今年の日本じゃなかったら、その国の五輪代表トップ選手で、メダル候補だったのは間違いなかったわけですし…。

得点の冷遇などもあり、若手を優先してくれて引退しちゃいましたけど、全く衰えていない技術力、むしろ伸びていそうな表現力、今後もスケートを是非頑張って欲しいです。子供向けスケート教室、すごく向いていそうです。羽生選手の最後の「間違いない!」は、そういう思いも込められているのではないかと私は思ったのですが…。

でも、こうして多方面で活躍する姿が見られるのは、良かったです。いい味出ていますね。

 

番組の中で、羽生選手が、過去に演じたものを映像で見せられながらコメントを求められる場面がありました。

「すっごいこれ、見たくない。ホント見たくない、見たくない・・・」と、映像が始まる前に、ひたすら見たくない、を連発していた羽生選手。

一体何が流されるのか、羽生選手の演技の中で、羽生選手が「見たくない」であろうもの・・・というのは、やはり、 2010年のエキシビションに使われた、「vertigo」でした!(笑)放映では、さりげなく、真ん中部分がカットされていました。(わかる方にはわかるかと。)

 
2010年のエキシビションとしてみていた時には、試合でのプログラムとのあまりのイメージの違いに驚きました。「こんな対極なのが出来る」ということを示すためのプログラムなのだろうと思っていました。
羽生選手の多才さと男性っぽさの側面をアピールするのには成功していたと思います。
演技自体は15歳としてはやはり凄かったし、初めて見た時には、試合のプログラムとのイメージの差に、「すごい才能の選手だな…」と、とにかく驚いたのを覚えています。
 
ご本人が嫌がっているものを紹介するのは、やめておきます。
番組の中で、「ああ、やだ…」と小さくつぶやいていた羽生選手でしたが。
 
同じ「vertigo」の中でも、テレビで放送されたものよりも、ずっといいと思われる、おススメの「vertigo」をご紹介します。
 
16歳になった2011年の羽生選手で、黒いタンクトップの衣装にチェンジしており、衣装も演技も、個人的にはより良いと思います。
 
このプログラム、羽生選手ご本人が、確か「疲れるから嫌だ」という理由で、途中で却下したときいたような・・・。
その後に出てきたのが、最高おススメ演技のその3でご紹介した、「somebody to love」で、かなりノリノリでした。
 
 
 
 
ニコニコ動画ですので、画面上に出てくる多数のコメントを消したい場合は右下のセリフ吹き出しマークをクリックして下さい。

ドイツ語の解説が真面目に大震災や津波のことを語ってくれているのに、書き込まれているコメントは人によっては不快になるかもしれないようなものも複数含まれているので、コメントを消してから見ることをおススメ致します。

(動画主様、拝借します。)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm18302745

 この動画でドイツ語による、後半部分で出てくる真面目な解説は、以下の通りです。(動画中の訳を引用)

「ユヅル・ハニューは、本当にすごい才能をもつ4回転ジャンパー。ここでは披露していないけれども、もちろん跳べます。 その上、この16歳は、この歳にして既にものすごい魅力を備えています。津波の悲劇は、彼から多くのものを奪いました。でも嬉しいことに、滑る喜びが、その悲劇を少しの間は忘れさせているようです。」

 


羽生選手の新挑戦・4回転ループと、町田選手の面白い”羽生評”

2014-04-14 | 羽生選手の素晴らしさ

2014年の世界選手権後、 立て続けにアイスショーに出演して全国を回っている羽生選手。

なんと、札幌の地では、新しい大技・4回転ループに挑戦して披露してくれました!(4回転ループは、試合で成功させた選手はまだいないジャンプ。)

こちらです。http://www.youtube.com/watch?v=mUKeCF-8HVw

 

しかし、この時は転倒してしまいます。笑っていますけど。(笑)

3日連続となった札幌のアイスショーでは、成功させようと必死に練習する羽生選手の姿がテレビ番組で報告されたようです。羽生選手は、練習中に「絶対にできる!」と呟き続けていたとか…。

そして、3日目に観客の前でついに無事着氷、成功したそうです。 すごい! (直接見ていた知人情報です。)

 

この映像の「花になれ」の羽生選手、首周りの飾りを一切していなくて、さわやかで素敵です。

そのせいか、いつもより顔が少し明るく見えます。 和装ですし、襟周りには何もないほうが私には魅力的に見えます。  白、水色、ピンク、にラメという衣装の色彩の組み合わせから考えても、首には黒がないほうが良いと個人的には思いました。

 

札幌の前にあった大阪エキシビションでの、羽生選手の「花になれ」の動画はこちら。 ↓  貫禄が増しています。素晴らしいです。

大阪エキシビションでは、またもや4回転トーループ+3回転アクセル+3回転アクセル+3回転アクセル、という驚愕ジャンプを最後に披露しています。もう、何も言えません。(笑) 

http://www.youtube.com/watch?v=C8evU0Sw6N4 (花になれ)

 

ところで、この大阪エキシビションでは、町田選手が羽生選手について、非常に面白いことを言ってくれました。

(もう最近では、この二人が並んでインタビューに出てくると、今度は何を言うのかと期待してしまいます・・・(笑))

http://www.youtube.com/watch?v=bcAWLDdKnq0

 

羽生選手の強さについて、「自分にはない強さを沢山持っている」と言った町田選手。 

それを具体的に問われて、次のように答えてくれています。

 

「たとえば、羽生選手が「ネズミ」だとして・・・ 

ライオンが襲ってきても、(ネズミだからといって) なんら劣等感を覚えることなく、怖気づくことなく、勇敢に立ち向かって、ライオンを倒してしまう・・・ 

そういうような強さが、彼にはあると思うんですよ。」 (町田樹選手の言葉)

 

・・・面白いです!!町田選手、面白すぎる。(笑) 羽生選手をいきなりネズミにたとえて話し出しました。

ネ、ネズミ?って、羽生ファンの私には奇想天外過ぎて、私はこの段階で、思わず笑ってしまいました。 突然、何を言い出すか解らない面白さが、町田選手にはあります。 

途中で、アナウンサーが、「ネズミなのに!」と絶妙なタイミングで、突っ込みを入れています。(笑)

でも、町田選手が何が言いたいのかは、羽生ファンの多くの方は、よく解るだろうと思います。 そういう強さに惹かれている羽生ファンは非常に多いだろうと思いますし、私もそうですし。

ここで重要なのは、羽生選手が「本当にネズミなのか否か」とか「ネズミという例えが適切か否か」ではなくて、「仮に、ネズミだったとしたら」の例えで話している、ということです。

羽生選手には確かに、相手が誰であろうと、敵がどんなであろうと、壁がどんなに高そうに見えようとも、「なんら劣等感を覚えることなく、ひるまず、怖気づくこともなく、かえってやる気を出して勇敢に立ち向かっていく・・・」という強さ、姿勢が顕著に見られる、珍しい選手です。 

すごくカッコイイと思いますし、感動します。

こういうの、欧米だと「ダビデのような勇者」と言います。ダビデ(英語名:David デービッド)は、旧約聖書に出てくる勇敢な少年、巨人に臆することなく一人で立ち向かって、周囲の心配をよそに”知恵”をもって大勝利し、後に「王」となった有名な人物「ダビデ王」のことです。

・・・やっぱり、王になっていますね。(笑)

 

氷上で突然、何をやりだすかわからない面白さを持つ羽生選手 と、何をどう表現してくるかわからない面白さを見せる町田選手。

最高の組み合わせですね… 

引退して、お笑い路線で自虐ネタ連発、ショーでも大活躍中の織田信成さんといい… 高橋選手が、昨年末に、男子シングルの世界を、個性的過ぎて「動物園のような面白さ」と表現したのが、よく解ります。(笑)

演技力高いし技術力高いし、サービス精神旺盛で、皆さん、色んな才能が豊かで、日本の男子フィギュアは、今本当に凄いですね。 

 

当の羽生選手はと言えば、「今の自分には足りないものが多すぎる。」と、真面目に、最新の新聞インタビューで答えています。↓

私は「羽生語録」も以前から大好きです。興味深いことを沢山言ってくれるので。(笑) 型破りな天才の発想の片鱗がそこここに見られて面白いです。

インタビュー全文はこちら。   http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2014041002000111.html

  

ついに「バレエを習いたい」と表明した羽生選手! 表現力向上への意欲を高めています。

「見せる技術を何もやっていない」などという羽生選手ですが、バレエをやったこともなくて、それでもあれだけ柔軟でしなやかで、跳躍力があり、強力に魅せられる技術を(生まれながらに)もっているのは、常識を超えて本当にすごいだと思います。 とんでもない才能。

もともと、ダンス能力が相当高いレベルにある羽生選手。

既に取り組んでいるヒップホップだけでなく、羽生選手が本格的にバレエに始まり、タンゴ等、ダンス全般を習い出してその才能をさらに磨き上げ、本来の感性を爆発させて表現するようになったら、とんでもなく素晴らしいことになると思います。まさに文字通りの無敵になりそう!!

 

一方で、プルシェンコさんが、世界選手権の羽生選手を見て、羽生選手には「4回転+4回転+4回転」さえも可能、などと言い出したようです。(4回転トーループを3連続で跳ぶ、ということです。)

テレビでの電話インタビューで、そう言っていたのを見ました。驚いてしまいました。 3連続の4回転…? 驚異の世界ですね・・・ 

4回転を1プログラムに3回入れる、という意味ではありません。これは既にやっている選手もいますし、羽生選手にとってもちろん可能な範囲でしょう。

そうではなくて、3連続で跳ぶ4回転(コンビネーションジャンプ)のことを言っています。 これが、プルシェンコさんが言っていた、「自分が指導すればユヅルをあと頭二つ抜きん出た選手に出来る…」の具体的な内容の「一部」なのでしょうか? 

天才ジャンパーだったプルシェンコさんがそう思うのなら、羽生選手にはそういう可能性が確かにあるということなのでしょうね… 恐るべし。

しかも、プルシェンコさんはどうやら、徹底して羽生選手に、かつての自分の記録を塗り替えて欲しいようです。本物の王者気質のプルシェンコさん。すごいですね。

でも、ファンとしてはちょっと微妙です。すごいとも思うけど、それで体をダメにしたら…。 もう、凡人には理解不能な世界ですし、判断は天才同士にお任せして、こちらはもうただただ祈りつつ、見守るしかない心境です。

かつての絶対王者、伝説のお方をここまで期待させ、熱くさせる何かをもつ羽生選手。 なんとも罪な男ですね…(笑)

 

羽生選手本人は、このインタビューの中で、こうコメントしています。

まだ足りないものが多すぎる。今年20歳になってしまう。引退まで本当に数えられるくらいのシーズンしかないと思っている。けがしたら終わりなので、健康でいて、もっと未来の自分を広げられるように日々努力するだけだと思う。」

表現力重視に舵を切りそうな発言ですが、でも、4回転ループ跳んだくらいだし、絶対に技術的な挑戦はやめないようですね。今までよりもは少し慎重に取り組むって程度でしょうか。

「引退まで本当に数えられるくらいのシーズンしかない」という言葉・・・ ちょっとドッキリしました。  やだなあ。

 

さらに、詳細なインタビュー内容はこちら。 ↓

世界選手権後に、色々と心境の変化があったようです。 賢いし、頼もしい。感動しますね。

羽生選手のあの強さの秘密は、考え方というか、姿勢というか、心のあり方というか・・・やはり、精神的な部分がすごく大きい気がします。

 http://mainichi.jp/graph/2014/04/10/20140410mog00m050009000c/014.html

10年後には引退しているだろう、とも言っています。 まあ、それはさすがに仕方がないですね。(笑)

 

もう一つのインタビュー記事がこちら。

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/sports/20140411k0000m050088000c.html

 

これらでは、今でも震災に対する「無力感」は変わっていないと述べています。どうやら、「直接的な支援」をしていないからのようですが。

今、羽生選手が今スケートでやっていることは、将来、直接「支援」をする力をもつためにも、重要なことだし、必ず大きな実を結ぶと思います! 応援します!

 

連日連夜のアイスショーめぐりの羽生選手ですが、その最初となった名古屋フィギュアスケートフェスティバルで、「白鳥の湖~ ホワイト・レジェンド」を披露してくれています。

これがまた、もう、本当に本当に素晴らしい!! 

http://www.youtube.com/watch?v=EkyJ5RmsjBM&feature=youtu.be

2014名古屋フィギュアスケートフェスティバル 羽生結弦 「白鳥の湖」+アンコール「パリの散歩道」

 

魅惑の白鳥再び!すごい!! 驚異的です!!体の痛みなんかないように見える「渾身の」演技です。 滑りが美しく、たくましくてしなやかで、力強くて、なおかつ優雅で柔軟で芸術的で哀愁漂う、文句なしの凄い演技です。

解説者の言葉通り、これは本当に王者の貫禄。  羽生選手を最初に見た頃の衝撃的な感動を思い出しました。 

羽生選手の白鳥は、やはり明るい照明の下で見たほうが良いです。全身から醸し出される気迫、連続した流れの美しさ、羽先を表しているような手先の微妙な表現までもを、見落とさずに明瞭に見られるから。

 

15,6歳の頃は、白鳥もオデット姫も王子も、一人で全部の役をこなせそうにさえ見えた羽生選手。 独り舞台「白鳥の湖」なんてものを、氷上でこなせるような可能性をもつ逸材は、恐らく後にも先にも、この人くらいだろうと思っていました。

でも、この後羽生選手は、白鳥衣装のままで、「パリの散歩道」を疾走する「謎の氷上の生物」に、鮮やかに変身してくれました!(笑) (← 羽生選手、自分のことを「氷上の生物」と表現して笑いをとったことがあるので・・・。)

「白鳥の衣装」+「パリの散歩道」というのは、不思議な感じで、なかなか貴重な映像かも。

 

羽生選手は毎年、この「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」では、かなり質の高い演技を見せているように思います。 やはり名古屋だから気合が入るのでしょうか。「名古屋のお客さんは目が肥えているから」って羽生選手も冒頭のインタビューで言っていますしね。

 

これを観ると、 「羽生・白鳥」 対 「町田・火の鳥」 という、世界選手権の金銀メダリスト二人による、究極の「鳥演技・対決」なんてものを、連続で見てみたくなりました。 

羽生選手の白鳥はもともとSPだし、町田選手の火の鳥はFPですから、プログラムの長さが違うので、得点での直接比較なんて出来ませんが、得点なんかはもう、どうでもいいですから(笑)、ただ続けて観てみるだけで、そのお二人の個性の違い際立って、面白そうです!! 

 

今、羽生選手は、全国各地で、「花になれ」と「白鳥の湖の和風アレンジ版・ホワイトレジェンド」を交互に披露しているようですが、どちらも大好きな私としては、できることなら、全部を見て周りたいくらいです。

もちろん、そんなことは、時間的にも物理的にも金銭的にも、絶対に不可能ですけども…。

フィギュアスケートのチケット代は、とにかく高すぎます。 家族で見に行くのが厳しくなるような金額なのは、本当に残念です。

せめて、きちんと、選手たちに「適切な金額」が還元されているのならまだ良いですが…どうなのでしょうか? 非常に気になります。

アイスショーは、きっと出場した人たちは、それなりの報酬をもらえているのだろうと思うのですが。

 

 

羽生選手、”もっと「伝わる演技」がしたい”、ということですが、最近私が観た羽生選手の演技は、本当に素晴らしかったです。

「伝わってきた」し、圧倒されたし、ただただ言葉を失いました。 

町田選手の演技は、気迫と魅了しようとするエネルギーが凄かったです。存在感が圧倒的でした。でも、羽生選手の演技からは、まるで光が放たれているような凄さがありました。

他の選手たちの、それぞれのベストともいえるほどの素晴らしい演技も沢山見ることができて、そういう意味では本当に今年は最高のシーズンでしたが、それでもやはり、羽生選手はその中でも私の目には、”別格の輝き”を放っていました。 すごい貫禄があったと思います。

今後はさらにそれが増していくのでしょう。 楽しみですね。

 

ソチ五輪後の、私の当初の予想をも軽く超えてしまった、羽生選手の凄まじい人気ぶりを目の当たりにすると、さすがにちょっと今でも戸惑いを覚えることもあるのですが、それでも、羽生選手を応援してきて良かったな、と思える、幸せなシーズンでした。

羽生選手、本当にどうもありがとう!!

いつも、見ているだけで幸せになれるような、素敵な、凄い演技を、どうもありがとう!!

 

それから、ショート歴代最高得点の、ギネス記録登録も、おめでとうございます!!

でもきっと、このギネス記録も、所詮は記録連発の始まりの一つ、に過ぎなくなるのでは…。

http://www.youtube.com/watch?v=YuIA6lZylfc&feature=youtu.be

 

ブログの更新をしていようがいまいが、関係なく、いつも心から応援しております。

(ブログの更新がない時は、単に忙しすぎて時間がないだけです。 根っからの羽生ファンの私が、応援をやめているようなことはまずあり得ませんので、どうぞご理解下さい。)

 

私から見て・・・、羽生選手は、歴代男子シングル選手の中で、間違いなく 史上最高のスケーターです。

 

 

 マイア・シブタニ選手(アイスダンス)のツイッター投稿画像より拝借  

札幌アイスショーでの選手達   一番左が羽生選手 ! すごく良い笑顔です。

 

 

 


羽生選手の「ロミオとジュリエット」、ついに完結

2014-04-05 | 世界選手権2014関連

2014年の世界選手権、エキシビション。

世界選手権王者と同時に、3冠王となった羽生選手が最後に演じてくれたのは、2年前の「ロミオとジュリエット」の後半部分でした。

もう一つのロミオとジュリエット・・・ いやいや、こちらこそが、羽生選手の元祖「ロミオとジュリエット」です!

 

今シーズンは、大会ごとに、違うエキシビションプログラムを披露してきた羽生選手。

シニアデビュー後の4年間の集大成と位置づけていた最後の大会であることや、

この大会で、「ロミオとジュリエットという物語の”完結”を目指したかった」とのインタビュー発言もあったことから、

どう考えても、残っている演目の中で、この「日本開催の」しかも「世界選手権」の場でやるのに相応しいのって、

世界選手権で初銅メダルをとり、「羽生結弦」「Yuzuru Hanyu」の名を世界中に最も知らしめた、2年前のあの「ロミオとジュリエット」ぐらいしかないんじゃないか…とは思っていました。

 

でも、羽生選手本人が「あれと同じものはもう出来ない」と言っていたくらいだし、今の腰を痛めていそうな体調を考えると

かなり厳しそうなプログラムだから、ここは避けるのか、やっぱりやってくれるのか… どっちかな?? と思っていたのですが。

 

同じ事を思っていた方々は相当多いようで(笑)、フリー終了後の「スモールメダルセレモニー」のインタビュー時に、同じような質問をした方がいて、それに対して、羽生選手が答えています。 ↓

(この時点では演目は結局秘密にされていますが。)

その時の羽生選手の動揺ぶり、困惑の様子、その他の質問に羽生選手が答えてくれた全内容も含めて、羽生ファンならかなり見ておく価値はあるかと思います。

特に、今後もアイスショー等で、どこかでやるかもしれない「旧・ロミオとジュリエット」について、

”(2年前の)ニースで行われた世界選手権の時と同じ演技は、自分では(悔しいけれども)、もう絶対に出来ない”

”今の自分のベストな演技というものを見せるので、そういうつもりで暖かく見守ってほしい”、という趣旨のことを、あの演技の再現を期待するファン向けに話していることは、是非知っておくべきでしょう。

(余談ですが、この動画の中での「表現力」についての質問への町田選手の答えが、かなり秀逸です。羽生選手もせっかくだから、ぜひカナダの大自然を心から味わって楽しんでおいて下さい!)

世界選手権2014 スモールメダルセレモニー4  羽生・町田・フェルナンデス 

 

これを今シーズンの最後のエキシビションで演じる、というのは、かなり前から決めていたのだろうと推測します。

世界中の、多くの羽生ファンがエキシビション当日、感激しているであろうことが、容易に想像できました!(笑)

http://www.youtube.com/watch?v=5zETc8_Mg1c#t=277

 

以前よりも優雅で滑らかな舞で、特に前半部分は2年前よりもさらに強く「静」の部分、どちらかというとロミオの内に秘めた恋心というか、激情を抑え込もうとする側面を強く感じさせるような演技になっていました。

以前の、「情熱のまま突っ走る」、「繊細なのに激しくてがむしゃら」「命つき果てても、最後には愛の高らかな勝利宣言で終わる」かのような印象の羽生ロミオは、やはり16~17歳当時だったからこその魅力。

原作のロミオと同じあの年に、あれを演じさせたコーチの判断は、素晴らしすぎます。

私はもともと、羽生選手を「王子様像」のようには見たことは全然なかったし、ただひたすら「すごい天才少年!」というイメージでいたのですが、ソチ五輪のEX白鳥も、今回のロミオも、すべりが滑らかになって動作がやや優雅になってある種の品を感じさせたせいか、あるいは、年齢的な見た目や体格も影響したのかわかりませんが、どちらかというと、白鳥やロミオというよりもは、まさに「どこかの国の戦う王子」のようなイメージが強く残りました。 (肩書きと根性は既に王子を超えて王者になっていますけど…。)

後半のステップ部分、優雅ながらも全力で演じてくれていて、それが「戦う」王子イメージにつながったかも。(腰と膝が大丈夫なのか気になりましたが…特に最後のビールマン。)

羽生選手は本当に「その時に出来るベスト」のものを、本当に全力で見せてくれる人だな・・・ と、改めて感心させられました。

 

ソチ五輪のエキシビションでもそうだったんですけれども、演技終了後の羽生選手のなんともいえない眼差しを見て、

やはり、震災のことやこれまでの様々な苦労その他を思い出しているのかな… と思いました。

でも、これで本当に、完結となりましたね。

未来に向けて、また新たな一歩を踏み出して頑張って欲しいです!

 

 

エキシビションのオープニングでは、女子優勝者の浅田選手との共演で、羽生選手はロミオ衣装でハイドロを披露してくれました!!

これはとても素敵な演出でした。

旧・ロミオ衣装でハイドロですよ!!(笑)  浅田選手のスピンも素敵です!

これは羽生選手の仙台時代のコーチ、阿部奈々美さんの演出だとのことです。

さすが、17歳までの羽生選手のコーチ、それまでの全プログラムや、旧ロミオとジュリエットのプログラムを印象的に振り付けしてきただけのことはあって、どこで何をどう羽生選手にやらせると観る側に効果的になるのか、本当にすごく良く解っていらっしゃるのだな…と、しみじみと感動!

テレビでは放映されなかったのが残念でしたね。 羽生選手は、以下の動画の、本当に最後のほうで出てきます。

(画面上に表示される多くのコメントを消して見るには、右下のセリフ吹き出しマークをクリック)

 

 

その後のテレビ出演などでは明るい笑顔に戻っていて、忙しそうだけどちょっと安心しました。 

 

羽生選手自身、「金メダリスト」「王者」、というような一時的な肩書きよりも、まだまだ「挑戦者」状態を望んでいるようですし、

不動の最強アスリートを目指したいようです。 

見た方も多いと思いますが、羽生選手の今の本音がよくわかる、松岡修造さんとの対談動画です。 ↓ 

http://www.youtube.com/watch?v=S4uRDlnAjsY

 

松岡修造さんと羽生選手の対談ではいつも思うのですが、「熱すぎるほど熱い男」で有名なはずの松岡さんが、

年齢を重ねて落ち着いてきたとはいえ、羽生選手と並ぶと、大して熱くないように見えるところが、怖いところです。(笑)

羽生選手の内側から、静かに、でも、激しく燃えている闘志の熱さが、それだけ凄いのか…。

 

この対談では、いつか絶対に言うことになるだろうなとずっと思っていた「(名前はゆづるだけど、)絶対に譲らない!」(笑)発言が、ついに出てきます。

松岡さんも、「名前からすると譲りやすい・・・?」 なんてわざわざ。(笑)

”3冠王者”の座も、そう簡単には譲らない強い覚悟で、羽生選手はいることでしょう。

 

羽生ファンには今さら言うまでもないですが、羽生選手の名前の平仮名表記は「ゆづる」であって、「ゆずる」ではありません。

英語だと、どちらも同じ「yuzuru 」表記になるので混同されやすいですが。

「結弦」の「弦」は、「つる」ですから。

弦はしなればしなるほど、折れるどころか、さらに強い勢いで跳ね返ってくるものです。  まさに羽生選手の性格そのもの!(笑)

「羽が生えたような演技」と呼ばれるその演技にマッチした印象的な苗字も合わせて、ご両親から、本当にすごい名前を頂きましたよね。

最初の頃は国際大会で「ハンユー(han・yu)」だの「アニュー(hを読まずに発音する言語国中心)」だの「ハニャ・ハンニャ(hanya)」だの(←日本語的には、これは失礼ですね…(笑))と、読み&書き間違えの多かったお名前も、ついにどこでも正確に読まれるようになってきて、めでたい限りです。

今後はもう間違えられることはないでしょう。

 

でも、さすがの羽生選手も、金メダリストになって、余計な苦悩を抱えたであろうことが、言葉の端々からうかがえました。

羽生ファンとしては、特に名誉毀損レベルの酷い記事や、羽生選手を貶める目的が見え隠れするもの、暴利むさぼり目的で羽生選手をただ都合よく利用しているようなもの、明らかに羽生選手本人が喜ばないだろうと感じさせるようなもの等には、振り回されたり、関わったりしないようにしたいものです。

 

日本にいる間は、外に出歩かずに、こもるようになってきたという羽生選手。

今日の状況を見るに、カナダが拠点で良かったと本当に思います。

この「逆境」さえも逆手に、上手く乗り切って益々飛躍してほしいですね。

 

羽生選手、身体が辛いであろう中、渾身の新・旧ロミオ演技を、本当にどうもありがとうございました!