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「長所」を増やし、「成長」した「長い」2016年を、羽生選手の珠玉の演技で振り返る!

2016-12-31 | 羽生結弦選手のおススメ演技動画集

グランプリ・ファイナルを終えた後、羽生選手は、今年の1文字を聞かれて、「長」と答えてくれました。

昨年の「成」と合わせて、「成長」、という意味と、年の初めから怪我で苦しんだ期間が本当に長かったこと、

でもそこから、4回転ループという「長所」をも得ることが出来た、そんな成長を全て合わせて、「長」だと答えていました。

 

その後、最後の全日本選手権を、インフルエンザ+ 咽頭炎で 欠場となった羽生選手にとっては、

本当に本当に長く感じられる 1年だったことでしょうし、きっと最後の数週間で、さらに長く感じられたことでしょう…

 

ホントに色々とあった1年で、演技が出来た回数は、やや少なかった年になったかもしれませんけれども、

私から見たら、その数少ない中に、かえって、本当に素晴らしい宝のような演技をいくつも見せてもらった、

そんな年になったな、と感じています。

 

見られない時間が長かった分、見られた時の喜びや感動というのは、より大きくなるように思いました。

 

羽生選手の演技にも、深い思いが込められているものが、ずっと増えたように思います。

 

羽生選手が今年得られた「長所」は、決して4回転ループだけではなく、もっとそれ以上のものがあると、私は確信していますし、

将来へとつながり、希望となり、宝となり、実を結んでいき、

人生の深みとなっていくようなものが、沢山あるだろうと私は思います!

 

 

今回は、羽生選手が今年の間に見せてくれたエキシビション演技から、いくつかを抜粋して載せてみたいと思います。

 

今年3月~4月の世界選手権の、エキシビション 「天と地のレクイエム」。

 

 

羽生選手に良い意味で泣かされた演技は、私には既にかなり沢山あるのですが、

これは本当に、フィギュアスケートを観てきた自分の全人生の中で、最も泣いた、泣きすぎるほど泣いた演技になりました。

涙の主な理由は非常に個人的なものなのですが、それ以外にも、この演技からは、羽生選手の特別な感情が強く感じられ、そこに胸が激しく打たれたせいもありました。

アイスジュエルNo.4での羽生選手のインタビューにより、私が感じ取ったその思いは、確かに当たっていたことが判りました。

読んだ方はとっくにご存知と思いますが、

羽生選手は、「エキシビションの日は、これが人生で最後の演技になるんだというような覚悟で滑りました」 と、

そういう覚悟を決めて滑ったことを、このインタビューの中で告白しています。

 

やっぱりそうだったんだな…と、これを読んだとき思い、そして納得しました。

私は、決してこれが最後になるとは思わなかったし、それでは絶対に困るし(笑)、大丈夫だとは確信していたけれども、

羽生選手がそれほどの覚悟と状態で滑ったのだというのは、あの大会で起きたこと、その前からの様子を見ても推測できましたし、

何より、この時の演技そのものから、強く感じ取って、だからなおさら涙が止まらなかったというのがありました。

でも、その覚悟ゆえの深い感謝、清々しさ、滑れる喜び、みたいなものが、この演技にはあったと思うのです。

本当に胸にしみる、優しい演技でした。

散々泣いて、もうこれを見ても涙も出なくなったかな?と思ったけど、久しぶりに見たら、また涙が止まらなくなってしまいました。

私はこの演技には、「ありがとう」以外の言葉は、本当に言えません。

 

 

こちらは、動画主様が作って下さった、二つの演技を同時に並べてみた動画です。

右側が、今年の夏の24時間テレビで久しぶりに披露してくれた、「白鳥の湖~ホワイト・レジェンド」です。

左側に、2010年シニアデビューした時の、最初の試合、NHK杯でのショートプログラムだった、同じ演技を並べて下さっています。

 (動画主様、拝借いたします!)

 

 

 

この左側の演技は、まさに私を羽生ファンにした、思い出深い演技。

まだ東日本大震災も、原発爆発もなかった2010年に披露されたショートプログラムの、最初の状態の「白鳥」の演技です。

この時のショートの得点が何点だったかというと、なんと、69点台でした!  ショートだけなら、順位は5位。
 
それでも、長年フィギュアスケートを観てきた者を震撼させ、一発で惚れ込ませる様な素晴らしさ、一瞬で惹き込むような表現、凄まじい才能の輝きが、あったんですよね…!
 
演技が始まる直前、リンクの中央にやって来た羽生選手の目が、他の人たちとは全然違っていたのを、よく覚えています。
 
 
でも、右の演技をこうして同時に見てみると、なんとまあ、羽生選手の演技の、さらに本当に素晴らしくなったこと…!!
 
表現されているものも明らかに深くなっていて、改めて感動してしまいます…
 
そして、本当に体格も良くなりましたし、一つ一つの所作も洗練されて、カッコよくなりましたね。
 
 
 
 

 次は、同じ動画主様が、右は同じ今年の夏の演技ですが、左に、

あの2012年の世界選手権の時のエキシビションとして披露した、「白鳥」の演技を並べて下さっています。 

(動画主様、拝借致します!)

 

 

こちらは、エキシビションとしての「白鳥」の演技同士なので、振付が上の動画よりもは一致していて、より近いです。

やはり、今年演じてくれたもののほうがさらに素晴らしく、より惹きつけられる演技になっているように思いますね。

 

ただでさえ白鳥好きで、披露された当時は左の演技も最高に好きだった私ですので、

二つを同時に並べられたこの動画を見ていたら、

ちょっと脳がパンクしそうでした… (笑)

 

 

そして最後に、今シーズンお披露目になった新エキシビション、IL VOLO (イル・ヴォーロ)の歌う、

「星降る夜 Notte Stellata(ノッテ・ステラータ)」 です。

 

私は羽生選手の演技でベストはどれかと聞かれると、本気で迷って答えに窮するほど、好きなものがとても多いのですが、

「特別に思う」 プログラムがいくつも存在する中でも、これはさらに特別に素晴らしいと思える、そんな演技になっています。

 

もったいないから載せたくなくなる、とか、とても表現しきれないからもう何も書きたくない、とか、そういう感じです。

そのくらい素晴らしいと…

 

今年は、3回披露してくれましたが、毎回毎回ちょっとずつ違うのが、それぞれまた最高でした…!!(笑)

 

こちらは、グランプリ・ファイナルのもの。

 

 

 

上に載せたのは、競技プログラムではない演技だけ、ですけれども、

試合では、4回転ループもしっかり組み込めているし、グランプリ・ファイナルでは4連覇も出来たし、

 

こんな演技の数々が見られただけでも、そして羽生選手が無事に滑り続け、

試合での演技を見せてもらえていることを考えても、今年は本当に最高でした~!と、1年の終わりに私は心から思います!

 

羽生選手!

色々あっても、「成長」し、素晴らしい「長所」を一杯見せて下さり、宝のような演技をいくつも披露して下さった、

そんな素敵な2016年を、本当にどうもありがとうございました!

 

来年も、大いに期待しています!(笑)

 

羽生選手の、体調が少しでも回復していますことを祈りつつ…

 

皆様も、良いお年を~!

 

 

人間の道は 自分の目に清く見えるが、

主は(=神様は) その精神を調べられる。

 

あなたの業を主にゆだねれば

計らうことは固く立つ。   


(旧約聖書 箴言 16章2,3節  新共同訳より )




「僕たちの一歩は、誰かの一生」——「はたちの献血」CMと羽生選手の思い、聖夜のハーモニー

2016-12-23 | 羽生結弦選手の出演CM

 

毎年おなじみの、日本赤十字社の、「はたちの献血」のCMに、3年連続で羽生選手が起用されました。

20歳…から始まったこのCMですが、ついに羽生選手も22歳になりました。 

今年のテーマは、「僕たちの一歩は、誰かの一生」

 

「とどけ、いのちへ」 というタイトルで作られたCMです。

CMが実際に流れるのは、2017年の元旦以降のようです。

 

 

 劇場版CM 60秒バージョン

CM 30秒バージョン 

 

CM 15秒バージョン 

 

 

ラジオ 20秒バージョン (声のみ)

このラジオの、声のみのコマーシャルが、なかなか良いですね。 羽生選手が一人で沢山しゃべってくれるから。(笑)

毎日、およそ3000人が輸血を必要としているそうです… 

 

以下、今回の一連のCMに関連しての、羽生選手へのインタビューと一問一答、羽生選手からのメッセージです。

http://www.wws-channel.com/news2/24745.html

 

羽生選手からのメッセージ

今年のテーマは、「僕たちの一歩は、だれかの一生。」です。 

僕が一生懸命頑張ることで、見た人に感動を与えられたり、

もしかしたら勇気を与えられたり、元気が無い人を励ますことが出来るかもしれない。


僕はそういう思いを持って日々苦しいトレーニングに励んでいます。 

自分が動けば、きっと周りの人や空気も変わると信じています。

献血もきっと同じだと思います。


 

私は、羽生選手からは、ずっと勇気をもらってきていると思っていますので、本当に感謝です。

 

勇気だけでなく、感動も励ましも。

 

 

 

でも、そういう思いをもって、日々苦しいトレーニングに励んでいるのだと聞くと… 

そうだったんだね、と…

なんだかちょっと、申し訳ないような気持ちになります。

 

 

今回のことが、日本のトップ選手として、いつもハードスケジュールを強いられてきた羽生選手にとって 逆に 「良いクリスマス休暇」となり、

滅多に得られない年末年始のお休みになってくれると良いな、と改めて思いました。

 

 

 

 

羽生選手 インタビュー


Q1. 新しいCMをご覧になっていかがでしたか?感想を教えてください。 

「アニメの僕がCMに出るのは初めてのことじゃないかな?

まさかアニメ化される時が来るなんて思ってもいなかったので、感動しました!!

でも実際に見てみると・・・ちょっと照れくさいですね(笑)」



Q2. 今年のメッセージは「とどけ、いのちへ。」ですが、残りわずかとなった今年、羽生選手自身は誰に何を届けたいですか? 

「僕自身、みなさんの応援に支えられています。

いつも応援してくれているみなさんには、僕の演技で勇気を届けたいと思っています。 」



Q3. 「はたちの献血」キャンペーンキャラクターを初めて任命されたのが2年前でした。

当時を振り返って、20歳の時と比べてここが大人になったな、ということがあったら教えてください。

「自分自身満足のいく結果が出なくても、次の日まで引きずらず、

前に一歩を踏み出す精神的な強さがついてきたかなと思います。

ぜひ2017年の羽生結弦にも期待してください! 」

 

…もちろん、来年も期待しているし、いつも期待しています!(笑)

 

勇気はしっかり、届いています!

 

 

 

このアニメの羽生選手は、カワイイ絵だけど、同時にちょっと大人っぽい感じで、ほのぼのしていて、なかなかいいですね。

 

だけど、これ、「これは羽生選手です」って言われないと、

さすがに絵を見ただけでは羽生選手とはわからないというか、気が付かないとは思うんですけど… そのくらいでちょうど良いかも。 (笑)

 

 

病気になって、何かが出来なくなる時——— 当たり前だと思っていたものが、当たり前ではなかったことに気が付けます。

 

インフルエンザを、帰国後2日で発症している羽生選手は、明らかにグランプリ・ファイナルのフランスで移されたと思われ、百歩譲っても、機内か、周囲の人たちから移されただろうと思います…

 

移る移らないは、予防接種はあまり関係ないというのが、私の経験からの実感。

予防接種を受けた年にはなぜか必ずインフルエンザにかかり、受けなかった年には、周りでかなり流行していても、なぜか自分には移らなかったという体験を、私はここ10年繰り返していますので、こればかりは難しいですね。

 

ある程度生きてくると、知らない間に移されたインフルエンザのせいで、大事な何かが狂ったとか、大事な何かを逃したとか、大事な機会を失なった、という、自分の予定していた「人生を大きく変えてしまうような」経験のある人は、それなりに多いのではないかと思います。

その瞬間は、ただ悲しかったり、悔しかったり、ちょっと無念だったり。

 

ところが、しばらくたつと、

あれさえなければ——— と思っていたようなものが、「あれがあったから」——— という感謝へ変わる瞬間が、人生には訪れたりする。

それに気づいた時の感動と喜びというのは、本当に得難いもので、いきなり見えてくる景色が変わったりします。 

 

羽生選手を応援していて、一番私が嬉しいのは、そして何より感謝なことは、そういう感動の瞬間が、驚くほどとても沢山、自分の身に起こってきたことです。

 

だから私は、羽生選手に、確信をもって言いたいですね。

今回のことは、必ず、未来の祝福につながっていくよ!と。

 

 

痛みや熱からも解放されて、少しでも楽に過ごせますように、お祈りしています!!

今までは見えなかった景色や、見えなかった何かが見えてくる、素敵な気づきのある、そんな特別な聖夜になりますように…!!

 

ご自宅で、どうか沢山の責任やプレッシャーから少しでも解放されて、

ゆっくりとした、リラックスしたクリスマスを過ごせますように…♪

 

最後に、素敵なハーモニー動画を二つほど。

 

 

 

 

 


羽生選手、どうかお大事に! インフルエンザで全日本選手権欠場が決定

2016-12-21 | プロアスリート羽生結弦・羽生選手関連ニュース

 

ビックリな… しかし、十分にあり得たよね…というニュースが入ってきました。

 

読売ニュース 羽生選手、全日本を欠場

 

デイリーニュース 

 

羽生選手がインフルエンザにかかったため、22日から始まる予定だった、全日本選手権を欠場することが、

日本スケート連盟から発表されました!

 

羽生選手は、帰国後の 15日にインフルエンザを発症。

その後に咽頭炎を併発し、今後も1週間程度の安静加療が必要と診断されたようです。

 

羽生選手のコメントです。

「応援してくださっている皆様、スケート関係者の皆様、スポンサーの皆様、メディアの皆様、そして全日本フィギュアスケート選手権大会を楽しみにしてくださっている皆様、ご心配とご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありません。

今は安静加療に専念し、体調をしっかり戻していきたいと思っております」

 

今、一番落ち込んでいるのはきっと、羽生選手だと思います。

でも、連戦が本当に大変だったし、

神様から ちょうど良い「強制休暇」を頂いたのだと思って、どうかリラックスして体調を回復させてほしいと思います!

 

「連覇」は出来なくなっちゃったけど、それもまた意味のあることかな、と。

 

沢山頑張ってきた羽生選手。

よくお疲れをとってほしいと思います!

当日インフルエンザが発症して、体調が悪いのに無理に出てしまい、後から発覚、なんていうことになるよりずっと良かったです!(笑)

また、治りかけで無理して出てくる羽目にもならずに済み、咽頭炎も併発だとのことですが、試合が始まるより、先に判明して確定したのは本当に幸いでした!!

 

グランプリ・ファイナルも4連覇していることだし、インフルエンザという、まさに「やむを得ない事情」なので、

来年の4大陸選手権や世界選手権には、きっと問題なく派遣されることでしょう。

 

気持ちはもうそちらに向けて、良く寝て、良く休み、体調を戻してくださいね!

 

グランプリ・ファイナルでは本田真凛選手がやはりインフルエンザで、現地フランスで急遽・欠場となっていたため、

どこまで移ったり広がったりしているのか、懸念されているところでした。

 

試合は寂しくなるけれども、世の中もちろん、そういうこともあります。

 

これで、チケットの高額異常転売、異常高額購買のアホらしさに気付く人が増えれば良いですが。

 

羽生選手の才能が、これ以上、悪しきところに悪しき形で利用されていくのは、見ていて本当に忍びなかったので、

これで、そのようなことが少しでも減り、食い止められれば、これもまた幸いなことです。

 

最近色々、周辺で、あまりにも異常なことが見え隠れしていたから、

むしろこれで羽生選手は何かから守られただろうと、私は思いますので、これもまた心から、神様に感謝したいと思います!

 

羽生選手!!

これからの数日間、少しでも元気になり、心休まり、心穏やかに、心満たされる日々を送れますよう、少しでも速やかに癒されますよう、心からお祈りしていますね!!

 

どうかお大事に!!


このことがかえって、羽生選手への大きな祝福となっていきますよう、心からお祈りしております…!


羽生結弦選手とプルシェンコ選手、本田武史さんの証言から知る、天才の真実

2016-12-20 | フィギュアスケート全般について

 

今月初め、かつて話題になった、リアル・タイガーマスク運動の、「伊達直人さん」、がついに御本名を明かしたとのニュースがありました。

ご自身も児童養護施設出身で、ランドセルが買えなかった思いから、同じ境遇の子供たちにプレゼントしたという、普通の社会人の方だったことがわかりましたけれども、自分の過去の悲しい体験を、良きことのための力に変えていかれたその話を聞くと、

誰かさんを連想させられますね… 

 

サンタクロースの起源でもある、「聖ニコラウス」とは、

イエス=キリストの言葉に従って、恵まれない子供たちのためにプレゼントを寄付した、昔の実在の人物です。

「聖ニコラウス」 (セイント・ニコラウス → サン・ニコラウス → サンタクラウス→ サンタクロース) 

 

さてさて、伊達直人… ではないけれども、自分の五輪・金メダルの報奨金の全額を、迷いもせずに被災地に寄付した、

やけに素直で実直な「伊達」の殿様を演じた方なら、羽生ファンは、良く知っているでござる!

 

羽生ファンなら多くが知っていることでございますが、このお方、子供の頃は、だってー!だってー!っとゴネては、年上にむかっても平気で食って掛かっていく、超負けず嫌いな、一歩も引かないお子様だったそうな。(笑) 

伊達にただの負けず嫌いだったわけではないようで。(笑) (都築コーチや、佐野さん談より)

ついでに可愛い顔して完璧主義だったりするのは、この頃から同じという、お子様時代の映像がこちら。

 

ござる… いや、時に「子ザる」のもお得意な、負けず嫌いな 羽生藩のお殿様は、

先日のグランプリ・ファイナルで、あの6名の中で一番おでこが狭かったことが、並んだ写真撮影時についに発覚してしまい、

日本の悩める中高年男性を励ますためにも、自ら率先立って「ハゲむ!」と宣言されてはきた殿ではございましたが、

世界は広く、その道は思いのほか険しく、ライバルは実に多く、チャン選手の激しい進化ぶりに思わず目を見張り、

オーサーコーチやキャンデロロさんはおろか、「頭頂部の頂上決戦」では、なかなか外国勢に勝てる見込みはないと思ったのか、

ついに先日、方針転換と思しきご発言があったとか…。

な、なんと、

「これから、髪る!」と宣言されたそうな…  (←かみる!と読むそうな… ほほう、21世紀の日本語は難しいでゴザルな。)

 

グランプリ・ファイナルから帰国直後に、成田空港で応じたという、

全日本選手権に向けての目標として、「結ぶ!」と宣言された、殿のインタビュー番組が、こちらでござる

 

 

この中で、羽生選手は、「言霊」についてきかれ、「言霊ってあると思います」と答えています。

「できる、できる、できる」については、耳から入ることで錯覚してくれれば、と言っていますけど、

それはつまり、思ってはいなかったということでしょうか…? (笑) 

 

「言霊」は、日本独自の発想だなどと勘違いしている方も多いようですが、

そもそも「言霊」の思想というのは、聖書に起源があり、それどころか、聖書は始めから終わりまで、「言霊の思想だらけ」です。 

旧約聖書も、新約聖書も、どこもかしこも、言霊の力について力説されている箇所だらけです。 

キリスト教は「告白の宗教」などとも呼ばれますが、「言葉の力が全て」、と言っても良いくらいです。

ただし、「心」「本音」が伴う言葉でないと、価値も効果も認められませんが。

 

新約聖書・「ヨハネによる福音書」は、超・有名な、次の一連の言葉で始まります。(1章1~5節)

初めに言(ことば)があった。 言(ことば)は神と共にあった。 言(ことば)は神であった。

この言(ことば)は、初めに神と共にあった。 万物は言(ことば)によって成った。

成ったもので、言(ことば)によらずに成ったものは何一つなかった。

言(ことば)の内に命があった。 命は人間を照らす光であった。 光は暗闇の中で輝いている。 暗闇は光を理解しなかった。

 

さて、英語だと、次のように訳されています。 ( John  1: 1 - 5   Today's English Version)

In the beginning the Word already existed; 

the Word was with God, and the Word was God.

From the very beginning the Word was with God.

Through him God made all things; not one thing in all creation was made without him.

The Word was the source of life, and this life brought light to people.

The light shines in the darkness, and the darkness has never put it out.

 

KJVだと、冒頭は次のように訳されています。 (John 1:1-5  King James Easy Reading Version)

In the beginning was the Word,  and the Word was with God,  and the Word was God 

 

つまりどれであっても、「神=言葉」だとまで言っているのがわかるかと思いますが、

「世界の全ては、「言葉」 (神の言葉)によって成り立った」、と説明されているのが、聖書です。

ここでいう「言(ことば)」とは、イエス=キリストを指しますが、そもそも旧約聖書のスタートである「創世記」もまた、

神の言葉によって世界の全ては創られていった様が描かれ、世界は言葉によって成り立った、との記述から始まっています。

言葉は非常に神聖なものでもあり、だからこそ、悪い言葉、汚れた言葉を使わないよう、聖書は繰り返し警告しています。


参考例:

「言っておくが、人は自分の話したつまらない言葉についてもすべて、裁きの日には責任を問われる。

あなたは、自分の言葉によって義とされ、また、自分の言葉によって罪ある者とされる。

(イエス=キリストの言葉    マタイによる福音書 12章36,37節  新約聖書 新共同訳より ) 

 

 

また、肝心の救いさえも、実に単純に、「心を伴う言葉」 によって成立するのが、キリスト教の真理です。

「口でイエスは主であると公に言い表し、心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら、

あなたは救われるからです。

実に、人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。」 (ローマの信徒への手紙 9章9,10節)

 

主(=神様)の名を呼び求める者はだれでも救われる」 のです。 (ローマの信徒への手紙 9章13節)

 

 

 

さて、この番組の最後を観る限り、

仙台人なのに広島カープファンだという羽生選手は、今カープで流行語の「神ってる!」とやらを思い出し、

きっとひらめいたように顔を輝かせて、得意になって語ってくれたに違いないと私は勝手に想像するのですが、

やはりちょっと これは 「コザル・モード」な言葉だったのか…(笑)、

スルスルと木のてっぺんに上ったつもりが、見事に広島カープのことはスルーされて、ちょっと寂しく星を見上げた 星降る夜かな?

羽生選手の滑りの本領発揮は、やはり、氷の上でこそ期待したいところです! 

 

「神る」 ことが出来るかどうかは、神様がお決めになることですからね…! どうか頑張って下さいね!(笑)

 

あ、「髪り方」ですけど、個人的には、SPの頂上作戦では、NHK杯の時のものが今のところ、一番カッコよかったと思いました、はい。

 

 

 

 さて、そんな羽生選手の永遠の憧れ、

誰もが認める天才・ プルシェンコ選手の自伝(英語版)を、翻訳して下さっているサイト様があります。

こちらが、プルシェンコ選手がスケートをやることになったいきさつ、

その運命的な出会い方を書いた文章(自伝)を 翻訳して下さった文章 です。  ←クリックどうぞ

 

熱心なプルシェンコ選手ファンなら、ほぼ皆知っていると思われる、有名な内容です。

不思議ですね、この「絶対にスケートをやりたくかなった女の子」との、まさにこの時この瞬間での、お店での出会いがなかったら、

今のプルシェンコ選手はいなかったわけですから。(笑) 本当に運命の出会いですね。

これ、プルシェンコ選手は、「神様がスケート靴を下さった」と、他の時には表現しておられましたね。

 

さて、そんなプルシェンコ選手は、共産主義国・ソビエト連邦(現・ロシア)に生まれながら、幼少期に神様に呼ばれて、自らご両親を説得して、自ら進んで希望し、教会に行って洗礼を受けたという、驚きのお子様だったエピソードを、ご自分で公にも告白されてきました。

やはり天才は何か違いますね…

 

その、プルシェンコ選手の、心の部分を告白してある箇所が、次のページです。

 プルシェンコ選手の自伝の一部を翻訳して下さっているHP ←クリック

 

以下、上の文章の、一部だけを抜粋させてもらいました。

 

信仰は僕にとって重大な事柄だ。

僕の魂がそれを必要とする時、僕はいつも一人で教会を訪れる。

僕は、自分の才能は神から与えられたもので、これ無しではきっと何者にもなれやしないだろうと思っている。

そしてまた、この才能は大きな責務であるとも感じている。

僕は、僕の持ちうる才能すべてを出し切らねばならない。

そのために、僕はたくさん、徹底的に練習をしなければいけない。

つまり、プログラムの細かい部分まで、しっかりと熟考しなければいけないということだ。」


 

才能を責務(使命)とも感じており、この才能全てを出し来ならなければならない、という発言は、

羽生選手も良く言っていることでもあり、この意識は、全く同じですね。 

…っていうか、熱血プルシェンコ・ファンの羽生選手はそもそも、プルシェンコ選手の言葉は、

私なんかよりずっと詳しく知っておられることでしょう。

 

さて、上のプルシェンコ選手の言葉の根拠となっている、有名な聖書の言葉が、これです。  

これは、イエス=キリストの語った言葉です。 以下に出てくる「わたし」とは、全てイエス=キリストのことです。

ついでに、これは実は、「レッツ・ゴー・クレイジー」の歌詞の中で、プリンスさんが歌っている内容でもあるのです!

 

「わたしにつながっていなさい。

わたしもあなたがたにつながっている。 

ぶどうの枝が、木につながっていなければ、自分では実を結ぶことができないように、

あなたがたも、わたしにつながっていなければ、実を結ぶことができない。

わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。

人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ

わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである。」

ヨハネによる福音書 15章4~5節   新約聖書 新共同訳より )

 

「あなたがたがわたしを選んだのではない。

わたしがあなたがたを選んだ。 あなたがたが出かけて行って実を結び、その実が残るようにと、

また、わたしの名によって父に(=天の創造主たる神様に)願うものは何でも与えられるようにと、

わたしがあなたがたを任命したのである。

互いに愛し合いなさい。 これがわたしの命令である。 」

(ヨハネによる福音書 15章16~17節   新約聖書 新共同訳より )

 

わたしはまことのぶどうの木、わたしの父(=天地創造の神)は農夫である。 (※神様を農夫に例えてあります)

わたしにつながっていながら、実を結ばない枝はみな、父が取り除かれる。

(※ 神に従っている、などと口で言いながら、きちんと使命を果たそうともせず、何の努力もしないで怠けている状態は、懲らしめを受けたり、天国に入れてもらえないよ、ということ。)

しかし、実を結ぶものはみな、いよいよ豊かに実を結ぶように手入れをなさる。

(=実を結ぶ人、すなわちきちんと使命を果たす人たちには、天の神様はますます鍛え上げるための試練をも与え、より沢山の実を結べるようにして下さる、ということ。 だから、試練をも喜んで受け入れて乗り越えていくと、ますます結果が残るようになる。)」

(ヨハネによる福音書 15章1~2節   新約聖書  新共同訳より )

 

 ここで、羽生選手がインタビューで最後に出した言葉、 「結ぶ」が 沢山出てきましたね。

 

お子様時代のインタビューでも、上のインタビューでもそうですが生選手は、スケートを始めたばかりの幼少期から、

「自分は金メダルを取れると思っていた」 と告白しています。

この頃から、未来の金メダリストになるイメージ、思いが、強く与えられていたということですね。

 

あなたがたの内に働いて、(神の)御心のままに望ませ、行わせておられるのは神であるからです。

何事も、不平や理屈を言わずに行いなさい。

そうすれば、とがめられることのない清い者となり、よこしまな曲がった時代の中で、非の打ちどころのない神の子として、

世にあって星のように輝き、命の言葉をしっかり保つでしょう。

こうしてわたしは、自分が走ったことが無駄ではなかったと、キリストの日に誇ることができるでしょう。」

(フィリピ人の信徒への手紙 2章13~16節   新約聖書  新共同訳より )

 

ここで最後に語られている、「キリストの日」とは何かといえば、 キリストに天国で会う日、あるいは、キリストが地上に再臨された日、または、キリストが携挙のために戻って来られた時、であり、

いわば「天国で、報いを頂いた時」 のことを指していて、

つまりこれらも全て、「レッツゴー・クレイジー!」で歌われている内容なのです。

 

 

日本は、「天才」という言葉を、ちょっと違った意味でとる人たちがいて、

「天才だから努力しなくても良い」とか、 「あの人は努力している人だから、天才ではない」 などと思う人たちがいて、

その発想がちょっと間違っているというか、 天才の定義が 「おかしい」 と私は思うのですけれども、 

いわゆる特技としての才能だけでなく、むしろその分野への「並々ならぬ情熱」が与えられているからこそ、並々ならぬ努力も可能となり、普通ではないことが成し遂げることができるのが、天才と呼ばれる人たちの特徴でもあります。

 

「才能を与えられているからこそ、徹底的に練習をしなければ… 熟考しなければ…」

プルシェンコ選手自身は、考えていることが判ります。

これは、羽生選手の一連の発言も同じですね。

 

また、聖書を読むと、「神様は、実を結ぶものには、ますます手入れをする (=実を結ぶ人には、試練を与えて練り清め、余計な部分を取り去って、ますます実を結べるようにしていく)」

という原則があることがわかります。

 

聖書に、次のような言葉があります。

「すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、さらに多く要求される。」

(ルカによる福音書 12章48節後半  新約聖書 新共同訳より )

 

「多く与えられた」とありますが、いったい誰から与えられて、誰から任され、誰に要求されているのかと問えば、

これは全て「神様から」なのです。   (悪魔じゃないよ!)

 

「多く与えられた者は、多く求められる」 が、神様の国のルールであり、

多くの才能や、多くの賜物、多くの経験や、多くの権力等、多くを与えられた者は、大きな責務を担うこととなり、それだけ厳しく、多くの責任と結果を神様から求められていることになります。

そのため、試練も大きくなりやすいです。

大きな財力を頂いている方も、同じです。 それを何に、どのように、何のために使うのかが、厳しく問われるのです。


 

以前から、よく羽生ファンを驚かせてきた羽生選手の発言に、 

「腰が砕けても…」 とか、「魂を削って…」などという発言があったのですが、 

それは、そのこと(スケート)に才能と使命を与えられている者として、それほどの情熱と、覚悟をもって臨んでいる、 

という思いのストレートな表明だと思って、私は聞いていました。

 

  

「使命」とは、「命」を「使う」こと、すなわち、「その人が命を懸けるに値するほどのこと」です。

 

これは一人一人違いますが、それが何なのかを見つけられることは、生きている意味が明確に見つかることでもありますから、

それが何か判っているということは、とても幸せなことです。

  

また、これら(才能やそのほか、天から頂いているもの)を、適切に使っていくと、さらに神様から多く与えられる一方で、

その「与えられているもの」を、使わずに しまっておいたり、適切に使わなかったり、無駄にしたり、間違った目的に使ったり、土の中に埋めたりして隠していると、持っていたものまでもが神様によって取り上げられてしまう

ことが、聖書には明確に書かれています。

 

ここでいう「才能」やら「賜物」、「天から頂いているもの」、というのは、

別に、いわゆる「天才」と呼ばれるほどの人たちではなくても、誰にでも、全ての人間に、必ず何かが与えられているものです。 

形や目的、そのあり方は様々ですが、あなたにも私にも、必ず与えられているものがあるのです。

 

それをきちんと見つけ、きちんと適切に、使うべきもののために使っていけるかどうか、

どう使うか、それとも、使わずに土に隠してしまうのか、

あるいは、羽生選手が良く言っていたみたいに、出し惜しみせずに使いきっていき、社会に還元したり貢献していくのか、で、

その後に与えられるものも、人生も変わっていく、と聖書は明確に語っています。

 

ところが、それをやろうとすると、(使命を果たそうとすると)、

必ずと言っていいほど、悪魔の妨害というものを受けるのです。  

羽生選手ほど、ド派手に執拗に攻撃されなくても、 誰であっても、大なり小なり、そういう攻撃は受けるようになります。

その攻撃を交わすカギとなるのが、

「レッツゴー・クレイジー!」の中で、「Purple Banana」と表現されている、救い主 イエス=キリストです。

 

落ち込ませられるようなことが次々と起きたりして、妨げにあいますけど、

そんなものに負けずに、

熱中して、熱狂して、熱心に、真剣に、無我夢中でやるべきことをやり、神様に守られながら、

一人一人が、その人に与えられている使命を果たしていくことを奨励しているーーーー

 

それこそが、今シーズンの羽生選手のショート、「レッツ・ゴー・クレイジー!」で、

プリンスさんが歌っている内容でもあるのです。

 

 

 

「崖っぷちだらけ」 と羽生選手は、自分の足跡を振り返って語っていましたけど、

そんな、次から次への試練が来る中でも、

小宇宙やら、新しい星やらが生まれているかも、と語ってくれた羽生選手には、

新しい星の輝きに囲まれながら、

楽しく、ノッテ・スベッターラ~♪ との言葉を贈ります!

 

 

さて、最近放送された、「KENJIの部屋」で、本田武史さん特集がありました。 

今はコーチ兼、プロスケーターをしていらっしゃいる本田さんは、この番組でも語っておられましたけど、

試合では4回転トウループと、4回転サルコウの、両方を最初に決めた日本人であり、日本に4回転ジャンプ時代をもたらした最初の一人です。

 

でも、「練習では」ですけど、当時から、4回転ルッツ、4回転フリップ、4回転ループも跳べていて、4回転+4回転まで跳んでいたことを告白しています!

 KENJIの部屋 本田武史さんの回1回目

しかしプログラムの中に入れた練習では、4回転ループだけはちょっと失敗していたそうです。

4回転ルッツとフリップは、それぞれ2人以上の選手が試合で跳んでいますけど、

現在、4回転ループは試合で羽生選手以外が決めることができていないので、やはり、この本田さんの発言を見ても、

4回転だと事実上、ループが一番跳びにくいのではないかと私は思いましたけど、どうでしょうね。

 

さて、この本田さん、4回転を跳ぶコツを、「ノリ」だと語っておられます。 

・・・ってことは、やっぱり、「ノッテ・滑ったーラ!」は正しい のですよね?!

ノリノリが良い、と。

 

さらには、4回回り切るまで締めておく… がコツだそうです。

なんてわかりやすい! そ、そりゃそうですね!(笑)

昔から、本田さんは4回転のコツを、「4回回って降りるだけ!」だと答えていました。 …変わってない!(笑)

でも、この最後のところが怖いのだそうで、その恐怖を克服出来るかどうか…がポイントのようです。

 

羽生選手になら、これらの言葉の意味するところは、きっと通じるのでしょうか。(笑)

怖さの克服なら、羽生選手は得意そうというか… 大丈夫そうですね。

 

羽生選手と同じように、空中でどんなに曲がっていても、その一瞬で、「あ、もう少し右だった」 だのなんだのと、

軸を修正して着氷できたそうです。

あの回っている一瞬で、4つぐらいのことを考えられる、と。

 

羽生選手の言っていることと、すごく似ているな~と思った私でした。

 

羽生選手は3D映像が見えるそうですが、本田さんはそうは言っていなかったけど、空中で感覚で修正できるらしいですね。

4回転の話で、本田さんからここまで詳しく聞けたのは、初めてかもしれません。

  

天才のジャンプの世界を垣間見せてもらったような、そんなお話でした! 

 

ついでに本田さんは、長野五輪の直前、外国に移住したばかりで、実はすごいホームシック状態だったことを告白しています。

インターネットも携帯もない時代でしたし、英語も話せなかったそうです。

そうだったんですね… 

でも、北米に長く住んでいたので、最後には英語より日本語のほうが怪しい状態になっていたようです。

確かに、本田さんの英語は、かなり発音も良く、堪能だったような印象があります。

 

こちらでは、引退間近の頃の心境や状況、そして今の思いなどを語って下さっています。

KENJIの部屋 本田武史さん第2回

ちょっと辛いのは、やはり引退間近の頃、どんな体の状態だったのか、その辛さやボロボロ具合を語って下さっているあたりです。

 

…私としては、羽生選手には、本当に同じ目にあってほしくないので…

どうか大事に頑張ってほしいです。

 

本田さんは、辛いことも多かったけど、今ではスケートがやっぱり好きだったんだと思えているそうで、本当に良かったと思いました!

 

 

最後に、「仙台放送」が、すごいポスターを作って、羽生選手を応援していますので、それをご紹介。

ショート、フリー、エキシビションの衣装違いの写真を3つと、なんと、練習着のものまで!… さすが羽生選手の地元・仙台ですね。 

 

そして何より、このキャッチコピーがまた、なかなか素晴らしい!(笑)

 

「羽ばたくたびに、星が降る夜」 ですって!

…そ、そ、そうだったのか!

 

宇宙をぐるぐる回っていた私は、羽生白鳥が羽ばたくたびに、星が降っていたとは、今まで気づきませんでした!

 

… 次回、楽しみにしておきます!(笑) 

 

羽生選手! 

「良い音楽」「良い言葉」を聞いて、心身を 良い状態に整えて、楽しく 頑張って下さい~~!!



 


羽生選手のGPF帰国インタビュー&荒川さんと織田さんと羽生選手によるステップ解説

2016-12-13 | プロアスリート羽生結弦・羽生選手関連ニュース

 

羽生選手が、グランプリ・ファイナルが行われたフランスから、無事に帰国されたようです。 

お帰り!羽生選手、お疲れさまでした。 

色々あるけど、めげずにファイト!!

 

 

帰国インタビューのニュース 1

 

帰国インタビューのニュース 2

 

帰国インタビューのニュース 3

 

帰国インタビューのニュース4  

 

帰国インタビューのニュース 5

 

 

 

 

先日、ノリノリで踊って見せつけた「濃いダンス」について報道陣に質問をされ、

何でも、「真似るは恥ずかしいが、役に立つ」 とかなんとか答えたらしいですね… (笑)   

デイリースポーツ記事

きっと、「Come on ,baby!」 と、鏡の前でベイビーな自分に向けて、「来い、ダンス!」とか、叫んで練習していたに違いありません。(笑)

 

 

 

さて、 

荒川さんと織田さんと、羽生選手本人による、ステップの解説と、ステップのレベル4獲得のポイントなどが

解説された番組が出てきました  ←クリック

興味ある方は、ぜひご覧ください! なかなかおススメです!!

(ステップの種類ではなくて、ステップのレベルについての解説です。 実演つきと、羽生選手本人の解説つきです!)

 

 

羽生選手が語る、今年の一文字は、「長」だそう。 現地フランスでのインタビューです。

理由は、こちらのインタビュー映像をどうぞ。  もう一つ、羽生選手インタビュー&八木沼さん解説

 

去年の「成」と合わせて、「成長」。

1月からずっと怪我に苦しみ、長期間休んだので、長かったという意味での「長」と、

そこからループを入れていくことで「成長」出来たという意味を込めてあるそうです!

本当に大変だったと思うけど、確かに成長しましたね!(笑)

 

上の帰国インタビューでは、ファンの皆さんの今年の一文字について聞かれ、

「一緒に成長しているので、やはり「長」で」、と羽生選手は答えてくれました。

 

私は本当に成長させて頂いたと思っております。 もう成長期でもないけど。(笑)

 

でもまだ今年は終わっていないので、油断なく、でも楽しく、一歩一歩 歩んでほしいと思います。

 

上のドラマは別として、  

中身がないのに、世界的にいきなり大流行するものや、 明らかに才能もないのに世界的にいきなり売れる人、

誰かの命や健康に害が出るのが誰の目にも明らかなのに、謎の力で世界的に流行させられているようなもの、

世界同時発売だなどと大宣伝が出来、売り出した当日朝から「大ヒット」などとマスコミで宣伝がされる怪しいもの、

そういったものは、全て、普通では得られない「巨額のお金」が裏で動いているものですから、実に分かりやすいです。

まして、そのヒットにより、死者までもが出てしまうようなもの、それなのに何の対策も取られないようなものというのは、

完全におかしいと気付くべきでしょう。  

 

そういうのの宣伝に使われてしまったり、乗せられてしまった選手は、大変で気の毒です。  

きちんと選手を想う関係者は、本気で注意して、全力で守ってあげてほしいですね。

 

聖書によれば、悪魔の最大の関心事は、「神の栄光を奪うこと」です。

悪魔は、自分が「神にとって代わりたいから」であり、「自分を崇めさせたいから」です。

 

神様が与えた、優れた才能までもを、すべて 「悪魔のおかげ」 にしていきたいのです。

まるで自分こそが「神」であるかのように振る舞うために。

しかし、これは悪魔がお得意の 「偽り」 です。 

 

 

聖書によれば、悪魔の最大の戦略というのは大きく二つあり、

一つは、「悪魔?そんなものはいないよ」と思わせて人々を盲目にさせて、思いのままに操ったり従わせることと、

もう一つは、「悪魔こそが本当の神だ」と思わせたり、実態より過大評価させて、恐怖や支配で 服従・奴隷化させていくこと

の、両極端があります。

 

真の神様と、悪魔との間には、天と地ほどの、大きな力の差があります。

何度も書いていますが、悪魔は最後には必ず、神によって地獄に送られることが確定している存在です。

 

見るからにわかりやすい悪魔な格好、なんてしません。 そういうものはむしろ、大したことがないわけです。

 

さて、羽生選手の今シーズンのショート・プログラム 「レッツ・ゴー・クレイジー!」で、

プリンスさんによって歌われている内容そのもので、

今まで載せたことのない、根拠となる聖書箇所を、さらに一部だけ、下に載せておきます。


 

「誇る者は主を(=神様を)誇れ。」

自己推薦する者ではなく、主から(=神様から)推薦される人こそ、適格者として受け入れられるのです。

( コリントの信徒への手紙 第二 10章 17,18節  新約聖書 新共同訳より )

 

「わたしたちの戦いの武器は肉のものではなく、神に由来する力であって要塞も破壊するに足ります。」

(コリントの信徒への手紙 第二 10章 4節  新約聖書 新共同訳より )

 

「思い違いをしてはいけません。

神は、人から侮られることはありません。

人は、自分の撒いたものを、また刈り取ることになるのです。」

(ガラテヤの信徒への手紙 6章 7節  新約聖書 新共同訳より )

 

「わたしはあなたの行いを知っている。    (※わたし= イエス・キリストのこと )

見よ、わたしはあなたの前に門を開いておいた。

だれもこれを閉めることはできない。

あなたは力が弱かったが、わたしの言葉を守り、わたしの名を知らないと言わなかった。

見よ、サタン(悪魔)の集いに属して、自分はユダヤ人であるという者たちには、こうしよう。

実は、彼らはユダヤ人ではなく、偽っているのだ。 

(※ ユダヤ人(神の民の象徴)であるかのような振りをしながら、実は悪魔崇拝者である者たちがいるということ。)

見よ、彼らがあなたの足もとに来てひれ伏すようにし、わたしがあなたを愛していることを彼らに知らせよう。

あなたは忍耐についてのわたしの言葉を守った。

それゆえ、地上に住む人々を試すために全世界に来ようとしている試練の時に、わたしもあなたを守ろう。

 (※ 終末の大変な時代、あるいは、地獄のような裁きとなる、地上で最も困難な時代 「大艱難時代」の到来を指す。)

わたしは、すぐに来る。  (※これらは、「レッツ・ゴー・クレイジー」で歌われている内容です。)

あなたの栄冠を誰にも奪われないように、持っているものを固く守りなさい。

勝利を得る者を、わたしの神の神殿の柱にしよう。 (=天国に入れてもらえ、さらには大きな報いを頂いた状態を指す)

彼はもう決して外へ出ることはない。 (=天国に永遠にいられることを指す)

わたしはその者の上に、わたしの神の名と、わたしの神の都、すなわち、神のもとから出て天から下ってくる

新しいエルサレム(=神の都)の名、そして、わたしの新しい名を書き記そう。

耳ある者は、”霊”(=神の霊、すなわち聖霊)が諸教会に告げることを聞くがよい。」


( ヨハネの黙示録 3章8~13節   新約聖書 新共同訳より )



 

「Let's go crazy! 」の歌全体の 参考解説ページ その1  続きのその2

羽生選手のSPで使われている歌詞の部分だけの和訳   




羽生選手は帰国会見で、「地球一周分どころか、宇宙まるごと 飲み込めるぐらい悔しい、

心のなかでビッグバンをおこして、新たな星を誕生させているかもしれない」、とまで 

笑顔を作って会見で語られていましたけど、

その羽生選手の悔しさを全て、神様が受け止めて下さって、大きく報いて下さいますように…!!

 

でも、誕生させているかもしれない「新たな星」とはどんな星なのか、ちょっと楽しみですね!

 

私もエキシビションの「ノッテ・ステラータ」を見て、文字通り、「星降る夜」の世界に浸りながら、

またもや宇宙3周ぐらいしていましたので(笑)、

NHK杯の時のものと合わせて、近々感想をUPさせたいと思います!

 

超・素晴らしかったと思いました!!

 

本当に新たな、素敵な演技を見せてもらっていますこと、感謝です♪ 

 

羽生選手の悔しさなんて、ブラックホールに投げ込んでくれるわ!!

 

 

 

神様は、全ての人の心の内や、全ての事情をご存知で、その全てに必ず報いて下さると思うので、

希望をもって前向きに進んで下さいね!

 

お身体をお大事に、無理なく、着実に、頑張れ~~~~!!



 


羽生ファンと浅田真央ファンが注意したい、国際社会で誤解を招く「OKサイン」のもつ多様な意味

2016-12-13 | 管理人のひとり言

12月12日追記:

ロッテのガーナだけでなく、キシリトールまで、羽生選手にOKサインを、しかも目玉に当てさせてやらせて写真を撮っていたことが、キシリトールボトルのおまけの売り出しにより判明した以上、申し訳ないけど、これをやらせたロッテの関係者は、完全に分かったうえで、最初からやらせていたんだな、と私は思うしかなくなりましたね。

下の記事では載せていませんが、目玉に当てたOKサインこそは、典型的なサタニスト(悪魔崇拝主義者)のシンボルマークとして、海外では有名ですので、皆様、知っておきましょう。 

何でしょうか、あの、キシリトールボトルのデザインクリップの一つの写真は。 

何の必要があってやらせたのでしょうか? わざとらしいし、不自然極まりないです。

また、4連覇した直後のこのタイミングで出してきて売り出すというのが、羽生選手への究極の侮辱ですね。

 

私は当分、ロッテの商品は買いません。 心の底から、ロッテにはガッカリしましたし、本気で怒りました。 

さすが、こんなニュースが載っていただけのことはありますね。

知らない人は、読んでおいてください。 →サンケイ新聞9月下旬の、ロッテの裏金疑惑ニュース

 

本当に意図的でなかったなら、あんな写真、わざわざ使わなければ良いだけだし、一部ほんのちょっとカットすれば良いだけなのに、それなのに、そうせずに、相変わらずCMを流したり、おまけの写真にしてまで、羽生ファンの間に広めたい意図は何でしょうか?

その程度の配慮も出来ない企業だということは、よくわかりました。

 

羽生選手と、浅田真央選手の上に、主イエス=キリストの絶大な守りと保護がありますように、このことがむしろ、多くの人たちの守りと祝福につながっていきますように、心からお祈りいたします!

 

「この者ども(=悪魔に従う者たち、サタニスト)は心を一つにしており、自分たちの力と権威を 「獣」(=悪魔系組織のトップにくる人間を表す象徴の言葉)にゆだねる。

この者どもは小羊(=イエス・キリストのこと)と戦うが、小羊(イエス・キリスト)は主の主、王の王だから、彼らに打ち勝つ。

 小羊(=イエス・キリスト)と共にいる者、召された者、選ばれた者、忠実な者たちもまた、勝利を収める。」

(ヨハネの黙示録17章13~14節: 新約聖書 新共同訳より)


そして、天使はわたしにこう言った。

「これらの言葉は、信頼でき、また真実である。預言者たちの霊感の神、主が、その天使を送って、すぐにも起こるはずのことを、ご自分の僕(しもべ)たちに示されたのである。 

見よ、私はすぐに来る。(※わたしとは、イエス・キリストのこと)

この書物の預言の言葉を守る者は、幸いである。」 (ヨハネの黙示録 22章6~7節  新約聖書・新共同訳より )


「この書物の預言の言葉を、秘密にしておいてはいけない。 時が迫っているからである。 不正を行う者には、なお不正を行わせ、汚れた者には、なお汚れるままにしておけ。

 正しいものには、なお正しいことを行わせ、聖なる者には、なお聖なる者とならせよ。

見よ、わたしはすぐに来る。(=イエス・キリストがこの世に戻ってくるということ。レッツゴー・クレイジーで歌われている内容です。)

わたしは、報いを携えて来て、それぞれの行いに応じて報いる。

わたしはアルファであり、オメガである。最初の者にして、最後の者。初めであり、終わりである。」 (ヨハネの黙示録 22章10節~13節  新約聖書 新共同訳より )

 

 

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さて、今回は、

日本の二人のフィギュアスケートの天才、羽生結弦選手と浅田真央選手のファンとして、国際社会で誤解を招かないために、

知っておくべきと思われること、注意しておくべきことがありますので、

少しだけ書いてみたいと思います。

 

今シーズン、グランプリ・ファイナルはフランスですし、先週末行われたのも、フランス杯でした。

 

フィギュアスケートの大会は毎年、主に欧米、ロシア、アジアの、世界の各地を転々として行われます。

フィギュアスケートのスポンサー企業なら、そのことをよく理解したうえで、国際社会で活動するにあたって、

最低限、知っておくべき「知識」は備えておいてほしいものです。

 

 

ロッテのガーナは、今回、「ときめき」をキーワードにしてCMを作っていました。

そのこと自体は、別に問題ありません。

 

だけど、今年はなぜか、そのCMのためだけにわざわざ、コブクロに新曲を作らせたそうです。(※ロッテのHPでそのように説明されていました)

つまり、今年CMで使われたこの曲はそもそも、CM起用されるはずだった羽生選手と浅田選手と共に使われる曲として、

最初から意図的に作られた曲だったということがわかります。

 

しかし、歌では、なぜか、「OK」がサビの部分の中心に仕上げられているため、

CMでも流す歌の部分、キーワードは、むしろ「OK」になっています。 

 

その結果、チョコレートのCMだというのに、チョコレートを食べるシーンは一切ないけど、

なぜか何の関係もない「OKサイン」が目立つCMとなっています。

 

結果、テレビの宣伝や宣伝動画でも、OKサインが強調されているものばかりでした。

 

羽生選手には、監督が何度も頼み込んで、このハンドサインをやってもらったということが、様々な記事やメイキング動画から明らかになっています。

浅田真央選手は、どうやら明るくやってくれたようですけどね。

 

 

さて、ではこの「OKサイン」ですが、国際社会では、本当は一体どんな意味を持っているのでしょうか。

 

このサインは、主に北米で、大丈夫、OK, という意味を伝えるためのジェスチャーとして理解されてきました。

 

しかし、近年では「北米でも」、別の意味をもつサインとして悪い意味で解釈されてしまうことが多いため、

特に移民や観光客が大勢存在する地域や、観光客の多い「大都市」圏を中心に、

使ってはいけないハンドサインとして認知されつつあります。


北米以外の世界では、このハンドサインはもともと全く別の意味をもち、むしろ侮辱や下品さを表すことも多く、

大変な誤解を招いたりトラブルを招いたりするため、

自分の信頼を失墜させないために、海外のどこであっても、

「海外ではやらない方が良い、あるいは、むしろやってはいけない、注意が必要なサイン」として取り扱われる、

有名なジェスチャー、ハンドサインの一つとなってきているのが現状です。

 

 参考1: 例: 「OKのサインはギリシャでは同性愛者の意味―海外NGジェスチャー4つ」→http://woman.mynavi.jp/article/131124-017/

 

 

 

具体的に、国際社会でどんな意味があるのか、どのように認識されてしまうのかを説明するために、以下のHPを一部翻訳させて頂きます。

使わせてもらうのは、英語のウィキペディア。 ↓

https://en.wikipedia.org/wiki/OK_(gesture)

 

ウィキペディアは、いつも正しい情報が載っているとは限りませんが、調べた限りでも、この内容はほぼ間違いないということなので、これを訳させてもらいます。

 

ここでは、このOKサインが、良い意味で使われる場合と、中立な意味と、悪い意味で使われる場合が説明されています。

 

 

良い意味、とケースは、文字通り、「いいよ」とか、「OK」の意味ですね。

 

中立の意味、という説明の箇所では、日本でのことが紹介されています。

このサインを横向きにし、丸の部分を上にして差し出したときに意味する、お金や現金を表すこと、

あるいはそれらの催促の意味になることが説明されています。

(でも、日本で、「お金」の意味として使われる場合も、決して「上品な」場面で使われるものではありませんね。)

 

さて、一番問題となる、否定的な意味、あるいは、悪い意味、のケースの説明です。

かなり多くて、長いです。

 

Negative connotation

While the gesture is positive in some countries, in certain parts of middle and southern Europe (although not in Spain or Portugal) the gesture is considered offensive,as in you are a zero or you are nothing. The connotation of zero or worthless is known in France and Belgium, while in some Mediterranean countries such as Turkey, Tunisia, and Greece, in the Middle East, as well as in Brazil and parts of Germany, and several South American countries, it may be interpreted as a vulgar expression: either an insult , the slang for anus itself, or an offensive reference to homosexuality.

 

 中部から南部ヨーロッパのある地域では、(スペインとポルトガルは除く)、このジェスチャーは攻撃的なものとみられ、

「お前はゼロ(無)だ、とか、お前なんか存在意味がない」という意味とみなされる。

「ゼロ」、または「価値がない」、という意味を含んでいるものとして、フランスやベルギーでは知られているが、

一方で、トルコやチュニジア、ギリシャといった地中海周辺の国々や、中東、

さらには、ブラジルやドイツの一部、南アメリカ大陸の複数の国々では、これはとても下品な表現として解釈されてしまう。

肛門そのものを指す俗語として、あるいは、ホモセクシュアルについての攻撃的な意味となり、そのどちらであっても、侮辱として理解されるのだ。」

 

 

また、上の文章には説明で書かれていませんが、私は北米で、

「このサインは、女性の陰部を意味するから、下品だし、酷い誤解を招くから絶対に使うな」、

と言われたことが、過去に何度かあります。

北米には、移民も多いだけでなく、世界中からの観光客も絶えずいますので、それ以外にも、文化によって上に載せたような様々な意味になり得るため、

特に観光地では、気を付ける必要があります。

 

 

 さらに、最も問題になるのが、次の意味の時です。

In the Arab world, this sign represents the evil eye, and is used as a curse, sometimes in conjunction with verbal cursing.

In the view of some Occultists, it is the number 666, due to the circle and the three fingers behind it. The sign is associated with the Illuminati or Freemasonry by some conspiracy theorists, especially when shown in the media and used by mainstream entertainers.

In some areas both the positive "OK" and the negative forms are practiced, which can lead to confusion over which meaning is intended.[

 

「アラブの世界では、このサインは、「悪の目」(邪悪の目)を表し、「呪い」の表現として使われているものであり、

時には、言葉による呪いと一緒に使われる。

 

オカルト信仰者(悪魔崇拝主義者)たちの視点からは、このハンドサインは、「666」という数字を意味する。 (下に注釈あり)

( 丸の後ろに三つの指を立てる必要があるが、それにより、数字の6が3つ重なったとみなされる。)

 一部陰謀説によると、特に、メディアの中で、主流のエンターテイナーたちによってこのサインを見せられた場合には、

イルミナティやフリーメイソンと関連があるサインだと解釈されている。

 

普通の「OK」の意味と、否定的な意味での両方とが、実際に使われている地域では、

どちらの意図でやられたのかについて、混乱を招く要因となっている。」

 

と説明されています。

 

注: 陰謀論などとは関係あろうがなかろうが、

そもそも 666とは、聖書の「ヨハネの黙示録」に出てくる有名なシンボルで、終末の世に現れると預言されている、悪魔側のトップに立つ代表的人間を表す、象徴的な数字です。 

「獣」とも呼ばれ、これに該当するのは二人登場するとされ、(最初の)獣と第二の獣、などと表現されています。

世界統一宗教を作って世界を支配下におき、あるいは、世界統一経済体制の下、世界中の人々を支配下に置いて事実上の奴隷化していく組織のトップにつくことになっている、悪魔に完全に操られた「人間」を指して、聖書では666と表現してヒントを与え、その時代に生きる人類に対して、これに該当する人物のやることに気を付けるよう、警告の預言がされています。

 

参考聖書箇所:

「第二の獣は、獣の像に息を吹き込むことを許されて、獣の像がものを言うことさえできるようにし、

獣の像を拝もうとしない者があれば、皆殺しにさせた。

また、小さな者にも大きな者にも、富める者にも貧しい者にも、自由な身分の者にも奴隷にも、

すべての者にその右手か額に刻印を押させた。

そこで、この刻印のある者でなければ、物を買うことも、売ることもできないようになった。

この刻印とはあの獣の名、あるいはその名の数字である。

賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。 数字は人間を指している。

そして、数字は666である。」

(ヨハネの黙示録 13章15~18章  新約聖書 新共同訳より )

 

そして、この「獣」は、悪魔と共に、最後には地獄行きが確定しているとされています。

 

「すると、天から火が下って来て、彼らを焼き尽くした。 そして彼らを惑わした悪魔は、火と硫黄の池に投げ込まれた。

そこにはあの 獣 と偽預言者がいる。

そして、この者どもは、昼も夜も世々限りなく責めさいなまれる。」

( ヨハネの黙示録 20章 9,10節   新約聖書  新共同訳より )


このヨハネの黙示録というのは、最後に次のような言葉で結ばれており、人間が勝手に変更を加えると大変なことになるとされています。


「この書物の預言の言葉を聞くすべての者に、わたしは証する。

これに付け加える者があれば、神はこの書物に書いてある災いをその者に加えられる。

また、この預言の書の言葉から何か取り去る者があれば、神は、この書物に書いてある命の木と聖なる都から、

その者が受ける分を取り除かれる。 (=天国に入れてもらえないことになる、という意味。)」

( ヨハネの黙示録 22章18節~19節   新約聖書  新共同訳より )


 

 

 

 

いわゆる「ハンドサイン」や、「ジェスチャー」の類は、海外では違う意味をもっていて、大きな誤解を招くことはよくあります。

 

 

フィギュアスケートという国際的なスポーツ、あるいは、芸術的要素の強いものとして理解されているものに関わる人々やスポンサー企業なら、

CMで使う選手たちのイメージをきちんと考え、そのようなリスクをきちんと考えたうえで常に行動して頂きたいですし、

それが「ただの無知」から行われてしまったのだとしたならば、直ちに是正すべきでしょう。

 

どう誤解されるかを知っている人たちや、違った意味で理解している国の人たちから見れば、見ていて不快感を引き起こします。

 

違った意味で受け取られてしまうハンドサインなどは、海外では あまり使わない方が良いことが多いですね。

私も何度か失敗したことがありますし。

 

CMも、ネットで世界中に発信される時代。

 

世界中を転戦していくフィギュアスケートのスポンサーとして、世界的に人気のある、日本を代表する天才選手二人を起用するならば、 

様々なリスクを、当然のように想定・考慮したうえで、見る人たちへの侮辱や不快感につながったり、 

逆に、CM起用された選手への侮辱にならないよう、よく考えた上で、作ってもらいたいですね!

 

 

ファンも、海外試合に応援に行って、うっかりこういうハンドサインをやったり、

選手がやらされてしまった映像を、世界に配信したりして、応援している選手の評判を落とさないように、気を付けていきたいものですね。

 

それにしても、いつも思うのですが、羽生選手と浅田選手の、忍耐力の凄さは、ちょっと想像を超えるというか、さすがだと思います。

 

多くの人がそれを見て、驚きつつも、自分の大変な境遇を振り返っても、

逆に励まされるという側面が出てきたり、より物事に対して賢くなる、という効果があるのもまた、凄いことですね。

 

これって、今シーズンの羽生選手のショート、「レッツゴー・クレイジー(Let's go crazy!) 」の歌詞で歌われていることなんですよね。

 

一見悲惨そうなことの中にも、見えない、大きな力が働いているなぁ・・・ 

あの悲惨な体験が、結果的には、逆に自分を強くしたな・・・ 

あれがあったから、逆に今、感謝できる状態があるんだな…  と感じてくると、希望は逆に消えないようになります。

 

有り難いことですね!

 

 

あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。

神は真実な方です。

あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、

それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。

 

( コリントの信徒への手紙 第一 10章13節   新約聖書  新共同訳より )


 

神を愛する者たち、つまり、ご計画に従って召された者たちには、

万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。

 

( ローマの信徒への手紙 8章28節   新約聖書 新共同訳より ) 


おめでとう驚異の4連覇!グランプリ・ファイナルのフリー演技、羽生選手の見せた繊細さと粘り勝ち

2016-12-11 | 羽生結弦選手のおススメ演技動画集

 

羽生選手!4連覇おめでとうございます!!

いや~、本当に良かった!

本当に良かったね!! お疲れさまでした!

 

4連覇したのは羽生選手が史上初で、

4勝なら、プルシェンコ選手、イリーナ・スルツカヤ選手、浅田真央選手と並ぶ最多記録だそうです。

 

本当にすごいこと。

いつも必ずしも万全じゃなかった中で、これを成し遂げられたことは、羽生選手の半端なき真剣さ、真面目さ、真摯さ、粘り強さゆえの功績でしょう。

本当におめでとう!!

 

フリー演技「Hope&Legacy」

 

 

 

表彰式

 

演技内容や得点にはきっと納得いっていないだろうと思いますけど、総合結果にはホッとしたというところでしょうか。

前半はかなり良かったです! 冒頭の4回転ループと4回転サルコウは、軽く跳んでいましたし、ステップも…!

前半は美しかったし、途中でジーンと来ました。

あえていうなら、フリップの後の肩を回すところが、ちょっと固い感じに見えたので、かなり緊張しているのかな、と…

 

あの3回転フリップ後の肩回しのあたりの表現は、唯一前半でちょっとだけ何か気になるところかな…と。

何かをちょっと変えれば、もっと印象的になるか、ぐっと良くなるように思います。

最初に見た頃のほうが、良い意味で印象的だったような気がします。

 

後半のジャンプが全体にやや惜しかった印象ですが、(特に4回転サルコウと、ラストのルッツの抜けはもったいなかったですね)、

でも、とても丁寧に滑っている印象でした。

またきっと課題も見えたのだろうし、先に目標が出来て、やりがいありますね。(笑)

後半に力強さが出て盛り上がると、さらにこのプログラムは良くなりますよね。

 

表現面全般は、今回のグランプリ・ファイナルでの演技が一番良かったですし、特に前半は今まででベストでした。

総合得点では上だったNHK杯より、確実に今回の方が、姿勢も良かったし、表現面はうんと良かったです。

今回は後半の目立つジャンプミスが複数あったので、その分、演技構成点も、実際の「良さ」よりも引かれ気味の点になっただろうと思いますけど、NHK杯より、技術点のマイナスのせいで得点は出ていなくても、演技そのものは私は素晴らしかったと思います。

 

後半は、振付はとても良かったです。 スケートカナダの時の方が、後半の勢いがあって印象深かったので、あの勢いが出たら相当総合印象も変わると思うので、今後に期待したいですね。

ハイドロが、去年の「SEIMEI」と比べて、顔を上げていない分(わざとだと思いますが)、印象が弱lくなっているところがちょっと勿体ない気がしています。

衣装の色との関係で、顔が浮いて見える、と私は最初に書きましたけど、衣装の胸のあたりまで色がついている今回のような感じの衣装なら、最初の頃みたいに顔を上げても浮くことはないだろうと思うし、やはり顔が上がっているほうがカッコよいし印象深いだろうと私には思えます。

ただ、なんらかの意図があって、あえて顔を下げる表現に変えたのか、それとも顔を上げるほうが疲れるはずなので、体力の消耗を抑えるためなのか、理由はよくわかりませんが、せっかくのカッコイイ「ハイドロ」を、もうちょっとだけ活かしたほうが良い気がします。

また、今回、レイバック・イナバウアーの手の表現を変えてきた点は良かったと思うのですが、上で両手をクロスさせるタイミングを、ほんのちょっとだけ後ろにずらして、音楽にピタッと合わせたら、たとえ両手を横に広げている時間が短くなったとしても、印象が激変するだろうと思いました。

 

 

昨シーズンより難易度を上げ、新しい4回転も入れ、非常に高いリスクを負った上でのこの演技。

公式練習を見ている限り、表現面はかなり良くなっていると思うし、正直、私は練習見た時に涙が出たほどだったので、

公開練習を見た時は、羽生選手のもっている才能に改めて深く感動して、コメントするの一切やめようかと思ったほどでした。

毎日練習を公開してほしいと思いましたね。(笑)

 

羽生選手がまだまだ潜在的に備えているものは、本当に素晴らしいものがあると思います。

ジャンプの抜けは得点で痛かったと思うので、でも出ている得点よりもは演技の印象は良かったと思うので、

練習でノーミスできているそうですから、あとはジャンプの成功と表現と、両方が自信をもって本番で上手く発揮できるようになれば、素晴らしくなっていくと思いますので、楽しみです。

 

4回転サルコウは、フリー後半だとやはりかなり大変なのでしょう… あのコンビネーションが決まると、気持ちも得点も、かなり変わってきますよね。

今回も後半の4回転トウループは成功していたので、そこは本当に良かったです!

 

ただ、本番で失敗が続いてしまっている後半の、4回転サルコウ+3回転トウループは、練習時はいつもノーミスだったそうです。確かに公式練習でも成功が沢山見られるのですが、本番ではサルコウの転倒により後続ジャンプがつけられなくなって、得点ではかなり大損していることが続いてしまっているので、

多分、私以外にも思ったファンは大勢いると思うのですけど、コンビネーションにするのを、前半の2番目の4回転サルコウの後ろにつけたらどうなのだろうか、とは思いました。

そうすれば、最初に成功すれば安心で、その後の表現面により力が入れられるだろうし、仮に失敗しても、後半の4回転サルコウの後ろにつけるチャンスをまだ残しておけるし… ということで、大ダメージを逃れられやすくなり、どちらにしても、得点は大幅に上がってくると思うのですけど、どうなのでしょう。 (もちろん、後半ジャンプとして成功した場合の、1.1倍というのはなくなりますけど。)

ちょっと興味深かったのが、この失敗について、城田監督は、「練習ではノーミスできているので今回はたまたまだと思うので」とコメントされていて(ある意味、前向きですが) 羽生選手は、「ちょっとした原因があると思うのでそれが何なのか」と答えています。(笑)

羽生選手が良く言うように、「この世に偶然はない」「失敗にも意味がある」ことを思えば、それは「ここが問題だよ、気づきなさい」という意味で、問題を発見するためのきっかけのこともあれば、「これは変えなさい」というメッセージのこともあると思うので、さて、そのどちらなのか見極めて、より良いプログラムにすべく、頑張っていってほしいですね!

どちらにしても、羽生選手にとって、未来にとって、ベストな選択ができますように…!!

 

 

今回は全体に、繊細さの光る演技でした。

ショートとのこの対極な雰囲気のプログラムを、一人の人が両方、同じ大会で的確に演技で表現していくというのは、

本当はものすごく大変なことだと思います。

 

それでも、どちらも、ちゃんと羽生選手らしくなってきていると思いますし、確実に良くなっていると思います。

 

衣装は初めて見た色に見えましたけど、とてもきれいな配色でした。 

グラデーションの微妙な色違いのものを、何種類も持っているのでしょうか。 (光や画像の質のせい、ではないと思うのですが、どうでしょう。)

やはり、タイトルの「Hope&Legacy」からしても、少しでも明るいイメージに映る色の衣装のほうが、圧倒的に、より効果的になると思えます。

個人的には今回は、見ていて、とても気持ちが良かったです!

 

 

今回、羽生選手に続いた、後ろの「滑りの上手いベテラン2人」(チャン選手とハビエル選手ですが)に、かなりジャンプミスが多かったので、氷が跳びにくいのかな?とも思ったり。

チャン選手は特に、あれだけジャンプをミスしていても、そのほかの表現面がグンと良くなったので、見ていて驚きました。その分、ジャンプが成功した時には、うんと得点を伸ばしてくると思うので、侮れないですね。

やはり4回転が多いと、ちょっとした成否で得点の乱高下が激しいので、結果が波乱気味になり、選手たちは大変ですね…

 

羽生選手は悔しいだろうけど、でもここでピークだと、ファンとしてはちょっと困りますので(笑)、

4回転ループも決まっているし、無事に優勝も出来て、本当に良かったです!!

 

滑りも表現も、ジャンプの難易度もそれぞれ非常に優れた選手が揃ったこのハイレベルなメンバー、

この超のつく高難易度のリスクの高い構成で、激しい争いの中で優勝したことは、文句なしに凄いこと、

誇りに思って良いと思います!

 

お怪我等がないことを祈りつつ…

 

まだ全日本も控えているし、

お疲れを少しでもとって、無理なく、エキシビションは楽しんでほしいと思います!!

楽しみにしています♪

 

今シーズンのあれこれを思えば、ここまで無事にこれたこと、今こうして元気に滑れていること、

羽生選手の素晴らしい演技が見られること、

ましてや、こうして優勝まで出来たこと、優勝してくれたこと、本当に本当に感謝です!!

 

とにかく、優勝おめでとう~~~!!

 

 

こちらは、優勝確定後、エキシビション前の、日本人選手3人への、織田さんと松岡さんからのインタビュー番組です。

 

 

まず、表彰台に上がった時に、4回手を上に突き上げて、(同時に一本指で天を指しています)、

1位の台に上った時のことを、質問されています。

手を突き上げたのが4回だったのは、特に意識したつもりはないそうですけど、結果的には4回やっていた、という感じだったそうです。

ま、4連覇で4回目の優勝でしたからね。 良かったんじゃないでしょうか。

 

それから、羽生選手が、試合の直前に、「ありがとう、ありがとう」とか、「できる、できる、できる!」と言っていることについて、

松岡さんと織田さんが質問しています。

「ありがとう」 については、試合の前に毎回言っていると羽生選手は語っていますが、

応援しているファンの皆さん、テレビやインターネットで見ている、世界中の人たちをも含めて、感謝を込めて、だそうです。

その感謝の気持ちこそが、自分にとって一番大事だと思っているから、だそう。

「できる、できる、できる!」については、今回それだけ緊張していたからこそでもある、とも自分で語っていますね。

 

あとは、ショートのプログラムで、皆も楽しんでくれたし、自分もとても楽しく滑れたそうですけど、

「表現者としては、その楽しさが、見ている人に伝わること、が一番大事だし嬉しい」と語っています。

確かに、伝わることは、とても大事ですね!(笑)

 

 


羽生選手の出場するグランプリファイナル2016・日程と、公式練習&ステップ解説動画

2016-12-11 | プロアスリート羽生結弦・羽生選手関連ニュース

12月11 日追記 ; 最新のフリー公式練習動画と、ライブ配信動画を追加しました!

 

羽生選手、今やれることを出せば大丈夫! 滑れることを感謝して、試合を、プログラムを、心から楽しめますように…!!

全てが守られますように…!  ファイト!!

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ライブストリーミング(生中継)動画  ↓  (男子フリー 日本時間 午前4:20~ 羽生選手は4番目滑走 )

 

 ロシア系 http://1streamking.co/sport1ru

 ユーロスポーツ2 http://1streamking.co/eurosport2

 中国系 http://tv.cctv.com/live/

 (ISU公式) http://www.eurovisionsports.tv/isu/live.html?id=7


 

2016年のグランプリ・ファイナルが、フランスのマルセイユで、日本時間の12月9日(金)から行われます。

グランプリ・ファイナルは、グランプリシリーズの結果で上位6人になった、トップレベルの選手たちだけが演技をする試合。

日本からは、男子は羽生選手と宇野選手が、女子は宮原選手だけが、今回は出場します。

 

 

荒川さんが「羽生選手が凄いことになるかも!」と、羽生選手の強さと、演技のポイントを説明している番組動画

 

羽生選手 現地到着後インタビュー 誕生日祝い&大会への抱負の入ったニュース動画

 

羽生選手  日本時間12月7日 フリー公式練習動画 (現地動画主様より)

姿勢が良くなって、全体にキレイになっていますね!

 

羽生選手  日本時間12月8日 ショート公式練習動画 (現地動画主様より)

ジャンプはすべて見事に決まっていますし動きのキレが良いですね!

 

集中して、いつものように楽しんで出来るといいですね! 今できるベストが出せれば十分! 頑張れ~!(笑)


羽生選手  現地時間12月9日 フリー公式練習動画 (現地動画主様より)

その2 (上と同じ演技) (別の現地動画主様より)

この練習ではあまりジャンプを跳んでいないけれども、一つ一つの振り付けが、ものすごく良くなっていますね…!!素晴らしいと思いました。 練習見ただけで幸せな気持ちになるというか…演技が始まった途端、息を呑むというか、言葉がなかったです。 ジャンプはほとんどないのに、練習なのに、泣いちゃいました。  ショートとの違いがまた凄いですね。

羽生選手が、少しでもより納得のいく演技になりますように…!

 

羽生選手  現地時間12月10日 フリー公式練習動画 (現地動画主様より)

今回は逆にジャンプ中心の確認をしたようです。 1つを除いて、ほぼパーフェクトに決まっています。 冒頭2つの4回転を含めても、とても軽やかに跳べている印象ですね! 本番でもいつも通りにやれますように…! 落ち着いて集中して、楽しく頑張れ~!

 

 

日程 (以下、日本時間での表記です)

 

12月8日(木) 午前0:10~0:50  男子公式練習

       午後6:35~7:05  男子ショート公式練習

 

12月9日(金) 午前5:10~5:56  男子ショート 本番  (羽生選手は最終滑走6番目 午前5:50~ 宇野選手は午前5:30~)

       滑走順 タイムスケジュール

       午後9:40~10:20  男子フリー公式練習

 

12月10日(土) 午前5:45~  女子ショート 本番

       午後8:25~9:05  男子フリー公式練習

 

12月11日(日) 午前3:00~  女子フリー 本番

        午前4:20~5:17  男子フリー 本番  (羽生選手は4番目滑走 )

                   表彰式

        午後10:00~午前0:30  エキシビション 本番


 

時差の関係で、ソチ五輪の時と同じように、日本時間だと、夜中から明け方ばかりです。

今回は、ショートとフリーの間に、一日空いているので、そこで上手くお疲れが取れると良いですね。

 

ピョンチャン五輪では、男子はショートとフリーは翌日に行われる予定みたいですけどね…

 

テレビ朝日系列でのテレビ放送は、以下の通りです。  テレビ朝日 「グランプリ・ファイナル」公式HP


男子ショート 12月9日(金) よる8時~

女子ショート 12月10日(土) よる6時56分~

男女フリー & エキシビション  12月11日(日) よる7時58分~

 

 

 

こちらは、グランプリ・ファイナルに向けて特集された、ステップの解説を荒川静香さんが実演しながらしてくれた番組の動画

これは、私が思うに、必見です。↑

羽生選手がステップに本気で力を入れるようになったら、いつか誰かがテレビで解説してくれるのでは? と思っていたけど、

やっとその日が来たわ! というわけで ちょっと嬉しくなりました(笑)。

まだちょっとわかりやすいとまでは言えない番組でしたが、最初はこんなところかと。

荒川さんの滑った跡を、画面で色付けしてラインを引いてくださっていれば、もっと見た目にわかりやすかっただろうに、と思います。

 

スケートやらないで演技を観るだけの人たちが、ステップの細かい種類まで覚える必要があるのかは、私にはかなり疑問なのですが、知りたい人には良い番組かと。

(普通に見続けていれば、難しいステップをキレイにこなしている人は、観ていてなんとなくわかるようになってくると思いますし、やはり見た目に美しいのやカッコイイのが一番、観る側の印象には残っていきますので…)

 

右の「ターン」の項目の一番上の、「ツイズル」は、羽生選手が白鳥演技で良く魅せてくれる片足でクルクル回り続ける、アレです。

 

荒川さんは「1回転だとスリーターン」(=氷上に数字の3の形に似た跡が付くようなターン)

     「2回転以上で、ツイズル」 だと説明してくれています。

ただ、ゆっくり回ると、ダブルのスリーターンだと認定されてしまい、ツイヅルとは認められないようです。

羽生選手が白鳥の演技で以前からよく見せてくれるのは、回転回数がすごく多い、回転速度の速いツイヅルですね。

さすがユヅルさんだよ! っていう、他者のツイズイ(追随)を許さない、見事なツイズルで私はどれも めちゃくちゃ好きです…(笑)

 

ターンの上から3番目の「ループ」というのは、文字通り、氷上にクルンと「輪」を描くから「ループ」(LOOP)です。

羽生選手が最近跳んでいるジャンプの「ループ」と、言葉の意味は一緒ですね。 

 

ループと、ツイズルの両方を説明して下さっている動画が、こちら↓

 

 

 

荒川さんと松岡さん解説映像の、上から4番目に出ている、「カウンター」というのは、羽生選手がいつもよく、トリプル・アクセルの前にやるターンの一種(バック・アウト・カウンターを羽生選手はよくやる)で、もう何度も何度も名前を聞いた人も多いでしょう。

他のものも、名前がちょっと小難しそうですけど、見てわかりやすいものから知っていけば… 

というわけで、ちょっとだけ…  

 

左の「ステップ」で出てくる、一番下の「クロスロール」というのは、羽生選手が、「SEIMEI」の中間のステップシークエンスのラストで、腰を落とし気味にすり足のようにやっていた、アレです。 あれに魅了された人も多かったけれども。(笑)

これが、クロスロールだ!(笑)の動画

最初が大きめの優雅なクロスロール、後半が小さいクロスロール  

 

上半身の動き付き クロスロール

 

 

バックのクロスロール バック・クロスロール

 

荒川さん解説、右側のターンの上から2番目、ブラケットというのは、要は、   ←この形のカッコマークのような軌跡を、氷の上で描くターンのことです。

基本、丸く円状に滑っていくけれども、途中でターンする時に、上のカッコの、真ん中のでっぱり部分にあたる形が氷の上に出来るのです。


ブラケットの解説動画

 

荒川さん解説、左のステップの上から3番目の、シャッセ というのは、これです。↓

前向きのシャッセ

 

荒川さん解説、左のステップの項目の一番上に載っている、チョクトーというステップは、これです。 ↓

基本のチョクトー

 

見た目に、わかりやすめなものだけを、ちょっと載せてみました。

良い解説動画や演技動画、技術動画などが見つかったら、そのうち独立のステップのページを作ってみたいと思います。

上の動画を作っているそれぞれの動画主様は、他のステップやターンについても動画を作っていらっしゃるので、

興味ある方は見てみると良いかもしれません。

 

 西川ダウンキャンペーンは、今月末までのようです。 

 

良く寝て、体調が整えられますように。

 

羽生選手、いつも通りに、頑張れ~!!

 


GPファイナル2016ショート・見事に再び今季最高得点を更新!羽生選手、おめでとう!

2016-12-09 | 羽生結弦選手のおススメ演技動画集

 

ブラヴォー! 羽生選手、素晴らしかったです!! 

ショートの今季最高得点、おめでとう~~~!!

後半が特に良かったですね!

 

 

 

猛烈にすごいレベルの「かろうじてノーミス」(笑)という、変な日本語をあえて使わせてもらいます! 

 

なんでしょう、あれは!

冒頭の4回転ループ、軸が斜めにかなり傾いて、でもそのままキレイに跳んで、着氷は普通は難しいところを見事に堪えました。

その堪え方が、本当に超人的でしたね。

ある意味、逆にめちゃくちゃ凄かったですし、見事でしたし、あっけにとられて笑っちゃう… 

ああいうのは、むしろ尊敬するしかないですね!!

やっぱりああいうところも、プルシェンコ選手に似ているというか、後継者だな~と思わされましたね!

逆に、普通は滅多に見られない曲芸技が見られてよかったということにしておきます!(笑)

 

こちらのサンケイフォトが、今回の4回転ループを、連続合成写真にして、どんな超人技・曲芸技だったかをわかりやすく示して下さっています! やっぱりちょっとおもしろい!)

 

フランス到着後に、「健康に出られて嬉しい」とのコメントがありましたけど、転倒しなかったこと、

怪我もなさそうなことは本当に本当に感謝です!!

 

 

 

残りの二つのジャンプは文句のつけようのない、軽々とした跳び方と美しさで、安心してみていられました!

4回転サルコウ+3回転トウは、素早くて正確でキレイで軽々で、全く難しそうに見えないところが凄いですし、

3回転アクセルは、ジャンプも、その前後も難しいのを軽々とやっていて、良かったのは、今までと同じ。

 

白の衣装の時より、スピンもとてもよく見えましたし、今回はキレイに見えましたし、手に面白い工夫がされていて、良かったと思いました。

 

(→追記: 今回、前回NHK杯よりも全体に色がキレイに見えていて、淡い紫に、光の加減で美しい空色のような青に光るのが良く分かったので、羽生選手の狙いがとてもよく判ってかなり感動していたのですが、その後、別の媒体でかなり高画質なもので見たら、えー、今度はまた光り方や細部がかなり違って見えて、ちょっと細かく見えすぎて、やっと淑女の羽生ファンの皆様が前回、一体何をそんなに気にして騒いでいたのかが判りました。(←今頃、スミマセン(汗))

うーん、そ、そうですね… 羽生選手が同じものを自分で見てどう感じるか、が重要でしょうか…

素材を動きやすいものにした結果が、きっとそうなったのだろうと思いますが。

色をもっと濃くしたらいいのでは?とか、光る素材でなければ良いのでは?とも思っていましたけど、今回よくわかりましたけど、それだと色のイメージが宇野選手とかなりかぶってしまう感じになりそうではありますね… 何を優先するか… )

 

 

演技は全体もとても良かったけれども、後半は特にリラックスして見えたし、ラストのステップシークエンスは、試合の中では今までで一番良かったし、楽しんで見えたし、カッコよかったです!

 

 

文句なしに、NHK杯の時の得点を超えましたね。

超・素晴らしい、一進一進ぶり!! 感動しますね!!

 

素晴らしいのに、まだこの演技には上がありそうという、シーズンを通して考えても、まだまだやりがいがあるという、

現時点では最高の結果、

22歳としても、これ以上ないようなスタートの切り方ではないでしょうか。

 

観客が大喜びしているのに、羽生選手だけは納得がいっていないという、これまた笑える素晴らしい形で、

でも多分ご本人が思う以上に、見ていた印象は良かったですよ!

 

前回のエキシビションや、公式練習を見ていると、

特に前半が、「自分にはもっと上がある、もっと出来るのに…」という気持ちなのでしょうけれども、

それはまた今後の試合の楽しみということで、ファンとしては嬉しいですよ♪ 

よりパーフェクトな演技は、ぜひ今後の試合で。(笑)

 

良く休んで、フリーも、どうか楽しんで頑張って下さい~~~!!

楽しみにしています!!

 

あ~良かった良かった♪

 

 

以下、今回の報道記事等です。

 

こちらのスポーツ報知の記事によれば、

「 だいたい満足している。4回転ループに関しては悔しいけど、自分のやりたいことはほとんど出来たと思う」  

「久しぶりに手足が震えるくらい緊張した」 と話したそうです。

 

もう一つ、こちらのWeb Sportivaの記事によれば、羽生選手はこう答えたようです。

「すごく緊張して、久しぶりに手足が震えるほどでした。

最初の4回転ループは減点がつくすごく汚いジャンプでしたけど、降りることができました。

NHK杯よりちょっとステップアップしたと思うので、そこでいい具合に緊張がほぐれたと思います。

もし最初の4回転ループがきれいに決まっていたら、『ノーミスをしなければ』と思って余計緊張したと思いますけど、あのジャンプだったから、ある意味緊張がなくなりましたし、そこから速いビートであったり歌詞であったりを考えることができました。

会場も盛り上がったので、そういうものも含めてお客さんの歓声や拍手でこのプログラムが作られたなと思います」

 

すごく緊張したというのは、まあ、直前になればきっと普通ならそうだろうとは思っていました。

でも、4回転ループのあと、気負いが抜けたようで、良かったですね!


こちらは、朝日デジタル記事の、羽生選手の写真集 です。



こちらの毎日新聞の記事でのインタビューを読んで思ったのですが。

やや苦しい状況を切り抜けている状態が続いている、冒頭の4回転ループですけど、

あそこのループを跳んでいる瞬間って、歌詞では、「永遠に幸せが終わらない世界」と言っていて、すなわち「天国描写」をプリンスさんが語っている時なんですよね。

着氷後のイーグルの時も、「昼も夜も見続けることのできる太陽」という歌詞であり、これはすなわち、天国におけるイエス=キリストを表す聖書の有名な表現なのだと、別ページの解説で私は書きました。

 

そういう意味を思うと、4回転ループに向かうとき、本当は気負ったり力んだり、「やるぞやるぞ!」「跳んでやるぞ!」「成功させるぞ!」モードになったりしたら逆にあまり良くなくて、

むしろとても謙虚に、あるいは「魂砕かれた」、または「神様に委ねた」状態であそこのジャンプに挑むほうが、きっと上手くいくのではないかと…

それがむしろジャンプの美しい成功につながり、

プログラムのあの部分を、本当の意味で理想的に完成させて、完璧に表現できることにもつながるのではないか、というような気がします。

 

なぜなら、聖書で語られる天国とは、最高に素晴らしい場所とされるのですが、そこは、自分の努力や、人間の力だけでは、決して入れないとされている世界だからです。

むしろ自分の不完全さや非力、罪を認めて、完全に神に頼る姿勢、神様に委ね、感謝する姿勢、魂の砕かれ方、謙虚さ、子供のような素直さ、といった精神的なことこそがとても重要になるのです。

だから、もしかしたらそれこそが、あの歌詞部分でのジャンプの、羽生選手が理想とする成功へのカギになり、同時に、プログラムの表現面での完成にもより近づくかもしれない、と私は思いました。

(その後の演技部分は、この部分とはガラッと変わって、「悪魔に負けるな!(笑)」の明るいノリなので、今の演技の感じで良いと思います。)

 

ま、「言うは易し、行うは難し」ですし、”ジャンプを跳べもしない人間が、一体何を言う”って感じなので本当に申し訳ないのですが、(汗) 

一応、この点は、歌われている(語られている)言葉の意味としては、とても重要な真理となるので、ちょっと書いてみましたとさ。(笑)

 

 

こちらは、現地で撮影された動画主様の映像です。(拝借いたします!)

客席の上の方から撮影されていますので、テレビの映像とはかなり違って、現地観戦風を楽しめるかと思います。

 

 

上から見ても、羽生選手はよく動いていますね!

凄さがよく伝わってきます!

 

 

 

 

 

 


羽生選手、22歳のお誕生日、おめでとう! ~記憶に残り輝く名演技と、受け継がれるもの~

2016-12-07 | 管理人のひとり言

 

 羽生選手!

22歳のお誕生日、おめでとうございます!

 

早速良いニュースが入っていて、ちょっと嬉しくなりました。→ 日刊スポーツ・羽生選手・現地到着のコメントつきニュース

 

今年は、極めて高い芸術性と、その人のもつ使命とが合わさった上で生み出されたと思われる、

私の記憶に残る、元・歴代王者たちの名演技をいくつか選んで、贈ってみたいと思います。

 

羽生選手が22歳の誕生日を迎えるこの日、グランプリ・ファイナルのために、日本ではなくてフランスにいらっしゃるので、

まずは、安全と守りを祈りつつ、

そのフランスでの長年の王者だった、ブライアン・ジュベールさんの、最新の名演技を最初に…

 

 

羽生選手もよくご存知のように、ブライアン・ジュベールさんは、プルシェンコ選手と共に、4回転時代を支え続け、試合では最後まで4回転にこだわり続けた4回転ジャンパーの代名詞ともなる一人です。

20代最後まで続いた選手生活の最後の数年は、4回転を跳んでも、あまり報われているようには見えなかったけれども、

でも、この演技を観て、私は、彼の今までのどの演技よりも深く感動したし、印象に残りました。

4回転はないけれども、本当に素晴らしかったし、ジュベールさんの本当の凄さが見えた気がしました。

 

きっと、他の誰がやるよりも、このテーマをやるべきだったのは、ブライアン・ジュベールさんだったのでしょう。

ずっとフランス王者だった彼が、フランス国内でやるからこそ、

きっとそれが彼の使命だったからこそ、ここまでの感動があるのだろうとも感じます。

演技終了後にブラヴォー!の声が飛んでいるけれども、本当に同感です。

テーマは本当に重いけど、演技をやる前もやった後も、彼の顔が、とても穏やかで優しい笑顔に満ちていて、輝いて見えます。

こういう姿を見る時、試合の勝敗やその人の経歴などをも全て超えて、フィギュアスケートの素晴らしさを感じます。

 

 

次は、羽生選手の振付師、ジェフリー・バトルさんの現役時代最後のフリー演技、

2008年世界選手権優勝時の、「アララト」です。

 

この演技は、4回転こそないけれども、ジャンプの天才と呼ばれる羽生選手と比べれば、明らかにジャンプが苦手だったバトルさんが、ジャンプをノーミスで終えただけでなく、ものすごい気迫と表現力で最後まで滑り切り、会場を興奮の渦に巻き込んだ、渾身の演技です。

最後の方は、見ていても鳥肌が立つ感じでした。

信念をもって4回転トウループを成功させたにもかかわらず、結局銀メダルになってしまったブライアン・ジュベールさんの、ちょっと悲しな表情がチラリと映っていて、その瞬間が本当にちょっと切なくなるけど、演技全体を通してみた時、バトルさんの優勝は、私は終わった瞬間に確信しました。 

演技終了後の、バトルさんの、見たことがないほどの喜び爆発ぶりが凄いです。 

皆様もご存知のように、カナダ国民の五輪への期待をよそに、バトルさんはこの試合での演技を最後として、彼は現役を引退しました。

タイトル「アララト」とは、現在のトルコとアルメニアの国境付近にある有名な山で、旧約聖書でノアの箱舟がたどり着いた場所がここの山頂だと言われていて、その高い山頂付近に今も残骸らしきものや痕跡がある、有名な「聖なる山」の名前ですが、

この音楽は、映画「アララトの聖母」から来ていて、この映画は、そのアララトのふもとで行われたアルメニア人大虐殺の史実を、被害者側の視点から描いたもの。 

カナダで制作されたけれども、加害者側から脅迫メールが殺到したと言われる、ある意味、命がけだったらしい映画。 

明らかに全身全霊で演じたバトルさん、彼の胸に秘めていたであろう思いや覚悟、演技のテーマ、音楽の背景、全てが合わさった瞬間が生み出した感動だったのだろうと思います。

 

 

 

次は、羽生選手の演技を除いた中で、男子シングル史上、最も私の記憶に残っている演技。

当時史上最高演技とも言われた、エフゲニー・プルシェンコ選手の、トリノ五輪のエキシビション。

 

 

 

アンコール部分

 

日本語の解説が、言葉を失って絶句しています。(笑)

基本、説明のいらない演技。(笑)

アンコールは、解説も言うように、確かに「ただ滑っているだけ」なのに漂う、圧倒的な王者の威厳。

演技を録画しては、消す、のが基本だった私が、初めて繰り返し繰り返し観続けて、いつまでもちっとも録画を消すことができなくなってしまった演技でもあります。

いつかこれと並ぶか、これを超えるほどの崇高さに満ちた王者の演技、芸術性の高い演技がまた出てきたらいいのに… でもさすがにそれは無理そうだね… と思っていた私は、

今、本当にワクワクしています!(笑)

 

一人一人の個性は違い、花の形もみな違うから、そのベストを比較することは本当は難しいです。

でも、トリノで女子金メダリストだった荒川さんのエキシビションの澄んだ美しさ、優雅さと気品、

男子金だった、このプルシェンコ選手のど迫力・威厳と崇高さに満ちた王者の演技、

どちらも素晴らしいけれども、その両方の要素を同時に盛り込むような離れ業の花を咲かせられるのは、きっと羽生選手ぐらいでは…。

 

 

さて次は、先日もNHK杯の試合の会場となった、同じ「札幌の真駒内」で行われた、1998年のNHK杯のものですが、

そこで本田武史さんが、日本人で初めて、国際試合で4回転トウループを成功させた時の演技です。

 

本田さんの、あまりにも嬉しそうな表情、喜び爆発後、安堵に満ちた笑顔が本当に眩しいですね。(笑)

背後にチラッと映る、当時の超・有名なバナー、「笑え!武史!」が懐かしいです。(爆笑)

いつもこれを見て、むしろ観客やテレビの視聴者が先に笑っちゃうよ、という、素晴らしき傑作。

稀に見るほどの清々しさと高い技術力で日本の天才と叫ばれ、高い期待を背負っていた当時の本田さんが、

ロシアのトップ勢と比べて足りないのは、演技中の「笑顔」だと言われていたからこその、愛情ですね。(真剣な、やや深刻な表情が多かったので。(笑))

この時本田さんが優勝を争っていたのは、他でもない、まだ16歳の若きプルシェンコ選手。

4回転+3回転トウをフリーで成功させて、安定感と天才っぷりを見せつけて、見事に優勝していきました。

 

 

 

今日、12月7日は、今ニュースを騒がせているように、

日本の歴史をさかのぼれば、安倍首相の真珠湾訪問でも解るように、日本がアメリカに真珠湾攻撃をしかけた日でもあります。 

今でも遺族は苦しんでいる… それは、どこの国でも同じです。 

→ 「真珠湾被害者の子供ら「許したいが苦しんでいる」 朝日新聞デジタル記事

私は、アメリカ人複数と原爆の話になった時、一人の人に、「自分は、父を真珠湾攻撃で日本人に殺された…」と言われ、そのまま目の前で泣き崩れられ、号泣されたことがあります。

その時の、本当にやりきれない気持ち、泣きたい気持ち、胸のどうしようもない苦しさ、悲しさ…

私は本当は、日本の被爆者の側の事実や思いを少しでも伝えようとしていたのだけど、言葉をつづけることができなくなってしまいました。

何も言えなくなり、ただ泣いて祈るしか出来ませんでした…

あの時ほど人間というもののどうしようもない罪深さを感じ、自分のせいではないのに、どうしようもなく、深い悲しみに襲われたことは、多分ないです。

 

でも、そこで気付くのです。

そんな時にも、祈ることができるというのは、なんという幸いで、なんという慰めか、と。

 

 

そして、当時の当事者ではない人間や、後世の人間が、

歴史に残る遺恨に、出来ることなんて少ないかもしれないけれども、後世の人だからこそ、出来ることというのもあるとも気づけます…

 

政治には、決して純粋だけではない「思惑」「政治戦略」が絡んでいることも多々あります。

だからこそ、政治的利害関係や思惑のない人たちにだけ、できること、やるべきこともきっとある…

 

 

次は、五輪金を2度とった女王、カタリーナ・ヴィットさんの、リレハンメル五輪のフリー演技を。

サラエボ五輪、カルガリー五輪で2度も金メダリストになり、引退していたヴィットさんが、リレハンメル五輪でわざわざ復帰したのは、

想い出の地・サラエボが、戦火にさらされた悲しみから平和を訴えるためであり、使命感に駆られて演技をするためでした。

 

こちらが、当時NHKで放送された、ヴィットさんのインタビューつき番組動画。

ヴィットさんの言葉が、多くの人を感動させました。

 

そしてこちらが、ジャンプミスもあったし、総合7位に終わったけど、当時見ていた多くの人の記憶に強く残る、そのフリー演技です。

 

 

サラエボ五輪で金メダリストになった彼女だったからこそ、出来た役割を、順位へのプライドを捨てて、彼女は果たしました。

演技直後の表情、得点を見ている時のヴィットさんの顔に浮かんだ穏やかな表情が、ある意味、金メダル並みだったと思ったのは、決して私だけではないでしょう。

この演技は、女子フリーのトリを飾りました。 

得点にブーイングが出ているのは、観客が演技に、得点以上のもっと高い意味や価値を見出したからでしょう。

彼女が、「表現力の女王」と呼ばれた本当の意味が分かった気がしました。 

そしてこの五輪で、金メダルを取った人こそは、あのオクサナ・バイウル選手。 EXで「白鳥」を見事に演じました。

 

 

聖書で、Prince of Peace (プリンス・オブ・ピース)という有名な表現がありますが、

(日本語聖書では「平和の君」、と訳されていますが、直訳すれば「平和の王子」です)、

これは、旧約聖書イザヤ書9章5節に出てくる、メサイア(=メシア、キリスト、救世主)についての「預言」の箇所で呼ばれる名で、

イエス=キリストの別の呼称でもあり、敵意と憎しみを滅ぼす象徴でもあり、真の平和はそこから始まるという宣言でもある、

この言葉を悪魔は大変嫌がると言います。

 

最後に、それを見事に象徴するかのような演技を。

羽生選手が最もワクワクしたというソルトレイクシティ五輪で金メダルをとった、

アレクセイ・ヤグディン選手のエキシビション、「Overcome」。

 

 

真っ黒でシンプルな服に、金色に輝く十字架だけを胸につけて、曲のタイトルを 「Overcome」にわざわざ変えて演技したヤグディン。

「Overcome」とは、「克服する」とか、「打ち勝つ」という意味ですが、

これは聖書の中で数え切れないほど何度も出てくる、非常に有名なキーワードでもあります。

これはイエス=キリストが悪魔に、あるいは悪魔が支配するこの世に、十字架の死により「打ち勝った」、

その罪の赦しによる「勝利の宣言」、「救いの勝利」を意味する表現で繰り返し使われ、

闇の力に「打ち勝つ」、悪の奴隷状態からの人間の解放を意味し、キリストに従う者たちの勝利の表現として、繰り返し何度も使われている言葉なのです。

 

悪による束縛を断ち、しばりつけられている結び目をほどき、虐げられる人々を解放していくーーー

悪魔への完全勝利、十字架の救いの本当の意味を、ヤグディン選手の演技は、身体全体で表現しているように見えます。

周囲を壁に囲まれたような世界に始まり、途中でパントマイム的に表現している、首を吊られたような人が、その縄目が解かれていくポーズをとっていき、その後は自由になった喜びを表現しているのがわかるかと思います。 

ラストで、天に栄光を帰しています。

 

この演技には、ヤグディン選手自身の、やや不幸だった生い立ちからくる、人生への深い意味があるだろうと思いますが、

でも多くの日本人が想像する以上に、この「Overcome」(打ち勝つ)と名付けられた演技には、衣装にも振付にもタイトルにも、さらに非常に深い意味が込められていると、私は思っていますし、多くの欧米人には伝わっていたでしょう。 

 

 

 

最後に、旧約聖書で「神に従う道」 とサブタイトルのつけられている、イザヤ書58章6節から9節 からの言葉を。

 

「悪による束縛を断ち、軛(くびき)の結び目をほどいて 虐げられた人を解放し、軛をことごとく折ること。

さらに、飢えた人にあなたのパンを裂き与え、さまよう貧しい人を家に招き入れ、

裸の人に会えば衣を着せかけ 同胞に助けを惜しまないこと。

そうすれば、あなたの光は曙のように射し出で あなたの傷は速やかにいやされる。

あなたの正義があなたを先導し 主の(=神様の)栄光があなたのしんがりを守る。

あなたが呼べば主(=神様)は答え  あなたが叫べば 「わたしはここにいる」と言われる。 」

 

 

映像の中でヴィットさんが語る「花」は、命の短い花だけれども、

私がこのブログのタイトルにつけた「花」は、人の輝きの象徴だから、「短い」意味は全く込めていませんし、

少しずつ形を変えてでも、その人に与えられた使命に沿って、永遠に咲き続ける意味で使わせてもらっています。(笑)

 

羽生選手が、今現在のベストの花を、大いに咲かせられますように…!

最高の笑顔で終えられますように!

 

世界中で見ている人々に、笑顔の花が咲き広がっていきますように…!

 

そして、22歳の1年間が、今まで以上に祝福された1年となりますように、お祈りしています!