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羽生選手を追いかける選手たち ~2016年の4大陸選手権の白熱した闘い~

2016-02-29 | フィギュアスケート全般について

いや~、2016年の四大陸選手権、男子の闘いは、本当に面白かったですね!!

羽生選手が出ていない試合なのに、ここまで面白いなんて!…というほど、興味深い演技がいくつもありました。

やはり、羽生選手を目標のトップとして、追いかける選手たちは、当然羽生選手の演技を意識して、それに追いつけ追い越そうと努力するわけですから、

私の一番好みの羽生選手の演技の良さを取り込みつつ、その選手の自分らしさを活かした演技を本気で目ざして下さるわけで、つまりは、かなり有り難い演技が増えるのだ、と気が付きました。

 

日本の番組での、解説の本田さんが、妙に嬉しそうな明るい声で解説して下さっていたのが、またとても良かったです!(笑) 

何かいいことあったのだろうか、と思ってしまうほど、良い声で解説して下さっていたけれども、少し前の「語り亭」でも、羽生選手の今後の演技にものすごく期待して、かなりワクワクして楽しそうだった様子を思い出しました。

日本の元祖4回転ジャンパーである本田さんにとって、きっと今の男子シングルの、4回転カムバック状態は、とっても嬉しいのかもしれない!と思いました。プルシェンコ選手と同じかな。「男は黙って4回転!」っていう名言(迷言)を叫んでいたのは、今の羽生選手くらいの年の頃の、本田さんですからね。(笑)

 

 

さて今回、優勝したチャン選手のフリーが凄かったのは確かなのですが、何が一番面白かったかって、やはり、

予想を超えた 中国勢二人(ハン・ヤン選手&ボーヤン・ジン選手)の大活躍 ですよ!

ボーヤン選手のフリー、シーズン最初は表現面が全然手が回っていなくって、上半身の動きも固すぎて、ジャンプ以外はあまり記憶に残らなかったのですけど、相当努力されているようで、かなり良くなっていました。

独特の妙な面白さがあり、上半身の動きのほうに、むしろ注目が行きました。 

フリーで4回転を4つ、ミスなく成功させるという偉業をも成し遂げ、ずいぶん変化した様子に、

思わず感動して、ボーヤン選手の演技に ジーン! となりましたとも!(笑)

 

ジャンプの質も良くなっているし、羽生選手にちょっと近づいたのでは?!

 

 

ボーヤン・ジン選手の、4回転を4つ決めたフリーの演技(アメリカ・NBC解説)はこちら→ https://www.youtube.com/watch?v=UqqdBc4zoik

 

全米選手権で、4回転を4つ成功させたネイサン・チェン選手への、本気の対抗心もあったのではないかと想像されます。 彼が出場できないのは、ちょっと残念ですね。

しかし、来シーズンは、4回転争いが、益々大変そうですね。羽生選手が、この先、4回転をフリーで4つ必要になるって言っていたのは、きっとネイサン・チェン選手やボーヤン・ジン選手のことが頭にあったからでしょうね。

 

かつてのプルシェンコ選手で有名な「タンゴ・アモーレ」を使っていながら、衣装の「模様」から、独特の動きから何から何まで、「超」がつくほど見ていて面白い、ユニークなショートの演技はこちら→ https://www.youtube.com/watch?v=GJJHw8H73Rk

4回転ルッツ+3回転トウループという、超高難度のジャンプを軽々と跳び、ジャンプの天才ぶりを発揮しています。 羽生選手のように、着氷後の流れなどはあまりないので、その辺の質は、まだ羽生選手にはかなわない印象ですが、あまりの軽々とした様子に、さすが曲芸の国・中国!と思わせてくれます。

 

こちらは、ボーヤン選手の、なぜか楽しいエキシビション。(笑)https://www.youtube.com/watch?v=hlPRmOzb1IY

ボールを使う意味が、客席に投げ込む以外には特に感じられないのですが(笑)、この動画の2分50秒ごろに、頑張ってます!という感じの「クリムキン・イーグル」を披露してくれていて、宇野選手の影響でしょうか… その熱い意欲だけはよく伝わってきましたね!(笑)

彼の演技は、羽生選手のように「惚れ込む」ような感じのものとは違うのですが、気が付いたら、なぜか顔が笑ってしまっているような、独特の楽しさあります。

 

 

 こちらは、中国のボーヤン選手のドキュメンタリー番組に、日本語翻訳をつけてくださったもの。 →https://www.youtube.com/watch?v=42TA1v4oopE

かなり興味深い内容です。 4回転ルッツも、初めてのたった1回か2回の練習で、いきなり跳べてしまったそうですから、まさに天才型ですね。

しかも、ボーヤン選手、「私にとって4回転ルッツは、技術じゃない。多分、気持ちと集中力で跳べるものです。」などと答えていますよ!気持ちと集中力だって!(笑)

羽生選手のトリプルアクセルが初めて跳べた時の話や、シニアに上がって初めての試合で成功させた4回転トウループと同じような感じ、あるいは、本田武史さんがかつて言った、4回転のコツは、「4回まわって降りるだけ!」発言に近い感じですね。

つまり皆様、同類なんですね。(笑)

ゲーム好きだというのは、羽生選手や外のフィギュアスケート男子と同じようですが、メダルにはあまり執着していない様子で、よほどのもの以外は、いつとったものかさえ、あまり覚えていないようです。

ボーヤン選手から漂う、ひょうひょうとした面白さは、こういうところなのかもしれませんね。

そうは言っても、さすがに、五輪の表彰台は目標のようです。

来シーズンは、ローリー・ニコル氏の振り付け指導で、表現力UPに努めるそうです。

 

 

もう一人、ハン・ヤン選手のフリーは、ロミオとジュリエットなのですが、これがまたとても良かったですね!(笑)→ https://www.youtube.com/watch?v=-5OoY1hkY98

ハン・ヤン選手は、他では見たことないような個性的で、どこかコミカルで、時にガクッと来るような(笑)演技が多かった印象なのですが、

今シーズンはなんと、「ロミオとジュリエット」という王道勝負に出ています。

それでもさすがハン・ヤン選手、ただのロミオとジュリエットでは終わらない!という個性的な演技。(笑)

 

とにかく、中国選手は、今まで観たことのないようなものを見せてくれる面白さがあって楽しいですね!

前半は、羽生選手も旧ロミオで使っていた、あの「Kissing You」という曲に合わせて、驚くほどしっとりと魅せてくれます。

ロミオとジュリエットの音楽を使っている割には、シンプルすぎるとも言われる彼のこの衣装には、どうも賛否両論があるようなのですが、ヤグディンのシンプル衣装の演技とか、羽生選手の練習着なども大好きな私にとっては、「おお! よくやった!」(笑)って感じでしかないです。きっと彼の好みはこういうスタイルなのでしょう。

衣装がシンプルだということは、体の動きがより明確に分かるので、本当に技や動きが洗練されていて、かなり自信がないと魅せられないので、ハン・ヤン選手の凄さが逆に目立っていいですね!

同じロミオ演技でも、マルチネス選手の、王道ロミオ衣装(→https://www.youtube.com/watch?v=-uVzhZPeOeQ)と対照的で、これはこれで面白い!(笑)

 

ところで、ハン・ヤン選手のこのプログラムの欠点は、後半、なぜだかわからない突拍子もない音楽のつなぎによって、雰囲気が突然ぶち壊されるところ・・・ だったのですが、今回初めて、あまり気になりませんでした!

「ああ、これは、こういうプログラムなんだね」って、初めて思えたのは、それだけ彼が滑り込んだからだろうと思います。

この振り付けは、かの有名なローリー・ニコルさんなのですが、数多くの浅田真央選手のプログラムや、今シーズンの宮原選手のフリーを見ても、彼女の今までのプログラムで、こんな「わけのわからない」音楽の切り替えは普通はないように思うので、

ハン・ヤン選手の今までのプログラムと同じような路線を踏襲している、この「突拍子もない切り替え」を使う演出はやはり、ハン・ヤン選手自身の強い希望による、意図的なものなのではないかと、ついに思うに至りました。(本当はどうなのかは、わかりませんが。)

それはそれで面白い!と思わせるほど、今回の演技は非常に良い出来だったと思います。

今回、2位と3位に入った中国選手のお二人は、今までにないような、どこか笑える、驚きと同時に、気が付いたら笑顔になっているような演技を見せてくれているという意味で、非常に貴重な個性だと思うし、とても楽しく観させてもらいました!

 

ここで、参考までに、現時点で、男子シングルSPの世界歴代最高得点となっている、グランプリ・ファイナルの時の羽生選手のショートの演技の練習映像を拝借してみます。

…やっぱり、練習着でも、シンプル衣装でも、真っ黒でもなんでも、素晴らしいものは素晴らしいのです!(笑)

この練習演技では特に、3つめのジャンプである、バックアウトカウンターからのトリプルアクセルを跳び終えた後の、流れのある美しい一連の動きに、私はなぜかいつも惚れ込むんですけど、特にこの時は、試合本番とも少し違っていて、また何とも言えず、超・素晴らしい~~~~!! 

ふわりとした試合用の衣装ではないからこそ、わかる動きの細部や流れのラインが、驚くほどよくわかり、とても美しくて本当にビックリします。  着氷した右足だけで、左足をつけずに滑り続けるのですが、左足の動きも非常に印象的で流麗だし、特に、音楽に合わせて後ろ向きから前向きに変わった時の、ハッとしたような感じが本当に素敵です。 

… と、いうわけで、ハン・ヤン選手のように、シンプル衣装でのロミオとジュリエットの演技も、十分にアリだ!と思う私です。(笑)

 

 

さて、今回優勝したパトリック・チャン選手のフリー演技はこちら。

→ https://www.youtube.com/watch?v=mVAZwsO8Z-4

 

冒頭の4回転トウループ+3回転トウループは、文句なく美しいですが、2度目の4回転も今シーズン初めて成功し、演技終了後に、今まで見たことないほどに喜びを爆発させたチャン選手。

確かにこれは、チャン選手の歴代演技の中でも、ベスト演技だったと言っていいでしょう。

4回転でも3回転半でも苦戦していたシーズン当初の演技を思えば、ずいぶん頑張ったのだろうと思います。

演技の後半だけを見ると、スケート・カナダの時のほうが印象に残った気がするのですが、前半で4回転が2度成功したと同時に、全体をミスなくまとめたという点で、今回のほうがより完成度は高く、得点も高くなりました。

まさかの、ショート5位からの大逆転となり、ご本人も嬉しかったに違いないですね。

チャン選手は、羽生選手や、他選手への嫌味発言みたいなものをやめてくれると、もうちょっと私も「カッコイイよね」と思えるかもしれないのだけど… と、前からいつも思うのだけど。(笑) 恐らく、本当は気が弱くてかなり繊細なのでしょう… ということが、最近のインタビューや会見の数々から、よくわかってきましたね。(笑)

まあ、その繊細さが良い方向へと活かされると、良い演技につながりますね。

今回は、他選手を意識しないようにしたのだそうです! 

羽生選手も、あのソチ五輪シーズン、そのように気持ちを切り替えていったグランプリ・ファイナルから、とても良い演技になって、躍進を遂げましたね。

今回、ショートよりもフリーの日に、氷の状態はかなり良くなったのだそうです。 

…ソチ五輪では、フリーの日、氷の状態がとても悪化していたように見えていましたけど、きっと間違っていないでしょうね。

 

 

宇野選手は、練習では4回転ループを成功させたと話題になっていましたけど、そのせいか、本番で逆に4回転トウループを失敗してしまい、まさかのメダル圏外に。ちょっと残念でしたね。

個人的に思ったのは、ちょっといつもよりも、プログラムへの入り込み度というか、「情熱要素」が弱かったかな…と思いました。 

冷静に、を意識しすぎたような… 冷静さももちろん大事である反面、宇野さんの独特の良さが、少しだけ減ってしまったような印象がありました。 でも、世界選手権では、また成長した姿を見せてくれるでしょう!

 

 

無良選手は、今シーズン、本当に動きが良くなりました。

男子は20代前半がピークなどと言われるフィギュアスケート界ですが、25歳でも、まだまだ全然、どんどん向上していけるという、お手本のような存在になりつつありますね!

https://www.youtube.com/watch?v=WXpDMOAlBss

宇野選手がジャンプで相当失点してしまったとはいえ、宇野選手のスコアと1点差というところに迫っていたのも凄いですね。

 

 

上位には入っていないのですが、マイケル・クリスチャン・マルチネス選手(フィリピン代表)の、エキシビションでの演技が素晴らしかったので、ご紹介します。

 

まずは、冒頭で複数回披露してくれる、スパイラルがそれぞれ男子としては凄いです。

次に、1分50秒ごろに出てくる、クリムキン・イーグルのあまりの凄さに、目を見張りました! 宇野選手のクリムキン・イーグルさえも超えているような美しさ。両手の位置や形に注目です。 

宇野選手のは男性的ですが、この優雅なクリムキン・イーグルはもはや、クリムキンさんのものでもなくて、マルチネス・イーグルでは、と言いたくなりますね。

彼はレイバック・イナバウアーもできるし(次のショート動画、1分56秒あたりで披露 https://www.youtube.com/watch?v=uh7SZ54K52k)、ビールマン・スピンの足の上がり方も半端ないし(この動画のラストの方)、柔軟性においてだけは、羽生選手と並ぶか、あるいは上回るかもしれません。ジャンプの成功確率だけが弱点のようですが、見ていて楽しい演技ですね!

 

 

田中刑事選手の、フリーの「椿姫」は、たとえジャンプが失敗していても、非常に華やかで雰囲気があって、見ていて楽しいです!

本当にオペラの世界を見せられているようなワクワク感があり、音を身体で表現することが出来ていて、とても素晴らしいと思います。

ご本人も好きなプログラムらしいですが、そういう思いがきちんと伝わってきます!

刑事というお名前とは、全く違ったイメージの演技が得意なようですね。(笑)

 

 

今回、タンゴをやった選手が何人もいたので、見ていたらやはり、羽生選手のタンゴが観たいよ!(笑)という気分になりました。

前は、20代のうちにやってくれればいいや、と思っていたのですが、出来れば数年以内にやってくれるといいな~と思えてきましたね。(笑)

 

色々な演技を見ていて思ったのですが、やはり、ノーミスはノーミスでも、「ノーミスを目指しました!という感じの無難なノーミス演技」より、「ただのノーミスを超えた、結果的にノーミスとなった演技」か、「ミスをまったく気にしないで全力でぶつけた、ミスあり演技」のほうが、印象に残ることは多いように思います。

 

やはり人間が機械とは決定的に違うところは、「魂」があり、「心」があり、それらが互いに伝わってくるところです。

だから私は、ボーカロイドの曲などは全然好きではないです。 歌に「心」が全然ないので、全く感動がない。 

決して胸を打たないし、歌詞も明らかにおかしいものが多いし。

前から何度も書いていますけど、プルシェンコ選手は、表現を最終的に決めるのは「心」の部分なのだと明確に語っています。 私もそう思います。 

 

 

最後に、あまり話題に出ていませんが、1月にあった、「メダル・ウィナーズ・オープン」の男子出場者の演技は、素晴らしかったですね。

ご紹介したくても今のところ動画が見つからず、残念です。

優勝したジェレミー・アボット選手の演技は、レ・ミゼラブルの「Bring Him Home」だったのですが、確かにとても素晴らしいものでしたし、見てよかったと本当に思わせるものでした。あれこそ、心の入った演技だったと思います。

惜しくも2位になってしまった織田さんは「愛の夢第三番」を滑りましたけど、ご家族様への思いをイメージして滑っていると言っていました。 途中で謎のコケがなければ優勝だったと思うくらい、前半は素晴らしく、レベルも高いものでした。

順位や得点では最下位だった、イリヤ・クーリックさん(1998年長野五輪・金メダリスト)は、衣装は上半身がラベンダーで下半身がグレーで、出てきたときは微妙な気持ちになりましたけど(笑)、かつて浅田選手や町田さんも使った、「ラベンダーの咲く庭で」の演技は、そんな第一印象をすべてを吹っ飛ばすような、情感あふれる印象的なものでした! 個人的には優勝のアボット選手の演技と並ぶほどに記憶に残る、素晴らしさでした!

現在38歳だそうで、ああいうのを見ると、(羽生選手が38歳になったらどんな演技をしてくれるのか・・・)と考えさせられて、楽しみになりますけど、羽生選手の将来設計からすると、そのころまではやっているかどうかわからない、ですね。(笑)

 

最後に、昨年末のグランプリ・ファイナルでの羽生選手の、ショートの歴代最高得点を得た時の演技動画を載せておきます!

 

 

 同じ、グランプリ・ファイナルでのショートの、カメラ角度の違う、スペイン語解説の動画です。

 

同じ演技なのですが、観る角度が違うため、下の動画の方が、ジャンプ(特に、2つめジャンプである、4回転トウ+3回転トゥ)が、よりきれいに見えます。 

この後にあった全日本選手権では、練習時も含めて、成功しているジャンプについては、ジャンプの軸の細さや回転が、グランプリ・ファイナルよりもさらに美しくなっていることに気が付きました。

 このグランプリ・ファイナルでのSPの演技は、昨シーズンの世界選手権(2015年春)の時の「バラード第一番」よりも、ステップ・シークエンスが特に良い意味で印象に残ります。

たとえレベルがどう認定されていようとも、確実に、昨シーズンよりも観ていてワクワクする気持ちになれるのです。何か、伝わってくるものが違います。(笑)

ボストンでの世界選手権では、会場はアメリカなので、演技が全体として特に「暗く、重苦しくならないことが重要」かと個人的には思います。威厳や迫力・重厚さ・静謐の中にも光るものがある、などが出てくる分には良いと思いますけどね!

 

ステップでワクワクすると言えば、今シーズンの浅田真央選手の、中国杯の時の演技です。

この演技は、浅田選手の弾けるような笑顔、本当にチャーミングで明るい、喜びに溢れた様子がとっても素敵です!

浅田真央選手には、堂々として思い切った、こんな笑顔が再び観られるような演技が出来ますように、お祈りしています! 浅田真央選手、絶対に出来るよ!(笑)

 

 

世界選手権まで、早くもあと1か月ですね。

羽生選手が、体調を整えて、日々、今できるベストな練習や休息等の的確な判断が出来ますように、お祈りしております!  

 


「アミノプロテイン」でクリアファイル&「冷泉炭酸湯」でマグネット10種類配布の羽生選手キャンペーン!

2016-02-26 | 羽生結弦選手の出演CM

バスクリンが3月から、きき湯・冷泉炭酸湯 というシリーズのキャンペーンで、

羽生選手の新しいマグネット10種類が、くっついてくるのだとか!

ニュースはこちら → http://makernews.biz/201602266233-11/

 

 10種類のマグネットというのは、こちら ↓

 

全部、今シーズンの衣装ですね!

なかなかよさそうでな写真ばかりですけど、実物を見てみないと何とも…

 

今回の羽生選手マグネットは、もっとカレー(華麗)に!って要求していないみたいです!(笑)

 

もう十分に華麗でした!(笑)  ということなのでしょうね。

 

そもそも、ちゃんとマグネット付きのものを、薬局で普通に売ってほしいですね。

数量限定、なんてやらずに。

そして、きちんと、「本当にマグネット」になっているものをつけてほしいです。

 

 

 

さて、今度はこちらは、味の素のキャンペーン。

 

今シーズンは、味の素からは羽生選手の新たなCMが出てこなかったと思っていたら、

今月半ばから、4月24日まで、アミノプロテインを10本を一口として、クイズにも答え、(正解した人で) 応募してきた人全員に

ご希望のアスリートのクリアファイルをプレゼントするというキャンペーンをやっています。

羽生選手のクリアファイルも入っています!

 

よく読んでご確認の上、応募して下さい。

 

アミノプロテイン・トライアルキャンペーンの HPはこちらです ↓

http://www.ajinomoto.co.jp/aminovital/protein_cp2016/

 

羽生選手のクリアファイルは、どんなものかと言えば、

ただの「イメージ」だとの注意書きはありますが、以下のようなものだそうです。

 

その1

 

 

その2

 

 

 ちょっと応募の手間が面倒そうで、

キシリトールの方が、買ってすぐにもらえるという点では、楽でしたけどね…

 

とはいえ、応募してクイズの答えが当たってさえいれば、必ずクリアファイルがもらえるとのことですので、

どうしてもほしい方には絶好のチャンスかもしれません!

 

 

今シーズンは、アミノバイタルじゃなくて、アミノプロテイン! だそう!!

 

時間が足りない~!と思っている私は最近、

短時間でもぐっすり深く眠れるような、安眠のプロになりテイン! などと思う、今日この頃ですね。

 

… 「今、心底共感したわ!」という、広い心をお持ちの、おっとりしたアナタ様も、

羽生選手のクリアファイルを見て、うっとりしているだけのアナタ様も、

あるいは、

「今、誰かのせいで、どっと疲れてしまったわ!」… と、そんな風に、げっそりしているアナタ様も、

ぜひともアミノプロテインで、体力をつけるべし! 

 

そう、ヒーローだって、疲労する! (笑)

疲労回復には、何事も、心で笑い飛ばすのが一番です!

 

 (おまけ: 本当に安眠したいあなた様には、こちら、東京西川のオーダーメイド布団「&Free」を羽生選手がおススメしてくれていますよ! → http://andfree.jp/news/voice/index.html   )

 

 

 

 

 

 

 


バレンタイン直前企画でチョコっと登場した羽生選手と浅田選手・2016版

2016-02-13 | 羽生結弦選手の出演CM

 

ロッテの、バレンタイン直前企画で、羽生選手が巨大チョコケーキと共に登場しました!

 

 

一体いつ撮影されたものなのかは不明ですが、

ここで羽生選手は、ホワイトチョコが大好きだと語っております。

 

羽生選手の好みはどうやら、 普通のチョコレートより、ホワイトチョコレート

              チョコレートケーキより、イチゴのショートケーキ、

なのだと解りましたね。

これを聞く限り、どうも羽生選手は生クリーム系が好きで、ビターチョコは苦手なのではないかと想像されますけど、どうでしょうね。

私も過去、ホワイトチョコにやたらとはまった時期がありましたけど、違うメーカーのものでした。(爆)

 

このリンクに見立てたという、チョコレートでコーティングされた巨大ケーキはよく出来ていますけど、

中身はイチゴのショートケーキなのでしょうか。 それともオールチョコレート…?

 

羽生選手がやたら喜んでいる「羽生人形」は、最後のアップ映像を見る限り、食べられるものではないように見えますね。 

このチョコリンクに、ショートプログラムでいうところの「いまだ誰も出したことのない120点」をつけた羽生選手ですが、ぜひともそのスコアは、いずれ羽生選手ご本人に出していただきたく思います!

 

この動画で一つ指摘させていただくなら、プレゼントBOXを通して毎年チョコを沢山もらうと語っている羽生選手ですが、日本スケート連盟は、食べ物の選手へのプレゼントは「禁止」だと通達していたと思います。

どういうことなのでしょうね… 知らずに入れてしまう人が大勢いるということでしょうか。

 

今年のロッテの羽生選手のCMは、全体として、100点満点で95点くらいでしょうか。

昨シーズンよりもはずっと良くなりましたね!

 

 

次は、同じくロッテの、浅田真央選手の、バレンタインデー直前企画の映像です。

浅田真央選手が、チョコレートに文字を書きます。

 

 

こちらは、浅田選手が、佐藤信夫コーチにプレゼントする様子です。

 

 

 最後におまけで、浅田真央選手と舞さん共演による、鼻炎「ストナリニS」の宣伝です。

1~5話まで一気にどうぞ。

 

 

お、おやじじゃなくて、乙女ギャグ炸裂…?! ラストが良いですね。(笑)

 

…念のために申し上げますと、このブログ名は、「花になろうよ!」でして、「鼻になろうよ!」ではございません。(笑)

 

 羽生選手の今年のバレンタインデーは、一体どこにいるのか、バレたくはないんデー!って感じなのでしょうか…

…ちょっと苦しかったですね!(笑)  失礼しました! 

 


NHK「想いのかけら」を見た羽生選手からのメッセージと、「花は咲く10分版」動画

2016-02-12 | 羽生結弦選手のおススメ演技動画集

NHK杯の、盛岡スペシャルエキシビションと同時に、

「想いのかけら」というアニメが放送されました。

それを見た羽生選手の感想の入った放送が、こちら。

http://www.dailymotion.com/video/x3rg6zt_160211-%E6%83%B3%E3%81%84-%E3%81%8A%E3%82%82-%E3%81%84-%E3%82%92%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%B8_sport

 

そして、「大好き 東北」 というNHKのキャンペーンページで、

羽生選手からのロング・メッセージが公開されていますので、どうぞご覧下さい!

→ http://www.nhk.or.jp/daisuki-tohoku/kakera/

 

スケートをやっている方向けと、全国の皆様向けのメッセージの二つが、収録されています♪

羽生選手が、穏やかな笑顔で語りかけていますね。(笑)

今後、他の選手たちのメッセージもUPされていく予定のようです。

 

こちらは、動画主様が、上の動画を抜き取って動画化して下さったもの。

なんらかの理由で上のHPで見ることが出来ない場合は、こちらでご確認下さい。

http://www.dailymotion.com/video/x3rgg4t_160211-%E6%83%B3%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%81%91%E3%82%89-%E3%81%B8-%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC_sport

 

 

フィギュアスケートの採点や評価の在り方をめぐって、色々な意見が噴出しているのは昔からですし、私としては「選手の個性や才能の多様性」や「他にはない唯一無二性」こそが、見ていてもとても面白い点でもあるので、

様々なご意見が出るのはごもっともだと思うし、人が一人ひとり、それぞれ最高と思うものが違って良いし、むしろ人間はそのように創られているのだから、そう思えるほうが自然だし当然とさえ私は思っていますし、選手はそれぞれ自分の最大の強みこそを活かしたプログラムで、自分が納得がいくように、頑張ってほしいと思いますね。

しかし、それでも、今までのフィギュアスケートの「大議論」につながってきた、「技術」と「表現」のバランスにおいて、どちらも頂点を極められて揃えられるほどの才能と実力を発揮できる人というのはそうそういないので、この点において私は本当に、羽生選手に期待しているし希望をもってきたので、実現しつつあることがとても嬉しく思います!

色んな事を言う人はいますけど、この競技のもつ特殊性や特異性が、むしろ羽生選手にとって大きな喜びにつながるようであれば、私としては嬉しいですね!

 

さて、こちらは、盛岡エキシビションで披露された、「4人による花は咲く」の、

練習風景から収録された「花は咲く 10分バージョン」の動画です。

最後に羽生選手のコメントがついています。

http://www.dailymotion.com/video/x3rpyui_160212-%E6%9D%B1%E5%8C%97%E3%81%AE%E5%BF%83%E3%81%8C%E7%B4%A1%E3%81%90-%E8%8A%B1%E5%92%B2-from-n%E6%9D%AFspex-10min-ver_sport

 

映像の最初の方で、羽生選手が、練習の時に、非常に長いハイドロブレーディングを、気楽にやりながら披露しています!

とても余裕そうですね… 

 

 

最後に、NHKのBS1で放送された、「スポーツ酒場語り亭」での「今夜はとことん羽生結弦!」という回の放送です。 本田さん、宮本さん、佐野さんたちが、羽生選手について語っています。

http://www.dailymotion.com/video/x3qwpbb_160207-%E4%BB%8A%E5%A4%9C%E3%81%AF%E3%81%A8%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%93y-h_sport

 

最後の方で、キャンデロロさんが、「ユヅルならいつか5回転をやってくれるかもしれない。生きている間に見たい。」などと仰っています。(笑)

プルシェンコ選手はもうちょっと、5回転については現実的な見方をしていて、慎重な発言をしていましたけどね。(笑)

皆さんの期待が凄いですね。

無理なく、出来る範囲で、一歩一歩、頑張っていってほしいですね!

 

 

やっぱり本人のインタビューが一番だよ、と思う私としては、最後にこの宣伝をご紹介。

http://www.dailymotion.com/video/x3qx2ta_160208-%E4%BA%88%E5%91%8A%E2%85%A1_sport

 

今月末、荒川静香さんのフレンズ+という番組で、羽生選手が2年ぶりに登場するらしいです。

楽しみにしています!

 

 


命ある限り、希望を胸に…NHKの「未来への光~子供たちと共に~」感想と、浅田選手・羽生選手へのエール

2016-02-09 | フィギュアスケート全般について

 

2月6日にNHKのBS1で、盛岡であったNHK杯スペシャルエキシビションの、

浅田真央選手のプログラムの制作裏を取材した「浅田真央 未来への光 ~子供たちと共に~」という番組が放送されました。

(木曜日にBS1で、再放送があるようです。)

(盛岡のスペシャルエキシビションの舞台裏の番組は、複数出てきていますが、今回のこれは、羽生選手はラストで浅田選手と一緒のフィナーレにだけ登場します。)

 

BSがなくて、見られない方には、こちら、NHKオンデマンドから、

今だけはこの番組については、お試し無料で見られるようです。↓

http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2016067715SC000/

 

地上波でもやって下さったら良いのにね、と思いました。

とても素晴らしい番組でした。

 

浅田真央選手や、子供たち、衣装担当の学生たち… 本当に大勢が、一生懸命になってあれを作って下さったのだと、良くわかりました。

 

私が思わず泣いてしまったシーンがいくつかありました。

 

一つ目は、浅田選手が担当した、「日本語の歌詞」部分を作る時に、

浅田選手が本当に一生懸命、どんな言葉が良いのか、どんな言葉なら観る人が元気になれるのか、伝えるべき人たちの気持ちを必死で考えながら、一つ一つ候補をあげ、悩み悩み、考えて、本当に試行錯誤しながら作って下さったということ。

浅田真央選手が、本当に慎重に、じっくりと時間をかけてあの言葉を選んで下さったということがよくわかり、

その姿を見ていたら、私は思わず、涙が出てしまいました。

 

番組の背後に流れていた、リベラの皆様が歌う歌も本当に良かったせいもあり、とても心穏やかになれる、そんな温かい番組でしたけど、

映し出されていた浅田真央選手の様子から、本当に真剣で深い思いやり、そして優しさが伝わってきたからです。

 

「命ある限り 希望 胸に 

未来への光 輝かせよう 輝かせよう 」

 

とてもシンプルだけど、大事で、力強く前に進ませる言葉だけが厳選されていて、とても素敵な歌詞だと、私は思います。

 

一番感動的でもあった「一本松」のところの演技も、かなり何度も練習を積んで試行錯誤の末に出来たと解りました。

子供たちに指導するときに、話す浅田選手の気持ちも、こちらへ伝わるものがありました。

 

最後に、浅田真央選手が、舞台裏で流した涙…

表に見せる姿だけではない、浅田真央選手の心や、その人生の一部が垣間見えた気がして、とても胸が打たれました。

 

 

幾多の試練を乗り越えてきて、恐らくは心傷ついた言葉も沢山受けたことがあるからこそ、

何が一番良いのかと深く考えながら、厳選して伝えようとしてくれるその真剣な気持ちが、見ていて、1ファンとして、本当にとても嬉しかったです。

 

優しさがあふれたその姿。

 

 

浅田真央選手、ありがとう!! 本当にどうもありがとう…!

 

世の中、色んなことを言う人がいるし、色んな感じ方があるとは思うけれども、

でも私は、あなたほど強い女性は、見たことないよ、と本気で思っています。

あなたほど、フィギュアスケートを滑っている時に、心から楽しそうで嬉しそうに見え、美しくて、時には凄みがあり、時には優しさがあふれていて、透明感があって、高難易度にも全くひるまず挑み続け、輝いて見えた女子選手はいなかったよ、と、思っています。

 

今度の世界選手権。

「素敵なあなた」でも、「蝶々夫人」でも、どちらも、浅田選手がシーズン最初に「表現したい」と語っていた、その内容こそを、思う存分表現できますように…!

そして、浅田選手が納得のいく構成で、思いっきり楽しんで滑れますように…!!

 

きっとそれが、一番、浅田真央選手らしい姿なのだろうと、私も思うから。

 

 誰が、25歳でなお、トリプルアクセルを跳び、美しさを極めつつも、自分の限界に果敢に挑戦し続ける女性スケーターが現れるなどと、想像できたでしょうか。

 

どうか、堂々と胸を張って、大舞台で輝いて下さい!!

 

「命ある限り 希望 胸に 

未来への光 輝かせよう 輝かせよう 」

 

 この言葉を、浅田選手自身のものとして、体現していってほしいと思います!

 

 

浅田真央選手は、リベラの歌が好きだったようです。

リベラの皆様と浅田真央選手の共演は、とても良かったですね!

またいつか、生歌で共演してほしいと思いました!

 

イエスは…(中略)…弟子たちに言われた。

「子供たちをわたしのところに来させなさい。

妨げてはならない。

神の国(天の国)は、このような者たちのものである。

( マルコによる福音書10章14~15節   新約聖書: 新共同訳より )

 

 

ジュピター(浅田真央プロデュース)
ウィステリアプロジェクト
ウィステリアプロジェクト

 

 

 イエスは一人の子供を呼び寄せ、彼らの中に立たせて、言われた。

「はっきり言っておく。心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。

自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ。」 

( マタイによる福音書 18章 1~4節  新約聖書: 新共同訳より )

 

 

こちらは、キリトルTVで放送された、羽生選手部分だけを動画主様が編集して下さった動画です。

http://www.dailymotion.com/video/x3qwvo4_160207-kritru_sport

羽生選手の無邪気さ全開というか、素直さ全開というか、お調子者全開というか… そんな動画ばかりを集めた感じですね。(笑)

ファンの方は殆どは、一度は見たことのある場面の映像だったり、既にどこかで放送されて知っているものが多いとは思いますが。

特に途中で出てくる、列から飛び出て町田さんのエアギター完全マネっ子状態は、「 殿! 木に登りすぎでごザル!(笑)それではまるで子ザルでごザルよ!(笑)」と申し上げたいほどの吹き出し度。 それでも、直後に映るご本家・町田樹殿の弾けっぷりお手本映像には、負けているような… うぬぬ、恐るべしですな~、町田殿。(笑)  

なかなか面白い内容でした。

 

 

羽生選手も、今はどうやら、忍者のごとく姿を隠しておられるようですが・・・ 

どうか、どこにいたとしても、あらゆることが守られていきますように。

 

たとえもし、今いる場所がまた、「壁だらけ」に見えるような場所だったとしても、あるいは、そんな状況だったとしても、

それこそが何か、「完璧」な 神様のご計画のうちの課題なのだと受け止めて、ぜひとも空を見上げつつ、

周囲が暗いほど、より強く光って見える星の美しさや、その驚くほどの明るさに逆に目を留めてもらえれば、と…。

 

そんな途方もなく美しい自然がこの世に存在する、そんな奇跡に感謝しつつ、

いつもなら決して見えないものが、見えてくる、そんな新たな発見から生じる心の喜びや、魂の自由を味わって、

少しでも無理なく楽しんで過ごしていってほしいなと・・・ そう願っています!!

 

思わぬ形で、白い雪が大量に舞い積もったら、一時的に身動きが取れなくなったり、歩みが遅くなったり、

ちょっとだけ遠回りしたりするかもしれないけど、一歩一歩踏みしめる雪の感触を味わえるし、

白銀の美しいものへと周囲は変わるし、空気はそれまでになく澄み切っていることに気づけます。

 

厳しい寒さと澄んだ空気のおかげで、視界や思考も明瞭になってきたり、 色んな素晴らしさを味わうこともできる・・・ 

 

世界選手権までの貴重な時間が、そんな心豊かな、美しい時間へと変えられていきますように、心からお祈りしております!

 

どのような状況にあっても、幸せを見出すことが出来ますように…!

 

 

「 人間の道は自分の目に清く見えるが、    主は(=神様は)その精神を調べられる。

  あなたの業を主に(=神様に)委ねれば   計らうことは固く立つ。         」

              ( 箴言16章2~3節 : 旧約聖書 新共同訳より )

 

 

 

 


NHK杯スペシャルエキシビション2016!羽生選手と歴代スケーターたちの心を込めた最高演技集

2016-02-06 | 羽生結弦選手のおススメ演技動画集

羽生結弦選手も、浅田真央選手も、たとえ今どこにいても、どのような状態であったとしても、どのような試練の中からでも、必ず全てが善きことへと変えられていくよう、お祈りしています! 希望をもって頑張れ!

「思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです。(中略)

あらゆる恵みの源である神、すなわち、キリスト・イエスを通してあなたがたを永遠の栄光へ招いてくださった神ご自身が、しばらくの間苦しんだあなたがたを完全な者とし、強め、力づけ、揺らぐことがないようにしてくださいます。」

(ペトロの手紙第一 5章 7節&10節  (新約聖書:新共同訳より))

 

追加情報一覧:

2月6日: 浅田真央選手の、「浅田真央~未来への光~子供たちと共に」という、舞台裏を取材した番組が、本日夜11時からBS1であるようです。

2月5日 : フィリップ・キャンデロロさん、無良選手、鈴木明子さん、メリル&チャーリー組の演技動画をそれぞれ追加しました。 

1月20日: 羽生選手被災地訪問の様子と演技練習の様子の追加映像(NHKニュース)と、「NHK杯スペシャルエキシビションの舞台裏」(1月17日放送)の動画を、最後にUPしました。   

1月18日: 「花は咲く」4人版の別角度の素晴らしい動画を追加しました。

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2016年1月9日に、岩手県盛岡市で、NHK杯のスペシャルエキシビションがありました。

収益を全て被災地の震災復興への支援に充てるこのNHKの企画に、非常に豪華なメンバーが揃いました。

時を超えて、各時代のトップレベルのスケーターたちと、次世代のスケーターたちを合わせた、非常に素晴らしいエキシビションでした!

まず最初に、羽生選手が、津波被害にあった岩手県大槌町に行き、また、子供たちと触れ合って色々と感じた様子のニュース動画からどうぞ。

この大槌町の震災当時の津波映像、特に羽生選手が行った高台からの映像は、私は何度も何度も見たので最も覚えている衝撃的な光景の一つでもあります。今も残る廃墟を見て、言葉にならない思いがしました。 でも、無邪気な子供たちの明るい笑顔が、希望になりますね。

(参考: 2011年3月11日当時の、大槌町の津波の映像を、羽生選手が登った高台から撮影した映像がこちらです。見る覚悟のある人だけが見て下さい。最初は周囲の人々も騒いでいますが、後半に言葉を失います。→ https://www.youtube.com/watch?v=ovGtbp9upz0  )

 

また、1月19日にNHKで追加放送された、羽生選手被災地訪問の様子の動画は、こちらです。

デイリーモーション動画 http://www.dailymotion.com/video/x3n9wp6_160119-%E8%A2%AB%E7%81%BD%E5%9C%B0%E3%81%AB%E5%AF%84%E3%82%8A%E6%B7%BB%E3%81%A3%E3%81%A6_sport

真剣に演技の練習をしている様子が、映っています。

 

さて、そのスペシャルエキシビション、素晴らしい演技の数々を、一つずつ見ていきたいと思います!

 

(NHKでは前半と後半に分かれて放送されましたが、地上波でやっていた後半は見たけど、BS1でやっていた前半を見逃したという方は、NHKオンデマンドのこちらで、観ることが出来ます。→ http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2015067245SC000/

NHKはできれば、全部を再放送して下さるといいのにね! きちんと最初のオープニングから最後のフィナーレまで、カットなく、良いカメラ角度のものをお願いしたいです!

これの「舞台裏」を、17日(日)の午前10時5分~10時53分で、地上波 NHK総合チャンネル で放送予定だそう。)

 

さてまずは、なんといっても、非常に素晴らしかったオープニングです! 

デイリーモーション動画 → http://www.dailymotion.com/video/x3lmy5o

 

実は私は、今回使われたこの曲が、前からものすごーーく大好きでして、(ケルティック・ウーマンの「The Call」という曲→ https://www.youtube.com/watch?v=XD6RdI1QqCg) 

羽生選手を応援してきた日々の中でも、特に羽生選手が金メダリストになる前の年月の頃にすごく良く聞いていた曲で、(いつかこれで羽生選手たちがオープニングとかで滑ってくれたら凄くいいのにね…!絶対素敵だと思うわ~!)と前から思い描き、願っていた曲だったのでした。

ですから、すっかり忘れた今頃になって、いきなりその夢が実現した!ということで、まさかの展開に非常に驚き感激しましたし、何年か前の日々を思い出して、感慨深くもあり… そしてこのタイミングでこれが使われたことに、思わず畏敬の念に打たれました。

出だしがとにかくカッコイイ曲で、冒頭からゾクゾクします。

ケルティック・ウーマンは、メンバーが入れ替わりが結構激しいのですが、私が一番好きだったのはこの曲の頃のメンバーなので、歌声も歌詞ももちろん大好きなのですが、特に私は、間奏に出てくるバイオリンのソロパートがもう、滅茶苦茶大好きだったのですが、なんとまさにそのバイオリンの間奏部分で、羽生選手とプルシェンコ選手が登場! 

1度目の間奏では羽生選手が、2度目の間奏ではプルシェンコ選手が滑りながら登場するという、もう私にとっては最高の、この上ない贅沢な構成で、きゃあ~~~~!!ぎゃあ~~~~!!と、嬉しい悲鳴をあげたくなりました。 

私は前からこのバイオリニスト、マレード・ネスビットさんの演奏に、羽生選手と共通の「天才性」を強く感じることが何度かありました。

すごく喜びにあふれていて、飛び回るように自由自在。躊躇なき意欲と決意を感じ、天高く立ち上っていく香りのようで、心震わせる感動がある、そんな凄い天才性。

私から見ると、この完璧すぎる選曲と振付を担当して下さったのは一体どなたでしょう?! …練習映像を観ると、振付が阿部奈々美先生のようだから、きっと選曲もそうでしょうね! 本当に感激でした。 

とにかくもう最高でした!! 嬉しすぎて、オープニングだけで 大満足した私です。(笑)

 

 出演者全員が登場してくる中でも、やはり私の目を一番惹いたのは、羽生選手。

あまりに素敵すぎて息を呑みました! 群舞になると、どうしても私の目は羽生選手に行きますが、今回はなんか動きも滑りも全然違いましたね。素晴らしいバイオリンの音色のせいもあると思うけど、ホントに心奪われる感覚。 

カメラさんには、もっとちゃんと全部を色んな角度から映してもらいたかったですね…! 大勢が登場するオープニングは難しいでしょうけれども、映像をもしお持ちなら、NHKには、第一部も含めてもっと放出してほしいですね。

今回のエキシビションは照明技術が特に素晴らしく、一つ一つが印象的で美しく、本当に良かったのでなおさらそう思いました。

羽生選手のこの衣装(「言えないよ」で使った衣装ですね)も久しぶりに見ましたけど、カッコ良かったですね! 

羽生選手は、今回、全部で衣装を4回もチェンジしてくれるという、贅沢なサービスをしてくれました! なかなか一度に4回というのはないと思うので、ちょっと嬉しかったですね。

 

オープニングからもう うっとりだった、このエキシビションは、会場の観客のLEDライトの演出が、素晴らしかったですね! 星空の輝きのようで、本当に素敵でしたし、またそれが時々、氷の上に映っていくのが最高でした。

でも、滑るスケーターさんたちは、ライトがちかちかすると滑りにくいだろうと思うのですが、よく頑張って下さったと思います。

NHKは今回、すごく力を入れたんだろうな、というのがわかりました。

変に派手ではなく、本当に心にじんわりとしみていくような、祈りと希望に満ちたエキシビションにふさわしい演出でした。

 

まずは、トップで登場したのは、宮原知子選手の、「翼をください」 → https://www.youtube.com/watch?v=zqLlpNipjpY

 

地元・岩手出身の、佐藤選手が、新選組をイメージした和のプログラムをやってくれて、とてもカッコよく、魅せることに力点を置いてくれていて、とても楽しめて良かったです! 

他にも、本田武史さんが、映画「ミッション」の美しいテーマ曲で魅せ、得意のスーパーロング・イーグルを披露。 あれは本当に凄くてカッコイイし圧巻ですね! 

かつて「氷上のバレリーナ」と呼ばれ、ジュニアの世界選手権で優勝までしたのに、怪我で早期引退されてしまった太田由希奈さんの、変わらない優雅さは、フィギュアスケートにジャンプがなくてもここまで美しく魅せられるのだというお手本のような、本当に美しい演技でした。

これらの動画が見つからないのでここでご紹介できませんけれども、もし再放送するならば、あるいは、NHKオンデマンドで見られる方には、ぜひ見てもらいたい演技です!(動画発見したら、UPします。)

 

次は、鈴木明子さんの「シルク・ド・ソレイユ」。 試合用のプログラムだったものを久しぶりに再演してくれました。

https://www.youtube.com/watch?v=SM7_HqiCrz8

滑る喜びに溢れていますね!

 

こちらは、無良選手の、「Love never dies」。 

これもとっても良かったです! 無良選手に似合ってますね!

 

 今回これを選んだ理由は、「大切な人を想う気持ち、これをリンクの上で表現したかった」と語ったそうです!素敵ですね!

 

次にご紹介するのは、プルシェンコ選手に憧れてスケートを始め、今は羽生選手が目標だという、山本草太選手。高校1年生。

来シーズンからはシニアに来る予定だそう! 

 

浅田真央選手の「踊るリッツの夜」と、その後の特別インタビュー動画です。

 

アイスダンスの、ソチ五輪での金メダリスト、メリル・デービス&チャーリー・ホワイト組の演技です。

https://www.youtube.com/watch?v=N5zi2Z9A-C4

 

次は、羽生選手と、本田武史さん、荒川静香さん、鈴木明子さんという、東北ゆかりの日本のトップスケーター4人による、「花は咲く」です。

羽生選手一人の時の「花は咲く」とは全然違うけど、羽生選手がとても幸せそうだな~と思って見ていました。

 

上の動画より下の動画のほうが画像がキレイなのですが、上には、最初に4人のスケーターへのインタビューが入っていて、また、彼らが被災地を訪問した時の様子なども映っていますので、まずは上の動画を必見です。

インタビューでの羽生選手が、妙にかっこいいというか、すごく嬉しそうで幸せそうで、良い顔をしているように見えるのです。

演技の時もそうだけど、地元の仲間4人でこれを滑ることができるのが、よほど嬉しかったのだろうな~と思いました。心強いですものね。

荒川さんと羽生選手が滑るのは何度も見たことがありましたが、本田さんと羽生選手が一緒に滑るのを見られて、とても嬉しかったですね!

 

さらにこちらは、同じ演技「花は咲く」4人版の、別のカメラの別角度のもの。

印象がまた変わり、最初から最後まで、非常に素晴らしい映像となっていて、最高です!(笑)

特に、羽生選手が、角度が違ってみると、こんなに良い表情をしていたのか!と改めて驚かされるほどです。

デイリーモーション動画↓

http://www.dailymotion.com/video/x3mwsdy_160117-n%E6%9D%AF-special-ex-%E8%8A%B1%E3%81%AF%E5%92%B2%E3%81%8F-%E7%A5%9E%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB_sport

心がこもっていて、本当に美しい演技でしたね。 思わず、身震いするほどでした!凄かった!

 

 

次は、まさに私の夢の実現状態だった、驚きのインタビューです!

羽生選手、プルシェンコ選手、浅田真央選手という、私がこのブログで最も書いてきた、最も尊敬する3人の天才選手による まさかの「3ショット」! (別ページでも先にUPしてありますが、もう一度。)

なにこれ、きゃあ~~~~~~~~♪♪♪ と叫びたくなる、世代を超えた3人。 

 

 

羽生選手、プルシェンコ選手に、真横で「僕のヒーロー」と言ってもらえて、良かったですね~!!

でもやっぱり、こうして並ぶとプルシェンコ選手の、座っているだけでも漂う威厳はやはり凄くて、頼もしい限り。(笑) 羽生選手は、プルシェンコ選手の横にいると、やはり少年時代の気持ちに戻っているように見えます。(笑)

浅田真央選手も、「フィギュアスケートの女王」と呼ばれ、トリプルアクセルがあなたなら2度と跳べる!と激励をされています。

羽生選手はしっかりと「どうやったらノーミスを続けられるのか」とプルシェンコ選手に質問し、(笑)逆にプルシェンコ選手から、4回転ループと4回転ルッツの期待をされてしまいます。カメラの前ではさすがにノーミスの秘訣は教えてもらえないでしょうね。(笑)

浅田選手が質問した、「5回転はどうですか?」との質問に、プルシェンコ選手が答えました。

全ての4回転と、人類初の4回転アクセルを期待された羽生選手、憧れの人の口から出てくる、ストレートな期待にタジタジ気味ですが、(笑) 本当に、そうなるといいですね~! でも、どうかプルシェンコ選手も言うように、健康第一で、無理なく進めて頂きたいですね。

 

 

そして、本当にもう、滅茶苦茶素晴らしかったのが、織田信成さんの、この「リバーダンス」です!

 

織田さんの時、客席のLEDライトが緑でしたが、それが氷の上に映って、まるで緑の水草が輝いているみたいに幻想的に見えているのが、本当に美しくて目を惹きます!

さらに、全くその美しさに負けないどころか、しなやかで美しく、一瞬、羽生選手かと見間違えるほどの素晴らしい動きで、その氷の世界を自在に動いて魅了した織田さん!

やはり引退してなお、ジャンプやスピンの美しさも、完全にレベルアップしているとしか思えませんね!

本当に現役復帰を勧めたくなりましたね。 ケガの手術後だったとはとても思えないほど… いや、むしろ、リハビリのせいでますますしなやかさが増して、全てに美しさが増して上手になったように見えました!  それなのに、この1週間後の試合・メダル・ウィナーズ・オープン では、今度はリストの「愛の夢第三番」をやっています!驚くべき気合の入り方!

やはりいつか羽生選手と「共演」したプログラムでもやってもらいたいですね! すごいのが観られそう。

 

フィリップ・キャンデロロさんの、「ダルタニアン」も素晴らしかったですね! ジャンプのキレは戻ってきていたように思いました。 43歳で堂々と行うバック・フリップ!(氷上の後方宙返り。)

もう、言葉もありません。なぜできるのか、と問いたい。(笑) 

 

 

次に、フィギュアスケート界の皇帝、33歳にして現役を続ける驚異の天才、エフゲニー・プルシェンコ選手の、圧巻の演技をどうぞ。

今回が日本初披露だそうですが、「IL VOLO」(イル・ヴォーロ)の、「grande amore」(偉大なる愛)。

いや~もう、言葉を失うほどカッコよかったです!! 超・素晴らしかった!!(笑)お見事!!

歌が、すごくいいですね。プルシェンコ選手にものすごく似合っていて、私はとても気に入りました。 プルシェンコ選手の全演技の中でも、かなり上位に入るお気に入り度。いつか羽生選手にもやってほしいくらいです。(笑) 

氷の上に出てきただけで存在感があって、演技冒頭から一気に観る者を惹き込んで最後まで離さないのは、プルシェンコ選手の昔からの強い特徴です。

子供時代の羽生選手をも魅了し続けた、圧倒的な存在感と迫力、威厳と芸術性。 ワクワクして鳥肌も立つ、という凄さ。 やはり彼が登場すると、それだけで空気が変わりますね。

いつも思うのですが、プルシェンコ選手は、その演技が音楽に負けることが決してなくて、音楽を完全に、自分の内に取り込んでみせ、演技の支配下におさめてしまう感じがします。

そして、その音楽がまるで「彼のためにあった」かのように感じさせる凄さがあるのです。だから、皇帝と呼ばれるのでしょうけれども。 (今季の羽生選手は、それが出来るようになりましたけど。) 

良い曲を使えば使うほど、音楽の側の激しい情熱に負けないほどの、さらなる激しい情熱をもって演技で応えて、ぶつけながら一体化させていくような演技をするので、ますます圧巻の演技になっていく。 今回も、そんな印象が際立っていました。

細かい技術で何をやっていたかを忘れるほど、完全に「魅せる」のです。

プルシェンコ選手本人は、ショーよりも試合のほうが圧倒的に好きみたいなのですが、これ見ている限り、そんなことは全く信じられないくらいで、やはり彼が見せる、非常に高い芸術性に勝てる人って、今でも殆どいないのだなと改めて思わせられてしまう、そんな王者的威厳に満ちた凄い迫力の演技でした。33歳で、ますます表現面で凄みが増しているような…。

羽生選手は、プルシェンコ選手のこの迫力と威厳と比べると、やはりその点だけはまだちょっと及んでいないかな…と思わされましたね。(笑)でも、羽生選手もかなり近づいてはいます!

羽生選手が33歳になったら、一体どんな演技をするのだろう…と思い、なんだか楽しみに。 

日本で初公開だったとのことですが、以前外国でやった動画を私は見たのですが、それと比べても、こちらの演技のほうが断然良かったです!

本当に、素晴らしかったです!!

 

そして次が、トリノ五輪の時の金メダリスト、荒川静香さんによる、トリノ五輪時のエキシビションだった、「You raise me up」です!

 

私は荒川さんの歴代演技でベスト演技はどれかと聞かれたら、迷わずこの演技を選びます。それをやって下さったということで、もう私には最高でしたね!

トリノ五輪のエキシビションでのこの演技を観た時、これをやることが決まった段階で、天上の世界で、荒川さんの金メダル獲得は確定していたのではないかと思ったほどです。 まさに金メダルにふさわしい、本当に美しい優雅な舞で、トリノ五輪の時は衣装が「青」でしたけど、今回は同じデザインで「白」。

ほとんど変わらない技術的確実さと、驚きの美しさ! 凄いですね! 出産後だもの!

私はこの最後のドーナツスピンで、手をたおやかに折り曲げながら回ってくれるところが、ものすごーーく最高に好きなのです! 本当に白鳥か何かを見ているみたいで、ため息が出ます。

私は実は前から、羽生選手にも、この荒川さんのドーナツスピンの時の「独特な美しい手の動き」をやってみてほしいと思っているのですが、これはやはり難しいのでしょうか? あまりにも女性的すぎるかな?(笑)

この曲の歌詞のほとんどは、聖書にある言葉と同じです。

本当に祈りと感謝に満ちた、素晴らしい演技でした!

 

次は、羽生選手の、「天と地のレクイエム」です。

デイリーモーション動画 http://www.dailymotion.com/video/x3ln1ig_160109-n%E6%9D%AFspecial-ex-requiem-of-heaven-and-earth_sport

 

 今回、私は不思議なほど、観ていて特に、辛さや痛みを何も感じませんでした。

まさに被災地での演技になるし、痛みを抱えていらっしゃる方がとても多い場所だと思うので、どうなるのか、ちょっとドキドキしたのですけれども…

津波被害跡の現場を見た後だからこその思いが強く入っていて、辛さや悲しみが意図的に表現されているように見えましたが、なぜか私の胸には不思議と、その「辛さ」「痛み」は感じませんでした。羽生選手が、思いを込めてとても丁寧に滑っていたからでしょうか。あるいは、観る人を傷つけようという意図は全くないからでしょうか。

あるいは、動きや衣装やライトの美しさに目を奪われるからでしょうか。 

ライトの色彩が本当に素晴らしかったので、今までで一番、この衣装がキレイに見えました!

ラストは、ずいぶん変わっていて、下を向いて終わるのかと思いきや、その後上を向いて、後ろを少し振り向いて、また前を見つめて、腕は鳥の羽ばたきのよう。 ただ、見る角度によって、印象がだいぶ変わるのではないかと思いました。

 また、映像だと最後の羽生選手の顔のアップが鮮明に映っていて、瞼が二重から一重に変わるのまでがハッキリわかるし、息が止まるかのような切迫した息遣いと潤んだ眼差しまで見えるのですが、その瞬間とその表情にハッとさせられ、なぜかそこが非常に印象に残るのです。 

その瞬間に、羽生選手の本気度・真剣さと、胸に抱えてきた痛みと、そこに込められていたピュアな思いが表われていて、強く証明しているかのよう… 

 羽生選手が、本当は「ファントム」の時に表現したかったのは、こういう要素なのではないかと、ふと感じました。

顔の表情は素晴らしいと思いましたけど、これはテレビカメラだからこそ見えるもので、現地だとほとんど見えないと思います。 逆に、全身での表現がテレビに映っていないのは、ちょっと残念な点です。

なんというか、切なさの残る演技でした。 それがいい人と、ちょっと辛くなる人とが、いるかもしれません… 「私」は平気でしたが…  この演技の、一番難しい点だと思います。

後ろに浅田真央選手とリベラの希望に満ちた共演の演技が待っていたので、あえてそうしたのかな…?とも思えましたけど、どうだったのでしょう。 現実を伝えたい思いが、あったのか、あるいは、まだ悲しみを抱えている方たちに寄り添おうという思いがそうさせたのか、わかりませんが…。

練習時の演技も、映像を見る限り、なかなか素敵でした。→http://www.dailymotion.com/video/x3ldo25_160108-n%E6%9D%AFspex-%E3%83%AA%E3%83%8F-%E4%BC%9A%E8%A6%8Bnews-3_sport

グレーの練習着での演技が、普通の普段着に近い印象なだけにかなり新鮮で、なおかつ、逆にそれが現実感があってリアルな演技に感じられ、等身大の羽生選手のような印象があって、かなか良かったです!

意外な発見でした! この姿での演技を、全部を見てみたかったですね!どう変わるのか。

 

 

最後、このエキシビションの トリを務めるのが、浅田真央選手。

震災の年にエキシビションで滑ってくれていた、「ジュピター ~未来への光~」を、今世界的に人気の少年合唱団の「リベラ」の素晴らしい生歌に合わせて、仙台の子供たちと共に滑るという、ものすごく凝った演出の、驚くほど清らかで感動的な演技を見せてくれました!

浅田真央選手自らが、積極的に制作に関わったとか。

「立ち上がる」「前に進む」イメージが、強く込められていたと思います。

希望の象徴と言われている、津波後に残った「一本松」を氷の上に映し出したりしてあって、素晴らしく素敵でした。

この時1回限りというのが、もったいないくらいですね。

リベラと浅田選手の組み合わせは、本当にとても良かったですね! 立ち上がり、希望へとつなぐ演技で、最後にふさわしかったです!

 

浅田選手も、今回は衣装チェンジがいっぱいあり、楽しめました。

 

 

最後に、フィナーレです!

http://www.dailymotion.com/video/x3ln2ih_160109-n%E6%9D%AFspecial-ex-finale_sport

 

羽生選手がトップで登場してくれるこのフィナーレは、これもまた私が凄く好きだった、ケルティックウーマンの「The sky and the dawn and the sun」という曲→https://www.youtube.com/watch?v=jFLqGqmIrQU が使われていて、再び私は感激しました! これも阿部・元コーチの選曲と演出でしょうか。なんかもう、胸が一杯でした。

またもや、タイトル通り、悲しみや静けさからの荘厳な「夜明け」をイメージするような魅惑のバイオリンの音色に合わせて羽生選手が滑って下さっています! もう何も言うことなしでした。ため息が出ますね~!

羽生選手が、美しい水色のお花の衣装で登場します! この衣装は、ファンの間でもやや賛否両論で、好き嫌いが分かれる、難しい衣装のようです。 私個人はこの衣装は好きでしたけど、以前羽生選手がこれを使った時の演技の曲の「英語の歌詞」が、ある理由から私には全く受け付けないこと、(演技がではなくて歌詞が)一部の人々を深く傷つける強い懸念を持っていたために、このブログではこれ以上紹介できないという決意をさせていただき、今まで載せてこなかった事情がありました。(このことについては、原発や原爆、人の生死に絡んだ非常に繊細で重すぎる理由を含むので、今まで書くのを躊躇していましたけど、別の機会に、丁寧に書きたいと思います。羽生選手、ごめんなさい。)

ですから、ここでこの衣装を使ってくれたのは、私にはとても嬉しかったです!

1度に4回衣装チェンジが見られるなんて、素晴らしいですね。 この衣装を見て思ったのですが、羽生選手は昨年より、雰囲気がかなり男っぽくなりましたね。それでもまだこの衣装が大した違和感もなく似合っているというのが、なんだか恐ろしいですが。(笑)

 

途中、浅田真央選手と二人で、同時にスピンをやり、最後に手と手を取り合って、くるくる回ってくれています! これはとても平和なイメージで良かったですね!(笑) 

 

着ぐるみの中には、どなたが入っているのでしょう。 あれで滑るのは相当大変で、技術力が必要だと思うのですけど…! 中の人が誰か、公表して下さらないかな。(笑)

 

最初から最後まで、本当に素晴らしい、今まで見たことのある中でも、最高レベルのエキシビションだったと思いました! 出演メンバーと言い、一人一人の演技といい、演出と言い、こんな贅沢なショーは滅多にないのではないでしょうか。

どうせ見るならこれを見たいよ!という演技をやって下さった選手やスケーターが大勢いて、そんなのばかりが続いて、本当に感激でした。(笑)

 

エキシビション終了時に、羽生選手が挨拶をしたところが映っているニュース動画です。↓

http://www.dailymotion.com/video/x3lpvxa_160111-%E5%BE%A9%E8%88%88%E3%81%B8%E3%81%AE%E8%88%9E_sport

 

 

1月17日に放送された、NHK杯スペシャルエキシビションの舞台裏、という番組の動画は、こちらです。

打ち合わせや練習の様子が、映っています!

http://www.dailymotion.com/video/x3mwpr8_160117-n%E6%9D%AF-special-ex-offstage_sport

 

 

出演していたスケーターやスタッフ全員が、心を込めて、祈りを込めて作り上げた、そんな印象のエキシビションで、私が今まで見たことがあるショーやエキシビションの中でも、本当に本当に素晴らしいものだったと思いました!

多くの人の希望や、前向きな勇気につながりますように…! 

 

 

ジュピター(浅田真央プロデュース)
ウィステリアプロジェクト
ウィステリアプロジェクト

 

 

 


羽生結弦選手、突然の映画出演・「仙台の伊達の殿様役」で、ファンの度肝を抜くでござる!

2016-02-05 | 羽生選手が友情出演した映画

 

今シーズンで、最も驚きの 羽生選手関連ニュースです。 (ええ、少なくとも私には。)

 

羽生選手が、世界歴代最高得点を更新しようとも、GPFで3連覇だの全日本で4連覇だのを成し遂げても、そのことについては、私は大喜びはしても、全然驚きませんけれども、

このニュースには、さすがに度肝を抜かれました。

 

羽生結弦選手が、なんと映画に出演していたことが判明いたしました。

「映画出演?! は?!」 と信じられない気持ちで、目を疑ったファンも多いのではないでしょうか。

 

私もてっきり、いつもの「便乗宣伝」か何かかと思いました。 

あ~あ、またか~。今度は何? みたいな。

 

そう。

映画のタイトルはその名も…

 

「 殿! 反則でござる! 」

  

… おっと違った、(笑)

 

正しいタイトルはこちら、

 

「 殿! 利息でござる! 」  だそうです。 (←正しいのはこのタイトルです。)

 

…コメディ調なんでしょうね。このタイトルからして。

  

昨今のフィギュアスケートのチケットの異常争奪状態と、転売市場で、前代未聞のレベルの暴利をむさぼる輩が堂々と暗躍した異常事態に、

「 この~! 姑息でござる!」(怒)と 大いに抗議しながら叫んでいる民衆も多数の一方で、

怒る気力もなく、「 Oh,NO! 嘆息でござる…!」(涙) と嘆いて涙に暮れる民衆も、これまた多数。

 さらには、あまりにも多忙に見えていた殿のお身体を心配して、「 殿! 休息でござる! 」(懇願!)と叫んでいる民もそこここに存在するというのに、

そんな羽生藩の民の惨状や陳情を、知ってか知らずか、殿は休息をとられるどころか、映画出演なさって、こともあろうに利息なんぞをとっておられたとは…  

と、思いきや、

どうやら利息を徴収されるのは、羽生選手が演じる、「殿」の方らしいです、このお話。(笑) … おやおや。

 

映画の公式HPはこちら → www.tono-gozaru.jp

 

羽生選手は、「友情出演」になっています。

 

羽生選手は、250年前に地元・仙台の藩主だった伊達重村役を務めるそうで、

映画は磯田道史・静岡文化芸術大教授の著書「無私の日本人」の一編「穀田屋十三郎」が原作。

仙台藩に大金を貸し付け、重い年貢に疲弊する宿場町を救う町民の活躍を描いた話だそう。

 

仙台藩に実在した殿(仙台藩主:伊達重村)の時代の、感動の実話に基づいた話だという、この映画の詳細と、羽生選手を始め、関係者の方々のコメント全文は、

こちら → その1 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160204-00010000-realsound-ent

 

その2 (ページ最後に映画の宣伝動画つき)http://www.cinra.net/news/20160204-tonogozaru

 

 以下、羽生選手のコメントだけの全文です。

「江戸時代の仙台藩を舞台にした映画「殿、利息でござる!」で、伊達の殿様役を頂き、初めて役者として、演技をさせていただきました。

お芝居はスケートとは違って振りが無く、言葉を使い、セリフに合わせて動かなければいけないのでとても難しく、撮影現場では緊張してしまいましたが、映画製作の雰囲気を感じられて、素敵な俳優さんたちにもお会いできて楽しかったです。

撮影は昨年の夏だったのですが、試合のプログラムだけではなくエキシビション、ショー等でも、表現者として今回の貴重な経験を活かすことができたのではないかと思っています。

このお話は実話を元にしているとのことですが、地元宮城にこんな素晴らしい話があったということに驚いています。

殿様として、威風堂々とした姿と優しさを兼ね合わせるそのギャップを、自分なりに表現出来ればと思い一生懸命やりました。ぜひ楽しみにしてください。」

 

 は~、ちょっと脱力しちゃったファンも多かったのではないかと思います。

 

羽生藩の結弦殿が「一生懸命」なのは、いつものことですから… ええ、解ってますよ。

かなり「良い話」だとのことですし… 監督自らが泣くほどの。(笑)

 

ただ、私としては、この羽生選手の最後のセリフが、妙に気になります。

「威風堂々とした姿と優しさを兼ね合わせるそのギャップ」 …って、一体、何ですか? (爆笑)

この殿さまは、そういうキャラ設定なのでしょうけれども、

そもそも、「優しさ」と「威風堂々とした姿」は、ギャップ扱いになるのでしょうか? 普通に両立するよね?

…などと余計なツッコミを入れたら、

「無礼者!」と、横からお叱りを受けるのでしょうか。

 

…仕方ないから、「威風堂々とした姿を優しさを兼ね合わせるそのギャップ」の「羽生選手の自分なりの表現」とやらを、楽しみにしておきます! (笑)

 

 私としてはむしろ、この映画の「銭バトル」と、本業のスケートのショートプログラムの振付師「ジェフリー・バトル」さんとの間に存在する、バトル同士の「ギャップの大きさ」について、殿はどう思っていらっしゃるのか伺ってみたいのですが…。

 

…そんな冗談はさておき、

引退後ならまだしも、さすがに現役中での映画出演ともなると、かなり羽生ファンの間でも賛否両論が巻き起こりそうな予感ですね。

 なんであっても、「地元のため」「震災のため」「被災者のため」「○○のため」「~のため」と言われてしまえば、引き受けてしまいそうな、今の結弦殿の、あまりにお人好し過ぎるご様子と、

頼まれればどんな木にもドンドンお登りになるサービス精神はさすがではごザルが、それでも、やりすぎは……でごザル!と申し上げたくなる昨今のご様子に、一抹の不安を感じているファンもそれなりの数いるのではないかと想像されます。

 

昨年の夏前に、何にも知らずに、「仙台の伊達男」だの、「無私が重要」だのとブログに書き込んでいた私としては、本当に何も言えない気分ですけれども…(汗)、

 

殿! これ以上の、フィギュアスケート王国の国境を超えた「芸能国」へのいらない出陣や、不要な御遠征は、できればお控えなさった方がよろしいのでは…! 

羽生藩に、いらない逆風が吹き荒れますぞ~! 

 

と、一応、書いておきます。

 

さて、これが一体いつ撮影されたのかと言えば、記事によれば去年の夏だそうです。

 

思えば、アイスショーの頃にお城が好きだという話を突然していましたし、8月末のNHKのあさイチでも、羽生選手は「お城が好き」って語られていましたので、今思えば、この出演が既に確定していたからだったのだろうな、と思われます。

 

しかし、夏の頃に、anan の撮影に、家庭画報の撮影に続き、映画出演の撮影までしていたと聞けばさすがに、10月のスケートカナダで2位になっちゃったのは仕方がないかな、と思えますね。  

スミマセン。そこは率直な感想です。 

 

何事も、引き受けた場合のアスリートとしての深刻なイメージダウンのリスクというものまでもを、よくお考えになってお引き受けになった方がよろしいかと存じます!

せめて世界選手権が終わってから公表して下されば良かったのにね…! だって公開は5月半ばでしょ? と思いました。

 

しかし、プロデューサーさんの発言を見ると、かなり巧みな話術! (笑) これは乗せられそうだな! 

 

 

この映画の中で、何分ぐらい出演しているのかわかりませんが、全体のリハーサルからいきなり参加して出演した状態のようですから、

ガーナのチョコレートCMの「負けんな!」の、「ちょこっと拡大版」みたいなものだと考えておきましょう。

 

 

感動して、 「…殿! 理想でござる!」(涙) などと、映画を見た羽生藩の民に叫ばせる様な迫真の演技だったら、

その時は改めて取り上げて、大いなる拍手を贈りたいと思いますが…

 

 

殿! その前に、異国の地での、世界の闘いが待ちうけておりますぞ! 

多くの民が、楽しみにしているのは、そちらでござる!   

 

では、本日は これにてご免!(笑)