見出し画像: デイリースポーツ こちらの記事でのインタビュー写真より
羽生結弦のスケート靴のブレード専門会社「ジョンウィルソン・ブレード」が、競技の枠を超えて変革を起こしてきた世界的なアスリートとして、羽生結弦に最高の敬意を表し、一生サポートすると表明してくださっています(公式ツイッターこちら クリック)感謝です!!(ブレードはスケートにとって、技術面での「命」みたいなものですから、世界的なスケート技術の専門家企業は、羽生結弦がやろうとしてきたこと、異常なまでにやられてきたことを よくご理解くださって感謝です!
週刊誌の「女性自身」9月6日号なるものがさっそく、2020年以降、羽生結弦がコロナの影響でカナダに、北京五輪まで一度も行かなかったかのような捏造記事を出していますが、その内容は明らかな印象操作による捏造ですので名誉毀損・信用毀損が問われます。野口美恵氏がこの捏造記事に、(いつものように)使われていますのでご注意ください。羽生選手がトロントにいた証人は大勢いますけど、私もその証人ですし、羽生結弦本人がすでに警察に刑事告訴していますので、やればやるだけ名誉毀損の罪が重くなります。
下に捏造記事の証拠をあげておきます。「コロナ禍に入った2020年以降、羽生は仙台で練習をすることに。カナダのオーサー氏とはリモートでやりとりを続けるなかで、’22年2月の北京五輪を迎える。」などと、2年間も仙台で練習したとしか読めない書き方で、勝手に事実を捻じ曲げている完全な捏造記事で、羽生結弦と関係者へはもちろんですが、私への名誉毀損・信用毀損でもあります。
羽生選手のジャンプコーチはジスランコーチです。
【羽生結弦・単独インタビュー(2)】「北京五輪で足りなかったものが見えた」4回転アクセルの真骨頂(野口美恵
【羽生結弦・単独インタビュー(1)】公開練習で見せた奇跡の4回転アクセル プロ意識が生む新たな光(野口美恵)
今までさんざん、捏造の入った記事ばかりを書いてきた 野口美恵氏ですが、今回だけはまじめな記事をお書きになっています。脅迫者をきちんと通報してくださったのでしょうか? いろいろ書かれてはいますが、羽生結弦が言っていることをまとめれば、「今までさんざん、技術妨害衣装を強要されてきたために、やっても無駄だったこと、本来は考えなくていいことまでもを考えなければならなかったのを、今後は技術妨害衣装を着なくて済むために、やれることがたくさん出て、大きな希望を持てています!」という、この一言に尽きますね。
「回転軸が…」とたくさん語っているのはもちろん、回転軸を細く速くするには、飾りの飛び出た衣装や 首回りが邪魔だらけの衣装では、どんなに追求したところで、回転軸はブレて、衣装によって妨害されて全く意味がなくなってしまうのですから。つまり、「今までは衣装が原因で何年もずっと、回転軸妨害のために絶望させられてきましたが、プロ化と刑事告訴によって今はその強要がなくなって、やる気がまた出て幸せです」と、羽生結弦が語っているのは、まとめると、そういうことです。
「4年間孤高の~」って野口氏は勝手に書いていますけど、孤高でもなくて、トロントのコーチ陣が一緒にこの取り組みをサポートし続けてくださったのは、インタビューでも語られている通りです。ジスランコーチとは、5月終わりから2か月会えないだけでも「長く会っていない」と羽生結弦本人に語らせるくらいですから。(笑)
※ 今後も「意図的な虚偽流布」「偽情報の勝手な流布による名誉毀損」 権力とカネの力さえ握っていれば、なんでも自由に好きな相手をつぶすことができるなどと考えている、誠実さとも 人への思いやりとも程遠い、横暴な人間による 「犯罪の強要」が決して行われないように、羽生結弦は 公式YouTubeチャンネルを、しっかりと有効活用していく方針です!! 楽しみですね…!
江川紹子氏 旧統一教会と関わりあった報道機関の公表「早くやればいい」 (msn.com) ダミー団体の名前は、すべて公表されて、知れ渡ったほうがいいと私も思います。 今まで私も過去に何度も 統一協会の勧誘にあってきましたけど、最初からその正体を明かしていたことは ただの1度もなかったし、理由も告げずに、名前と住所を教えろと(ノルマがあるらしく)最後は脅迫してくるやり方で、あまりにも異常だったのですが、それで教えざるを得ない人達も大勢いただろうと思われます。女性に対しては女性を使うため、警戒されにくく、被害にあいやすいのです。
イエス=キリストが語った言葉
※ 統一協会問題で露呈した、今の「聖書にあまりにも無知すぎる日本」の日本人にとって、とても重要なので、ご紹介しておきます!!
これを知っていれば、「私こそイエス=キリストの再来」などと名乗る人間がなぜ最も危険で「キリスト教から最も遠い」のか、よくわかると思います。
なぜ、統一協会がキリスト教とは全く相容れないのか、それは、この統一協会を立ち上げた教祖が 「私こそメシア(=キリスト)(=救い主)」であると、まさに聖書を使いながら、語ったからです。 これはイエス=キリストが警告していた言葉の通りだからです。
(ご注意: 苦しい状況の中、救いを求めて 必死になって信じている人たちや、騙されてきた人たち(統一協会の信者たち)をひたすら責めても、それだけでは問題は解決しないし、その人も周囲も、つらくなるばかりで、なかなか救われはしませんし問題は解決しません。
大事なのは、なぜ日本人ばかりが、そのように「集金目当て」にされてしまうほど 大勢がカルト的なものに騙されるのか、判断できないのか、ということです。
本当に大事なのは、「なぜその教祖の言っていることは真実と違うのか、なぜその教えは問題だと判断されなければならないのか」をしっかりと把握し、本当に被害者に、理解してもらう努力をすることです。
(キリスト教だと思い込んでいる人や 信じ切っている人には、ちゃんとした知識を与えて、イエス=キリストが本当は何と言ったかを伝えていくことが大事です。
積極的に嘘でだます側になっていながら、疑問も感じないような人は、すでに洗脳が相当に危険な状態になっているので、抜け出たり認識を変えるのにも時間がかかります。
信教の自由を主張するのなら、その相手や勧誘される側にも、選択の自由がきちんと与えられていて、初めてその人の信教の自由が確保されるので、マスコミ関係者はその点において、ひるむべきではないと思いますし、全く報道しないことはかえって被害者を拡大させてしまいます。(事実、そうなってきたからこそだと思うので。)
統一協会のやり方が問題になってきたのは、そもそも、違う団体名を名乗ったり、正体を隠してだまして、それでいて「最後には脅して引き込む」方法を何度もとってきたから、社会的に大問題になってきたのです。
そもそも、正体を隠しながら 嘘の勧誘や洗脳方法などで何かに引き込む行為や、「これだけのお金を払わないと救われない」などという教えが、本当にイエス=キリストの教え、天地創造主の神の教えなのかと言えば、明らかに違うと、聖書を知っていればわかります。
特に、お金がない人に借金させてまで、あるいは親族の財産を奪ってまで、あるいはその価値が全くないものに法外な金額をつけて、お金に該当するものを払わせるというのは、まさに「イエス=キリストの教えとは正反対」だと気が付かなければなりません。
旧・統一協会(現・世界平和統一家庭連合)に限らず、私こそメシアだ(救い主だ)と語ってきた者、語っている者は、歴史上、世界中にたくさんいるといわれていますし、今後もまだまだ出てくることでしょう。 だからこそ、日本人は「聖書が本当は何と言っているのか」を、もっと知っていなければなりません。(教祖の都合の良いように、捏造改変された聖書もどきを学んでも、かえって混乱して被害にあいますのでご注意下さい。)
「私こそキリスト」だの「私がメシア」だの、「イエス=キリストの生まれ変わり」だのと語っているその時点で 「私こそ神である!」と語っていることになるので、本当の神の目から見たら、まさに高慢の極みになるし、イエス=キリスト本人がそのような人たちの出現を預言して 警告していて、信じてはならない、とまで語っていたのですから、これはもちろん、最も要注意なのです。
イエスは話し始められた。
「人に惑わされないように気をつけなさい。わたし(イエス=キリスト)の名を名乗るものが大勢現れ、『わたしがそうだ』と言って、多くの人を惑わすだろう。戦争の騒ぎや戦争の噂をきいても、慌ててはいけない。
そういうことは起こるに決まっているが、まだ世の終わりではない。
民は民に、国は国に敵対して立ちあがり、方々に地震があり、飢饉が起こる。これは産みの苦しみの始まりである。
あなたがたは自分のことに気を付けていなさい。」
(イエス=キリストの言葉:マルコによる福音書12章5-9節 新約聖書 新共同訳より)
イエスはお答えになった。
「人に惑わされないように気をつけなさい。わたし(イエス=キリスト)の名を名乗る者が大勢現れ、『わたしがメシアだ』と言って、多くの人を惑わすだろう。
戦争の騒ぎや戦争の噂を聞くだろうが、慌てないように気をつけなさい。そういうことは起こるに決まっているが、まだ世の終わりではない。
民は民に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に飢饉や地震が起こる。
(中略)そのとき、多くの人がつまずき、互いに裏切り、憎みあうようになる。
偽預言者も大勢現れ、多くの人を惑わす。不法がはびこるので、多くの人の愛が冷える。
しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。
そして、御国(=神の国)の福音(=よき知らせ、救いの知らせのこと)はあらゆる民への証として、全世界に延べ伝えられる。」
(イエス=キリストの言葉: マタイによる福音書24章4-14節 新約聖書 新共同訳より)
ご注意: 現在、羽生結弦公式チャンネルを利用したり、勝手にカットしたり、便乗利用で羽生結弦の名前を利用して、オカルトや占いに引き込もうとする多数の 胡散臭いチャンネルや動画・ニセ情報流布・人を馬鹿にして喜んでいる悪趣味な「自称ファン」のアンチが自己アピールしている異常な動画など、多数のまがいものが ネット上にありますが、本当のファンはそのようなものにアクセスしないように、どうぞご注意ください。
そのような虚偽流布やだまし目的・オカルトに引き込むことが目的だったり、その人の人生に、被害を多数与えるようなものに、 本当のファンや、演技をたまたま真剣にご覧下さった方々・興味をもった方々が、決して 巻き込まれることがないようにと、「五芒星を塗りつぶして 金の(きんの)星に変えてきた」のが真実ですので、どうぞ 羽生結弦の、ここまでの真剣な取り組みと強い意思を きちんとお汲み取り下さいますように、世界中のファン・および真摯に使命を担うマスコミ関係者の皆様には 十分にご留意願います!
8月19日: 共同通信個別インタビュー内容をさらに追加! 産経新聞の個別独占インタビューとそのリンク、サンスポの独自写真つき記事とそのリンク、読売会員記事(無料お試しあり)へのリンクのみ、読売新聞のフォトグラファー・若杉さんの「SharePractice」写真集へのリンク、スポニチ公式インスタグラムで公開された、小海途フォトグラファー「SharePractice」時の羽生結弦写真群へのリンクを追加しました。
羽生結弦さん「SharePractice」:読売新聞 (yomiuri.co.jp) (フォトグラファー若杉さんの、公開練習「SharePractice」時の羽生結弦の写真集)
←「勧め!」じゃなくて、「進め!」と自分に書いた羽生結弦の色紙と笑顔。
スポニチ写真映像部公式インスタグラム <羽生結弦さんSharePractice>プログラムを演じるようにカメラの前に立つ羽生結弦さん(撮影・小海途 良幹 @yoshiki_kogaito )
北京五輪前に羽生結弦が一人で練習してきたなどと言う大嘘を、今でもしつこく流している「偽ファン」「ファンのフリした工作員」のネットコメントに「本当のファンは」十分に、ご注意下さい。ちゃんとインタビューを聞いていれば、それはないとわかるはずです。ジスランコーチと5月下旬に幕張のアイスショー会場で会っているのは大勢が見ています。羽生結弦の「長く会っていない」の「長く」というのは、2か月程度の話です。(笑)毎日会っていた人と何か月もあっていなければ、そうなりますよね。プーさんはトロントにいる「本物」とは、今年の2月頭(北京五輪直前)から会っていませんので、もう半年を超えたから、それは長いですよね!
羽生結弦が、「SharePractice」公開練習で複数回あえて使用した、back numberの「水平線」という曲は、作者の清水さんが、この動画の公開時に、このような製作意図を明かしています。こちらの動画・ご本人のコメントより
「費やし重ねてきたものを発揮する場所を失くす事は、 仕方ないから、とか、悲しいのは自分だけじゃないから、 などの言葉で到底納得出来るものではありません。 選手達と運営の生徒達に向け、何か出来る事はないかと相談を受けた時、 長い時間自分達の中にあるモヤモヤの正体と、これから何をすべきなのかが分かった気がしました。 先人としてなのか大人としてなのか 野暮な台詞を探してしまいますが、 俺たちはバンドマンなので 慰めでも励ましでも無く音楽を ここに置いておきます。 清水依与吏(back number)」
北京五輪シーズンとその後に、羽生結弦が本当のSP曲「白鳥」を無理やりつぶされ続けたことは、羽生結弦にとっても、とても大きな心の痛みであり傷であり、納得しきれないものでした。 そのむなしさと悲しみを訴え続けていることに気が付いたなら、これをつぶして 羽生選手にさんざん嫌がらせの名誉毀損・技術妨害衣装を強要してきたのみならず、羽生選手の大事な人たちで正当な権利者を虚偽告訴などしてきた、本当にとんでもない人間を、羽生結弦が刑事告訴したことは、当然のことだといわざるを得ません。
※ いまだに、羽生結弦が北京五輪シーズンにカナダにいなかったことにしようとしている、工作活動をしてきた ニセファンたちにご注意下さい。その人たちは羽生ファンなどではないし、全く信用に値しないだけでなく、名誉毀損罪・信用毀損罪の共犯として問われます。
8月14日: 時事通信、朝日(有料)・毎日(有料)の個別独占インタビュー記事へのリンク追加と、東京スポーツのデスクが語っていた、羽生結弦が答えた内容への感想と疑問について、私から、現在、羽生結弦と私が互いに思うに至ったことについて、答えを補足させていただきました。
※ 各記事に対する、私の感想と想いも追加しました。
プロアスリートとして羽生結弦が、第1回「SharePractice」公開練習の時に何度もかけた「水平線」という曲は、コロナ禍で 史上初めてインターハイが中止になってしまったため、努力してきた高校生たちのために 応援歌として back number が作ってあげた歌だそうです。水平線【back number】歌詞の意味を考察!清水依与吏が高校生に伝えたかった思いとは? - FRAMU.Media
羽生選手も北京五輪シーズンの時、自分が全力を尽くして努力してきたショート曲をつぶされ、フリーも予定していた衣装では やれなかったという思いをしましたので、よくわかるのでしょうね。
だけど、羽生結弦のケースの場合は、「仕方ないこと」では決してなくて、偽計業務妨害と脅迫という犯罪によって意図的・計画的につぶされたので、本当の事情は、「正しさ」対「正しさ」では決してなくて、「正当な権利」対「犯罪」でしかないところが、根本的に違っています…!
リンクサイドでのウォーミングアップ後、リンクに入った後に、今回、使用された曲は、以下の通りです。
① back number 「水平線」
② back number 「僕が今できることを」
③ Mrs. GREEN APPLE 「僕のこと」
④ 指田フミヤ 「花になれ」 (※ 羽生結弦 2012-2013シーズン エキシビション使用曲)
⑤ 羽生結弦 2020-2021、2021-2022の2シーズン連続のフリー演技・使用曲「天と地と」 (構成の原曲・富田勲作曲・大河ドラマ「天と地と」&大河ドラマ「新・平家物語」)
⑥ 羽生結弦 2016-2017シーズンのフリー使用曲「Hope&Legacy」 (構成の原曲・久石譲作曲)
(ジャンプ:1度目で冒頭で4回転ループを成功。2度目の曲かけ冒頭で4回転ループ+3回転トウループを初披露・成功)
⑦ Mrs. GREEN APPLE 「僕のこと」
(動画1時間29分すぎのところで、4回転アクセルの練習に挑戦しています。)
⑧ back number 「水平線」
⑨ 羽生結弦 2016-2017シーズンのフリー使用曲「Hope&Legacy」 (構成の原曲・久石譲作曲)
⑩ 羽生結弦 2015-2016、2017-2018シーズン(平昌五輪シーズン)のフリー演技・使用曲「SEIMEI」 (構成の原曲・梅林茂作曲)
⑩の「SEIMEI」を3度繰り返して曲をかけ、最初の2度は途中で中断、3度目に最後までノーミスで演技を通して完成
(ジャンプ:平昌五輪シーズン金メダル獲得時の予定していた構成でのノーミス演技)
⑪ 著作権の関係で、曲はかけられなかったものの、
2010-2011シーズン(シニアデビューシーズン)のショート演技・「ホワイト・レジェンド~白鳥の湖」(チャイコフスキー原曲・川井郁子バイオリン演奏・編曲)の演技を最後にして、終了!
プロアスリート羽生結弦の 公開練習 「Share Practice (『SharePractice』)」後に行われた、各社に対して行った、個別の独占インタビューの一問一答、その1に続いた 続きです♪
< デイリースポーツ 個別独占インタビュー >
デイリースポーツ こちらの記事より 羽生結弦さん「やっぱ4Aですよね」 プロとして描く未来、そして夢を語る/スポーツ/デイリースポーツ online (daily.co.jp)
-あらためてプロとしてのスタート、おめでとうございます。
「ありがとうございます」
-今までも大きな『夢』を抱いた競技生活だったと思うが、プロとなった今、描いている『夢』とは。
「4A(4回転半ジャンプ)成功は、常に自分の中での夢でもあるし、皆さんにとっての夢でもあるので、それをちゃんとかなえたいなって強く思っています。それもしつつ、自分がこれから進むにあたって表現面も、ものすごく必要になる。ルールという枠が外れたからこそできることもいっぱいあると思うので、そういうものも含めた上で進化したいと思っています」
「やっぱ4Aですよね。やっぱり4回転半は絶対外せないものです、自分にとっては」
-プロで何年くらいやりたいとか、先のことは考えているのか。
「正直ないんですよね。なんか、今まで割と小さい頃から、自分はオリンピックで2連覇して、そのあと1年間でプロになって、みたいなことを考えていたんです。でも、考えていたところまで自分の人生がいってしまったので。そこから先は未知数で。ワクワクもしつつ、怖いなって思いもありつつ。ただ自分がやっていくにあたっての理想は常に高く持っていきたい。どれだけその理想をかなえられるのか、すごい楽しみではあります」
-『プロ引退』という日もいつかは…。
「そうですね、いつかはありますよね。ただ、それまでは僕は『引退』じゃないと思っているので。本当にスケートを皆さんにお見せできなくなるまでは、しっかりやっていきたいと思います」
-その後の人生プランは何か、漠然とでもあるのか。
「いやぁ~、(引退後は)全然考えていなくて。ただ、今はプロとして4回転半をまず決めたい気持ち。あとは、新しいフィギュアスケーターのプロ像を『羽生結弦』というものとして作り上げていきたい気持ちです」
-常に高みを目指している羽生さんにとって、やりきったと思える日は来る?
「来るんですかねぇ…(苦笑)。でもやっぱ、自分理想が高いので、自分の理想にたどり着けたとか、逆に自分の理想をもうかなえられないって思ったら、そう言うかもしれないです。ただ、もう本当に、ここからどれだけ進めるかをすごく楽しみにして頂けたらうれしいです」
-ちなみに今回の練習公開では歌謡曲を含め、さまざまなジャンルの音楽を流していた。チョイスは?
「ピタってきたものを。アップでは、明るくなりたいなって思っていて。自分が強くなっていくんだ~!、前を向いていくんだ~!、みたいな曲を聴いています。歌詞も好きだし、あとはリズム。詳しく言うと、リズムによって自分の心拍数も関係するので、そういうのも気にしたりしますね。これからは、いろんな演技をするにあたって、どういうものを求めて下さるか。逆に自分がどんな表現をしたいか。どんな気持ちで何を表現したいんだろうって、またあらためて突き詰めて、自問自答しながらいろんな曲を選んでいけたらなって思っています」
-色紙には『羽』と書いた。
「なんか、これからのステージって、もっと羽ばたけると思っているんです。ルールの壁を越えた先にいるので。もっと自由に羽を伸ばしていきたいという思いで。あとは自分がこれからちゃんと羽を広げて、自分がやりたいスケートをやっていく。そこ(羽)には自分の名前もあるし、いいかなって!」
デイリーの記者さんからは、こちらの記事もいただいています。羽生結弦さん 公開練習で醸し出した無限大の可能性 「率直に、楽しそうだと思った」/スポーツ/デイリースポーツ online (daily.co.jp)
以下、ここから一部抜粋です。 (上の記事には、とても良い笑顔の写真と、「羽」と書いた文字が公開されているので写真もぜひどうぞ!)
「陸上トレーニング中の地味な姿からは、華やかさや美しさとはほど遠い、屈強さや泥臭さがひしひしと伝わってきた。
自分の理想をかなえるために「プロ」であり続けることは並大抵ではない。一方で、瞬間的に見せる少年のような笑顔がとても印象的だった。率直に、楽しそうだと思った。新たな船出の今、あえて“少年”の描く未来を聞こうと思った。
彼は希有な存在だ。恐れることなく道を切り開いてほしい。高い理想を実現してほしい。今回の練習公開で記者が感じたように、羽生さんにしか成し遂げられないことは無限大にあるはずだから。(スケート担当・國島紗希)」
(以下、管理人感想)
デイリーの記者さんは、同じ方だったかはわからないけれども、何年も前、羽生選手の記事を書くとたくさん来る、一部の自称スケートファンからの攻撃や非難の内容のつらさを、吐露されていた方がいらした記憶があります。
それは紛れもない事実だっただろうと私は思っているし、そのくらい大変な多種多様な異常なまでの攻撃が、羽生選手にはありました。
今回披露した陸上トレーニングの姿こそは、本当の羽生結弦であって、私には、ああいう姿こそが本質だと思えています。
「華やかさや美しさとは程遠い」とあえてこの記者さんは書いて、読者に気づきを与えてくださっているけれども、私個人は ああいう姿こそがむしろ一番かっこいいと本気で思っています。
羽生結弦の柔軟性は、ふつうの人が努力しても得られるものでは決してないということは、フィギュアスケートを長年見てきた人たちなら、誰でも気づくことでしょう。 27歳にして男性でありながら、そして超高難度ジャンプを跳べるタイプでありながら、同時に Y字スパイラルとか レイバックイナバウアーといった、高難度で柔軟性を要求される技をやること自体、やれること自体が、もはや奇跡であり、驚異であるとしか言いようがないです。
「少年のような笑顔」こそは 羽生結弦の本質であり、ウルトラマンに憧れた少年の心を今も変わらず維持できていることは、すごいことだと思うし、何度も語ってきている「9歳のころの自分」を心にしっかりと取り戻してきていることの証拠でもあると思います。
掲載してくださった写真も、まさにそれが表れている素敵な写真になっていて、とても良い笑顔で、見ているこちらまで嬉しくなる写真で心から感謝でしたし、記者の國島さんがラストに書かれた、心からの応援メッセージ、本当にどうもありがとうございます!!
< 東京スポーツ 個別独占インタビュー >
東京スポーツの、こちらの記事からご紹介です。 【独自】羽生結弦に聞いた! 自前リンク、理想のスケーター像、中年になったら | 東スポのフィギュアに関するニュースを掲載 (tokyo-sports.co.jp)
――維持費の高騰などの理由でリンクが年々減少し、子供たちが満足にスケートをできなくなっている
羽生 まあ、やっぱり難しいですよ、正直。フィギュアスケーターって本当に環境として難しいところもありますし、僕自身も中学生とか高校生の時にすごく練習の時間が短くて。それこそフィギュアスケートって曲をかけて練習しなきゃいけないんですけど、間違いなく、それができるのは本当に週に4回とか5回とかしかなくて、毎日できる状況ではなくなっていたんですよね。だから、そういう場所をこれからちょっとでも何か支援できるようなことをしていきたいなとは思っています。
――具体的にどんな支援をしていきたいのか
羽生 具体的にはちょっと言えないですけど…。うーん、僕も練習を頑張っていかなきゃいけないので、そういうことを含めて、ちょっとでもみんなが練習をしやすい環境になったらいいなと思っています。言えないですけど、そこからは(笑い)。
――いつか自分でリンクを造りたいという思いはあるのか
羽生 まあ、それはなしで、はい(笑い)。やっぱり正直難しいので、そんなに簡単にリンクって造れないですから…。だからそういうことも考えて、これからいろんなことを考えていきたいんですけど。ただ、僕は支援という形は、これからもしていきたいと思っています。
――フィギュア界のレベルを上げていくためには、裾野を広げていく必要もあると思うが、どう考えているか
羽生 正直、あまり考えていないというか。やっぱりうまくなりたい子って、ちゃんとうまくなろうとしますし、そんなに(競技)人口が増えたからといって、うまくなるとは限らないんですよね。それはすごく思っていて。だって野球(の競技)人口がめちゃくちゃ増えたから(米大リーグ・エンゼルスの)大谷(翔平)さんが出てきたのかっていうと、そんなことはないと思いますし。だから、やっぱりうまくなりたいって思う子がちゃんといるのであれば、そこにちゃんと自分が環境を求めながら動いていくべきだと思いますし、それは僕が言えることではないかなと思っています。
――プロに転向しても頑張れる理由は、幼少期からうまくなりたいという思いがあるからか
羽生 あとは、理想が高いからですかね。自分はこういうスケーターになりたいとか、このジャンプをこういうふうに跳びたいとか、もっと人とは違うことをしたいとか。そういうものは常に持っています。
――理想のスケーター像、そして40歳、50歳、さらにはおじいさんになったときに、どんな人間でいたいか
羽生 常に自分を高め続けられる人間でいたいなって。世の中はいろいろ変わっていきますし、それに順応して自分自身も変わっていかなきゃいけないとは思うんですけど。でも、常に根本にある自分の信念は絶対に曲げないっていう、そういう人間であり続けたいなと思います。
――最後に今抱いている信念を教えてほしい
羽生 うまくなる。自分はもちろんいろんな言葉を発したりはしますけど、でも実際はアスリートにすぎないですし。やっぱりスケートってすごくスポーツなので、そこを常に忘れないで強くなっていきたいなって思います。
東京スポーツからは、こちらの記事もいただいています 羽生結弦 練習後に報道25社と「地獄の連続インタビュー」 対面した記者は震えた…(東スポWeb) -
(以下、管理人感想)
率直に言って、上の個別インタビュー内容が、あまりにもまじめで競技を真剣に考えている人にしか出てこない質問であり、正直、東京スポーツがそのような記事を出してこられたことに、驚いて、何がどうなったのかと私もちょっと戸惑っていたのですが、こちらを見てわかるのは、東スポは、メインの担当者が変わったらしいということです。
上の個別インタビューの内容が、いつもとあまりにも視点が違う、真剣なものだったので、私も正直驚いたし、いい質問だったと思いました。
(五輪担当・中西崇太)さんという記者さんがメイン担当に変わったとわかりますし、この方は本気でアスリートに向かってきた方なのだと、内容からもわかります。
大変失礼ながら、東京スポーツは、かつては「タイトル(新聞名?)と日付以外は全部嘘」などと揶揄されていたこともあったような媒体で、だけど、そんなことを知らないで、ただ出される嘘の記事を信じてしまうファンが大勢出てしまう実態に、羽生結弦はひどい被害を受けてきたといっていいかと思います。
直近のこの1年の、北京五輪に向かう羽生選手に対しての記事についても、明らかに誰かの圧力と脅迫が背後にあって、その人間の言いなりなんだろうと思えるほど、「羽生つぶしをしたい人間たちに都合の良い嘘ばかり」が書かれていたり、たまに まともな記事があったりと、羽生結弦にとって 決して笑えない内容ばかりで、傷つくことも悲しいことも悔し涙を流すことも、あまりにもたくさんあった日々だったと思うし、真実と全く違う、名誉毀損となるほどの内容の数々は、多数、私は保管していますし 保管してきました。
だけど、そんな媒体にさえも、羽生結弦は一社独占のインタビューの機会を、今回与えて、とても真摯に答えています。
その並外れた 優しさと賢さの視点こそは、記者さんが質問してくれた、今日までの演技の背後に流れている 信念の本質だと、その真剣さが伝わっていると嬉しいです。
きっと伝わっているからこそ、記者さんにも鳥肌が立ったのではと思えますし、わざわざ背後事情を書いたこのような記事を出してくださったのでしょう。
わざわざ伝わるようにと、この記事を追加してくださり、なぜ東スポがこんなに真剣な、まじめな、しかし本質をつく良い質問を連発できたのか、私は率直に言って驚いていたので、書いてくださって感謝です。
東京スポーツは、今までの脅迫の犯人を警察にしっかりと訴えて、これを機に、少しでも多くの人の役に立つ、素晴らしい内容を書く媒体に 本当に生まれ変わってほしいと 心から強く願います。
さらに、こちらで東スポは デスクの方が、この記事と独占インタビューについて 音声プラットフォームで、感想を語ってくださっています。8月12日(金)山崎賢人は"超優良物件"/羽生結弦独占インタビュー | 東京スポーツ新聞社「東スポCH!」/ Voicy - 音声プラットフォーム
この中で、上のインタビューで、羽生結弦が「競技の人口を増やすために、すそ野を広げていくにはどうしたらいいか」という質問に、
「そういうことは考えていない」「競技人口が増えればいいという話でもない」と答えていることについて、意外に思って、「全体を考えているようで、まだまだ引っ張っていきたいのが本音では」という内容を語られているのですが、この点について、少々誤解があると思うので、私から少し補足いたします。
一般的には、競技人口が増えれば、それだけ実力がある人を発掘されやすく、それが発展につながっていくと思われています。
実際、私も羽生選手に出会う前までは、確かにそのように、考えていました。
「日本は、フィギュアスケートをできる環境の人が圧倒的に少ないから、優れた人材が出てこないのであって、本当ならもっと才能のある人たちがどこかに大勢 埋もれているかもしれない。ロシアのような支援があれば、日本もまた全然違うレベルの高さの人材がたくさん出てくるかもしれない」と。
だけど、私は羽生選手と使命を共にしてきた、過去何年もの経験と感想から、その考えは、真実とはちょっと違うのだと思うようになりました。
羽生結弦は今回、それを野球と大谷選手を例に挙げて説明していますけれども、羽生結弦はご承知の通り、野球が大好きで、もしフィギュアスケートをやっていなかったら、野球をやっていたかったと答えるほど、野球が好きな人間です。だけど、何度もこれは私は思ってきたことだし、j羽生選手にも話してきたことだけれども、もし羽生結弦が野球の世界に行っていたら、おそらくトップにまでなることはできなかったでしょうし、羽生結弦という人間の個性・良さが、生かされきらずに終わる可能性がとても高く、大谷選手との「野球の」才能の差は、おそらく相当にあることでしょう。
フィギュアスケートに求められている才能というのは、かなり特異で特殊な才能・条件がそろっていないと なかなか難しい競技だと私は思います。 お金のかかり方はもちろんなのですが、それだけでなく、氷の上で転ぶ痛みに対する耐性とか、音楽への感性とか、回転に耐えうる体質とか、足の筋肉の質とか強さとか、寒さや体型的な生まれながらの順応性や体質、体格、性格など。
まして、競技の開拓者となると、まさに天賦の才能と使命がないと、無理だと断言していいかと私は思います。
羽生結弦が、羽生選手としてここまでやってきたことは、他の誰でも担えることでは決してなく、まさに彼だからこそ、かろうじて耐えられたほどのこともたくさんあって、だからこそ、陰で私もたくさん泣いてきたし、その忍耐力・耐性・特質が備わっていたこと自体が、奇跡だとも私は思っています。(それでも人には限界があるから、心を大事にしないと、どこかで壊れてしまいます。)
1000人のそこそこスケート好きなスケーターを増やすこともとても大事だけれども、競技を発展させたり開拓したり、本当に問題に立ち向かえるのは、1000人の愛好者より、一人の使命のある天才が その競技に与える影響力のほうが、はるかに大きいというのもまた事実だと思います。
リンクを増やす、競技人口を増やす、という使命を担って、その裏方を担う人も、どこかに必ずいるかもしれません。その人は、それをやるべきと思います。
だけど、神様が本当に実在する限り、人は必ず、その与えられた本当の使命に、そう遠くないところに実は置かれているのだとー--必ずしも、自分がそれを望んだわけではなかったとしても、あるいは、そのような自覚がないだけだったとしても、そんな「本当の使命」と出会える人生を一人一人が送れるように、神様がチャンスを誰にでも、その人の人生の中に与えてくださっているのだと、私も羽生選手も、これまでの日々で、互いに強くそう思うようになりました。
ですので、今の日本の環境ー--ロシアやカナダと違い、そもそも熱中症が大問題になるほど、蒸し暑い地域が激増した日本ー--においても、今、フィギュアスケートができる環境にある人たちが、感謝しながら、その使命をしっかりと担っていくことのほうが、まずは はるかに大事なことなのだと、そのような意味で 羽生結弦は語っていますし、私たちはその意見で一致していますので、補足させていただきました。
< 朝日新聞 個別独占インタビュー >
有料記事なので 途中まで公開部分を掲載します。
こちらの記事より 「花を咲かせる土を想像して」 羽生結弦さんから子どもたちへエール:朝日新聞デジタル (asahi.com)
公開部分
「羽生さんが今も大事にしている「9歳の自分」を振り返りながら、子どもたちへのアドバイス、そして、指導者や親の関わり方について、考えを語った。 羽生さんはこれまで折に触れて「9歳の自分」を引き合いに出してきた。
2019年 「ずっと9歳の自分と戦っている。心からスケートが好きで、自信があることに素直でいられた。その時の自分に『お前、まだまだだろ』と言われている」
21年 「技術的には今が間違いなく一番強い。けど、精神的にはあの頃が一番強くて輝いていた」
22年の北京五輪後 「今回の(クワッド)アクセル(4回転半)は9歳の自分に褒めてもらえた。一緒に跳んだっていうか」
新たなスタートを切った羽生さんの原点を探りたいと思い、聞いた。」
「スケートが好きじゃなかった8歳
9歳の時、なぜ、そこまで素直に、強い心でフィギュアスケートに向き合えていたのか。当時の羽生さんは、どんな少年だったのか――。
うなずきながら質問を聞いて、羽生さんは語り始めた。
「なんか自分が跳びたいジャ…」
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< 時事通信社 個別独占インタビュー >
こちらの記事より 羽生さん、座長や後進育成も SEIMEIは「メジャーヒット曲」―フィギュア:時事ドットコム (jiji.com)
プロスケーターになって、今後は座長としてショーやツアーを展開したいかと聞くと「そういう気持ちで今動いているところ」と答えた。今はショーの構想を練っているとして、「皆さんが羽生結弦として見たい演技とか、そういったものがちゃんと届く機会を考えながらつくっている段階。実際に見ていただいた時に期待していた以上のものができるように準備していきたい」と語った。
自身のスケートをどれだけ高められるかを追求しつつ、指導にも関心を示す。「将来的には自分の経験とか、その時代に合った技術を勉強しながら伝えていける立場にもなれたら」。
どんな選手を育ててみたいか、との問いには「勝ちたいと思った時に勝てるようなスケーターの手伝いはしたい」。常に勝ちにこだわってきた羽生さんだからこそ育てられる逸材が出てくるかもしれない。
公開練習ではまず、連覇を遂げた2018年平昌五輪のフリー「SEIMEI」をミスなく演じることにこだわった。自身の代表作を「アーティストで言うところのメジャーヒット曲」と表現。「皆さんの原点みたいなものに触れながら、あの時よりもこんなにうまくなったんだな、というところを見ていただきたいなと思った」と話した。
競技会から退いても前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)への思いは変わらない。「技術的な力みたいなものって、(回転数にかかわらず)絶対に湧き上がる感情が何かしらある。そこに回転数がすごく多いとか、すごくダイナミックなジャンプだったというものがあれば、もっともっと表現のツールとして強い。だからこそ4回転半はしっかりやり切りたい」。プロとして4回転半を成功させる意義を、そう語った。
< 毎日新聞 個別独占インタビュー (有料)>
毎日新聞は こちらの有料記事の公開部分より一部抜粋 担当記者は見た!:表現者・羽生結弦さん 葛藤の先に「まだまだできる」未来予想図 | 毎日新聞 (mainichi.jp)
「どうしても聞きたいことがあった。「表現者・羽生結弦」と「競技者・羽生結弦」のはざまで、葛藤を抱えていなかったのか。」
「例えば(プログラムの)『バラード第1番』だったり『SEIMEI』だったり、あの(平昌五輪までの)シーズンでPCS(表現面などを評価する演技構成点)の限界値に達することができた。それって僕にとっては努力が報われた瞬間だったし、僕自身が目指しているジャンプと、トランジション(技のつなぎ)とスピンと、という全ての融合みたいなものが、なんかピタッてきた瞬間でもあったんですよ。それが評価してもらえたのがすごくうれしかったんですよ。そこからさらにもっともっとこうやろう、ああやろうとやっているにもかかわらず、PCSというものの限界がやはりあるので……
「見て頂けるようなプログラムをやっていかないといけない。プラスアルファ僕の場合は、競技よりもさらにひとつ、段階を上げた演技をしていかないといけない」
公開練習中に、ビッグニュースが飛び込んできた。同じ1994年生まれの大谷が104年ぶりに「2桁勝利、2桁本塁打」を達成。アスリートとして、ともに多くのけがに苦しんだ過去を持つ。
「今の時代ではあり得ないような偉業を達成された。(18年に右肘の)トミー・ジョン手術を受けて、本当に不安だったと思う。絶望と戦いながら基礎を積み重ねて、再発しないようにしながらそのレベルまで達するというのは途方もない努力があって、途方もない心の消費もあってここまでやってこられたと思う」
羽生さんの五輪2連覇はフィギュアスケート男子で66年ぶり。当時とはレベルが全く異なるなかでの記録への挑戦は、並大抵のことではない。
「立ち向かい続けることは、大谷さんの二刀流を見ていても、僕自身がスケートをやっていても、シンパシーみたいなものを感じる。これからも、そういうふうな信念を持ち続けたい」
※ 大谷選手への激励メッセージの書かれた色紙は、上のリンク先の記事写真で、ご確認ください。
「途方もない心の消費もあって」という表現が、とても羽生結弦らしい、実感のこもった言葉だと思います。
< 産経新聞 個別独占インタビュー >
産経新聞は、こちらの記事の無料公開部分より一部抜粋 プロのテーマは「強くなる!」羽生結弦さん単独インタビュー - 産経ニュース (sankei.com)
「プロ転向にあたってのテーマについて、色紙に「強くなる!」としたためた羽生さん。
その真意を聞くと、「これからさらにどれだけ強くなれるか。表現面でも技術面でも体力面でも強くありたい」と力を込めた。」
続きは有料となっています。 上のリンクからどうぞ。
< 読売新聞オンライン インタビュー (有料・無料おためしあり・購読者と会員は無料) >
4回転半は「原動力」…羽生さん 今後も技術追求 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)
読売は現在、登録の無料公開部分はなし
無料公開の、若杉フォトグラファーによる写真集はこちら 羽生結弦さん 「SharePractice」:読売新聞 (yomiuri.co.jp)
< 共同通信 個別独占インタビュー > (全国の各誌に掲載中)
共同通信の個別取材インタビュー内容は、こちらの記事より一部抜粋(同じ内容が全国各地での各誌で掲載されています)
応援が「食いしばる力」に|【西日本スポーツ】 (nishinippon.co.jp)
「東日本大震災に見舞われながら被災地の希望の星として活躍し★@★た希代のスターは、応援が「苦しい時の食いしばる力」になったといい「変わらない気持ちで応援していただけるようなスケートをやっていきたい」と決意を口にした。
2011年3月11日。将来を嘱望されていた16歳の時、仙台市内で練習中に被災し、家族で避難所生活も送った。その後のシーズンは被災地の出身者として注目度が増したが「日本代表としてではなく、被災地にいて練習して『かわいそうだから選ばれた』みたいな感じに思われるのが、すごく嫌だった。最初はちょっとつらかった時期もある」と重荷を感じた。
初出場で3位に入った12年の世界選手権が考えを改める契機になった。「仙台で練習してきたからこそ、それがきっかけで応援してくださるんだという気持ちに、やっと気づくことができた。それから逆に本当に恵まれた存在だなと思いながら、ここまでやってこられた」。後押しを練習の原動力に変え、14年ソチ、18年平昌両冬季五輪では同種目で66年ぶりの2連覇の偉業につなげた。
今後はプロとして理想のスケートを突き詰める。競技会では高難度かつ多種類の4回転ジャンプが求められたが、頭に浮かぶのはアレクセイ・ヤグディンとエフゲニー・プルシェンコのロシア勢が4回転も跳び、完成度の高い演技を見せた02年ソルトレークシティー冬季五輪の時代だ。
「プログラムが、まず一つの物語になっているのが、すごく好き。曲に合わせて動く、ジャンプするのも好きだけど、最終的に見た時に何かしらの物語があり、感情が少しでも動くようなものがあればいいなと強く思っている。それを感じたのがソルトレークの頃。今と比べたら採点方式が違うので評価基準も違うけど憧れていたスケート。物語というものを大切にしたい」と力を込める。
表現面も重視しながら前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を演目に組み込む考えもある。「ジャンプや技術的なものからも何かを感じてもらえるような演技をしたい。期待していただけるものをより追求できる」と目を輝かせた。」
管理人から注釈: 羽生結弦が、ここで語っている「物語」というのは、必ずしもプログラムの音楽がもともとストーリーを持っている音楽、という意味ではありません。プルシェンコさんもヤグディンさんも、2002年のソルトレークシティ五輪の当時から、特に映画やミュージカル・オペラなどに使われている曲も使って迫力の演技をされてはいましたが、全くそうではない音楽や、クラシック曲や現代曲を編曲して使用していたプログラムも多数ありましたし、ソルトレーク五輪でもその前後の時期でも、双方がそれらを多数使用しています。
いずれにしても、それらを使った演技の中に、彼らの物語や表現したいものが見える、という高い芸術性や表現力があったのは確かで、多くの人を惹きつけていましたので、「これをここでこうやったらスコアがどのくらい伸びる」という計算だけで成り立つ演技を追求していくのではない、ということを指しています。
まだまだ追加していきます!!