嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

形のある場所、形の無い場所、形の届かない場所。

2006年10月10日 21時29分13秒 | 駄文(詩とは呼べない)
言葉に対して何の思い入れも思い込みもなければ
コミュニケーションは意外に簡単なのだろうか?

たぶん、無理なんだと思う。
自分の意味を捨てることも
自分の拘りを捨てることも
自分の決断を捨てることも。

だからこそ、意味はそこにないし
拘りはどこにもないし
何も決断することができないのだと思う。

責任とは、どこにあるものだろうか
自分の世界の責任は、やはり自分でとらなければならないのだろうか。

だとしたら、生まれる前から汚れきっている世界では
美が喪失された責任は誰がとるのだろうか。

生まれた時から変化し続けている世界では、
永遠に対する責任を、誰がとるのだろうか。

たぶん、無理なんだと思う。
世界を創ることができない人間に、
世界を変えたことの責任をとることなんか。

たぶん、同じように
生まれたことのない人間には
生そのものの責任を取ることは不可能であるように思う。

遠くで、星が光っているような気がした。
だけどその光は、家に囲まれている僕には届かなかった。