嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

バランスの異様さを数える。

2006年10月25日 07時00分15秒 | Weblog
銀河系には1000億を超える星があり、
生後八ヶ月の赤ん坊には1000億を超える脳細胞がある
無秩序内における秩序系の構築として
バランス機構があるのだとしたら
人間の人口が60億というのは少なすぎる。
戸籍登録者のみが60億だとしても
バランスから考えればまだまだ少ない。

今後、宇宙船地球号における乗組員の食糧問題、エネルギー問題を
より効率的に解決していっても
はたして千億人が地表だけで住めるのだろうか?
多分住めないだろう。

潜在的な可能性としては、より重力の強い方向へ小さく、
より重力の弱い方向へ大きく拡散していかねばならない。
逆説的に言えば、地下に住む生物ほど小さく、無機質に近い生き物ほど小さく、
空に広がる生物ほど大きく、
より有機的な生き物ほど大きくあらねばならない。

恐竜に想像力がどの程度あったのかは、よく知らないが。

単純問題、考えているのが脳細胞だけだったと仮定しても、
想像する生物は1000億くらい生きてるんだろうか?

逆に考える。

脳細胞を持った動物は、はたして1000億くらいなのか?

その中で、言葉を発する動物はどれくらいいるのだろう。
もちろん、イルカやクジラや鳥や犬も彼らにしかわからない音声を発しているとして。

数え方が、そもそもおかしいような気がする。
なんの基準で一千億のしきい値としているのだろう。

脳の機能ブロックの数だけ、彼らのニューラルな世界に隔たりとして、
大きな物理の壁があるとしても、
特殊な電波を持ってして、
彗星が電気の生態刺激を天体系に送る程度には
なんらかの電波は伝わっているのだろう。

足りないのは、エネルギーや食料や時間なんかじゃなくて
たぶん、チャンネルなんだと思う。
五次元の世界を開くためには、僕らの感覚はまだ、
特殊な感性を持ってしても、まだまだ全然足りない。

見ることや、聞くことや、触ることや、味わうことや、嗅ぐことは、
十分に、この世界を知るために機能しているのだと肯定しても、
それでもまた、全く持って感覚のチャンネルは足りない。

新しいチャンネルを開かねばならない。
新しい世界を渇望するがごとく、
必死の想像力で、
妄想力で、
記憶力で、
まだ見ぬ予感の力で、
未来を切り開かねばならない。

イマジネーションが、この空想のような幻映だけを手に入れる力が、
もうすぐ感覚器官の一つに数えられる日は近い。
もっともっと切実に、未来と終わりを願わねばならない。

「形」を超越せねば、
超越数の謎もまた、解けない。

形を超えろ。
始まりと、終わりを飛び越えろ。
死の数を発見しろ。

はやく死ね。
俺は、はやく死ね。

気が触れている。
誰か、僕を数えてくれ。

残り時間は、僕が数えるから。