嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

自殺願望を守るための弱さ。

2006年10月22日 05時03分30秒 | 駄文(詩とは呼べない)
必死になって守っているものがあるとすれば
それは今じゃなくて過去なんだと思う。
過去をバラバラにすることでしか未来に出会えぬのなら、
僕はたぶん、積み上げた最後のピースを一番上に乗せて
そこで死ぬのだと思う。

変化を受け入れることでしか生きられぬ世界なら、
僕はたぶん、永遠を望んだまま、自殺する心こそが意志なのだと思う。

他人に汚される事でしか、痛みを感じられない世界なら
僕はおそらく、現実なんか見えてない。

あとどれくらいの砂が落ちて どれくらいの心が無くなるのだろう
日々を少しずつ過ごしていくだけで
世界から鮮やかさが無くなっていくような気持ちがする
心の中で砂が落ちるたびに、僕は水を呑まねばならない。

僕がここにいることで、
壊れていく誰かがどこかに居ることは、
もちろん知っているけれど…

たぶん、目撃者であることを避けているから生きられる。
現実を目の当たりにする勇気がないからこそ のうのうと生きていられる。

そしてまた、
変化を嫌っている自分を知っているからこそ
ゆっくりと死んでいられる。

どれくらいの心が、どれくらいの形を傷つけるのだろう
どれくらいの明日が、どれくらいの昨日を壊すのだろう
どんな他者に出会うことで、僕は自分を失うのだろう。

人に触れるのが怖い。
人に会うのも怖い。
人の心を知るのが怖い。

だからこそ、僕の世界にはずっと一人しかいない。
そう悟ったとしても、それでも僕は…

誰もいない世界で、永遠を夢見る。

僕は狂ってる。
僕は歪んでる。

それでも。

僕には、まるで僕だけが正しいとしか思えない世界がある。

こわい。

生きるって事は
この世界では、怖い。