「ぐうたら ・フォト日記」

「ぐうたら」を生活信条とする、ぐうたらなフォト日記です。時々『写真の無い・フォト日記』にもなります。

男の子・女の子?

2006年10月13日 | フォト日記
またまた中学校の同級生が7人集まって、前から癌と戦っている友達とは別の友人の見舞いに行きました。彼はもう3・4年前から入退院を繰り返して居るようです。
僕は最初、大勢でお見舞いに行っても、話せるような状態なのか半信半疑だったのですが、病室を覗いてみると丁度ベッドに起き上がって夕食を食べているところでした。

「あ!、割りと元気そうだな!」と思い、少し安心して待合室で待っていると車椅子に乗って奥さんと一緒に現れました。昨日髪を刈ったそうで、すっきりした頭になっています。一瞬、「あれ?、若いときと同じじゃないか?」と思ってしまうほどでしたが、抗がん剤の影響か、熱があるとの事です。
それでも20分くらいは話したでしょうか・・・?

帰りはまた、心やさしい『おせっかいオバサン』(ゴメン!)と一緒に居酒屋で会食です。「男の子は××だけど、女の子は××なのよね・・・!?」と言う年齢不詳の会話を繰り返しながら、3時間ほど昔話や現状報告に花が咲きました。
どこのクラス会でもこう言う会話が出てくるものか、僕は知りたいと思っているのですが(ここだけの様な気もするな・・・?)どなたか教えてください。

とにもかくにも、僕の周りにはこういう人達がまだ沢山居るのです。
僕は子供の頃から、積極的に友達と付き合うことなどしなかったような気がするのですが、何故かいつも、誰かが声を掛けてくれる環境がありました。そういう時代だったのでしょうか?

野球をやろうとか、サッカーをやろうとか、何だか分からずに誘われるまま付いて行くと、16・7歳なのにビートルズのレコードを聴きながら酒を飲む会だったり、ルールを知らないのに一人足りないからとマージャンに誘われたり・・・。

そんなこんなを共に過ごして来た友達が、卒業と同時に別れ別れになり、また30年の時を隔ててもとの中学生に戻り、声を掛け合って生きている。それは人間として成長したのか、成長していないのか(?)良く分からないのですが、とにもかくにも今の僕を作ってくれたのは、家族と友人という周りの環境なのでしょう。

中には若くして亡くなったり、アル中になってしまった人が居たり、人様々なのですが、そんな人達との思い出や、うわさ話をしていて見えてくるのは、やはり「やさしさ」なのです。

僕らが成長してきた時代は、まだ「やさしさ」と言うものが日常としてあって、多分それは、意識することの無い「やさしさ」だったのだと思います。それが何時の頃からか、『優しさ』とか『癒し』と言う言葉がはびこり、「やさしさ」がどこかに行ってしまった様な、そんな気がしてきます。

やさしい女の子たちに乾杯!
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