24日午前中の「ソウルの森」まで書いたので、その続きを書いておきます。
24日の昼食は2号線トゥクソム駅近くの食堂でラーメン(インスタント麺の辛いやつ)とキンパプ(のり巻き:計3000ウォン)でした。昼食時を過ぎた時間だったので、店内ではすでに大掃除が始まり、揮発性の薬品のにおいが漂っていました。
テハンノ(大学路)に寄って、ホテルに3時頃もどり小休止。
5時近くになって、ソウル駅に向かいました。東京駅のような旧駅舎は廃止され、KXT(新幹線)が出来て、駅がまったく新しくなっていました。(もう大分前からかな・・・?)
市庁前まで歩いて、ものすごい人ごみの中、スケートリンクでやっているイベントを見ようと、50cmくらい高くなったリングサイドに上がろうとして、後ろ足(?)が引っかかって転んでしまいました。
大丈夫かな・・・?、ステージではヨーデルのコンサートをやっていました。その次のマジックショーを見ていると後ろに大勢の人だかりが出来て動けなくなったので、そのまま30分ほどショーを見ていました。
ロッテデパートでお土産のお菓子を買い、ミョンドンで食事でもして帰ろうと思ったのですが、どこも、ものすごい人です。人ごみを避けながらミョンドン教会への道に出ました。
ここも行列状態です。「まるで初詣みたいだな!」と思っていると、皆教会に入って行きます。クリスマス詣でなのでしょうか?
僕も一緒になって入って行くと、この教会はかなり広く、一番奥まで行ってしまいました。
出口が分からなくなって、シスターに道を聞き、結局後戻り、もと来た道を先に進むと、「キョンボックン(景福宮)」と言う焼き肉屋(?)が目に付き、カルビタン(6000ウォン)を食べました。
その先を右折して、ホテルに戻ろうとすると、右側にスタバ×のネオン、一旦は通り過ぎたのですがやはり入ってラテ(3300ウォン)を注文、カルビタンに比べて高いような気がするな・・・?
数年前までいつも通っていたミョンドンのド×ールが無くなってから、酒をあまり飲まない僕は、ホテルへの帰り道が何故かつまらなくなり、もうソウルに来るのは止めようと思った事もあります。でも、また新たな帰り道が見つかった気がしました。
ここ10年ほどアストリアホテルと言うチュンムロ(忠武路)駅近くの2級ホテルに泊まっているのですが、建物も古く値段も高くなってきました。
今回はインターネットで予約して、9000円弱、平日2泊だけ朝食が付いて居ます。もっと安くて綺麗なホテルは沢山あると思うのですが、従業員と顔見知りになっているし、交通の便が良いので、いつもここに泊まってしまいます。
大体僕は、豪華なホテルは好きでなく、身の回りの生活感をそのまま引きずったような(?)ホテルが好きです。
このホテルも大分傷んできていて、風呂の排水が悪く、流すと逆流してくるので、文句を言おうと思ったのですが、言っても直らないのは分かっているので、自分で工夫をしました。栓を横にして半分くらいの量で流せば大丈夫なのです。
最近は田舎に行くことが無いのですが、田舎の旅館では水洗便所に紙を流せないところもあり、それを知らずに流してしまい、逆流して来てびっくりした事がありました。
人間はつい自分が生活している環境を基準に、ものを考えるのですが、外国に行くと、まったく違った基準があることに気付き、それがまた面白いのですが、頭が柔軟でないと、そう言う状況について行けない気がします。
しかし、頭の柔軟性はともかく、身体の柔軟性や体力が無くなって来ました。
以下、今回の旅の記録です。
為替レート:100円=757ウォン
航空運賃:32600円
転んだ回数:1回
乗り間違え:1回
撮影フィルム数:11本