ヘルシンキです。なるべくネガティブな情報は見ないようにしていたのですが、一応出発前に確認しておこうと、外務省の渡航情報等を調べると、ファインランドは安全なのですが、ロシアはひどそうです。泊まろうとしているホテルの近くが特に危なそうだし、夜景を撮るために秘密兵器(?)を仕入れたのですが、夜の一人歩きはしない方が良いとか、早くに見ていたら来る事をためらったかも知れません。
それはともかく旅に出る前の不安は年々増えて行きます。体力的なものが殆どがですが、精神的には小さな勘違いと言うのが曲者で、昨日も朝駅に行って、定期入れを忘れたと思い、切符を買おうとしました。
いつも定期入れはズボンの後ろのポケットにいれて居るのですが、昨日はウエストバックを巻いていたので、ポケットの感覚が違っていたようです。
自動販売機の前に行き、もう一度確かめたらあったので事なきを得たのですが、時間に余裕を持って出たつもりで思わぬことが起こります。
荷物があるのでエレベーターで降りようとすると、ドアが閉まる直前に人が来て、結局はホームに着くとすぐ電車が入って来ました。
思うに、自分のやる事に自信が持てない事と、それとは逆に、年齢を重ねる事で変に自信を持って居る部分があって、結局は油断して居るところが、どうも勘違いと言う現象の原因になって居るようです。(単にボケているだけだろうか・・・?)
対処方法としては、冷静になる事、焦らないでもう一度良く確認する事でしょうか?
そうすれば、パニックに陥らないでやって行けそうです。
とにもかくにも、いつも通りの旅が始まりました。
ヘルシンキの空港では、入国審査に長蛇の列が出来たいました。「何故こんなに時間がかかるのだろう・・・」と見ていると、A4の書類を出して見せている日本人が沢山居ます。
「あれ?、何か別に書類が居るのかな・・・?」と思い、一応eチケットの控えと、ホテルの予約確認書を用意して、「ハロー!」と声を出して挨拶すると、顔と写真を交互に見てスタンプを押し「アリガトウ ゴザイマシタ!」(あの書類は、何だったのだろう・・・?」
市内に出るのに一日乗車券を買って市内バスで行こうとインフォメーションに行くとお姉さんが「×○△・・・、××?」、「ん?」
ガイドブックには、インフォメーションに行けば一日乗車券を売っていて、市内バス615番で40分と書いてあるのですが、空港は市内の範囲外で別料金になっているのだそうです。エアポートバス込みの一日乗車券は12ユーロ、普通の一日乗車券は7ユーロ、で市内まで4ユーロのチケットをバスの運転士から買わなければなりません。
「1ユーロしか違わない、うーん?」でも楽をしていると一人で自由に動けなくなるので、早い内から市バスやトラムに乗った方が良いのです。
と言うことで、7ユーロのチケットを買いついでにホテル行き方を教えてもらいました。「O.K,I see!」、「Really?」、「Maybe・・・」(お姉さんは信じてないだろうけど、英会話76点の実力が分かるぞ!)