アメリカ行きの成果？

「何十万もかけてアメリカに行って、何の成果があったの？」と聞かれ、はたと困ってしまったのですが、一応「有名になった！」と答えておきました。でも、多分成果はこれからだろうと思います。

とりあえずはこの関係で新たな仕事が来て、そのために測定器の電源用に電池ボックスを作ったことくらいでしょうか？（大きな進歩も小さな一歩から始まるものです！）

成果はともかく、何が変わったか？、と言うと何人かの人との人間関係が深くなった事と、Ｓ＆Ｇ（サイモンとガーファンクル）の曲を良く聴くようになった（？）と言うことです。

お客さんと旅をしたのは初めての経験です。特に建築家Ｎさんとは写真を競い合う仲となりました。彼は３０本のスライドフィルムを持って行ったのですが、僕は「３６本のモノクロフィルムを持って来た！」と言うと「俺よりも多くフィルムを持って来た人は初めてだ！」と言って、デンバーで１０本ほど買い足していました。

Ｓ＆Ｇは来年の写真展用に、「明日に架ける橋」と「アイ・アム・ア・ロック」を歌おうという魂胆です。（「四月になれば彼女は」は難しそうです。＞ＯＤＡ－ＳＡＮ）

ソルトレークの思い出

時間はどんどん過ぎて行きます。記憶はどんどん薄れて行きます。昨日は職場の帰朝報告会だったのですが、最後はカラオケ大会になりました。

今日はODA-SANへの帰朝報告会に引き続き、９月のマドリッドの打合せです。
それにしてもソルトレークシティでは夢を見ていたのでしょうか？、何故英語で喋れたのだろう・・・？

英語コンプレックス

今日は英会話の授業です。今回のアメリカ行きのために９ヶ月程通ったのですが、あまりの進歩の無さに、先生にはアメリカでの学会発表の事は言えずにいます。

授業に出るのも気が重いのですが、ここを乗り切らなければと出かけて行くと、帰りがけに同級生の若者から「皆で牛丼を食べに行くんだけど、一緒にどうですか？」と誘われました。

前回の授業でレストランの話になり、女性は牛丼屋に入りにくいと言う話題が出て、では一緒に行けば良いと言うことになったのだそうです。
と言うわけで、女性３人を交え駅近くのＳ屋に７人で入りました。何だかんだ言っても、若者と一緒に居ると元気が出ます。

自宅に帰り「さあ、次は水曜日だ！、頑張るぞ！」と思いながら、知り合いの英語に堪能な女性に電話すると「グレイファウンドでは無く、グレイハウンドよ！」とまたまた奈落の底に落とされました。
（やっぱりロシア語に戻るかな・・・？）

旅の記録

１週間が過ぎてしまったので、フォト日記をアップしておきます。モノクロは３６本撮ったのですが、未だ２０本くらいを現像しただけです。

デジカメはあまり撮らなかったのです。なぜかと言うと、不調だったので帰って修理に出しました。すぐ壊れる機械はあまり好きではありません。すぐ壊れる機械と消耗品のような機械が氾濫しているような気がします。

丈夫で軽いデジカメは無いのでしょうか・・・？、と言うよりは、丈夫で手間のかかるアナログカメラをこれからも愛用して行こうという気持ちが出てきました。

シアトルから帰国しました。

１０時間あまりのフライトです。今回はノースウエストを利用しました。
航空券はEチケットと言うA4の紙が１枚あるのですが、空港の自動チェックイン機にパスポートを入れると、すぐに搭乗券が発券される仕組みになっています。
事実上パスポートだけあれば何も入りません。必要なのはお金と体力でした。

最大２泊で、ミネアポリス・ソルトレーク・夜行バス・デンバー・シアトルと異動して行く旅で、どうなるかと思ったのですが、好奇心の方がまだ体力に勝って居るようで、何とか帰って来れました。

学会発表は直前まで練習していて、当日は忘れ物の連続でした。「パソコン持った？」と言われて、一旦は持ったものの「あ！、マウスも・・・」と思ったとたんにパソコンを忘れ、現場でポケットからマウスだけが出てくると言う、ODA-SANの漫画のネタになりそうな失敗が幾つもありましたが、その度に手となり足となり働いていただいた、建築家N氏のお陰で事無きを得ました。

発表はヒルトンホテルの会義室で、１２・３人を前に英語で喋ったのですが、どう言う訳かリラックスしていたのは僕だけで、周りの人は「あの人ちゃんとできるのか？」と言った様子で、食い入るように聞いていました。１日数百枚の写真を撮る建築家N氏も、この時だけは撮るのを忘れるほど緊張したそうです。（撮って欲しかったよな・・・！）

と言うわけで、当初「予選落ちの控え投手が、甲子園で斉藤祐樹と投げ合うようだ」と評された僕の英語発表も、「金田正一が精一杯の力を出して、何とか投げ切った！」と言う評価に代わりつつあります。

しかし、面白かったな・・・、最後まで挫折しなかったのは、ODA-SANの漫画のお陰です。「何としてもこの絵の前で喋るんだ！」と言う強靭な意志（？）が最後まで持続していました。

そう言えば今回の発表もＨＡＯのライブと一緒で、共同発表者のSさんが「ここだけは間違えないで言って欲しかった！」と言う１つの単語を、何だか分からなくなって飛ばしました。

ちなみに３つほど考えていたジョークは一つしか言えませんでした。

以上、とりあえずの帰国報告です。

Last night in SEATTLE

シアトルで建築家？

学会発表を無事に終え（神のご加護の御蔭です）、グレイファウンドの夜行バスでデンバー、ミネアポリス乗り継ぎで昨日シアトルに着きました。
ホテルの無線ＬＡＮに接続できなくてあっちこっち探していたのですが、今日は覚悟をきめ、コンピュータを背負い、建築家の助手を装って、ベルビュー美術館の中を撮影しています。
しかもまた学生料金、建築家に蹴飛ばされながら、３度目の青春を謳歌して帰ろうと思っています。
写真は今現在リアルタイムの美術館カフェの様子です。

ソルトレークに着きました。

カメラをバックに入れたままだったので、写真はミネアポリスの朝です。スーパーマンが飛んできそうでした。美術館２つ学割料金で入りました。

空港はセキュリティーチェックが厳しく、何故か僕らだけ脇に立たされ検査官が付いて荷物の中身までチェックされました。明日から始まる「魔のソルトレーク」への入口でしょうか？

着陸寸前飛行機の窓から塩の干からびた大地と巨大な湖が見えました。

夕食は将軍という日本料理屋で「カリフォルニア巻（？）」の入った定食１５ドルほどでした。さあ頑張るぞ！
とりあえず、風呂に入って寝ます！

ミネアポリスです。

15時40分発のノースウエスト２０便ミネアポリス行きの機上にいます。事前に液体物の持ち込み方法等色々な情報を強力なサポートメンバーから仕入れていたのでチェックインもスムースに出来ました。

携帯電話も成田で借りました。食事（親子丼？）が済み、パワーポイントの原稿をいじり始めたら眠くなったので一眠り、エコノミー症候群予防のためちょこまかと動き、またパワーポイントの整理です。あと６時間くらいのフライトです。

ミネアポリスまで来て仕事はしたくないので、結局日本時間の１２時半までバッテリーの続く限り仕事をし、気が付いたらカナダ上空を飛んでいました。

ＬＲＴでダウンタウンに出ておじさんにホテルの道を聞いたら、親切にも連れて行ってくれてフロントで確認してくれました。

テレビドラマで見たアメリカが目の前にあるのですが、早くもトラブル続出です。道連れの設計者は早くも建物を見に街に飛び出し、僕は機上の成果をメールで送らなければなりません。

インターネットで予約するときリクエストしていたのですが、ブロードバンド接続の出来ない部屋に入ってしまいました。コーヒーメーカでコーヒーを入れ、アイロン台があったのでシャツと上着にアイロンを掛け、洗濯物を水に漬けてメールを出そうと思ったらモジュラージャックしかありません。

フロントに聞くと、ゲストで入ってパスワードは・・・と言うので、部屋番号を見せ、ＬＡＮケーブルをどこに入れるか分からないというと、「あ！」と言う顔をして部屋を引っ越してくれと言います。

と言うことで３階から４階に引越し、ＬＡＮケーブルがあったので入れたら片方はぶらぶら状態、よく分からずにまたフロントに言って来てもらったのですが、その前に机をずらし裏を見ると差込があるようです。そこから抜け落ちていたのでした。

いったいアメリカまで何しに来たのか・・・？、と思いつつエレベータで言ったり来たりするうちに、掃除のお姉さんと顔見知りになってしまいました。
以上、取り敢えずの報告です。

仕事用のメールが使えなくなってしまったので、ヤフーメールを使っています。知っている方はそちらにどうぞ！

出発します！

朝４時までかかって準備しましたが、英語の原稿は進展なしです。僕の責任ではありません。共同発表者からの原稿がまだなのです。

「発表までは時差があるからまだ５日はあります。大丈夫ですよ！」と言うことで、あと５日はメールのやり取りで終わりそうです。
では、行ってきます！