今日は合唱団の練習日です。6時からと言う事で雨の中、新宿の練習場所に出かけて行きました。
6時をちょっと過ぎて着いたのですが、練習室の鍵が閉まっています。
「ありゃ、間違えたかな・・・?」と思い、警備員のオジさんに確認すると、まだ誰も来ていないようです。「そう言えば、今日は先生が忙しくて来れないと言っていたな・・・?」等と考えていると、中国の朝鮮族自治区から来ている若者、Pさんがやってきました。
ベンチに座り、ハングルの発音等を確認していたのですが、誰もやってきません。そのうち写真の話になり(日本語が上手です!)「仕事でデジカメを使って子供の写真を良く撮る」という話になりました。
日本人は人生の節目や、子供の成長記録を写真館で定期的に撮ることが無くなって来ましたが、日本に来ている韓国人や中国人は、子供の写真や結婚式の写真を撮り、写真集にするのだそうです。
その写真や写真集を日本の相場で請け負って、実際の作業は韓国や中国(製本は韓国の方が良いそうです)でやると、差額が何倍かあるので十分もうけが出て、日本で生活できるのだそうです。
「なるほどな・・・?」、「言葉が出来るという事はそう言う事なのか・・・!」と感心するとともに「日本の未来は暗いな・・・!?」と思いました。
僕の周りの日本人に、こんなたくましい人は居ません。僕の韓国語や写真はお金が出て行くだけで、ほとんど入ってきません。(歌は歌えるけど・・・!)
そのうちにピンチヒッターのピアニストが現れ、何人か集まって練習が始まりました。今度の土曜日は韓国から演出家が来ます。(あー、覚えられないと、歌も歌えない!)
家に帰るとポストに韓国からCDが届いていました。2週間ほど前にインターネットで韓国系の会社に注文していたのです。
ソウルに先月末行ったのですがCDを物色する余裕はありませんでした。
帰ってインターネットを見ていると、ユリ・サンジャと言う好きなグループがベストアルバムを出したと言う記事が有り、買いたくなりました。
ついでにそのグループのデビューアルバムも加えて、CD2個(一つは2枚組)、日本円で送料込みで3千5百円でした。高いのか安いのか・・・?、良く分かりませんが、そんなに高いとも思いません。韓国で買うと幾らなのかな・・・?
株の世界的暴落とは関係なく、こつこつと地道な国際化が身の回りで進行しているようです。
追記)
前述のような仕事が成り立つと言う事は、かなりの数の中国・韓国の人が生活しているのですね・・・!?
ちなみに、韓国に行く日本人は年間200万人だそうです!
秘苑で有名なソウルの昌徳宮(チャンドックン)には、1日平均1000人の日本人が来るそうです。人間の数って凄いですね!