マドリッドから延々と汽車に揺られ、スペイン中西部のメリダと言う地方都市の母子家庭にホームステイしていました。
ここのお母さんと友達なのです。なぜ友達なのかは自分でもよく分からない(?)のですが、とにかく11年ぶりに訪ねたメリダなのに泊まって行けと言います。
なぜメリダかと言うと、これまたよく分からないのですが、とにかくここはローマの遺跡があり、その劇場で毎年7月に演劇祭が開かれるのです。僕はその古代劇場で演劇をずっと見たいと思っているのですが、何故かタイミングが合いません。
去年の学会も6月初めだったし、今年のパリは7月に掛かっていたのですが、学会発表が中止になり、おまけに旧3年5組の美女たちの圧力に屈して、旅行の時期が早まってしまいました。
そんなこんなで、今年も駄目なことは分かっていたのですが、外国でホームステイしたことが無いし、とにかく近くに来たのだから(と言っても1日掛りですが)とのこのこ出かけて行きました。
その結果・・・、「もう帰るのよそうかな?、人間の生活ってこうなんだ!」と言う気になってきました。
滞在したアパートメントは日本で言う3LDKだと思います。長男の部屋が空いていて、そこに泊めてもらいました。勝手に何でも使えと言います。
駅まで迎えに来てもらって、(もちろんキスと抱擁から始まりました!)車に乗るのですが、旧式のセダンで冷房がありません。オートマチック車でないので、ギアチェンジをしながら、しかも街中の横断歩道は盛り上がっていて、その度にギアチェンジして減速しなければ通過できません。
僕は運転が出来ないのでそれだけでも感心して、到着してから「マグニフィカ!(素晴らしい!)」というと、「息子にそれを伝えろ!」と言います。息子は彼女の運転を乱暴だと思っているのでしょうか?
家に着くと真っ暗です。15時の汽車で来たのですが、この辺は大変暑く38℃くらいあります。冷房はリビングにしかありません。(韓国のサムソン製)
部屋を閉め切って暗くしていいた方が、室内の温度が上がらないようです。階段(4階なのですがエレベータはありません)も窓を閉めて通るときだけ電気をつけていました。
食事の「準備をしていると、オミガ・・・?」と言っているので台所に入って行くと蟻が行列していました。後で見ると階段の壁を蟻が行ったり来たりしています。
ベランダは仕切りが無く、隣と話せるようになっています。すぐそばをツバメがビュンビュン飛んでいます。街中でふくろうのような声も聞くし、コウノトリが町中の高いところに巣を作っています。交尾の時期なのか嘴をカタカタ鳴らす音がそこいら中でします。
4時に昼食(普通は2時か3時だそうですはサラダと、SOLEと言っていたのですが、焼いた鱈の上にアサリのソースが乗っていました。「セルベッサ?(ビール?)」と聞かれたのですが、のっけから真っ赤な顔を見られたくないので水にしました。
その水は冷やしたミネラルウォターと、冷やしてないものを半々に混ぜて飲みます。「何故だろう?」と思ったのですが、翌日暑い盛りに古代遺跡を見て、あまりの暑さに自動販売機のスポーツ飲料を飲んだら冷たすぎて頭が痛くなりそうでした。
健康のためにはこの方がいいのでしょう。とにかく僕にとって最高に居心地のよい生活がここにはあります。息子さんはギター弾きます。毎日3時間練習していて、来週にはブリュッセルで試験があるといっていました。交換留学であっちこっち行っているようです。
彼は英語を話すので、色々教えてくれます。22・3歳くらいでしょうか、しっかりしている若者です。お母さんは、あっけらかんとした性格です。街を歩いているとあちこちで友達に会い立ち話をします。僕と話せない分そこでストレスを解消しているのでしょうか?
街角でお兄さん(シスターと言っていました?)に会って、そのまま話し込んでいます。僕は仕方なく写真を撮って回るのですが、女性の友達に会ったときは 、紹介されるとその場でほほにキスされ(正確にはさせられ)熱い抱擁です。1週間居たら帰りたくなくなるでしょう!
と言う事で2日間で帰ってきました。昨日の日曜日はサッカーのヨーロッパカップでした。3人でテレビ観戦です。1-0でアレメリア(ALEMERIAってどこだろう?)に勝って優勝したのですが、大騒ぎです。あっちこっちから大声や花火の音、車のクラクションが聞こえてきます。
「これから街の中央に行くか?」と聞かれたので午後11時くらいだし、一旦は断ったのですが、息子よりも彼女が行きたいらしく、僕もベランダから外の写真を撮っているうちに(まだ明るいのです)、「ここはスペインなのだから・・・」と言う気になり、出かけることにしました。
大体が中央広場の噴水の水を抜いて、周りにロープを張ってあるくらいなので、大変な騒ぎです。「ジョー ソイ エスパニョール エスパニョール エスパニョール!(私はスペイン人・・・)」と言う歌を僕も一緒に歌って、写真を撮るまくりました。
噴水の代わりに消火栓の水が広場の半分を覆っていました。スペインはフレンドリーでエキサイティングな国です!
今日の午後マドリッドに帰ったのですが、帰りの電車の車掌さんも彼女の友達でした。
ここのお母さんと友達なのです。なぜ友達なのかは自分でもよく分からない(?)のですが、とにかく11年ぶりに訪ねたメリダなのに泊まって行けと言います。
なぜメリダかと言うと、これまたよく分からないのですが、とにかくここはローマの遺跡があり、その劇場で毎年7月に演劇祭が開かれるのです。僕はその古代劇場で演劇をずっと見たいと思っているのですが、何故かタイミングが合いません。
去年の学会も6月初めだったし、今年のパリは7月に掛かっていたのですが、学会発表が中止になり、おまけに旧3年5組の美女たちの圧力に屈して、旅行の時期が早まってしまいました。
そんなこんなで、今年も駄目なことは分かっていたのですが、外国でホームステイしたことが無いし、とにかく近くに来たのだから(と言っても1日掛りですが)とのこのこ出かけて行きました。
その結果・・・、「もう帰るのよそうかな?、人間の生活ってこうなんだ!」と言う気になってきました。
滞在したアパートメントは日本で言う3LDKだと思います。長男の部屋が空いていて、そこに泊めてもらいました。勝手に何でも使えと言います。
駅まで迎えに来てもらって、(もちろんキスと抱擁から始まりました!)車に乗るのですが、旧式のセダンで冷房がありません。オートマチック車でないので、ギアチェンジをしながら、しかも街中の横断歩道は盛り上がっていて、その度にギアチェンジして減速しなければ通過できません。
僕は運転が出来ないのでそれだけでも感心して、到着してから「マグニフィカ!(素晴らしい!)」というと、「息子にそれを伝えろ!」と言います。息子は彼女の運転を乱暴だと思っているのでしょうか?
家に着くと真っ暗です。15時の汽車で来たのですが、この辺は大変暑く38℃くらいあります。冷房はリビングにしかありません。(韓国のサムソン製)
部屋を閉め切って暗くしていいた方が、室内の温度が上がらないようです。階段(4階なのですがエレベータはありません)も窓を閉めて通るときだけ電気をつけていました。
食事の「準備をしていると、オミガ・・・?」と言っているので台所に入って行くと蟻が行列していました。後で見ると階段の壁を蟻が行ったり来たりしています。
ベランダは仕切りが無く、隣と話せるようになっています。すぐそばをツバメがビュンビュン飛んでいます。街中でふくろうのような声も聞くし、コウノトリが町中の高いところに巣を作っています。交尾の時期なのか嘴をカタカタ鳴らす音がそこいら中でします。
4時に昼食(普通は2時か3時だそうですはサラダと、SOLEと言っていたのですが、焼いた鱈の上にアサリのソースが乗っていました。「セルベッサ?(ビール?)」と聞かれたのですが、のっけから真っ赤な顔を見られたくないので水にしました。
その水は冷やしたミネラルウォターと、冷やしてないものを半々に混ぜて飲みます。「何故だろう?」と思ったのですが、翌日暑い盛りに古代遺跡を見て、あまりの暑さに自動販売機のスポーツ飲料を飲んだら冷たすぎて頭が痛くなりそうでした。
健康のためにはこの方がいいのでしょう。とにかく僕にとって最高に居心地のよい生活がここにはあります。息子さんはギター弾きます。毎日3時間練習していて、来週にはブリュッセルで試験があるといっていました。交換留学であっちこっち行っているようです。
彼は英語を話すので、色々教えてくれます。22・3歳くらいでしょうか、しっかりしている若者です。お母さんは、あっけらかんとした性格です。街を歩いているとあちこちで友達に会い立ち話をします。僕と話せない分そこでストレスを解消しているのでしょうか?
街角でお兄さん(シスターと言っていました?)に会って、そのまま話し込んでいます。僕は仕方なく写真を撮って回るのですが、女性の友達に会ったときは 、紹介されるとその場でほほにキスされ(正確にはさせられ)熱い抱擁です。1週間居たら帰りたくなくなるでしょう!
と言う事で2日間で帰ってきました。昨日の日曜日はサッカーのヨーロッパカップでした。3人でテレビ観戦です。1-0でアレメリア(ALEMERIAってどこだろう?)に勝って優勝したのですが、大騒ぎです。あっちこっちから大声や花火の音、車のクラクションが聞こえてきます。
「これから街の中央に行くか?」と聞かれたので午後11時くらいだし、一旦は断ったのですが、息子よりも彼女が行きたいらしく、僕もベランダから外の写真を撮っているうちに(まだ明るいのです)、「ここはスペインなのだから・・・」と言う気になり、出かけることにしました。
大体が中央広場の噴水の水を抜いて、周りにロープを張ってあるくらいなので、大変な騒ぎです。「ジョー ソイ エスパニョール エスパニョール エスパニョール!(私はスペイン人・・・)」と言う歌を僕も一緒に歌って、写真を撮るまくりました。
噴水の代わりに消火栓の水が広場の半分を覆っていました。スペインはフレンドリーでエキサイティングな国です!
今日の午後マドリッドに帰ったのですが、帰りの電車の車掌さんも彼女の友達でした。