昨年はプラハからドレスデンに行って戻ったのですが、今年は逆コースを取ってドレスデンから入りました。
とりあえず去年と同じホテルに荷物を置き、土地勘を取り戻すために、地下鉄でモルダブ川近くの建築を2つ、見に行くことにしました。
早くて深いエスカレータに飛び乗り(感覚が掴めずへっぴり腰?)B線のSutaromestska駅を出ると目の前がモルダブ川です。橋の手前にガイドブックに出ていた大きな建物を発見し、そばに行って確認するとルドルフィヌム(芸術の家)と言うコンサートホールで、立て看板にコンサートの日程が張ってありました。29.8.と書いてあります。
演目はベートーベン・・・!、「うーん、今日?」その下を見ると、31.8 ???、ドヴォルザーク?、チェロ・・・?、慌てて切符売り場を探したのですが、正面の扉は閉まっています。どっか脇に入り口が・・・、ありました。
入って行くと数人の外人の後ろに、胡散臭そうな定年後の日本人おじさん(自分のことはさて置き!)が一人離れて・・・、並んでいるのか何だか分からないのですが、後ろに居るということは並んでいるのだろうと判断し、じっと待っていました。
そのひとは今日のチケットを買っていました。僕は31日のROYAL FLEMUSH PHILHARMONICと言うオーケストラ(だろうな・・・?)の舞台横の席(3000円ほど?)を買いました。外に出ると正装のご夫婦が正面の階段を上って行きます。
ここではたと気付いたのは、「着て行く服が無い!」もうコンサートには行かないだろうと、歩き回るだけの準備しかしてこなかったのです。「あ~、デパートへ行かなければ!」
「サイズは合うかな?(以前ベルリンのKDBで買った上着は袖が長かった)」とにもかくにも、チィケットを買ってしまったのだから・・・、まあ旅の途中だからな・・・?、デパートは幸いに2件知っているので(プラハ通!)とにかく行ってみようと思います。
それから、暮れかかったプラハ旧市街を、シナゴーク(ユダヤ教会?)、キュビズムの建築と見て歩き、行きつけの(?)カフェで夕食(行きつけの中華料理店は休みでした)、また地下鉄に乗って戻ってくると、予想したとおり(教会の脇に椅子がいくつも並んでいた)野外映画会をやっていました。寒いので毛布に包まって寝ながら見ている子供も居ます。
子供のころ夏休みになると日本でも良くやっていたのですが、今はどうなのでしょう?
明日は今回の旅のメインイベント、テレジンの収容所跡に行きます。気を引き締めなければ!
追記)帰って確認すると、チェロ協奏曲はドヴォルザークではなく、エルガー(ってアメリカ?)の作品でした。ドヴォルザークはシンフォニーの6番です。