「ぐうたら ・フォト日記」

「ぐうたら」を生活信条とする、ぐうたらなフォト日記です。時々『写真の無い・フォト日記』にもなります。

42年の歳月

2006年06月03日 | フォト日記
モノクロームの写真は1964年8月6日に広島県の備後落合駅で撮った写真です。

今回の旅の唯一目的らしい目的が、中国山地の山の中の小駅を訪ねて、時の経過を確かめ、感傷に浸ろうと言うことだったのですが、鑑賞(?)さえせずに、この2カットを撮っただけで、5分後には三次行きの鈍行に飛び乗っていました。

ここで、しばらく撮影しようとフィルムも3本残しておいたのですが、なぜだか良く分かりません。車庫の建物か無くなっているのを見て、「あ~!、帰ろう!」と瞬間的に思いました。

次の列車だと2時間半待たなければなりません。
2時間半の感傷には耐えられないという自己防衛本能だったのか、自分のやっていることが馬鹿馬鹿しくなったのか、はたまた夏のピーカンの日差しの下で、良い写真など撮れる訳無いと判断したのか・・・。

ともかく、モノクロームを現像してから、何が見えてくるか、考えましょうか?
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ノスタルジアが... (ippo)
2006-06-04 00:10:44
42年は長過ぎましたかねぇ。でも無くなった駅も多いですから残っていただけ良かったのではないでしょうか。面影は十分残っている様にお見受けします。
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ビールを飲みながら・・・ (do)
2006-06-04 00:30:13
感傷に浸っていたら、コメントが付いていました。



そうですね、人間ほどに風景は変わって居ないのかもしれませんね?

ノスタルジアは頭の中でイメージしているから良いので、実際にその場に居ないのが正解かもしれません。



上の写真の山にあたる日差しが一緒ですね?、時間も同じような時間でした。



写真で見ていたほうがイメージは膨らんで行くような気がします。

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