「ぐうたら ・フォト日記」

「ぐうたら」を生活信条とする、ぐうたらなフォト日記です。時々『写真の無い・フォト日記』にもなります。

住民票その後

2006年05月22日 | Weblog
月曜日に、調べて説明をすると言うことで、朝担当者から電話がありました。その人の話によると、他の人間と間違えて入力してしまった単純な「入力ミス」だそうです。
金曜日に聞いた説明と違うのですが、誰かが勝手に転出届けを出しているような事では無いと言うので、これ以上聞いても仕方が無いと思い、注意してくださいと言って電話を切りました。

住基ネットの脆弱性については前々から言われていることですが、まさか自分の身に降りかかって来るとは思っていませんでした。
確かにハッカーの侵入等に対する、技術的な脆弱性については改善されているのだろうし、行政側もそれを強調しています。
しかし、ケアレスミスによるデータ消去例が自分に起こるという事は、かなりの確率で、人間の脆弱性に起因しているこの種の例があるのではないでしょうか?
こんな事が起こるという事は、悪意を持って意図的にデータを書き換える事も可能なのだと思います。
ただ、そんなことを公表すると、まねをする人間が出てくるという理由から、発表が抑えられている気がします。

調べてみると、住民票が原因となって被害が発生している例は、前述の携帯電話の請求だけでなく、消費者金融からの請求もあると聞きます。
機械の脆弱性についてはチェックできても、人間の脆弱性についてはどうやってチェックしたのでしょうか?

システムというのはすべからく人間の問題なのに、「コンピュータがやっているから大丈夫だ」という近代の迷信がいまだ、はびこっているのでしょうか?

住基ネットのパスワードを知っていて操作できる人間は、日本中に何千人(そんなオーダーでは無いのかな?)居るか分かりませんが、やろうと思えば誰かが他人に成りすます事は、簡単なことのような気がします。

いろいろ調べた結果、残ったのは人間に対する不信感だけでした。
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