「ぐうたら ・フォト日記」

「ぐうたら」を生活信条とする、ぐうたらなフォト日記です。時々『写真の無い・フォト日記』にもなります。

コミケと終戦記念日!?

2017年08月15日 | フォト日記
終戦記念日です。
テレビでインパール作戦(戦死者3万人)のドキュメントを見て感じたのは、戦争の悲惨さは勿論ですが加害者・被害者の関係は、敵・味方だけでなく国民の中にもあるという事でした。

この作戦は、そもそも反対意見も多く、始めた責任の所在もあいまいで、陸軍内の人間関係が発端になっていたそうです。
司令官に付いて居た兵隊Sさんが記録した軍隊の日々の言動記録(個人的な日記?)がストーリーの主要な部分に係っていたのですが、撤退が決まった時点で上層部はさっさと退却(たぶん装甲車か何かの移動手段でしょう)、シャングルを歩いて退却せざるを得なかった兵隊の戦死者は、作戦全体の戦死者の6割に達したそうです。

「川で死んでた中に上層部は一人もいない、みんな兵士だけだった!」と感極まって言っていたSさん(96歳)の姿が印象的でした。

昨今の日本のニュースや国会中継などを見ていると、こういう社会構造は今もたいして変わっては居ないという気がします。

上の写真のカラーは、先日のコミケで訪ねて行った場所の隣に座っていた若者が出していた雑誌なのですが、ワシントンD.C.と言う文字が目に付き、「僕も2年前に行ったよ!」と話しかけたのがきっかけで、新つれづれ草に載せた「アメリカ見聞録」の入ったミニ写真集『短い旅の物語』と交換したものです。

モノクロの写真は日本軍の特攻兵器「桜花(おうか)」の練習機です。
ワシントンD.C.の海軍博物館に置いてあったものですが、コミケの彼もそこに行っていて入口が分からずに苦労したと言っていました。(僕も苦労したけど、歳のせいでは無かったのだ!)

時間が無くて、どう言う目的で作られたのか聞けなかったのですが、とにもかくにも自分の目で世の中を見ている若者が居ました。日本の未来に期待しましょう!

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