POG勝ち組への道!!

「楽燕カップ」というPOGをやっています。現在14年目に突入。

ドラフト回顧〜ピエール編〜 第13回楽燕カップ

2023年06月18日 12時00分00秒 | 第13回楽燕カップ ドラフト2023-2024
ピエールさんの指名馬はこちら。

 

 

 

ピエールと申します。楽燕カップには第9回から参加させていただいており、今年で5年目となります。初めて参加してからもう5年も経つんだな、月日が過ぎるのはあっという間ですねと回顧を記載して思っております。

(こんなことを書いたら最初期からいらっしゃる方々にぼこぼこにされそうですが笑)

 

 

 

簡単なプロフィール

東北の割と雪が降る方の県に在住しています。北村友一騎手と同学年です。

POGから派生した形で友人とキャロットの一口を初めて5年目、こちらも楽燕カップと同様の歴になりますので、毎年一頭楽燕カップでも指名をさせていただいております。

一口を始めてから一頭の競走馬に対して生涯見届けることができ、競馬への興味も馬券の面白さから、それぞれの馬を縦変化で見ることの面白さにベクトルが変わってきた気がします。(最近はパドックの縦比較が楽しいです)

いまだラクスバラディーの3勝しか勝ちは上げれていませんが、今後ラクスの子供に出資できる未来が楽しみで仕方ありません。

 

競馬というものを強く意識したのは(以下2年前のコピペです笑)

「スポーツうるぐす」というTV番組で、江川さん、杉本さんの掛け合い、煽りあいが面白かったのはものすごく覚えてますwそのころはテイエムオペラオーが全盛期(2000年、2001年のころです)。

2001年オペラオーの引退レースになった有馬記念は素人ながらに「オペラオーがついに衰えたんだな・・・」と、負けたレースながらオペラオーのレースの中で一番印象に残ったのをいまだに強く覚えています。

その他、twitterをフォローしていただいている方はご存知かと思いますが、麻雀・クイズが大好物です。

麻雀で一番好きな役はリーヅモ七対子ドラドラ裏裏(ドラ単騎待)です。

七対子じゃありません。ここテストに出ますからね!

クイズは20年くらい前まで(もっと前かも?)番組であったアメリカ横断ウルトラクイズの影響がとても大きいですね。

泥んこクイズとかリアルでやってみたいですよね(笑)

 

 

 

好きな馬・騎手

ブラックシェル、ナカヤマナイト、クラレント、イチオクノホシ等

G1馬ならダントツでオペラオー。

騎手は善臣騎手です。(昨年の11月に福島競馬場に行った際にJRA最年長勝利していただき、馬券も単勝・三連単とらせてもらい大感激でした。)

 

 

 

POGでの馬の選び方

POGでの指名は、基本馬体動画がメインです。それにプラスして血統面を考慮する、というのがマイスタイルです。

しかしそれ以上に重視しているのは「自分がいいと思った点を明確にできる指名をする」という事です。

これは地元POGである程度良血だから指名してみよう~というノリで指名したところ全然走らず、さして思い入れもなかったため、超絶に後悔した過去があるからです。

仮に走らなくても、自分の思い入れが強ければ、ある程度後悔はありません。(これは去年ままです)

 

 

 

今年の変化

上で述べた通りが私の基本スタイルですが、2回参加させていただいた1部ドラフトではどちらも成績で2部落ち。今年はスタンスは変えずに一つ項目を追加してみました。それが縦の比較です。

当たり前ではありますが、血統が全く同じであっても同じ能力・特徴は二度と生まれることはありません。

違いが出る要因はいくらでもあると思うのですが、何でそれを判断するかといえばやはり馬体であったり動画の動きだと思うんですよね。

ただ、いわゆる馬体詐欺・調教詐欺(言葉悪くてすみません)と呼ばれる馬がいるように、単体で見るとよくても走らない馬も多数います。

これをなるべく回避できるように、自分が気になった馬の兄・姉達は確実に馬体や動画を確認することを追加。

兄・姉よりも明らかによいと判断で来た馬は評価をかなり上げ、逆の場合および走っていないにもかかわらず、過去にものすごくよく見えた兄弟はかなり評価を下げました。

 

 

 

ドラフト前

POG本(丸ごと・赤・青・黄・毛)、各セールの静止画・動画を読み漁るGW。絶対に指名したいと決めたのが母ラシンティランテでした。

本→ふぉおおおおおおお これだああああああ 絶対これは指名確定!

セレクト→静止画 お、いいNE! 動画→あれ、これもええやん!

コメントも中々良さそうでこの馬を楽燕で確実にとりに行ける順位は何位なのか、そればっかりを考えていました。この時は5位くらいでいけるな、うん。と思っていましたよ。この時は・・・。

 

 

 

楽燕カップ一週間前

ピエール<twitterポチポチ~ (母ラシンティランテ変な情報でなきゃいいな~)

ピコーン!

ダミアンさん<A3厩舎のエピファネイア産駒はもはや自らネタにしている。今年は母ラシンティランテ。(一部変えました笑)

ピエール<あああああああああ やめてえええええええええええ ださないでええええええええ・・・。

さらに某POGブログ

母ラシンティランテは開幕週を想定。馬名は・・・

ピエール<ぎゃああああああああああああああああああああ 勘弁してえええええええええええええ・・・。うわああああああああああ。

(1位指名も辞さぬ覚悟ができました。 どちらもむしろ情報ありがとうございます笑)

という事で、指名理由いきますねw

 

 

 

指名理由

 

1位指名

母:シーズアタイガー 

父:ハーツクライ 

性別:牝(馬名:フレミングフープ)

厩舎:栗東・友道 

生産:ノーザンF 

馬主:金子HD

 

指名根拠

・馬体(縦比較)

・血統(兄弟走っている)

 

え?母ラシンティランテ1位じゃないの?上はなんなの?と思われた方もいるかと思いますが、この馬も相当ほしかったんですよ。

そして今年の追加した項目縦比較、これに合致する馬でした。

この馬の兄は昨年も大人気で、重賞でも2着したダノンザタイガーですが、この馬は私そこまで馬体では評価してなかった馬でした。(調教めちゃくちゃ動いたので、ネット競馬では指名したんですが笑)

兄に比べるとこの馬はトモの筋肉のラインがしっかりしていますし、背中からトモのラインも兄に比べるとバランスがよく見えました。(その分兄は完成度が高かったというのは納得ですが)

兄ダノンザタイガーがPOG期間内にあれだけの結果を残したことを考えれば、それ以上にみえる本馬はそれ以上の活躍ができるだろうと判断しました。

血統面はもちろん、その兄の全妹ですから文句のつけようがございません。

しいて言えば牝馬が友道厩舎、牡馬が国枝厩舎どっちかといえば逆では?というのがちょっと気にはなりますが、友道厩舎+金子HD。文句ないです、ええ(笑)

牝馬エース級の活躍を期待しています。

 

 

2位指名

母:ラシンティランテ 

父:エピファネイア 

性別:牝(名前:ミッキーアプローズ)

厩舎:美浦・国枝 

生産:ノーザンF 

馬主:野田みずき氏

 

指名根拠

馬体(縦比較なし)

血統(兄弟走っている・安定感)

本のコメント

 

上記したように、この馬がどこなら絶対単独で取れるかだけを考えていたに近いドラフトでした。

血統的なところをあげると、兄弟はノヴェリストを付けた初子以外2勝以上上げており、1年空胎を経ての子供という周期も評価できる対象。

厩舎も茶木厩舎→野中厩舎→国枝厩舎と明らかに上位厩舎へとレベルアップ。

乗り味抜群というコメントのみでなく、背中の柔らかみ・安定感・スピードがある等複数良い所が挙げられている所にも好感でした。

そして最大の根拠。馬体。もう大好き。大好物です。(いや、なんかこの書き方はやばいな・・・笑。)

ムチっと盛り上がりがあり、大きさも〇、筋肉の後もしっかり浮き出ており〇。首がすごい太いまではいかないけれども深さのある胸前。どれをとっても好みでした。(兄弟との比較はできず。2歳時)

ちょっとタキオンっぽさは強くダートに出る可能性も確かに否定はできません。

しかし、父エピファネイアと母父タキオンの組み合わせで2勝以上した馬は、ダート勝ち上がり一頭だけで配合からは芝で行けそうな根拠もあります。

正直周りの反応を見ずとも理性的にはもうちょっと引っ張れるだろう、と思っていたのですが、指名時にもコメントした通りこれ以上引っ張りたくなかったというのが本音です。

が、開幕週デビューのはずが回避濃厚。ただし厩舎で調整はしているようで、どういう経緯になるかはよくわかりませんが私の不安が煽られたのは言うまでもありません(笑)

や、やっと馬名が登録された・・・(笑)6/10デビュー戦がんばれ!

 

 

3位指名

母:サマーハ 

父:リアルスティール 

性別:牡(名前:ビダーヤ)

厩舎:栗東・矢作 

生産:ノーザンF 

馬主:DMM

 

指名根拠

馬体(縦比較済)

血統(兄弟大物有)

 

今年、大きな問題点が一つありました。

それは牡馬のクラシック大物候補(媒体扱い大きい)で馬体ピンと来た馬0です。本当にどうするか迷ったのですが、流石にこの辺でクラシックを狙える血統を指名したいなと思いこの馬をチョイス。

この馬の最大の魅力はトモの筋肉。大きさはそこまで大きいわけではありませんが、筋肉量の多さはとれました。

緩さ自体は感じますが、パンとしてくれば偉大な兄シャケトラに近づく活躍ができるのではないでしょうか。あと足元はリアルスティールに結構似てますよね。

縦比較は2勝したラス―ルとの比較ができました。ラス―ルも本馬と同じく全体的にはすっきりと見せる中でトモがしっかりしており似ているなという印象。

違うとすれば首の角度で、ラス―ルの方が明らかに首が高く、距離は持たなそうな印象。本馬はそういったことはなく、性格的にも距離は持ちそうとの事なのでクラシックまで持ちそうです。

血統的に注目しているのはこの母がリアルスティールと配合されたという点。兄弟にはダート馬もいる上に、最も活躍したシャケトラもキレで勝負した馬ではないんですよね。

父リアルスティールもレーベンスティールこそ切れますが、最も活躍しているオールパルフェ・フェイト等に代表されるようにキレというよりは持続性がウリのタイプの種牡馬。

配合相性はよくわかりませんが、お互いの特徴は合致しているように思うので、より強みが出てくるのでは?と期待しています。

 

 

4位指名

母:ガルデルスリール 

父:ルーラーシップ 

性別:牡(名前:ガルデルクラージュ)

厩舎:栗東・武英 

生産:ノーザンF 

馬主:シルク

 

指名根拠

馬体(縦比較〇)

シルク近況動画(移動済)

血統(優秀な母)

 

牡馬では母アドマイヤローザ(とれませんでしたが・・・)と並んで絶対にほしかった一頭です。

まず気になったのはシルクでの近況動画でした。4月時点での動画ですでに14-14を馬なりで楽に駆け上がってくる脚力、前脚を駆け込みが非常に力強い、かつ無駄なくまっすぐ走れている所に好印象を持ちました。

そして今年採用した縦比較。こちらは同じくシルクレーシング所属で未勝利勝ちのヒストリアノワールとの比較をしましたが、(モリアーナは確認できず)同時期の兄に比べるとトモの力強さが明らかに上でした。

また血統面でも非常に優秀で、母ガルデルスリールの産駒は父がエイシンフラッシュ、ヘニーヒューズ、エピファネイアとまったく違った父親でありながらすべて勝ち上がっており、

父エピファネイアとの子はご存知モリアーナになります。

馬体面(縦比較〇)、動画、血統とすべての面でチェックが入った本馬は根拠的にも十分すぎるくらいであり、重賞レースでの活躍を期待しての指名です。

 

 

5位指名

母:シャンブルドット 

父:スワーヴリチャード 

性別:牝(名前:シャドフ)

厩舎:栗東・庄野 

生産:ノーザンF 

馬主:北澤俊和氏

 

指名根拠

動画

馬体(縦比較)

血統

クラブ募集→セレクトのプロフィール

 

この馬を指名しようと思った一番の根拠は黄本のyoutube動画でした。

各種POG本の馬体ではすらっとしていてバランスのいい馬体だな、とは思っていたのですが、そのトモにどれくらい力強さがあるか今一自信がありませんでした。

ところが黄本のyoutube動画を見てこの馬に対する印象がちょっと変わりました。平面だとよくわからなかったですが、トモの盛り上がりが結構あり本の馬体のようにすらっとしたバランスもあってと中々好馬体に見えました。

本馬の姉であるベルシャンブルはややデビューが遅くなりましたが、未勝利戦を好時計で勝利。

その姉と馬体を比較すると、はっきり言ってどちらもいい馬で甲乙つけがたいといった感じでした。姉もかなりの逸材とみているので、姉と似ていることは良い事。

根拠にも記載した通り本馬はセレクト組、姉はクラブ募集といかにも2番子での爆発を秘めたプロフィールだと感じています。

見た目のイメージ通り、オークス路線での期待をしたい一頭です。

 

 

6位指名

母:シャルマント 

父 :レイデオロ 

性別:牡(名前:トロヴァトーレ)

厩舎:美浦・鹿戸 

生産:ノーザンF 

馬主:サンデー

 

5順目後のあるtwitterでのやりとり。

某ds〇kさん<ソニンク牝系のソングラインが勝利。青葉賞に引き続きソニンク系は偉大

某キャリコ〇ん<6順目にソニンク系いっちゃうじゃないですか・・・

某〇dskさん<そんな馬いましたっけ?

こんなやり取りがありました。これを見てほくそ笑む私。

ほうほう、これはロイバルトさんの下のこと言ってますね。(実際レイチェルさんが6順目に指名)なら私は狙ってたシャルマントいきますね。ちょっと渋ったくらいだし。

こっちが ジ ャ ン ケ ン でした 危ない危ない(笑)

 

指名根拠

動画

馬体(縦比較〇)

血統(ソニンク牝系・2番子)

一番は動画での馬体がかなり好みだった事ですね。動き自体はそれなりかな、という評価でしたが胸前の厚みがすごかったんです。

トモはまだまだ緩さと甘さを感じるものでしたが、フォルムはよく成長とともにしっかりしてきそうな印象でした。

この馬の一つ上の兄も同じくサンデーレーシングで募集されていますが、 馬体の縦比較を行うと明らかに本馬の方が、胸前もトモも力強さという観点から上に思えました。

又、初子である兄は育成途中で骨折をしてしまい、デビューは5月13日と大幅に遅れてしまいました。体質が弱く出やすい初子によくみられるケースで、2番子の本馬は現在順調に育成が進められており、6月2週には入厩予定との事です。

話題にもあげられたように本馬は3代母が名牝ソニンク、祖母はライツェントと近親にディアドラ等の活躍馬が多数いるファミリーです。

名牝系の血を引きつぐ本馬にはその系譜をさらに塗り替えてくれるような、そんな活躍を期待しています。

 

 

7位指名

母:ペルレンケッテ 

父 :モーリス

性別:牡(名前:ミルテンベルク)

厩舎:栗東・武英

生産:ノーザンF 

馬主:キャロット

指名願望

調教

あとは愛ですよ愛。

 

コメントでも記載しましたが、今年の出資馬です。正直10順目くらいまでどうせ出ないだろうと腹をくくっていたので、10か11くらいで指名するつもりでした。5月12日までは。

実質初めての追切であった5月7日には坂路で54.3-12.6を馬なりで。

水曜日の5月10日には坂路で55.3-12.5を馬なりでマークし、お~中々いい感じじゃーん!と期待度がどんどんアップしていったのですが、まだ半信半疑でした。

ところが5月13日の追切で坂路で53.6-12.2を馬なり(公式は末強め)で記録した瞬間に、期待値が自分の中で跳ね上がり。

でもまだ待とう。その間に指名されるようなら光栄。けれど血統を重視する楽燕組は必ずまだ指名しないはずという確信もあり、水曜日か木曜の追切でちゃんとした時計を出したら迷わず行こう。13日に心は決まりました。

そして水曜日、CWで71.4-54.8-11.8をジョッキー騎乗ながら馬なりでマーク。さらに追い打ちをかけるように「いいスピードがあるけれど動きます」のコメント。

迷いなくこの馬をこの巡目に書き込みました。

ミルテンベルクは募集時、新規会員まで枠が回った馬でほとんど人気がありませんでした。

その原因として考えられるのは兄弟に中央勝ち馬がいない割に募集額が10万円とそこそこ高く、コスパが合わない事。(キャロ会員は400口募集という特徴からか、血統実績がなく初子でもない馬にある程度の金額がついていると嫌う傾向があります。)

それと馬体もトモは結構いい感じなのですが、胸前がちょっと弱く見えたところも懸念されたのかもしれません。

しかしながら私が出資を決めたのは動画での動き。

確かに動画で見ても胸前の筋肉はそこまでいいものとは思えませんでしたが、その使い方・可動域が非常によかった。(トモもこれは同じ)

これは成長して前に筋肉がついてきたら化けるかも?と思い、一般枠で出資しました。(最優先でないのは人気がないのがこの時点で予測でき、一般でもほぼとれると思ったため。)

現状の調教の動きからみると、こちらが思ってくれた以上の成長を見せてくれています。後はレースに行って力を出し切ってくれるだけでしょう。

6月11日阪神芝12でのデビュー予定です。

あわよくば、一口としての新馬勝利をしてくれたら・・・。

その日は祝杯…で済まないくらい暴れちゃいましょうかね。(まあそんな甘くないしょう、と思いつつお酒は注文しちゃいました笑)

 

 

8位指名

母:エセンテペ 

父 :キタサンブラック

性別:牝(名前:アナベルエクラ)

厩舎:栗東・清水

生産:ノーザンF 

馬主:STレーシング

 

指名根拠

動画

 

レーシングビュアー動画枠です。まず今年決めていたのは、動画だけで指名を決めるのは絶対に牝馬だけにすること。

(去年牝馬はハーパー、牡馬はアンタッチャブル。もう今年は動画だけで牡馬を選ぶのはやめました。ええ。笑)今年一番びびっと来たのがこの馬です。

まずそのフットワークの大きさに目を奪われました。足の動きが無駄があるというわけではないんですが非常にデカく、力強さを感じたんですよね。

調べたら父は今を時めくキタサンブラックというではありませんか。もう指名はこの時点で決めてました。

母はデビューした産駒はすべて勝利しており、どれもキレッキレというわけではないですが、それなりの上がりを使える産駒が多いです。

兄弟はダメジャー、アラジン、キズナとタイプこそ違えど、どれもキレ味で勝負するタイプではない種牡馬との配合です。

切れるタイプを出すことに実績のあるキタサンブラックに変わったのは好評価ではないかなと考えています。

又、これは根拠といえるほどではないのですが、STレーシング所有の馬はすべて「~~フェイス」という名前になっており、この馬以外の2歳馬も例にもれていません。

この馬だけが、「~~フェイス」でない事には何か意図があるのでは?とちょっと陰謀めいたことも言ってしめたいと思います(笑)

もちろん、桜花賞・オークスを狙ってほしいですね。

 

 

9位指名

母:ハウメア

父 :オルフェーヴル

性別:牡(名前:バンビーノデオーロ)

厩舎:美浦・鹿戸

生産:ノーザンF 

馬主:サンデー

 

指名根拠

馬体

動画

 

サンデー募集馬の中では抜群によく見えた馬。

カタログ時の馬体のトモは筋肉の浮き具合がはっきりしており形も抜群によい。加えて動きにしなやかさがあり、背中をきちんと使えて動けている姿にものすごく惹かれました。

動画の動きで見栄えのする馬というのは得てして体重が小さい傾向が強いのですが、募集時410キロ。小さい(笑)とはいえ現状の体重は既に500キロ越え。成長力があることの裏付けであり、

この動きであれば間違いないと上位指名も考えていました。

しかしこの馬はPOG本発売後に跛行が発覚し、頓挫してしまいました。どれくらい遅れるかをずっと見ていたのですが、順調にいけば秋あたりに間に合うのでは?と判断し指名に至りました。

(頓挫がなく早期デビューが目指せていたらおそらくこんな順位まで残っていなかったでしょう。)

母のハウメアもPOGで人気がありましたが、初子のこの子には母を超える活躍を期待したいところです。

 

 

10位指名

母:プリンセスオブザスターズ

父 :デクラレーションオブウォー

性別:牝(名前:未定)

厩舎:未定

生産:タイヘイ牧場 

馬主:不明

北海道トレーニングセール上場馬

 

指名根拠

セール時の馬体・動画

馬体(縦比較○)

 

自分の中でかなり自信があったので10位が抽選負けしたこともあって、結果確定前に指名。結果を見てやらかした可能性が大です。

落札者は有限会社三石系種牡馬共同育成センター様。過去5年くらい確認しましたが、落札した実績はゼロ。そのまま馬主とはならなそうですが、どういう経緯でどこでデビューするかも不明でした。

(知ってる方いたら教えてください。多分地方濃厚かな?とは思いますが)

指名した理由に戻ります。

一番の理由はセール時の調教動画です。最後1Fは10.9と好内容ですし、最後タイムには乗っていないでしょうが、追ってからの伸びは抜群に見えました。

馬体も育成のチェスナットファームさんの馬では一番よく見えましたし、本馬の一つ上である兄キガンは中央1勝していますが、その兄よりも縦比較上トモの筋肉がついており兄以上の結果が出せると判断しました。

血統的にもすべて兄弟が芝12で勝ち上がっているというスピード豊かなファミリーで、調教動画の脚さばきをみると本馬も短距離路線での活躍を期待できそうです。

後に14位でもデクラレーションオブウォー産駒を指名していますが、本馬と合わせてデクラレーションオブウォー爆発の年となってくれたらうれしいなと思っています。

 

 

11位指名

母:ポルケテスエーニョ

父 :リアルインパクト

性別:牡(名前:レッドセニョール)

厩舎:美浦・鹿戸

生産:ノーザン 

馬主:東京ホースレーシング

 

指名根拠

馬体(縦比較○)

 

正直、この巡目まで指名されないと思っていなかった馬。かくいう自分も迷っていたからこの巡目まで引っ張ったわけですが・・・。

まずこの馬の指名理由は馬体につきます。中央で勝ち上がりをした3つ上の兄、グランスエーニョと比較するとトモの雄大さが目に付きます。

筋肉に柔らかさを感じるかといえば微妙なのですが、祖母がミスエーニョ、父がリアルインパクトという観点からも距離適性が短い所にあるのは明白。あまりそこで割り引くことはないかなと判断しました。

本馬単体では前述したトモはもちろんですが、首がやや太めで長さも短いことが見て取れます。通常クラシック系を狙う馬であればこれも割引材料ではありますが、本馬の適正は短距離。

スピードに特化したタイプに出る可能性があり、血統から期待される通りの馬体に出たなと思います。

この巡目まで引っ張った理由は坂路動画が今一ぴんとは来なかったことですが、動画は牝馬牝馬、牡馬は馬体が良ければそれでいいだろうと言い聞かせました(笑)

デビューは東京芝1400mのようですが、適正は短距離とみているので2歳戦からバリバリ稼いでほしい一頭です。

 

 

12位指名

母:ルージュノアール

父 :ドレフォン

性別:牡(名前:ドレッド)

厩舎:美浦・栗田

生産:チャンピオンズファーム 

馬主:前原敏行氏

 

指名根拠

馬体

血統(兄弟優秀)

調教

 

チャンピオンズファームさんは生産馬の1歳馬の静止画を全て公開されている私みたいな馬体派にはとってもとってもありがたい生産牧場です。そこでダントツでよく見えたのが本馬です。

がっちりとしたフォルムにむっちりとして筋肉が浮き出るほどのトモ。父ドレフォンも筋肉質に出る方が結果を残すタイプで、血統とも合致していて好印象でした。

血統面で近親に大きな活躍馬こそいないものの、初子は芝12で3勝、2番子は420キロ程度の小さい馬体ながら2勝とかなり優秀な母です。そして本馬はこの母待望である初めての牡馬。期待は大きいですよね。

終盤戦インターバルくらいのタイミングでtwitterに歩様動画があがりましたが、正直そこでは足元ダートっぽいなーと思ってちょっと軽視しました。

ただ、この12順目のタイミングで南Wでの調教タイムが判明。馬なりで70.4-54.2-11.9とかなり期待できるタイムだったため、これは自分の感じた馬体の良さを信じて指名しよう、と指名に至りました。

これは回顧を書いている6/7現在ですが、函館競馬に移動。69.0-52.4-11.4を外目回ってマークとかなり期待が持てそうな動きで、某馬○ブでは取材情報まで追加されほほがにんまりしております(笑)

芝18あたりで下すのではないかと思うので、北海道組のエースとして君臨してほしいですね。

 

 

13位指名

母:ミッキーパール

父 :ドゥラメンテ

性別:牡(名前:コンピスリート)

厩舎:栗東・清水

生産:ハシモトファーム 

馬主:前田晋二氏

 

指名根拠

馬体(縦比較済)

動画

 

一番の根拠はレーシングビュアーの動画です。大山ヒルズの動画で、母クィーンマンボと併せ馬をしていたのですが、持っていかれるくらいの手ごたえで坂路をあがってきており、スピード能力がありそうだなと感じました。

ストライドも大きく、良馬場ではじける父のイメージとも少しかぶります。

又馬体に関してですが、大山ヒルズ育成の馬は基本的にトモに厚みがあるものの、全体的には固く見えるため(いいとか悪いとかではなく)どの馬も似たようなフォルムになりがちに見えます。(もちろん私比です)

しかしこの馬はトモの厚みの良さはありつつも、筋肉の浮き出具合をみるといかにも芝の一線級を走れそうな綺麗なトモをしています。

兄弟と比較すると比較的似たフォルムをした馬が多いので、どこまで良い方向に出るかは未知数でしたが、大山ヒルズでは抜けて好きな馬だったので指名に至りました。

母ミッキーパールはクワイティライフ系で、母父のタニノギムレットも母系に入るとダート中距離短距離とそれぞれの距離でOP馬を輩出しており、かなり優秀なイメージです。

現状この母から目立った産駒は現れていませんが、本馬は母にとって初のミスプロ系種牡馬ということもあり、一発を期待しての指名です。

 

 

14位指名

母:メイショウユウゼン

父 :デクラレーションオブウォー

性別:牝(名前:オーブルクール)

厩舎:美浦・矢野

生産:中島牧場 

馬主:ターフ・スポート

 

指名根拠

馬体(縦比較○)

トモオブトモオブトモ

 

POGのリストを作成していて真っ先に指名することが確定した馬の一頭です。丸ごとで見た馬体に目を奪われてリストの濃い方に移動しておりました(笑)

この馬の特徴は何といってもその雄大なトモ。見た瞬間になんなんこれ!?といってしまうくらいのボリューム感がすごいです。

ただし兄弟全部がこんな感じというのも結構ある話なので、四つ上のOP馬カッパツハッチとも比較しましたが、ボリューム感という意味ではこちらの方が明らかに上。

馬体以外のプロフィールは若干気になるところがないわけではないですが、確信をもって指名できる馬だなと判断しました。

現状はやや疲れが見えた成果ペースダウンしたようですが、馬体重はPOG本で470キロだったのが500キロ越え。現在成長期に入ったとみるのが妥当でしょう。

血統からは短距離路線での活躍が濃厚ですが、馬体だけを見るとそれに限らない活躍が期待できると思っているので、同馬主の先輩ファントムシーフに続くような活躍に期待しています。

 

 

15位指名

母:ミスアシング

父 :パイロ

性別:牡(名前:バトンインディ)

厩舎:栗東・安達

生産:タニグチ牧場 

馬主:市川義美HD

 

指名根拠

馬体(縦比較○)

動画

血統

愛、愛ですよ最後は結局。

 

さて、15位ですがここはお時間をいただきます(笑)

昨年は一番気になった馬が地方所属ということが分かっていたので(大井で一勝してくれました)、指名しなかったパイロ産駒。

指名しないわけにはいかないという決意があったので今年は確実に中央デビューして、なおかつ2勝クラスの賞金を稼げそうな馬をひたすら探していました。

はじめはベターなところに収まったんですよ。母ギフトオブソング。POG本で見た感じはそこまで印象に残るものではないですが、レーシングビュアーで見た馬体の良さは中々で動きもよさそうでした。

今年は無難にこの馬だろうかと思ったのですが、改めて見直すとちょっと気になる点が。前足の繋ぎが怪しすぎるんですよね。特に左足。

間違いなくダート馬だとは思うのですが、流石にリスクが大きすぎるのと、牡馬で静止画で気にならなかったのはどうなの?と思い探し直してこの馬に行きつきました。

本馬はエクワインレーシングさんで育成されており、最新の状況を確認することができます。そこで注目できたのがその成長度。

POG本に掲載されている馬体は4月現在のものですが、5月現在の馬体を見比べるとトモの肉づきが明らかに良化しています。

4月以前もさかのぼってみると、トモの筋肉がついているのが日に日にみてとれました。

2年先輩(空胎を挟むので実質一つ上ですが)グローツランツの同時期とも比較ができましたが、トモのボリュームはこちらが上。

馬格が劣るのは気になる点でしたが、馬体上は兄よりも活躍できる下地があるのが確認できたのは大きいです。

15-15は馬なりで楽に上がってこれることが動画(5月)でも確認できましたし、走りに無駄がなくコンパクトにまとまっているのもダート馬らしくいいなと思います。

血統面ですが、本馬はパイロ×キンカメ×サンデーという組み合わせで、実はイメージ以上に少なく過去3頭しかいません。

その組み合わせは2頭が勝ち狩り、残り一頭も中央2着経験ありとほぼすべて勝ち上がりができている配合でした。

パイロ産駒はミスプロ以外のクロスがあまりない方が良績になりやすく、本馬はその配合理論にも合致します。

又、3代母がシンコウエルメスであるため、近親にディーマジェスティ、タワーオブロンドンとの近親にも当たり母系の活力もあります。

総合して血統面でも推すことができ、今年のパイロ枠は本馬で行こうと自信をもって15位の枠で指名させていただきました。

ダート枠にとって羽田盃が解放される今年、その大舞台に出てくれるような活躍に期待しています。

 

 

16位指名

母:アラピンタ

父 :ディーマジェスティ

性別:牡(名前:スターゲット)

厩舎:不明

生産:フジワラファーム 

馬主:不明

 

鬼門といいながら毎回毎回スワロウさんのSっぷりにとっても楽しみなエクストララウンド。毎年大体一頭くらいはリストに指名できる馬が残っていたりする馬がいるのですが、今年はゼロ。

ということで魔法発動!いでよ!Data Labの産駒一覧検索!

条件にあてはまる種牡馬で気になる種牡馬の血統・兄弟成績をひたすらに検索し、何頭かピックアップ。最終的に指名に至ったのが本馬でした。

まず単純に優秀なフジワラファーム生産という事。ここの生産馬はセール組より庭先組がねらい目。本馬はセールに出た記録がなく、庭先と推定されます。

又、母アラピンタは優秀な繁殖牝馬で、過去3頭の産駒の内2頭が中央2勝以上。残り一頭も地方で4勝と、ほぼすべて勝ち上がりといっていい実績です。

それに加え、4代母は凱旋門賞馬アルピニストの3代母と同じという凱旋門賞ファミリー。

字面以上の情報は残念ながらありませんでしたが、昨年2頭指名して一勝もあげられなかったディーマジェスティ―産駒という事もあり、リベンジも兼ねて指名を決めた一頭です。

 

 

 

その他指名迷った馬

母チャイマックス 父ミッキーアイル

 セレクト動画で気になった一頭。情報そこそこでていましたし、終盤迷った一頭。

母コスモエルデスト 父ゴルシ

 途中で順調じゃなくなったので。順調なら指名してた。

母ゴシップガール 父リアルスティール

 動画で動き良く検討。母も優秀。動画は牝馬の法則と管囲19.0が気になり。

母スクービドゥー 父ブリックスアンドモルタル

 終盤戦で迷ったが、三嶋の一番手はルックアミリオンだった事、仕上がりが遅いことから指名を回避。

母タニノハイクレア 父キズナ

 ノルマンディー1番手評価。指名してもよかったが、縁がなかったとしか。

母シュクルダール 父キタサン

 シルク追加募集馬。動きは抜群。ただボーンシスト。ソネットに続ける自信もなかった。

母マンハイム 父ハービンジャー

 14順目最後まで迷った一頭。動きが抜群。最後に軽視した理由は管囲。18.5は牝馬でもさすがに不安だった。

 

いっぱいいますがこんなところで(笑)

 

 

 

ドラフトを終えて

とにかく楽しかったです。ただ、今年は自分の中で絶対に結果を残さなければいけないなと思っており(1軍2年連続成績で2部落ち)、プレッシャーも感じていた年でした。

とはいえ、指名理由にも書いた通り自分のスタンスは壊さず、いかにしてさらに進化するかということに重点を置いたドラフトでした。

早めの馬はそれなりに確保しつつ(あまり意識はしすぎずに)、馬体や動画で気になった馬もしっかりとっていくというやりたいことはやれたドラフトかなと思います。

例年以上に、管囲や手術歴に敏感になり、リスクとなる分子を削除したのも一つ大きな判断材料だったかもしれません。

単純に血統背景だけで言えば20名中ダントツの20位だと思う指名ですし、そこまで結果出したいならもっと無難にいけばいいじゃないと特に閲覧されている方々などは思いそうなものですが、これがスタンスなんでまあ許してください(笑)

優勝予想とかそういうのはできないので私、ってことでご勘弁をw

それでは皆様1年間どうぞよろしくお願いいたします。

コメント (50)
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