広島県庄原市にあるJR西日本の比婆山駅は、備中神代駅から三次駅を経て広島駅に至る全線単線非電化の芸備線(159.1km)の備後熊野駅として、1935(昭和10)年12月20日に開業しました(開業時は庄原線に所属)。
かつては相対式ホーム2面2線を有し列車交換が可能ででしたが、現在は単式ホーム1面1線を有するのみです。
開業時に建てられたと思われる駅舎が、今も健在です。
<比婆山駅の年表>
・1935(昭和10)年12月20日:庄原線の備後熊野駅として開業
・1936(昭和11)年10月10日:庄原線が三神線に編入されたのに伴い、同線の駅となる
・1937(昭和12)年7月1日:芸備線の駅となる
・1956(昭和31)年12月20日:駅名が比婆山駅に改称される
・1972(昭和47)年9月1日:貨物取扱い廃止、駅の無人化
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・2008(平成20)年3月31日:乗車券委託販売終了
撮影年月日:1994(平成6)年10月28日