兵庫県朝来市にあるJR西日本の和田山駅は、京都駅から山陰地方の日本海沿岸の各都市を経由して下関市の幡生駅に至る全長673.8kmの山陰本線の駅です。
もともとは山陽鉄道の一般駅として、1906(明治39)年4月1日に開業しました。
島式ホームの2面4線を有する直営(有人)駅です。
1976(昭和51)年4月に建てられた駅舎が今も使われています。 また、構内の北側には1912(明治45)年3月に建築された旧豊岡機関区和田山支区のレンガ造りの機関庫も残っています。
2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は758人です。
和田山駅は、特急「こうのとり」「きのさき」「はまかぜ」の停車駅でもあります。
<和田山駅の年表>
・1906(明治39)年4月1日:山陽鉄道の一般駅として開業
・1906(明治39)年12月1日:鉄道国有法により山陽鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
・1909(明治42)年3月1日:国鉄線路名称制定により播但線となり、同線の駅となる
・1912(明治45)年3月1日:播但線の一部(福知山~香住間)が山陰本線に編入され、同線の駅となる
・1982(昭和57)年10月3日:貨物取扱い廃止
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・2013(平成25)年8月1日:駅構内終日全面禁煙化
(左はJR西日本の駅名標、2002年12月10日撮影:右は国鉄時代の駅名標、1991年4月7日撮影)
(福知山方面を望む)
(播但線の普通列車用として使用されている5番のりば)
(和田山駅駅舎)
(1912年3月に建築されたレンガ造りの旧機関庫)
撮影年月日:国鉄時代の駅名標のみ1991(平成3)年4月7日、他は2002(平成14)年12月10日