大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

旧国鉄田川線 崎山駅!

2016年02月23日 | 

福岡県京都郡みやこ町(旧・犀川町)にある崎山駅は、日豊本線の行橋駅と日田彦山線の田川伊田駅とを結んでいた全線単線非電化のローカル線だった国鉄田川線(26.3km)の崎山信号場として1954(昭和29)年4月20日に開業しましたが、その後、旅客駅に昇格しました。

しかし、田川線は筑豊炭田の衰退とともに旅客・貨物とも輸送量が減少し、1980(昭和55)年12月に施行された国鉄再建法(日本国有鉄道経営再建促進特別措置法)により1987(昭和62)年2月3日に第3次特定地方交通線として廃止承認されます。 地元では5回にわたって対策協議会を開いて協議した結果、1989(平成元)年2月6日に第三セクター鉄道に転換することを決定しました。

そして国鉄田川線は1987(昭和62)年4月1日の国鉄分割民営化により九州旅客鉄道(JR九州)に承継された後、1989(平成元)年10月1日に第三セクターの平成筑豊鉄道に転換されました。

崎山駅は、長い相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能な無人駅でした。
古い木造駅舎が平成筑豊鉄道に転換後も解体されずに今も健在です。

 <崎山駅の年表>

 ・1954(昭和29)年4月20日:国鉄田川線の信号場として開業
 ・1956(昭和31)年8月11日:旅客駅に昇格して崎山駅となる
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる
 ・1989(平成元)年10月1日:第三セクターの平成筑豊鉄道の駅となる
 ・2009(平成11)年4月1日:企画・宣伝共同組合(広告代理店)がネーミングライツを取得し、愛称付きの駅名「れいめい拳.COM 崎山駅」となる

 
(国鉄時代の駅名標)

 
(行橋方面を望む)

 

 


 撮影年月日:1989(平成元)年2月20日


今日はふろしきの日!

2016年02月23日 | 今日は何の日

2月23日はふろしき(風呂敷)の日です!

京都ふろしき会・京都ふろしき振興会・東京ふろしき振興会で組織する日本風呂敷連合会が、日本の伝統的な日用品であり、繰り返し使用可能なエコ製品としてのふろしきをPRするために、2000(平成12)年に2月23日を「ふろしきの日」に制定しました。
日付は「つ(2)つ(2)み(3)」(包み)の語呂合わせです。

ふろしき(風呂敷)は、物を包んで持ち運んだり収納したりするための正方形に近い布のことです。

このふろしきの起源は定かではありませんが、奈良時代の正倉院の所蔵物の中に舞楽の衣装包みとして用いられたとみられるものが残っているそうです。

ふろしきのサイズについては、小さなものから布団も包めるような238cmもある大きなものまで約10種類の大きさがあります。そして形は必ずしも正方形というわけではなく、縦の長さが横の長さよりも2~3%長めにできているのが多いです。

江戸時代の初めに湯を張って入浴に供する商売である銭湯が誕生し、この銭湯が普及してくると庶民も衣類や入浴用具を包む布としてふろしきを使うようになりましたが、明治時代になって西欧から鞄類が入ってくるようになると風呂敷の利用は次第に減っていき、現在、ふろしきは実用品としてよりも贈答品としての需要がほとんどで、関西地方では婚礼内祝や快気祝など、関東地方では仏事返礼などの答礼品としてふろしきは多用されています。

ちなみに、検察官は、現在でも伝統的に書類等を持ち運ぶ際に風呂敷を使用することがあるそうです。