大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

福知山線 北伊丹駅!

2020年07月18日 | 

兵庫県伊丹市北伊丹9丁目にあるJR西日本の北伊丹駅は、尼崎駅と山陰本線の福知山駅とを結んでいる国鉄福知山線(106.5km)の旅客駅として、1944(昭和19)年4月1日に開業しました。

島式ホーム1面2線を有する業務委託駅で、駅舎(改札口)は、南口(伊丹市側)と北口(川西市側)の2か所ありますが、北口は一部時間帯を除き無人となります。
また、ホームの西側には留置線が2本あり、宝塚駅に到着した終電や一部の新三田駅に到着した快速はここまで戻って留置されます。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は11,179人で、これは起終点駅を除く福知山線の全28駅中10位です。

大阪国際空港の滑走路から猪名川を挟んで北西に八百メートルのところに位置し、離着陸ルートの真下にある北伊丹駅は、もともとは太平洋戦争中に従業員が増加した駅西隣の大阪機工の通勤用として設置されました。
また、1966(昭和41)年9月からはダイハツ工業の専用線が接続し、同社所有車運車クム2000形(私有貨車)30両の常備駅が川西池田駅から当駅に変更されましたが、この専用線は1978(昭和53)年10月に廃止されました。

北伊丹駅が属する福知山線は、大阪と北近畿、さらに山陰地方とを結ぶルートの一つであり、大阪駅~篠山口駅間は「JR宝塚線」の愛称が付けられています。そして同線は篠山口駅を境に南側の都市近郊路線と、北側の地方幹線とに雰囲気が分かれ、日中は普通列車の運転系統も分離されており、篠山口駅以南は複線、以北は単線です。

  <北伊丹駅の年表>

 ・1944(昭和19)年4月1日:国鉄福知山線の旅客駅として開業
 ・1966(昭和41)年9月1日:ダイハツ工業の専用線が接続し、専用線発着の車扱貨物の取り扱いを開始
 ・1978(昭和53)年10月1日:ダイハツ工業専用線の廃止
 ・1979(昭和54)年7月1日:周辺4駅の貨物の取り扱いを当駅に集約し、車扱貨物の取扱いを開始
 ・1979(昭和54)年9月27日:塚口駅~当駅間が複線化
 ・1980(昭和55)年12月5日:当駅~中山寺駅間が複線化
 ・1981(昭和56)年4月5日:塚口駅~当駅~宝塚駅間が電化される
 ・1986(昭和61)年11月1日:貨物取扱い廃止
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1988(昭和63)年3月13日:路線愛称の制定により、「JR宝塚線」の愛称を使用開始
 ・2003(平成15)年10月1日:コンコースの喫煙コーナーを廃止
 ・2003(平成15)年11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる
 ・2005(平成17)年4月25日:福知山線脱線事故で尼崎~宝塚間が不通になったことにより、みどりの窓口のみ営業
 ・2005(平成17)年6月19日:福知山線が復旧したことにより営業再開
 ・2006(平成18)年1月21日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
 ・2007(平成19)年3月13日:南口にエレベーターが設置される
 ・2009(平成21)7月1日:ホーム上の喫煙コーナーを廃止し、駅構内終日全面禁煙化
 ・2010(平成22)年12月1日:組織改正により、大阪支社の管轄から近畿統括本部の管轄に変更になる
 ・2011(平成23)年3月8日:接近メロディーの導入
 ・2014(平成26)年4月1日: 北口のみ朝夕を除き無人化
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、PASMOなども利用可能になる
 ・2016(平成28)年7月21日:みどりの窓口の営業が終了
 ・2016(平成28)年7月22日:みどりの券売機プラスの利用開始
 ・2018(平成30)年3月17日:駅ナンバリングの導入

 
(駅 名 標)

 
(踏切上から宝塚方面を望む)

 
(北伊丹駅駅舎・南口)

 
(南口改札)

 
(北伊丹駅駅舎・北口)


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今日は理学療法の日!

2020年07月17日 | 今日は何の日

7月17日は理学療法の日です。

1966(昭和41)年の今日(7月17日)、有資格理学療法士110名により日本理学療法士協会が結成されました

このことにちなんで、同協会が理学療法士についてより多くの方に知ってもらおうと、2012(平成24)年に7月17日を「理学療法の日」に制定しました。

理学療法士は理学療法士及び作業療法士法に基づく国家資格で、Physical Therapist(PT)とも呼ばれ、一般には、要介護状態や加齢、事故などによる身体機能障害からの回復目的のトレーニングを行わせたり、脳卒中での後遺症が残った者、運動能力発達の遅れがみられる新生児ら、循環器・呼吸器・内科・難病疾患などの身体的な障害を持つ人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。

理学療法士の資格を得るためには国家試験を受験しなければなりませんが、受験するためには、文部科学大臣が指定した学校または都道府県知事が指定した理学療法士養成施設において、3年以上、理学療法士として必要な知識および技能の修得が必要です。


今日もご訪問有難うございます


南海電鉄南海本線 蛸地蔵駅!

2020年07月15日 | 

大阪府岸和田市岸城町にある蛸地蔵駅は、難波駅と和歌山市駅とを結んでいる南海電鉄南海本線(64.2km)の駅です。 もともとは南海鉄道の駅として、1914(大正3)年4月1日に開業しました。

相対式ホーム2面2線を有する直営駅です。
駅舎(改札口)は上り・下りそれぞれのホームの和歌山市寄りにあり、改札内で上下線ホーム同氏の移動はできません。また、上りホームにある駅舎は1925(大正14)年に建てられた南欧風の木造駅舎で、駅舎内にはステンドグラスがあります。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は4,742人で、これは南海電鉄の全100駅中51位です。 また南海本線の駅では41駅中28位です。

蛸地蔵駅が属する南海本線は、大阪市~和歌山市間の都市間輸送を担う近郊路線ですが、空港線を経由する関西国際空港へのアクセス路線、さらには、和歌山港線を経由する和歌山港へのアクセス路線の性格も帯びており、和歌山港 - 徳島港間を運航する南海フェリーと本州四国連絡ルートを形成しています。

  <蛸地蔵駅の年表>

 ・1914(大正3)年4月1日:南海鉄道の駅として開業
 ・1925(大正14)年  :現在の駅舎が竣工
 ・1944(昭和19)年6月1日:戦時体制下の陸上交通事業調整法に基づく戦時企業統合政策により、南海鉄道と関西急行鉄道が合併して近畿日本鉄道となり、同鉄道の駅となる
 ・1947(昭和22)年6月1日:近畿日本鉄道が旧・南海鉄道の路線を南海電気鉄道に譲渡したことにより、同鉄道の駅となる
 ・1999(平成11)年4月1日:スルッとKANSAI対応カードの取り扱い開始
 ・2006(平成18)年7月1日:ICカード「PiTaPa」「ICOCA」の利用が可能になる
 ・2011(平成23)年4月1日:駅構内終日全面禁煙化
 ・2012(平成24)年4月1日:駅ナンバリングの導入
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始で Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる

 
(駅 名 標)

 
(踏切上から難波方面を望む)

 
(和歌山市方面を望む)

 
(上りホームの駅舎)

 
(上りホームの駅舎内)

 

 
(下りホームの駅舎)

 
(下りホームの駅舎内)


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山陰本線 嵯峨嵐山駅!

2020年07月14日 | 

京都府京都市右京区嵯峨天龍寺車道町にあるJR西日本の嵯峨嵐山駅は、京都駅から山陰地方の日本海沿岸の各都市を経由して山口県下関市の幡生駅に至る全長673,8kmの山陰本線の駅です。 もともとは京都鉄道の一般駅である嵯峨駅として、1897(明治30)年2月15日に開業しました。

旧駅舎時代は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線でしたが、現在は8両編成対応の島式ホーム2面4線を有する業務委託駅です。
開業時の1897(明治30)年に建てられた木造駅舎は、2008(平成20)年6月に新しい橋上駅舎に建て替えられました。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は16,319人で、これは起終点駅を含む山陰本線の全160駅中5位です。

この嵯峨嵐山駅は、関西有数の観光名所である嵐山・嵯峨野へのJRにおける玄関口であり、当駅に隣接して嵯峨野観光鉄道のトロッコ嵯峨駅があります。また、当駅から南へ徒歩約4分の所に京福電鉄嵐山本線の嵐電嵯峨駅が、南東方向へ渡月橋を渡って徒歩約20分の所に阪急嵐山線の嵐山駅があります。

嵯峨嵐山駅が属する嵯峨野線(愛称名)は、起点の京都駅から京都市内を縦貫して京都府南部(南丹)へと伸びており、観光地として人気のある嵯峨野・嵐山方面へのアクセスルートの1つとして、春や秋の行楽シーズンを中心に多くの利用があります。 また、保津峡駅~馬堀駅間においても保津川でのラフティング客の帰路の足として重宝されているのも特徴的です。

  <嵯峨嵐山駅の年表

 ・1897(明治30)年2月15日:京都鉄道の終着駅である嵯峨駅として開業
 ・1899(明治32)年8月15日:京都鉄道が園部駅まで延伸したことにより、途中駅となる
 ・1907(明治40)年8月1日:京都鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により京都線となり、同線の駅となる
 ・1912(明治45)年3月1日:京都線が山陰本線に編入され、同線の駅となる
 ・1961(昭和36)年3月1日:貨物取扱い廃止
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる  
 ・1988(昭和63)年3月13日:路線愛称の制定により「嵯峨野線」の愛称を使用開始
 ・1989(平成元)年3月5日:当駅~馬堀駅間が複線化
 ・1994(平成6)年9月4日:駅名が嵯峨嵐山駅に改称される
 ・2003(平成15)年10月1日:ホーム上を除き、コンコースの喫煙コーナーを廃止
 ・2003(平成15)年11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる
 ・2006(平成18)年1月21日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
 ・2007(平成19)年3月18日:駅舎改築に伴い、仮駅舎の使用開始
 ・2007(平成19)年6月 :旧駅舎の解体作業が始まる
 ・2008(平成20)年6月14日:橋上駅舎の一部が完成し使用開始
 ・2008(平成20)年11月21日:南口エスカレーター等の完成により、橋上駅舎が全面竣工
 ・2009(平成21)年2月28日:南口駅前広場が完成
 ・2009(平成21)年3月14日:北口駅前広場が完成
 ・2009(平成21)年7月1日:ホーム上の喫煙コーナーを廃止して、駅構内終日全面禁煙化
 ・2009(平成21)年11月1日:当駅~園部駅間が複線化
 ・2010(平成22)年12月1日:組織改正により、京都支社の管轄から近畿統括本部の管轄に変更される
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、PASMOなども利用可能になる
 ・2017(平成29)年3月4日:ダイヤ改正に伴い、当駅で折り返す普通列車が新設される
 ・2018(平成30)年3月17日:駅ナンバリングの導入
 ・2019(平成31)年3月8日:みどりの窓口の営業が終了
 ・2019(平成31)年3月9日:みどりの券売機プラスの供用を開始
 ・2019(令和元)年12月1日:駅の業務委託化

 
(駅 名 標)

 
(京都方面を望む)

 
(福知山方面を望む)

 
(嵯峨嵐山駅駅舎・南口)

 
(駅 舎 内)

 
(嵯峨嵐山駅駅舎・北口)


 撮影年月日:2019(令和元)年12月21日


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