谷根千 桜と気まぐれ!

1日1回は感動しよー!をモットーに本音と建前を織り交ぜながら書くぞー!

今井編

2009年10月27日 22時04分12秒 | お散歩から広がる
八木西口駅の近くにある今井町をこちらへ来るまで知りませんでした。
奈良町とは比較にならないほど江戸時代の街並みを残しています。
日光江戸村といわれてもうなずいてしまう程町中が江戸。





なんと400年間火災にあわずにきたそうです。
なんと戦国時代からですよ!
通りは1本を除きすべて直線ではなくコの字形になっています。
敵襲あった時に鉄砲矢が通らないようにするためだそうです。
江戸時代に入ると豪商が輩出し奈良の富の7割が集まったと言われています。




江戸時代の復元模型



赤い色の家は昔から残っている家、それ以外は条例で景観を保つ事が義務付けられているため昔風だけど実は近年立てられた家。
それでも3分の1は赤いですね。
奈良町は有名だけど、今井町は比較にならないほど江戸江戸してます。
谷中なんて江戸っぽいのはお寺だけですもんね。

この町があまり知られていないのは、今も普通に人が生活している場だから積極的に観光案内していないからだそうです。
銀行とか豆腐屋さんとかあるけど、あまり食事どころやおみやげ屋さんはないのです。
かと言って観光客を歓迎していないわけではなく、数箇所に観光客向けの休憩所があり、そこには「この場所は遊ぶ場所ではなく観光客が休む場所です」と立て札があるのです。








この塾を出た人は革命家になりそう(^^)




家の中はこんな感じ。
でも実は








精巧に出来た模型だったのでしたーー
男の子はこういうのに燃えます。




ずーっとこの景観を守り続けて欲しいのですが、最近町全体の悩みとしてバリアフリー対応がないという事だそうです。
景観を守る為に年配の方が苦労する町なのですね。





機会あれば是非訪れてみてください。

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