谷根千 桜と気まぐれ!

1日1回は感動しよー!をモットーに本音と建前を織り交ぜながら書くぞー!

鹿編

2009年10月27日 23時09分14秒 | お散歩から広がる
町中に鹿が平然とのし歩いている...このシュールな景色をなぜ皆平然と受け入れているのだ???



というわけで、そこで暮らしている人には普通の光景となっている「鹿」について外部の人間から見た不思議さをレポートしてみようと思う。


まずはこれ。



ここはアラスカですか?
町中に「鹿飛び出し事故が増えています。ご注意ください。」と立て札が立っているのにくらくらしました。


そして、あちこちにのさばる鹿。鹿。鹿。鹿。
あまつさえたやすく食事をゲットしようとする鹿もいる。



僕には是非確かめたい事がありました。
観光案内に書いてあった事なのですが、
鹿せんべいをおねだりする時に、本当に首を縦にふって挨拶するのか?


結論。
しました。
これには正直驚きです。


何も持っていなかった僕に向かって挨拶されると、
手ぶらで他人様の家へ訪問した後ろめたさと同じ気分になります...
何か差し上げなくてはいけない気持ちになるのは日本人の悲しい性なのでしょうか?

お行儀よい鹿も居ますがお弁当を食べている人の後ろから近づいて弁当を盗む鹿も居ます。
その鹿はおばちゃんの弁当を盗もうとして失敗、包装紙だけ咥えて哀れな姿を観察していたら、なんと!その紙をむしゃむしゃ食べてしまいました。

山羊か?君は?

別の場所でやはり紙を盗んで食べている鹿を見ました。
えーと。
山羊と鹿って近い種族なのでしょうか?


小さい子供が鹿に追いかけられている光景をあちこちで見ました。
手に持つ鹿せんべいを手放さばよいのだけどそんなことに気が回らない、いと哀れな子供なり。
鹿で虎馬にならなければよいのだけれども...

この習性を利用して面白い遊びを考え付きました!
鹿せんべをあげているとわらわら鹿が集まってきます。
そのまま歩き出すと集まった鹿が僕の後を付いてきます。
途中でせんべいを小出しにすると更に近くの鹿がわらわらわらと集まります。
ペーターになった気分でとても楽しいです(^^)!(^^)!



鹿はジャンプします。



風流な景色ですが、狭い場所で周りに結構高い柵があります。
この写真を撮ったすぐ後、助走なしでぴょ~んと簡単に柵を飛び越えて行きました。

普段のそのそしているのにすばやく動くことも出来ます。
鹿を捕まえる機会が訪れる方は油断なさらぬよう。


鹿は鳴きます。
というか初めて聞いたかも。
古い木戸がこすれるような声。
丁度これから発情期らしくて牡鹿ばかりが鳴いているようでした。



牡鹿は雌鹿と比べて黒っぽいです。
また、子鹿の腰の辺りにある斑点模様は大人になると牡鹿は消えます。
雌鹿には残っています。





はっきり言って、牡鹿はかわいくないです。
秋口に角は切ってしまうらしく、ほとんど角なしばかりです。
そんな中で角切りから逃れた牡鹿発見。貴重です。




このように鹿は至る所にうじゃうじゃ居ます。
谷中での猫のような存在です。



犬を散歩している人をひとりだけ見かけましたが、奈良で犬や猫を見かけるのは非常に稀です。
猫は肩身狭そうに歩いています。
谷中で我が物顔でのし歩く猫は幸せ者だと思いました。

そんな奈良の貴重な猫です。



狸です。



おっと。
パンダも居ました。




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2 コメント

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Unknown (tanaka)
2009-10-28 12:47:34
友達が奈良の大学だったんですけど、
学園祭にふつーに鹿が入ってきてうろうろしてました。
でもみんなふつーな顔。

びくっりしました。
ほんとその点は奈良ってすごいなぁと思います。
牡鹿・・・鹿に見えません。リャマかなんかかと思った。
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はらしま (tanakaさんへ)
2009-10-29 21:28:24
確かに鹿というより北米大陸に住んでいそうな動物ですね。
大人の牡鹿はせんべおねだりあまり来ないんですよ。

これだけ人の近くで暮らしている鹿って世界探してもここだけじゃないでしょうか?
他にもあるのかな?
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