谷根千 桜と気まぐれ!

1日1回は感動しよー!をモットーに本音と建前を織り交ぜながら書くぞー!

全力蹴球の誇り

2007年12月31日 19時00分00秒 | 人から広がる
昨日の母校サッカー観戦は様々な意味で昔の気持ちを思い出させてくれました。

最後に国立競技場へ行ったのは大学生の頃でしょうか?
母校応援席へ着くとそこにはサッカー部同級生、高校の時とあまり変わっていない人もいれば、君は誰って位変わってしまった人も(^^)!

僕はラグビーOBの人達と観戦。
数年に一回位しか会わないけど違和感が全くなし。
この年になって若手と言われるとは・・・・・

開会式の途中から雨になりそうな雰囲気、降り出したら屋根のないスタンドはとっとと出ましょうと先輩と話していたのですが、試合が始まるとそんな事一切忘れてみぞれの降りしきる中濡れながら大応援。
今は文科系趣味で知的な僕ですが(?)、その時は体育系にすっかり戻ってしまいました。

試合は先制されるもひっくり返して引き離して勝利!!
その心の強さに感動。
限られた練習環境での知恵と精神力の積み重ねの結果です。
何十歳も年下の選手達を尊敬します。

聞けば相手の高知中央高校はサッカー部創部してまだ3年だとか。
わずか3年で全国大会出場するとは大したものです。
やはりサッカーに対する情熱や勝つために強い精神を持って並々ならぬ努力をしてきたはずです。
どちらが勝ってもおかしくない試合でした。
強いて言えば運動量の差が明暗を分けたかも知れません。
試合後三鷹側応援スタンドへ高知中央選手達が挨拶来た時、うなだれる彼らに応戦席からは三鷹選手に対する拍手と同じ大きな拍手が起こっていました。

この試合を見ていた日本サッカー協会のおっさんが「昨日行われたU-15の試合よりレベルが低い」とのたまったらしいですが何を言いたかったのでしょうか?
個人の感想ならともかく公人が言うべき言葉とは思えません。
プレイヤーの底辺を広げようとする協会の姿勢と矛盾しています。
試合に出られなかった選手、マネージャー、負けた高知中央の選手も含めてすべてのサッカーを真剣にプレイしている人達に対する背景やプレイ環境を考慮していない非常に無礼な発言です。

ベンチ入りしていた選手とマネージャーが選手達と応援席へ挨拶に走ってきて、手をつないで頭を下げたとき自分達の現役時代を思い出していました。
試合に出る事のないマネージャーが、試合に勝ったり負けたりした時に同じように喜んだり悔しがったり泣いたりしてくれた事を・・・

当事者でない外野が何を言おうが気にせず全国大会へ出場できた事、勝利した事を誇りに思って頂きたいと思います。

がんばれ!鷹高生。

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