谷根千 桜と気まぐれ!

1日1回は感動しよー!をモットーに本音と建前を織り交ぜながら書くぞー!

レッスン日記

2013年12月24日 01時01分46秒 | チェロから広がる
過去には色々あった。
弓を忘れてレッスン行ったことも
楽譜忘れて本番臨んだことも

先日のオケ練でチェロを持たずに練習行こうとした事は
電車に乗る前に気づいたので無かった事にしたい。
そうしよう。


今日は今年最後の個人レッスン。
忘れ物ない事をチェック!!



すごく原則的な事なのだけど、より完璧に理解したいと思って
今日は右手について相談しました。

音色を作るとか美しいボウイングとか高度な事ではなく、
最も基礎だけど実は難しい弓の持ち方です。


手が固まっていると何かと問題を起こすのですが、
親指の付け根が痛むのもそのひとつです。

普段は全く問題ないのですが、無伴奏を弾くとこの現象になり易いことに
気がついていました。

弓の持ち方はチェロ習い始めに一番最初に習うことです。
曰く、握るのではなく軽くキープし脱力、だいたいこう習います。
手の中に空間を作って指が自由に動くようにと言われる事もあります。

実際力をどこかに入れないと弾くことは出来ないのですが、
正しい力の入れ方の説明が難しいので、初心者このような教え方になります。

ま、大切なのは形じゃなくて接弦箇所を自由にコントロールできる事が大切で
手の形や腕の形は結果そうなるという事ですが、無意識にこれができるようになるには
膨大な練習で体に覚えさせる必要があります。

手弾きをしちゃいけない、肩で弾くという話もありますが、
これも同じで肩を入れる力で弾くという事ではなく、
合理的な弾き方をした結果肩から弾くというイメージになるという事です。
脇に空間をつくるというもの同じですね。

見た目の形は真似しやすいので、
形から入って合理的な弦の鳴らし方を覚えるのはありだと思います。
けど、本来は合理的に音を出した結果が形となって見えるのですから
本質を知って練習する方が上達するはず。

という事で、今日は気づきの日でした。


正しい弓の持ち方を確認したいと思って聞いたことが、結局
弦楽器の鳴らしかたのレッスンになったわけです。


先生がよく使う表現に「指の先で弦が振動するのを感じること。」というのがあるのですが、
今日ようやく本当に意味が分かりました。

指先を意識しろ、という事です。
今まで手で振動を感じていることを取り違えていました。
どういう持ち方をしても手で振動は感じますから意味不明だったわけです。

言われ始めてから5年位、合点がゆくまで長かった、、、、。


座り方や体の使い方もそうですが、自分が正しく自分の状態を意識できないと
修正は出来ないものです。

この気づくことが一番大切。

なんとなくおかしいと感じることは、ままありますが、そのままにしてしまうか、
先生に相談するかが上達への分かれ道なのだと思います。

外科医は楽器の上達が早いという話を聞きますが、
もしかしたら、自分の身体を観察する力が優れているのかもしれません。


僕は弓を手で掴むという事に敏感では無かったという事です。
ものを掴むという行動はとてもデリケートで、たくさんの関節を連動させて適切な力を使っています。
掴む、摘む、握るというのは誰でも無意識にやっている故、実は真面目に考えた事ないのです。
手や指が実際どう動くとそうなるのか?
弓の角度や位置が変わっても一番安定して疲れず接弦箇所に力が伝えられる持ち方、弓運びとは?



これまで開放弦練習は腕慣らし程度の認識でしたが、
今日からめちゃ重要な練習になりました。

他にもいろいろ変なクセがついていそうだな。



あー やはり忘れ物が。
先生に借りていたベッチャーさんのCD忘れた!!

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