谷根千 桜と気まぐれ!

1日1回は感動しよー!をモットーに本音と建前を織り交ぜながら書くぞー!

福富彩子ピアノリサイタル

2010年09月26日 12時31分41秒 | チェロから広がる
バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調
ベートベン:ピアノソナタ7番ニ長調作品10-3
平吉毅州:ピアノのための悲歌
シューマン:謝肉祭作品9

東京音楽コンクール入賞者リサイタルに昨日行ってきました。
クラシック知らない、ピアノ曲はもっと知らないはらしまですが、
この方のピアノは知人であるという事を割り引いて考えても好きです。
専門的な言葉での表現はピアノの事知らないので出来ないのですが、
イメージでは繊細な力強さという感じ。

お姉さんがいらっしゃってやはり音楽家なのですけど性格は似ていないように見えます。
しか以前姉妹のチェロコンチェルト聴いたとき、
ふたりとも男性的な力強い音が似ていてやっぱり姉妹なんだーと笑っちゃいました。

演奏は意外と現代曲がよかったです。
バッハとかベートベンって個性が出にくい、というか聴きとる能力が自分になかったというか。
後半の平吉とシューマンはピアノってこんなに音色を弾き分ける事のできる楽器なんだーと感じさせてくれる
楽しかったです。


演奏会とは関係ないのですけど、
この日の聴衆は耳の肥えた人ばかりだったと思います。
ホールって日常生活なら全く気にならない音も増幅するので、
これくらい大丈夫だろうと、よくおばちゃんが飴のビニール剥いたりプログラムが無造作にめくって紙が擦れたりするのですが、これ絶対ヤメテ欲しいです。
時々我慢できなくて睨んじゃうと、おばちゃんが何よこれくらい神経質ねー位の気持ちで意にも介さず無視されるのですが、そんな時、僕と同じように睨んでいた人と目があって苦笑して諦める。
そんな事考えなくてもよい、普通の演奏会から比べると無音なお客さん達にも拍手を贈りたい!
咳とか生理的なものは仕方ないし、実はそんなに気にならないけど
ヒソヒソ声もよく響きますね。

昨日後ろにおしゃべりなおばちゃんが二人いて、始まるまでペチャクチャ喋っていたので、
演奏の合間にヒソヒソ声で感想など述べるのだろうなーと思っていたら、
ピタっと人が変わったように無音になったので、先入観でおばちゃんを評価した自分に反省。
おばちゃんごめんなさい。
彼女達は普段はおしゃべりで人生を楽しみ、音楽会では音楽を楽しむ。
そんな見習うべき人生の達人達だったのですね。
と、少し持ち上げておく。


去年の教室発表会で福富さんがピアノ伴奏担当することが決まった時、
ピアノ伴奏のある曲を急だけど加えてよかったです。
レッスンで全くみてもらっていなかった曲だったのですが、どーしてもやりたいとワガママ通してもらいました。
東京から離れてしまってし、演奏活動もこれから忙しくなるでしょうから
よい思い出です。(^^)

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