「名曲探偵アマデウス」っちゅう番組がBSでやっているんですけど、先日偶然ですが初めて見ました。
これおもしろいねー
そのときは小学生の音楽の授業の時以来聴いたことなかった「動物の謝肉祭」がテーマだったんだけど、1曲を除いて全部アイロニーだったんですね。
たとえば「亀」は「天国と地獄」を4倍遅く演奏しているだけで早回しするとあのメロディラインそのものなんですよ!
「ピアニスト」は延々とスケールを弾かせてその譜面には「初心者のように弾け!」なんて指示が書いてあったり、自分が若いときに書いた曲をパロッたり。
現在もてはやされているものもいずれは過去のものになるんだよみたいな、自分を含めた権威とか流行への痛烈な皮肉。
これを書いた時、聖サーンスはフランス音楽界の権威の象徴トップの地位に居たんだってさ。
それでこのパロディ作曲とは。
1曲を除いて再演禁止と聖サーンスが指示したのは知ってましたが、純然たる自分の作品じゃなかったからなんだ!とお勉強しました。
その唯一再演を禁止されなかったのが「白鳥」です。
組曲最後の曲です。
この曲はピアノが表現する静かな湖面をチェロが表現する瀕死の白鳥が優雅に泳ぐ様を表現します。
チェリストには聞き飽きた&弾き飽きた感あるかも知れませんが、この曲だけはパロディではありません。
この美しい曲を組曲の最後にもってくることで、いろいろ音楽界は問題あるけどそれでもしかし音楽は美しく、真に愛すべき価値あるものなんだよ
っていうメッセージが込められているんだってさ!
この話を番組で知ってから、白鳥が好きになりました。
単純なので弾いてます。
そんな重要な曲にチェロを使うなんて!
サンサーンス君、ちみはえらい!よくわかっているじゃない!
これおもしろいねー
そのときは小学生の音楽の授業の時以来聴いたことなかった「動物の謝肉祭」がテーマだったんだけど、1曲を除いて全部アイロニーだったんですね。
たとえば「亀」は「天国と地獄」を4倍遅く演奏しているだけで早回しするとあのメロディラインそのものなんですよ!
「ピアニスト」は延々とスケールを弾かせてその譜面には「初心者のように弾け!」なんて指示が書いてあったり、自分が若いときに書いた曲をパロッたり。
現在もてはやされているものもいずれは過去のものになるんだよみたいな、自分を含めた権威とか流行への痛烈な皮肉。
これを書いた時、聖サーンスはフランス音楽界の権威の象徴トップの地位に居たんだってさ。
それでこのパロディ作曲とは。
1曲を除いて再演禁止と聖サーンスが指示したのは知ってましたが、純然たる自分の作品じゃなかったからなんだ!とお勉強しました。
その唯一再演を禁止されなかったのが「白鳥」です。
組曲最後の曲です。
この曲はピアノが表現する静かな湖面をチェロが表現する瀕死の白鳥が優雅に泳ぐ様を表現します。
チェリストには聞き飽きた&弾き飽きた感あるかも知れませんが、この曲だけはパロディではありません。
この美しい曲を組曲の最後にもってくることで、いろいろ音楽界は問題あるけどそれでもしかし音楽は美しく、真に愛すべき価値あるものなんだよ
っていうメッセージが込められているんだってさ!
この話を番組で知ってから、白鳥が好きになりました。
単純なので弾いてます。
そんな重要な曲にチェロを使うなんて!
サンサーンス君、ちみはえらい!よくわかっているじゃない!
それぞれによさがあってどちらもありだと思いますけど、瀕死の白鳥を表現するという意味では絶対チェロでしょう。
ヴァイオリンだと白鳥が生き返りそう(^^)