谷根千 桜と気まぐれ!

1日1回は感動しよー!をモットーに本音と建前を織り交ぜながら書くぞー!

真理ちゃん研究

2007年12月09日 02時35分34秒 | チェロから広がる
はぅ。
今日は忙しかった・・・遊びで。
午前はトリフォニーで練習。
今日はひとりだったのでクリスマスコンチェルトとバッハを練習。
自宅だと昼間でも遠慮が働きおもいっきり音を出していませんが、
ここでは誰に気兼ねすることなく弾けてきもちいい。
馬の毛が数本切れました。

偶然ですが、新日本フィルのリハーサルが隣の練習室で行われていていました。
スケジュール表には弦楽アンサンブルと書いてありましたが、新日で弦楽アンサンブルのプログラムが組まれているのでしょうか?

お昼に練習終えて部屋を出てみると、新日の皆様がお弁当をパクついてました。
和気あいあいとして楽しそうにしてましたよ。
顔が会った方が私に会釈を返してくれました。
私も会釈しましたが、あのぅ 私素人なんですよ?
恐れ多い・・・。


午後は国立博物館の藤原真理さんのリサイタルへ。
ラフマニノフ:前奏曲op.23 no.10
グリーグ:チェロソナタop.36
フォーレ:シシリエンヌ
フォーレ:夢の後に
ファリャ:ナナとホタ
?:(忘れました)
サンサーンス:白鳥
エルガー:愛の挨拶

一番前の右端に座りました。
真横から弓の動きが見えます。
コンサート用のホールではないので音響はよくありませんが、
藤原さんから5メートルも離れていないかぶりつきです!
グァルネリの音を正面から聴けなかったのは残念ですが、
すぐ近くで数百年を経たグァルネリを見る事は出来ました。
この名器の前の持ち主はロンドンのコレクターだったそうですが、藤原さんになら譲っても良いという事で手に入れられたとのことです。

前回も今回も藤原さんのファンは年配の方が多いようで、
20代30代のお客さんは見かけなかったようです。
なぜなんでしょう?
以前プロの方に、カザルスやフォイアマンの名前を知らない音大生がいると聞いてびっくりしたのですが、藤原さんの事知らない人が増えているのでしょうか?


今日の演奏もすばらしかったです。
そして、今回真横から弓を見てみると、弓圧をどのようにかけているかをつぶさに観察出来て非常に参考になりました。
パッセージやボウイングアップダウンなどは参考にはなりますが、そのまま真似ても音色研究には大きく役立ちません。
弓の圧力とスピードが、自分で弾く場合とどのように違うのか?
まだ実験していませんが、自分が弾く場合とかなり大きく異なる事は観察できました。
明日、白鳥と愛の挨拶で実験してみようと思います。


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