Old Seki Post Town, Kameyama City, Mie Pref.
さてさて、国の重要伝統的建造物群保存地区でもある関宿を訪れたワタクシは、
久々に訪れた宿場町らしい町並みをカメラを片手に歩いていたのですが、見慣れない観光スポットがあったんです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/f6/8eb21199fdbe5f1132ae4c7e95538a04.jpg)
「関の山車会館」という施設がありました。ワタクシの記憶にはこのような施設は無かったはずなのですが、
せっかくなので内部を見学しようと思い、入口のところで「この建物、前からありましたっけ?」と訊いてみました。
すると、この建物は2019年7月にオープンしたとのこと。どうりでワタクシは知らないはずですわ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/8f/89efd9b3fd99833235501ff72f02e536.jpg)
ここは関宿の夏の風物詩「関宿祇園夏祭り」で曳き出される山車4基のうち2基を常設展示する施設です。
関の山車会館は、主屋、離れ、土蔵、山車の収蔵展示棟の4棟の建物があり、
主屋、土蔵、離れの3棟はた1921年(大正10年)頃の姿に復元されていました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_1.gif)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/a4/421260fbb44b622c9583bf918bd7c908.jpg)
古民家というのはなぜか心が落ち着く気がします。実際に暮らしてみると、現在家屋に比べると不便な面は多々あることでしょう。
でも、畳敷の部屋と縁側というのは心惹かれるんですよね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yaho.gif)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/1e/52071d9dbae69018dd9b7f1bd9e0a4d5.jpg)
この写真の左にあるのが山車の収蔵展示棟です。では、そちらに向かうとしましょうか![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onpu.gif)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/eb/78d15f28a35d1c652ff41ece8f1184c6.jpg)
山車収蔵展示棟には、実物の「関の山車」が2台展示されています。
木造一部2階建ての展示棟は、高さ約5.4mの山車が出入りできるように入口の高さが約6.8mあるんです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_3.gif)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/4b/fd2994074e00c787357404f27feb8deb.jpg)
現在の関の山車は、中町三番町、中町四番町、北裏、木崎の各自治会がそれぞれ1台の台車を所有し、
祭りやお囃子の保存と継承に努めています。最盛期には、16台もの山車があったそうなんですよ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/bc/7b0ce6b90f113203fcdead5e8f97ce2b.jpg)
皆さんは「関の山」という慣用句を知っていますよね。「関の山」とは、これ以上はできないという、力の限界を表現する言葉です。
たとえば、「どんなに頑張っても、俺の力じゃ課長になるのが関の山だ」のように使われ、
できたとしてもせいぜいこの程度、というやや否定的な意味が含まれますね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/22/fa650bef89ed05c0996fbaaacb73bb91.jpg)
この言葉の語源がここ関宿なんです。関では「山車」を「だし」ではなく、「やま」と呼びます。
上記した「関宿祇園夏祭り」の際、使用される山車がとても立派なものであったため、
「『関町のヤマ』以上に豪華で贅沢な山車は作れない」といわれるようになり、
これ以上はできない精いっぱいという状態が「関の山」と表現されるようになったそうですわ。なるほどねぇ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_happy_s.gif)
。
使用したカメラ:FUJIFILM X-T30
ことわざ、四文字熟語、故事成語などの語源を知るのは楽しいですね。語源を知ることで、言葉の意味が一層よく理解出来ます。
ただ、最近は職場などで若い人と話していると、熟語やことわざが通じないことが多々あるんです。
ま、彼らからしたら「バズってる」「ガチで」「やばい」「エグい」などの言葉が通じない私などは、
「今の言葉を知らない爺さんは困るわ」と思っているかもしれませんな。
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さてさて、国の重要伝統的建造物群保存地区でもある関宿を訪れたワタクシは、
久々に訪れた宿場町らしい町並みをカメラを片手に歩いていたのですが、見慣れない観光スポットがあったんです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
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「関の山車会館」という施設がありました。ワタクシの記憶にはこのような施設は無かったはずなのですが、
せっかくなので内部を見学しようと思い、入口のところで「この建物、前からありましたっけ?」と訊いてみました。
すると、この建物は2019年7月にオープンしたとのこと。どうりでワタクシは知らないはずですわ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/8f/89efd9b3fd99833235501ff72f02e536.jpg)
ここは関宿の夏の風物詩「関宿祇園夏祭り」で曳き出される山車4基のうち2基を常設展示する施設です。
関の山車会館は、主屋、離れ、土蔵、山車の収蔵展示棟の4棟の建物があり、
主屋、土蔵、離れの3棟はた1921年(大正10年)頃の姿に復元されていました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_1.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_1.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/a4/421260fbb44b622c9583bf918bd7c908.jpg)
古民家というのはなぜか心が落ち着く気がします。実際に暮らしてみると、現在家屋に比べると不便な面は多々あることでしょう。
でも、畳敷の部屋と縁側というのは心惹かれるんですよね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yaho.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yaho.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/1e/52071d9dbae69018dd9b7f1bd9e0a4d5.jpg)
この写真の左にあるのが山車の収蔵展示棟です。では、そちらに向かうとしましょうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onpu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onpu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/eb/78d15f28a35d1c652ff41ece8f1184c6.jpg)
山車収蔵展示棟には、実物の「関の山車」が2台展示されています。
木造一部2階建ての展示棟は、高さ約5.4mの山車が出入りできるように入口の高さが約6.8mあるんです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_3.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_3.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/4b/fd2994074e00c787357404f27feb8deb.jpg)
現在の関の山車は、中町三番町、中町四番町、北裏、木崎の各自治会がそれぞれ1台の台車を所有し、
祭りやお囃子の保存と継承に努めています。最盛期には、16台もの山車があったそうなんですよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/bc/7b0ce6b90f113203fcdead5e8f97ce2b.jpg)
皆さんは「関の山」という慣用句を知っていますよね。「関の山」とは、これ以上はできないという、力の限界を表現する言葉です。
たとえば、「どんなに頑張っても、俺の力じゃ課長になるのが関の山だ」のように使われ、
できたとしてもせいぜいこの程度、というやや否定的な意味が含まれますね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/22/fa650bef89ed05c0996fbaaacb73bb91.jpg)
この言葉の語源がここ関宿なんです。関では「山車」を「だし」ではなく、「やま」と呼びます。
上記した「関宿祇園夏祭り」の際、使用される山車がとても立派なものであったため、
「『関町のヤマ』以上に豪華で贅沢な山車は作れない」といわれるようになり、
これ以上はできない精いっぱいという状態が「関の山」と表現されるようになったそうですわ。なるほどねぇ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_happy_s.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_happy_s.gif)
使用したカメラ:FUJIFILM X-T30
ことわざ、四文字熟語、故事成語などの語源を知るのは楽しいですね。語源を知ることで、言葉の意味が一層よく理解出来ます。
ただ、最近は職場などで若い人と話していると、熟語やことわざが通じないことが多々あるんです。
ま、彼らからしたら「バズってる」「ガチで」「やばい」「エグい」などの言葉が通じない私などは、
「今の言葉を知らない爺さんは困るわ」と思っているかもしれませんな。
行楽日和の快晴の中、長野県へ二泊三日の旅に出ました。
行きの高速乗る前から大喧嘩で、寝る直前までケンカケンカ。
普段はケンカしないのに、旅行の旅にケンカにならないは何故?
つまらない旅になってしまいました。
ポチ
広い部屋、縁側、長い廊下
大きな宴会ができるように
部屋の仕切りは襖になっていたり…
子どもの頃に遊びに行った
おばちゃん家を思い出します。
今はもう現代的に建て替えたので
こういうの懐かしいです。
☆
??が多いです。
山車にかかわっていたとは(*´з`)
☆彡
いつもお世話になっております。
今日は時間がなくて読み逃げ応援で
すみません🙇
何度もお邪魔しているのに
いつもぼっとお散歩しているだけなので
なにも知りませんでした
分かりました。勉強になります
「関宿祇園夏祭り」見てみたいです。
昔に比べると、山車は随分少なくなった
ようですが、これからもずっと続いて
いくといいですね。
関宿では、山車は「だし」ではなく、
「やま」と言うんですね。
畳の部屋と縁側、私が子どもの頃は
殆どの家がそうでした。懐かしいです。
古い木の香りとそこで日向ぼっこ。
応援ぽち。
テレビ朝日「グッド!モーニング」ことば検定楽しみに見ています☆
記憶力が凄いですねぇ。
私なら前からあったのに
自分が気付かなかったと思いそうです(笑)
相棒のように心配性の方が
早くに病気を見つけ
結果長生きする気がします(੭ˊ꒳ˋ)੭✧
ここ語源がここ関宿なのですね!!
最近の若者言葉はわからないものがおおいですが
言葉を端折りすぎな気がして丁寧の真逆です
関の山という言葉の語源は
関宿だったのですね。
古民家は風情がありますね☆~
楽しくて好きです。
英語に直してみるのもを知ると
面白い表現だなぁと感心します。
応援ポチ
以前訪れていても、また新しい発見があるのは楽しいですね
立派な山車が展示されてますねー
以前は16台もあったのですね。
なるほど… 関の山の語源は、こちらの山車が所以なんですねー
また一つ勉強になりました。
凸
そうだったのですね。
疑問に思うことはすぐに調べると、知識となりますね。
私は生徒さんの苗字で気になる名前があると、検索しています。
ついこの前も、家康や井伊家に繋がる苗字を知って驚いたところです😃
関宿祇園夏祭りは何度も見に行きました
山車がくるくる回転するのは珍しいとか、
昔の街並み中々見ごたえがありますよね、
観光客が来ないのが寂しいし残念です。
毎回、一寸かしこくなれる話が入っており
関心しています
この地域の「山車」の展示!
観光客にも見てもらえて良いですよね^^
「関の山」の語源がここでしたか!
いつもお勉強になります🎵
☆
そう云えば最近 こうした慣用句を使う事が少なくなった気がします。
それより若い人の言葉が 理解できないことが多くなりました。(+o+)
古民家の佇まいは いいですねー。
天井が高く シーンとしていて
一日でいいから 暮らしてみたいですねー
そうなんですね…。
本当に勉強になります。『山車』を『やま』というのですね。ふむふむ。
縁側を思い出すことができる自分が、本当に有難いですわ。秋の日差しと縁側。思い出してる今が愛おしいですよ。
縁側、街並みにホッコリしますねー
昨日停泊した福井も北前船や昔の街並みがあるようで
ゆっくり来たいなーと思いました。
⭐︎!
それに縁側はなんだかほっこりします
でももうかなり前から縁側はなくなっていますね
その代わりが洋風縁側はウットデッキかしら?
ここから発祥したのですね。
古民家、憧れますが虫が大嫌いな
私はとても住めません。
実家は古民家みたいなものでしたが
実に様々な虫や動物に苦しみました。凸
で、意外と不便じゃない気がします。
実家に帰ると、そう思います(笑)
関の山の語源に!
今年の流行語大賞の、ほとんどが
分からなかったの。
時代遅れのおばさんです。
凸
関宿には3、4年前に行きました。
コロナと月曜日という事もあって、資料館初め何処も閉まってたので、誰もいない町並みをひたすら歩きました。
「関の山」の意味、ここから来てるとは知りませんでした。
畳敷きと縁側、落ち着きますね
昔はそれほど暑くなかったから
縁側に腰掛けてうちわパタパタで
充分涼しかったと思います
「関の山」と言う言葉の語源は関宿なのですね
勉強になりました
3枚目の写真の沓脱石、
すごく大きく立派ですね。