原爆ドーム目先に料亭、被爆地の心 逆なで

　広島市中区の元安川に浮かぶ「料亭かき船」が原爆ドーム近く（約２００ｍ）へ移転新築して９月２９日から営業を開始しました。
　「かなわ」は１９６３年から移転先の南約４００ｍ先の元安川にかき船を設置して料亭を経営。しかし、治水上の問題で中国地方整備局から移転を求められ、市が予定先への移転を認めた上で、昨年１２月に同局が河川法に基づき占用許可をだしました。
　移転に反対する会の市民団体は、「移転先は世界遺産の原爆ドーム近くで、世界遺産条約に基づくバッファゾーン（緩衝地帯）内にあるのだから、かき船を設置する場合には世界遺産委員会の同意が必要」と主張しています。
　世界遺産の登録に決定的な影響力を持つイコモスの国内委員会は「原爆ドームのバッファゾーンは、単に周辺の景観を規制し整えるゾーンというだけでなく、この遺産の持つ鎮魂と平和への祈念の意味との深いつながりをもったエリアとして認識されるべき」だと広島市長に懸念を表明しています。
　日本共産党広島市議団は、６月議会で「バッファゾーンは利用や開発が制約されるものであって、そこに、新たな開発と言えるかき船移転は考えられない」と追及しています。
（今日のあかはた新聞抜粋）

　世界で世界遺産に認定後、開発行為で取り消された場所も有ります。今回の問題で広島が取り消されたら誰が責任を取るのでしょうか。
　早急な対応が求められます。

第５回どけん祭りに参加しました

　今日１０月４日（日）藤沢市湘南台公園で開催された、第５回どけん祭りにご招待を受け参加しました。
　主催は、神奈川土建一般労働組合湘南支部、後援は神奈川県・藤沢市・綾瀬市が行っています。
　主催者の古澤執行委員長の主催者挨拶があり、来賓挨拶は土建本部の代表、湘南地域労組、湘南建設組合の代表などが行われ、日本共産党は加藤なを子県会議員、藤沢市議団を代表して柳沢議員、綾瀬市議は私が挨拶を行い、畑野君枝衆議院議員が駆けつけて挨拶を行いました。
　その後の文化行事では、相模龍王湘南太鼓・三味線・沖縄民謡・シンガーソングライター・湘南台中学校吹奏楽部、神奈川土建の紹介などが舞台で行われました。
　広場では、湘南支部の各分会の店舗や主婦の会のお店、医療生協の健康チェックなどの取り組みで、組合員の家族だけでなく、会場周辺の住民の来場者が沢山いました。
　今日は、お隣の大和市のやまと公園でも土建まつりが開催されているそうです。

自治体職員が,住民基本台帳や課税台帳など約７１００人分を持ち出し

　熊本県西原村の課長級職員が、全村民の２０１４年１２月現在の行政情報を無断でコピーして自宅に持ち出していた事が発覚しました。
　社会保障と税の共通番号（マイナンバー）制度の導入に伴い、９月中旬に庁内のパソコンのセキュリテイーチェックを行う中で発覚しました。


　マイナンバー制度が導入されると、一つの自治体内の情報だけでなく、日本中の情報を収集される危険性があります。
　更に恐ろしいのは、公務員の守秘義務の研修を受けていない、民間企業からの情報流出が増えることを危惧します。

　政府が進める安保法制（戦争法）で、自衛隊員の不足が起きれば、就職先が見つからない人たちの受け入れや、国民背番号で自衛隊員の補充対象者の検索が可能です。
　自民党・公明党の一連の危険な策動を、止めさせる行動を行いましょう。