松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

私が調査を求めた、公共事業での旭化成建材が行った杭工事が報告

2015年10月26日 | 市政
 綾瀬市の公共工事での旭化成建材(株)の杭打ち工事について、市として過去の資料を調査して公表するよう求めた事を10月22日のブログに書きました。

 今日(26日)、杭施工不良問題の報告についての文章が、市役所都市建設部都市整備課より議会に報告が有りましたので、文面紹介します。
 市では、横浜市のマンション杭施工不良問題を受け、過去10年(平成17年~平成27年)に実施した工事について、杭の施工実績調査を行った結果4件のうち、旭化成建材(株)による、施工実績が1件あったことを確認しましたので報告しますとの文書が出されました。。
1 対象施設
  市民スポーツセンター体育館エレベーター棟

2 杭の概要
  杭径(鋼管杭)216・3ミリ  杭長 15メートル  杭数 4本

3 施工状況の確認
  施工報告書、施工業者(元請)及び、現場施工監理を行った設計事務所の聞取りにより、  設計とおり施工されていることを確認した。

4 施工に状況
  沈下、傾き等の不具合はありません。

 以上の事について、市議会議員に文書が出されました。
 更に担当者に確認しましたら、支持層(硬い地盤)は14メートルの深さからとなっていて、硬い支持層に1メートル杭を入れたそうです。
 スポースセンターの杭打ち工事(スクリューパイル工法)は、平成20年度の工事で体育館内にエレベーターを既存の建物に追加で取り付けた工事です。
 当時の杭打ち作業の現場に、市の担当者が立ち合い、報告写真に残されているそうです。
 
 綾瀬市の公共施設の杭の工法は、摩擦杭。直接基礎、地盤改良、支持杭などの方法が各社で行われ、資料が残されている10年間で、支持杭の方法で工事されたのは、4件有ったそうです。その内の1件が、旭化成建材(株)が行ったそうです。

 公共施設は判明しましたので、民間のマンション等の情報が有りましたお報せ下さい。
 
 



昨日のNHK「日曜討論」、公明党から国民連合政府に

2015年10月26日 | 国政
 昨日(25日の番組で)、司会者から「国民連合政府」での「野党連携の可能性」を聞かれて、日本共産党の小池晃政調会長は「いま、意見の違いは脇に置いといて、安倍政権を倒すために野党は力を合わせるべきだと思います。そのために選挙の協力もしょうではなかと訴えたい。それが国民の今の声に応える野党の責任です」と語りました。すると、番組終了間際、公明党の石田政調会長が、「ちょっと一言、私も」と声を上げ、「50年も60年も自衛隊は違憲だとか、日米安保廃棄と言っていたのを、それを脇において選挙で一緒にやりましょうというのはおかしい」とまくしました。
 小池氏は直ちに、「これだけ立憲主義、憲法を守らない(安倍)政権を倒すためには、緊急課題で団結するのが政党の責任だ」と反論しました。
 小池氏の発言中も石田氏が「いやいやそれはおかしい」と声を上げ続けたため、小池氏は「(自民党と野合する)公明党にそんなことを言われる筋合いはない。意見の違いは脇に置いて選挙協力もしょうと訴えたい。それが国民の声に応える責任だ」と強調しました。
 意見の違いを脇に置いた野党協力を攻撃する前に、「平和の党」を看板にしながら自民党とともに戦争法を推進する自らの無責任さには思い至らない石田氏の滑稽さが浮き彫りになった場面でした。(10月26日赤旗記事より)


 私たち日本共産党は、自衛隊や安保条約への考え方は、これまでも繰り返し訴えて来ました・が、自民・公明が強行した安保法制(戦争法)はアメリカが行っている戦場に日本の若者を動員して命を奪う危険な法律です。
アメリカが行っている戰爭で、アメリカ兵、ドイツ兵、それ以外の国の死者数を検索して調べて下さい。
 自衛隊の海外派遣に参加した自衛隊員の、帰国後の自殺者数も驚きます。
 自衛隊員の派遣地域は、これまでの戦場より更に命の危険が増える地域になります。
 自衛隊ヘの応募者が少なくなると、次に政府が考える事は人員確保の方法です。
 国民の命を守るため、政策の違いを脇に置いて戦争法を廃案にしましょう。