米軍が、「トモダチ作戦」で発生した、放射能汚染水の保管を厚木基地内で行う事は、以前綾瀬市に連絡されていました。
厚木基地と隣接自治体との関係では、綾瀬市が基地から出る浄化槽の汚泥を、大和市がゴミの処理をしている事は以前、調査して知っていました。
公共下水道は、両市とも基地とは接続していません。
今回の沖縄タイムス記事で、下水道に流していたと書かれていますが、公共下水道は接続されていないので、基地内の浄化槽に接続と思われます。
浄化槽汚泥は、高座清掃施設組合に持ち込まれて処理されます。
浄化槽から出た水は、県が管理している蓼川に流れ、下流の引地川に合流します。
綾瀬市内の蓼川の水は、農業用水には使用していませんが、下流の引地川は藤沢市内で、堰を設けて農業用水に使用されているとのことです。
蓼川の水は、綾南公園内で県が管理している親水施設で、だれもが流れて来る水に接すことが出来ます。
放射能の除去処理を行うべきです、それが出来ない場合でも、事前に放射能レバルを、県や藤沢市、綾瀬市に連絡すべきです。
事前に連絡があれば河川から離れたり、堰を開放したり、江の島周辺の漁業関係者や海で遊ぶ人たちに注意喚起が出来たと思われます。
基地内の浄化槽汚泥を処理している高座清掃施設組合と、蓼川を管理している厚木土木事務所東部センターには、私から連絡して、情報収集をお願いしました。
基地内の放射性汚水は、処理後に流されると思っていましたが、処理しないで関係自治体に連絡もなく、放流することは許されません。