松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

綾瀬市の5000万円以上の入札で,くじ引きが

2018年08月24日 | 市役所

 7月5日入札の『綾瀬テレビジョン共同受信施設撤去工事』が行われ、15事業所が入札に参加しました。全社が6718万5000円を提示して、くじ引き引きで株式会社東晃電機が落札しました。落札率は90・00%でした。

 7月20日入札の『綾瀬スポーツ公園有料駐車場整備工事』が行われ、8事業所が応募して、途中で1事業所が辞退して、7事業所が入札に参加しました、
 7事業所が、5770万8000円を提示して、くじ引きで株式会社佐々木機械土木が落札しました。落札率は90・00%でした。

 過去には、全国各地で公務員が特定の業者に入札情報を漏えいしたり、指名業者間で談合が問題になっていました。
 私は、議会で繰り返し「設計金額」の事前公表を求めていました。
 当時の入札システムは、発注事業毎に行政が企業を指名して、入札を行う指名競争入札が多く採用されていました。
 この指名競争入札で一番の問題点は,落札した業者は、その入札で落札出来なかった業者の中から1社に「工事保証人」になってもシステムでした。
 工事保証人が見つからないと、落札した工事を辞退しなければならない制度でした。
 この問題を議会で繰り返し指摘する中で、県が中心になって運営されている電子入札制度で現在は行われています。
 現在の工事保証人は、事業者でなく、保険会社が工事保証人になっています。
 業者の皆さんからは、端数の1000円切りではそれ以下の金額を提示すると、最低制限価格以下で失格になるので、端数の金額をゼロ円にすることを求める声が有り、松本は議会でゼロ円の実施を求めています。