松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

港北区の道路陥没での思い⑥

2020年07月20日 | 道路問題

 7月18日のブログで港北区の地下水の流れを鶴見川方面から河口の方に流れる可能性と書きましたが、専門家に聞いたら新横浜から大倉山の低地方面は、地下水と水を含んだ砂地の層が広がっているので、地下水を大量に汲み出したら道路が陥没する可能性があるとの話でした。
 地下トンネル工事では、掘削中に地下水がトンネル内に流入しないように色々な工法で止水工事を行っています。
 今回の道路陥没に関して、トンネル工事中の地下水の観測井戸の水位の変化を知りたいものです。
 道路陥没地域は、水と砂の上に構造物が作られているので、地下水をくみ上げると地盤が陥没するようです。
 今回のトンネル掘削工事で、事前に工事関係者がどのように対応していたのかが知りたいものです。
 横浜市の場合、井戸の掘削は事前に届け出が必要ですので、市はトンネル掘削工事周辺の井戸の使用者への対応を取られていると思われます。関係者の聞き取り調査報告書や水位観測井戸のデーターでどのように水位が変化していたのかが知りたいものです。
 トンネル工事延長の両脇1キロ幅以内の資料が公表されると、地盤沈下の予測が可能と思います。
 

 過去に綾瀬市内の民間工場で、大量の地下水を使用する予定で、汲み上げ井戸数本と水位観測井戸を掘って数か月調査したら、月レベルで分析すると、水位が下がることが判明して、工場では地下水中心から県水中心に方針変更を行いました。
 当時、私は勉強して発言を行いました。工場で大量に地下水が使用されて地下水の数位が下がってから対応を求めてでは解決しないので、進出計画段階から地下水の予測を行い、事前に周囲の深井戸への影響、水位が低下しないように事前の調査の必要性を訴えました。
 環境変化は現象が起きてからの対応も必要ですが、事前に(勉強)想定して調査の必要性を訴えることが大事です。