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![洪思翊中将](http://blog-imgs-43.fc2.com/n/e/z/nezu621/20101018130459280.jpg)
中将というのは、並みの努力でなれる役職ではありません。 陸士をとびきり優秀な成績で卒業し、限りない軍功を立て、人物、識見ともに誰からも尊敬を集めるだけのものがなければ、なれる役職ではない。 単なる年功序列でなれるような甘い役職ではないのです。
そして、上のお写真の方のお名前は、洪思翊(こうしよく)です。 半島人です。
洪思翊中将は、李王家の縁戚でも、かつての朝鮮貴族であるヤンバンの出身でもありません。 極貧の家庭に生まれ、努力して体力、知力とも優秀な成績を修め、当時の日本の陸軍士官学校を優秀な成績で卒業した人です。 彼は、軍人として、古今の戦史、戦術に深く通じるだけでなく、四書五経から英語にまで精通し、相撲も武道も強い人でした。
実に堂々とした態度です。 彼は、当時、多くの同国人から、 「洪さん、あなたも日本人名に改名したらどうか」と勧められそうです。 しかし頑として朝鮮名を名乗り通しました。
彼にとって、それはあたりまえのことだったのです。 自分が生を受けた自国の名を捨てるということは、自らの郷里や父祖を否定し捨てることになる。 であれば、Koreanである自分は、日本人よりも、遥かに立派に生きてみせる。 それが誇りある男の態度というものです。
彼がまだ大尉だったころ、彼の息子の洪国善が、近所の悪童から「チョーセン、チョーセン」とからかわれたのだそうです。 どこにでも悪童はいるものです。
そのとき洪思翊は息子に、大英帝国に虐げられても誇りを失わないアイルランド人の例をひき、 「どんなときでも必ず 『私はKoreanの洪国善です』 とはっきり言いなさい。 決して『Koreanの』を 略してはいけない」 と諭したそうです。
洪中将は、終戦時、南方軍総司令部の兵站総監を勤めていました。 そしてB級戦犯として、捕虜虐待の罪を着せられ、フィリピンで刑死されました。 洪中将が捕虜を虐待したという事実はまったくありません。 要するに単なる結論ありきの、戦勝国による復讐裁判です。
しかし、その茶番裁判に、洪中将は判決のあと、周りの人に笑って答えたそうです。 「絞首合格だったよ」と。
絞首の「こうしゅ」を、徴兵検査の「甲種合格」にかけたのです。 そして平然として処刑台に向かわれた。
辞世の歌は、
昔より、冤死せしものあまたあり われもまた これに加わらんのみ
当時のKoreanの中には、洪中将の他にも、日本人部隊を率いて抜群の武勲を立てて、軍人としての最高の名誉褒章である金鵄勲章を授与された金錫源陸軍大佐、陸軍士官学校を抜群の成績で卒業し、終戦時は満洲国軍の中尉となり、後に韓国大統領となった朴正熙、朝鮮出身者でありながら特攻兵に志願し、沖縄の空に散った金尚弼ら14人の航空隊員、戦後に日本軍人らと共にインドネシア独立軍に身を投じ、同国の独立のために最後まで戦った梁七星、その他、報復裁判で戦争犯罪人として処刑された軍人、軍属147名など、多数の人たちがいます。
昭和18年に行われたKorean志願兵の募集(それまで支那事変や大東亜戦争を戦いながら、日本は朝鮮半島での志願兵募集をしていません)には、6300人の募集枠に対し、なんと30万人以上の青年の応募が殺到しました。 倍率なんと48倍です。 血書による嘆願も、数百人にのぼり、採用されず、自殺までした青年も現れて、当時の朝鮮総督府を困らせました。
大東亜戦争に、自ら進んで軍人、軍属として出征したKoreanの青年は合計24万人です。 そのうち21000人余りが戦死し、いまも靖国神社に祀られています。 東京裁判で、A級戦犯として禁錮20年の判決を受け、獄死した東郷茂徳外務大臣もKoreanです。
人は成長することができる生き物です。 同様に人種も国家も成長することができるものと思います。
民族の誇りというものは、差別されたの強制連行されたの創氏改名を強要されたのと、ありもしないでっちあげで相手を非難したり中傷したりしたら生まれるというものではありません。 立派に生きた先人たちに学び、自らも立派に生きようと努力するところに、本当の誇りが芽生え、育まれるのです。
韓国が、世界の最貧国であれば、世界の人々も、韓国人の被害者意識に多少の道場をしてくれるかもしれません。 しかし韓国がそれなりの経済力をつけ、世界に進出するようになり、世界の中で生きるようになると、世界の良心は、自然と韓国人を冷静に見るようになります。 いつまでも、被害者ぶっているだけでは、誰もそのような者を評価しないのです。
ましてや国家意識や愛国心を育むために、学校の教科書でまで嘘を教えるようでは、世界中から馬鹿にされるのがオチです。 このことは在日Koreanも同じです。 いつまでも被害者面しても、嘘はいつまでも通用はしない。 いずれバレるのです。 自らの悪行を隠すために、いくら差別だと言い張っても、そんなものが何十年も通用すると思ったら、大まちがいです。
日本も韓国も支那も、失われた本当の歴史を取り戻すべき時にきています。