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大韓航空、アシアナ航空1700億円で買収へ

2020-11-17 18:26:00 | 日記

大韓航空、アシアナ航空1700億円で買収へ

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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、韓国の2大航空会社が統合される。
大韓航空は「路線網、航空機、供給規模などの主要指標で、世界の超大手航空会社との競争に打ち勝つための基盤を築くことができる」としている。

アシアナ航空(上)を買収する大韓航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

発表によると、韓国産業銀行(KDB)が第三者割当増資などにより、大韓航空の親会社である韓進KALに8000億ウォンを投じ、韓進KALは大韓航空の2兆5000億ウォンの増資を引き受ける。

大韓航空は調達する資金で、1兆5000億ウォンに相当するアシアナの新株を取得する。

アシアナの買収が実現した場合、大韓航空は輸送規模で世界トップ10圏内に入るとしている。

IATA(国際航空運送協会)の航空輸送実績によると、2018年の有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は、1位がアメリカン航空(AAL/AA)、2位がデルタ航空(DAL/DL)、3位がユナイテッド航空(UAL/UA)と米国大手3社が並び、6位が中国南方航空(CSN/CZ)、7位がライアンエア(RYR/FR)、8位が中国東方航空(CES/MU)、10位がルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)だった。

大韓航空は29位、アシアナは41位で、統合後は16位のキャセイパシフィック航空(CPA/CX)、19位のシンガポール航空(SIA/SQ)、22位の全日本空輸(ANA/NH)を上回るとみられる。

大韓航空は「人口1億人以下の国は、ほとんどが1社体制だ」として、韓国のフルサービス航空会社(FSC)が統合されることにより、海外の主要航空会社との競争で劣勢を挽回できるとしている。

また、統合により路線の合理化やコスト削減による競争力向上も期待できるという。

ハブ空港である仁川国際空港の発着枠シェア拡大に伴い、他の航空会社とのジョイントベンチャー(共同事業)を拡大し、乗り継ぎ需要の取り込みを狙う。

これにより、仁川の旅客と貨物のハブ空港としての競争力が高まり、アジアを代表するハブ空港としての仁川の存在感が高まるとしている。


「日本海」単独表記を継続 「東海」併記要求認めず―国際機関

2020-11-17 17:58:47 | 日記

「日本海」単独表記を継続 「東海」併記要求認めず―国際機関

2020年11月17日11時41分

記者会見する加藤勝信官房長官=17日午前、首相官邸

記者会見する加藤勝信官房長官=17日午前、首相官邸

日韓・韓日議連が会合 関係改善へ政治家が努力

IHOは海洋の境界と名称を示す指針「大洋と海の境界」をまとめており、各国が公式の海図に利用している。

同指針の改定に向けた作業の中で、韓国側が東海への改称や併記を要求し、日本など加盟国と非公式に協議していた。


日本海、単独表記持続へ・・デジタル化される新海図では固有番号で表記

2020-11-17 17:45:39 | 日記

ようこそいらっしゃいました

シンシアリーのブログ

日本海、単独表記持続へ・・デジタル化される新海図では固有番号で表記

「日本海」単独表記が持続される見込みです。

今までの情報をまとめてみると、既存のIHOの国際標準海図(S-23)は日本海単独表記のまま使用し続け、前から噂があった「固有番号で海を表記する」件は、デジタルで作られる新しい海図(S-130)に適用されることになりました。

もちろん日本海だけでなく、世界中の全ての海を番号で表記する形になります。

日本や韓国では、番号表記がどうしても日本海表記と関連付けられる形で報じられたため、前は気が付きませんでしたが、今になって考えてみると、番号表記というのは、最初からデジタル向けの発想だったのではないか、な気もします。

もちろん、急に番号で表記するわけにもいかないから、相応の標準海図も並行して使う必要があるでしょう。私見ですが。

まず、読売が、<海図の「日本海」表記継続へ・・国際機関指針、韓国要求の「東海」併記なし>という記事を載せました。

今の情報はほとんどがこの記事からスタートしたものなので、まだの方はお読みください。

そして、加藤官房長官も同じ趣旨の発表を行いました。

こちらは時事通信の記事で、<<韓国が「日本海」の呼称に「東海」の併記を求めていた問題をめぐり、国際水路機関(IHO)が16、17の両日(日本時間)にオンライン形式で開いた総会で、日本海の単独表記継続を盛り込んだ報告書を暫定承認した。

加藤勝信官房長官が17日の記者会見で明らかにした・・>>、と。

ただ、韓国側では別の主張・・別というか、『別ということにした』主張が出ています。

以下、聯合ニュースの記事から部分引用してみます。

<<・・IHOは、既存の「S-23」は、出版物のみ公開するという方針であることが分かった。

外交部の関係者は、「IHO事務総長報告書上の提案でも、S-23は、アナログからデジタル時代への歴史的な変遷を示すために、既存の出版物としてだけ公開することを明確にした」とし「今後、S-23は、追加で製作されないだろう」と明らかにした。

IHOは、総会の結果を加盟国に書面で回覧し、12月1日頃最終発表する予定だ。

一方、日本最大の日刊紙である読売新聞は、今回のIHO総会で「日本海」表記を単独で使用するようにするためのガイドラインを継続する案が承認される見通しだとし、アナログ方式の表記であるS-23に重点を置いて報道した。

この新聞は、日本外務省幹部が「日本としては勝ち取るべき部分を確実に獲得することができた」という反応を見せたとし、「日本海の正当性の訴え、成功」というタイトルで分析記事を載せた。

読売は「東海」や「日本海」の代わりに数字で海域を表示するデジタル版の作成方針も今回一緒に決定されると紹介したが、「事務総長が韓国の主張を一定に配慮したため」と日本政府関係者の見方を紹介するなど、デジタル海図を評価下げしている雰囲気が伺えた。

これと関連し、外交部当局者は「日本側の「日本海の呼称が維持される」は、報道は事実と異なる歪曲報道だ」と反論した>>

韓国側の反応は、一言で、『日本海単独表記はもう国際標準ではなくなった』です。

しかし、S130(デジタル新海図)は全ての海が番号表記だからともかく、S23に次のバージョンがあって、その新しいバージョンに日本海と東海が併記されたなら、韓国側の主張にも一理あります。

『国際標準(日本海単独)』をいったん変えて、その時点で表記方式そのものが変わったからです。

しかし、アナログだろうがデジタルだろうがS23が既存のままでは、韓国側の言い分には説得力がありません。

先の時事通信の記事にも、「・・同指針の改定に向けた作業の中で、韓国側が東海への改称や併記を要求し、日本など加盟国と非公式に協議していた・・」となっています。

S130は日本海も東海も無いから、これはS23の改正を求めていた、ということになります。

S23に意味が無いなら、韓国はなぜこの件で非公式協議(ロビー活動?)をしていたのでしょうか。

それに、『日本海主張の根拠が消えた』という部分だけを強調しているのも、本当にわけがわかりません。

『東海表記の根拠が増えた』わけでもないのに、ここまで喜ぶとは、本当に異常としか言いようがありません。いつものことですが。

 


日本、「特報」国際水路機関総会、“日本海” 単独呼称を承認、韓国も「反対せず」

2020-11-17 14:49:31 | 日記
勝又壽良のワールドビュー
@oGxbAl74XtEQ0Fw
好評を頂いている「勝又壽良の経済時評」の姉妹版。勝又壽良が日々の世界経済ニュースをより平易に、かつ鋭くタイムリーに解説します。中国、韓国、日本、米国など世界の経済時評を、時宜に合わせ取り上げます。

日本、「特報」国際水路機関総会、“日本海” 単独呼称を承認、韓国も「反対せず」

2020年11月17日

 韓国は、「日本海」の単独呼称を改め、「東海」を併記すべきと執拗に主張してきた。

だが、17日未明の国際水路機関(IHO)総会で、「日本海」単独呼称が認められ、海路図のデジタル版では「番号表記」となる。

IHO総会で、韓国はなぜ反対しなかったのか。これが、大きな疑問である。日本へ妥協することによって、新たな「獲物」を狙っているとしか考えられないからだ。

旧徴用工賠償問題での日本側妥協であろうか。ともかく、大きな目的があってのことと見るほかない。

『読売新聞』(11月17日付)は、「【独自】海図の『日本海』表記継続へ…国際機関指針、韓国要求の『東海』併記なし」と題する記事を掲載した。

 

韓国が日本海の呼称に「東海(トンヘ)」の併記などを求めている問題について、国際水路機関(IHO)の総会は17日未明、日本海と単独表記する指針の継続を暫定承認した。

各海域を名称ではなく、数字で表記するデジタル版の海図を新たに作成する方針も合わせて暫定承認とした。日本政府関係者が明らかにした。

(1)「オンライン形式による総会は16~18日の日程で開催され、IHOの事務局長案として日本海単独表記の指針継続とデジタル版海図の作成が提案された。

総会は出席国による全会一致が原則で、日本政府関係者によると、韓国を含め加盟国から明確な反対は出なかった。IHOが総会の報告書を月内にまとめ、正式に承認される」

IHO事務局は、「日本海」表記を巡った日韓が鋭く対立しているため、「数字表記」案を提示して日韓に妥協を求めていた。

韓国メディアでは、IHOが「数字表記」にすると報じてきた。土壇場で「日本海」単独呼称の継続に落ち着いたのは、韓国の妥協によるもの。

韓国があえて、日本の主張を飲んだのは大きな政治的妥協である。

文政権になって以来、日韓関係が戦後最悪状態へ落込んでいることから、あえて「日本海」単独呼称に妥協したのでないか。

米国がバイデン政権へ移行して、日韓関係の修復を強く求めて来ることは明らかである以上、先手を打って「日韓友好」を装ったのでないか。また。旧徴用工賠償問題で冷却期間を置くという思惑もあろう。

(2)「IHOは各国が公式の海図を作成する際に参考にする指針「大洋と海の境界」を作成している。

指針には各海域の名称が記載されており、日本海の海域は1928年の初版から現行版の第3版(53年作成)まで「Japan Sea」と記され、日本海単独表記の根拠の一つとなっている」

 

日本海は地図で眺めてみると、日本列島によって太平洋から遮られている。何の思惑もなく見れば、日本列島で囲まれた海であるので「日本海」と呼ぶのが自然であろう。

あえて、韓国の主張する「東海」ではあまりにも視野が狭すぎる。

こういう意味で、IHOは、従来通りの「日本海」案を出して韓国の主張を退けたのかも知れない。米国は、「日本海」案に賛成であった。

韓国メディアはつい最近まで、次のように報じていた。

『中央日報』(11月16日付)は、「国際水路機構、『日本海』の代わりに数字表記方式を決定予定」と題する記事を掲載した。

世界各国が海の名前を表記する時に基準とする国際水路機関(IHO)の標準海図集で「日本海」の代わりに新たな表記方式を導入するかどうかが16日に決まる。

「韓国海洋水産部は16~18日にビデオ会議形式で開催される第2回IHO総会で「日本海」表記を使っている海図集『大洋と海の境界』(S-23)の改訂版である「S-130」を製作・発刊するかどうかが決まると15日、明らかにした」

「1929年初版の「S-23」は東海(トンへ)を「日本海」と表記していた

日本はこれまでこれを根拠に韓国「東海」の名称が「日本海」であるとの主張を守ってきた。

これに対して韓国政府は1997年から「東海」併記を主張してきたが、まともに反映されなかった。

これを受けて2017年4月に開かれたIHO第1回総会を契機に、北朝鮮や日本と非公式協議を開始した」

「しかし、韓国・北朝鮮と日本が昨年までの時点でも合意に至ることができなかったことから、IHO事務局長が地名の代わりに「固有符号」で海を表記する方式を提案した。

新標準は「S-130」だ。加盟国は今回の総会で「S-130」を導入する案について決める予定だ」


以上の記事によれば、日本海がデジタル版海図で「S-130」に決まるとしている。

ただ、世界中の海図が、すべて記号化されていいのかという疑問が残る。

インド洋や東シナ海という地名が消えて記号で示される。

その原因をつくったのは、韓国であるという「汚名」が永遠につきまとうのである。

こういう、将来のことを考えれば、韓国が妥協したともいえるのだが、真意は不明である。


「東海」一つも入らず、日本しっかり勝ち取った…「日本海」単独表記継続へ

2020-11-17 14:11:40 | 日記

【独自】「東海」一つも入らず、日本しっかり勝ち取った…「日本海」単独表記継続へ

読売

日本海の呼称を巡り、国際水路機関(IHO)の総会で日本海を単独表記する指針が維持される見通しとなり、政府は従来の主張が認められるものと歓迎している。

各海域を数字で表すデジタル版海図を作成する新方針が示されることについても、呼称を巡る議論への影響は限定的だとみている。

政府は、1992年に韓国が「東海トンヘ」との併記の主張を始めて以降、「『日本海』は国際的に確立した唯一の呼称だ」として、IHOの指針や世界各国の古地図の調査結果などを根拠に、一貫して正当性を訴えてきた。

ただ、韓国は近年、指針改訂による併記を目指して北朝鮮など各国に協調を働きかけ、国際社会では官民を挙げて主張を強めていたため、警戒感も漂っていた。

それだけに、政府は今回の事務局長案に「『東海』という言葉が一つも入らなかったことは、日本の訴えの成果だ」(外務省幹部)と安堵あんどしている。