はたかおりと羽太雄平、なな、むっくのおうち 2

ここは栃木県日光市。時代小説を書いている夫の手作りログハウスに住み、かわいい2頭のヤギと田舎暮らしを満喫中!

硝酸態窒素中毒

2008年12月03日 | ヤギ
きのう肥料分の多い野菜をあげすぎないように、と書きましたが、こういうことです。
ご面倒でもこの記事(佐賀新聞・今年3月の記事)をお読みください。
↓↓↓

http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=818119&newsMode=article

ほかにも「硝酸態窒素中毒」「ヤギ」で検索すると、いくつかヒットすると思います。


この学校は数日にわたり、スーパーでもらってきた白菜ばっかり、ヤギに与えていたようですね。
まあ個人がペットとして飼っている場合だと、こういうことはあまり考えられないと思います。
でも、学校などの「組織」の中で飼われているヤギ(動物)では、よくあることなのではないでしょうか。

学校で飼う場合、飼育担当者はいても、餌代などの飼育費用を自分で出しているわけではありませんよね。
餌を買うにも、医者を呼ぶにも、学校の許可が必要でしょう。
たとえ飼育担当者にすべて任されていたとしても、完全に自分のものでないがために、躊躇することはあるでしょう。
そうすると、牧草などの「長い草」がいいとわかっていても、スーパーや、あるいは父兄から野菜クズをもらえるのであれば、それですませてしまうことも多々あると思うのです。
捨てられる運命の野菜をヤギに食べてもらうことは、ちょっと見、「エコ」な感じもします。
でも、その落とし穴にはまらないようにしていただきたいです。
「栄養がある」とか「消化が良い」だとか、そういう言葉にまどわされないようにしてください。
ヤギは人間とは違うところがたくさんあるのです。


ちなみにこの病気は、下痢をしたり、元気がなくなったりするというような「前兆」がなく、ある日突然、死んでしまうらしいです。
コメント (10)
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