2017/03/31 から始まった今年のプロ野球公式戦
昨年どころか、ずっと長い間繰り替えされてきた季節の風物詩ですね。
しかし風物詩に過ぎないけれども、たくさんの劇的な結果を生じてきたことも、また事実でした。
どこもが特集をくんでいるようですが、当ブログでもこの時期に相応しい「オープン戦と開幕戦」の関係を掘り下げてみました。
まず昨日の開幕日の試合結果です。
開幕の1試合が、全公式試合143〔=25×5(リーグ戦)+3×6(交流戦)〕の1つに過ぎないという人も多いでしょうが、「今年は大丈夫かな」と大いに気になる人も多いらしい。
特に打者の場合、1本安打がでるまでは「今年はまったく打てないのではないか」と案じる人もいるようです。
少なくとも始まる迄はそうなんでしょうが、始まってしまえば毎日の何でもない、しかし重要な試合が延々と続くようです。
さて昨日の開幕試合で
パ・リーグ6球団のうち:ソフトバンク・西武・楽天
セ・リーグ6球団のうち:阪神・ヤクルト・巨人
が勝っています。昨年度(2016年)と比較すると
- 広島(セ)・日本ハム(パ)は、オープン戦では2016年2017年とも目立ってはおらず、両年度で開幕日に負けています。しかし2016年度、両球団とも最終的にリーグで優勝し、両者の対戦となる日本シリーズで日本ハムが勝って日本一にもなりました。
- ロッテは、オープン戦では2016年2017年ともに1位(連覇)でしたが、2016年度は3位に留まり、開幕戦では2016年2017年で1勝1敗。今年は負けて始まりましたが・・・・・・。
- 巨人は、オープン戦で2016年2017年ともに悪いほうでしたが、両年度の開幕日で共に勝ち、2016年度はリーグで2位にもつけました。
- オリックスと中日は、2016年には共にオープン戦11位・12位と最下位を低迷し公式戦でも最下位(6位)と最悪でしたが開幕戦で中日は勝ちオリックスは負けております。そして2017年度はオープン戦でオリックスは快調(3位)・中日は振るわず(9位)でしたが開幕試合で共に負けており今年は険しい船出となりました。
そして
オープン戦の成績は当てにならず、この順位の逆が公式戦での結果につながる、とまで揶揄する人も出て来る始末で、もしこれが正しいならば今年は巨人と楽天が楽しみということになりますが「う~ん、どうなんでしょうね」。
4月も末になると聞かれる嘆き節が「また来年がんばりましょうね」ですか(笑)。
たった6球団の順位さえ正確に言い当てることが難しいのがこの世界。因みに
「野球評論家」とされる江本・佐野・内藤・張本・石井・槇原・牛島・田淵・古田・稲葉 たちの2016年度順位予想ですが
- セパ両リーグで、正確に6チームの順位を言い当てた人はいません
- セ・リーグAクラス(上位3位以内)を言い当てたのは、全員1球団だけ
- セ・リーグBクラス(下位4位以下)を言い当てたのは、全員1球団だけ
これはひどいですね。1~6位を言い当てるのが相当困難なのはわかるとしても、評論家とされる人が、上位3球団と下位球団が実際に当たっていたのは3球団のうち1球団だけ、というのですから(笑)。
ただしパ・リーグに関しては、当たっている人が多く
- AクラスBクラスとも、8人が3球団のうち2球団以上を言い当てており(1球団だけはずしている)
- 特に佐野慈紀・古田敦也は、パ・リーグに関する限り順序は別として、正確にAクラスとBクラスのそれぞれ3球団を言い当てていました。両者が共に奇妙な一致を見せて①ソフトバンク②日本ハム③ロッテと予想していましたが、実際の結果は惜しくも①日本ハム②ソフトバンク③ロッテだったのです。
なぜパ・リーグが予想しやすかったのかについては、私は理解しておりません。
さてさて、皆様はどう思われますか。