ロシアW杯の裏に「残酷物語」 北朝鮮労働者が受ける虐待
かつては北朝鮮の「師匠」であったソ連も今はありません。
ソ連が崩壊して縮小し、ロシアとして残っていますが、国の制度が今でも残っているようです。元ソ連領だった国々が、次々とEU・NATOへ加入しているのを見ていると、EU・NATOにも問題がないとは言えませんが、ソ連時代よりはよっぽどマシだと判断したのだろう、と思われます。
中国も、かつて口汚くののしっていたソ連以上にひどい現状となっていることなど為政者が自分で分るはずがなく、もう目も当てられません。
しかし今でも、まだ当時の面影を残しているのが「危ない旧体質の北朝鮮」です。
ただし中国・ロシアが「危ない」ことは相変わらずですが、それ以上にひどいのが北朝鮮で、もう悪化をたどる一方です。
その北朝鮮へ限りなく接近するのが、「どんなに制裁されても中国へは何も言えない」韓国でした。上には上があるのですね(笑)。この結果、「韓国は中国の一部だった」と言われる始末で、これは「世界中の人がわかっていても言わなかった」だけのことですね。
上記引用では
当時を思い出させるような、現在の「2018サッカーWCロシア大会」会場となる建設現場での北朝鮮労働者たちのことが綴られています。誰も気にすることがない残酷な話であることにご注目を。
そんな奴隷のような国に住んでいて、ロシアという海外に派遣されるのは、よっぽど「逃亡の心配がない安全パイ」ばかりなのでしょうが、そういういう労働現場から逃げられない人たちから見たら、同族の韓国は、たとえ母国が口汚く罵(ののし)ろうとも「バラ色の国」に見えることでしょう。だからこそ、そういう人たちの中には、命を落とす覚悟をしてまで北朝鮮から脱出して韓国への亡命を目指すのです。
しかし天の味方があり運良く韓国へ亡命できたとして、韓国での脱北者たちの悲惨な運命が待っています。母国北朝鮮にいるのも地獄であり、脱北して韓国へ亡命しても地獄が待ち受けているのです。どちらの地獄のほうがマシか、という悲しい選択なのでしょう。
北朝鮮を脱北して中国に滞在中に中国官憲に拘束され、強制的に北朝鮮へ送還されることも増えてきたとのことです。:2017年4月24日 Newsweek日本語版
韓国へ亡命した脱北者のその後ですが
中にはさらなる脱北者を支援する人がいるかと思えば、新しい社会制度になじめず不法行為に走る人もいたり、韓国政府からの支援金を狙う詐欺に引っかかる人も後をたたないようです。また韓国にたむろする北朝鮮シンパによる暗殺を避けるため、改名・整形するしかない人もいます。これら脱北者支援が韓国の財政を圧迫し始めたようで韓国人による異端視などから、ちょうどEUが難民受け入れを制限し始めたのに似ているようです。:Wikipedia
これは、まるで日本の「豊洲問題(築地から移転するかどうか)」のようで
築地に留まるのも限界を超えていて限界でしょうが、かといって危険な豊洲へ移転すればもっと危ない、というのに似ていませんか。
しかし小池都知事になって初めて表面化したことでしょうから、舛添が続いていたら危険なまま移転していて、問題があることを封じ込めていたのでしょう。
それでなくてもロシアには様々な問題が山積しております。
- 2018サッカーWCロシア大会〔2018/6/14-7/15〕が14ヶ月後に予定通り開催されるのかどうか。
- 開催されるとしても各国首脳が開会式を、ボイコットするか、参加するのかですね。もちろんクリミア半島武力併合問題と国家ぐるみの薬物隠ぺい犯罪が関係しています。
- 開催国ロシアは、これらを乗り越えてでも実施することに意義があると考えているようです。
- もしも昨今の北朝鮮問題で、ロシアが目に余るほど北朝鮮寄りであることを世界に示すと、WC開催さえ危ぶまれます。よってアメリカの言うなりにならないように注意しながらも表面的には北朝鮮に制裁を加えているよう装わねばなりません。
さてさて、皆様はどう思われますか。