2週間後(2017/05/09)に迫った韓国大統領選挙。
この選挙に出馬している有力候補者2人のTHAADミサイル対応について、まとめてみました。
文在寅(ムン・ジェイン:共に民主党 1953年1月24日 -)
2017年03月11日
▲米国に米国に「ノー」と言えなければならない:韓国ハンギョレ
中国に 言うべき 「ノー」を 米国に
韓国は、北朝鮮対策で米製THAADミサイルの国内配備に踏み切ったのですが、これを怖れた中国は製造元のアメリカではなく配備を決めた隣国韓国を経済制裁して1年にも。
トランプは北朝鮮攻撃に備えて、当面は中国の反発を最小限にしたのでしょうか。
それにしても。中国からあれだけ経済制裁されても何も言えない韓国が、情けないやらおもしろいやら。
よって誰もが思っているように「韓国は中国の一部」と揶揄されるのも、やむを得ません(笑)。
▲なぜTHAADを急ぐのか(配備の白紙撤回を暗示):Record China
北朝鮮による韓国への威嚇は、文にとっては大したことではないらしく、好感した中国環球時報が同調して報道
▲朴槿恵はTHAAD導入で失職
限りなく中国に接近した朴槿恵が罷免され
限りなく北朝鮮に接近する文も罷免か(もし大統領に選ばれたとしても)
2017年04月11日
▲いつもの豹変
「北朝鮮が核の挑発続けるなら」THAAD配備は不可避:産経新聞
支持率調査で安に抜かれたので豹変したらしい。
安に負ける可能性があるということで、やむを得ず「北朝鮮が核の挑発続けるなら」という条件をつけ配備を容認しましたが、今まで「次期政権で配備を決定」とTHAAD配備に反対を表明していたのです。
親北派としては、当選後に「核の挑発を続けたとは言えない」と言い訳できる余地を残しておかねばなりません。
安哲秀(アン・チョルス:国民の党 1962年2月26日 - )
これまでずっと
▲日本に対して慰安婦問題で謝罪を要求
▲文在寅を全面支援
▲最近、文在寅から離れ始め保守層の取り込みを狙っているようです
2017年04月09日
▲投票日1ヶ月前の支持率調査で「初めて」文在寅を越えた
▲ハンギョレ紙がTHAAD配備反対の立場から
「安はTHAAD容認の豹変について説明すべき(2017.04.11)」としています。左翼政権成立を望むハンギョレ紙としては、安の豹変(THAAD容認)がきっと許せないのでしょう。
しかし同紙の、国会の批准を得ていない①THAADミサイル配備②日韓政府の慰安婦合意を白紙撤回させたのは分るとしても、なんのことはない、1965年韓国国会で批准された日韓基本条約でさえ無効にしたいようなので、「①②が国会の批准を経ていないので白紙撤回を要求する」というこの社の発言を、もはや信用することはできない、といった情けない状況です。
いや、あの腐敗に満ちた朴槿恵だったからこそ白紙撤回する価値があると言いたいのでしょうし、あの独裁者朴正煕が結んだ条約だから白紙撤回する価値があると言いたいのでしょう。
それでなくても、誰もこの国を信用していませんので、だめ押しですか。はい、お疲れさん! 次のかた、どうぞ(笑)。
直前でもあり、どうなるかまったく予想できませんが
選挙投票日の2週間前の現在でも、他国のことですから何の心配もなく述べられるのが実にありがたいですね(笑)。
文と安は似たもの同士であり、どっちが大統領になろうと変わり映えしませんが、選挙直前とはいえ他国でもあるので、好き勝手に言え「怖いものなし」です(大笑)。
とにかく
当選することが最大の目標なのであり、手段を問いません。
しかしこの公約めいたものに自分自身が縛られるとは・・・・・・。
よって当選後「いかにして前言を取り消せるか」がポイント(笑)。
「中国による極端な制裁に対して韓国庶民がどう反応するか」が重要とみるあまり、大統領候補者が自らの公約をふらつかせている、そのような印象です。まぁ自分の公約がその国の法律より上にあると錯覚しているトランプや翁長もいますが・・・・・・。
これをみていると
「無能な庶民を操っている」かのような大統領候補者ですが「必死で庶民に迎合」してまで権力の座を得ようとしている姿から、「無能な庶民に操られている」のでしょうか。
この分だと
またまた韓国では「大統領職にあった人の惨めな末路」が目に浮かんでくるようです。こんなことをしていると、ますます「くだらない」大統領候補者しか出てこなくなり、また、そうならざるをえない朝鮮半島の「宿命」を感じてしまうのです。
国の首脳を選ぶ国民による「無料」の「総選挙」がない中国では
注意深くこの「韓国の総選挙」を見守り、自国に有利になるよう誘導しようと、水面下で必死に動いているようです。
製造元のアメリカに矛先を向けられず、あろうことかTHAADミサイルの責任を「配備先の韓国に向け」、「容赦ない無慈悲?」な制裁を1年もの間続けるという中国の愚考から、何かが見えてきませんか。
さてさて、皆様はどう思われますか。