「うっかりしていると見逃してしまいそう」な醜聞や「自分と異なる意見を醜聞」とする醜聞。日本にも看過できない醜聞がありそうですよ。
ここでは、「公には」多様性がなく言論の自由さえみられない沖縄が中国・韓国そっくりであることを述べています。
そもそも、コストの側面から米軍駐留への不満を口にしていたトランプ氏側に、日本の納税者が全額負担する予定の辺野古新基地計画を変更する動機などない。この厳しい状況の中で訪米を有効に行うには影響力のある相手に対して具体的要求を行う必要があった。しかし翁長知事が年末、「違法確認訴訟」の最高裁判決後、埋立承認取り消しの取り消しを行い、仲井真弘多前知事が埋立承認した状態に戻り工事も再開し、訪米するタイミングとしては最悪となった。・・・・・・
報告書の4ページには「裁判所は翁長雄志沖縄県知事が前知事によって交付された肝要の埋立承認を取り消し(revoke)する権利はないという判決を下した」とある。同21ページには、「最高裁は翁長雄志沖縄県知事がキャンプ・シュワブ沖の滑走路を建設するために必要な前知事による埋立承認を取り消し(revoke)することはできないとの判決を下した」とある。・・・・・・
訪米行動に意味がないわけではない。米国で沖縄の現状を知る人を1人でも2人でも増やすことは大事だ。しかし今のような、もう埋立に向けて作業が進み毎日大浦湾の海底が破壊されている事態では、本当に基地を中止に追い込める可能性のある「撤回」を翁長知事が即刻行うことが何よりも大事と思う。(2017年3月1日付沖縄タイムス文化面から転載):沖縄タイムス 2017年3月8日 16:00
似ていますね・・・・・・
- 韓国憲法裁判所で「(前大統領)朴槿恵の国会弾劾決議が合憲」であるとして即刻朴槿恵が失職したのに、まだデモで「朴槿恵を弾劾したのはけしからん」としています。〔逮捕反対デモを含めると:ロイター・Record China・朝鮮日報〕 ←韓国保守派は順法精神を著しく欠いています。左翼勢力を敵視するあまり韓国憲法裁判所の判定まで敵視してはいけません。(左翼勢力も同罪ですが)
- 日本の最高裁判所で「翁長沖縄県知事が、前知事の辺野古埋め立て承認は違法だとして取り消した」のに対して、「(翁長の)取り消しは違法」として控訴が棄却されたにもかかわらず、翁長は「けしからん」とばかり「あらゆる手段を講じて辺野古埋め立てを阻止する」としています。つまり「法を無視しながら法を利用して公約を実現させよう」としていますが、これは「腐敗を利用して腐敗をなくそうとしている」習近平か(中国)、「超法規殺人で麻薬を根絶させようとしている」ドゥテルテ(フィリピン)をほうふつとさせ、いずれ必ず失敗するだろうと想像させます。 ←翁長は順法精神を著しく欠いています。公約を大切にするのは結構ですが、最高裁判所の判決を無視するのはいけません。
- 移民排斥のためか大統領令を2回出しましたが、1件は連邦地裁と連邦最高裁でも否定され、最新の1件は地裁で否定され、ただいま連邦高裁での審議待ち状態です。 ←トランプは順法精神を著しく欠いています。合衆国に忠誠を誓ったはずですが、公約を重視するあまり憲法を無視してまで忠誠であってはいけません。
法律を厳密に解釈する点でも、韓国の裁判所が「あまりにもひどい」のです。ただし一言も「日本の裁判所が完璧」とは言っておりません(笑)。
日本の裁判所(60点)≫ 韓国の裁判所(20点)
何も「完璧だ」とは言っていないのに「完璧だ」とみなすほうが反論しやすいのでしょうが、こんなことを言う人の「賤しさ」が透けて見えます。
ということであえて点数を入れてみました。
そう、どこかの国の制度が悪いとすると、そこを支持する人は必ず「日本にも似た問題がある」と反論して、そこで思考を停止するのです。おっしゃる通りなんですが「レベルが違い過ぎる」と主張していることを無視して「日本にも似た問題がある」と反論するので、こういった人たちの判断基準が「あまりにも雑」だと考えてしまいます。
「あまりにもひどい」と言っているのです(笑)。
それでも
- 中国人が「自分で選んだ大統領令を自分で罷免できる」という韓国の「擬似」民主主義に憧れるので、そもそも総選挙さえない中国の現状がバレてしまうことを怖れた中国共産党が中国人観光客の訪韓を禁止しつつあります。
- くれぐれも「THAADミサイル問題で中国共産党が怒り狂い、韓国訪問を禁止した」と中国共産党が言う通りに理解しないやうおねげーしますだ(笑)。
それでも、沖縄に限らず日本中で中国に肩入れする人は
「THAADミサイル問題で中国共産党が怒っているからだ」と理解しそれ以上考えない、つまり思考停止に陥っています(笑)。
私は、沖縄の姿に疑問を感じています。
いくら政府に批判的でもかまいません。それは当然とも言えるからです。
しかし翁長は、中国がどんな横暴をしても「中国人観光客が減るのは困る」としていっさい中国に触れないのです。目先の利益に食いつくだけで、首長として中期の視点を著しく欠いていると言えます。
県民を代表している知事とは言えない、単なる那覇市長のままのようで、情けないことこの上ありませんね。
那覇市民が中国を好ましく思うのはいいでしょう。
しかし那覇市長から沖縄県知事になったからには、翁長も視野を広げる必要があり、そのままではだめなんです。
公約を法律よりも上にしたがる点で
米大統領トランプ ≒ 沖縄県知事翁長
と言え、共に不本意な辞任に至る恐れがあります。
あいもかわらず中国との経済問題だけにしぼり、中国の軍事進出を指をくわえてみているだけの姿勢では、知事になって2年半にもなろうとしているのに、あまりにも未熟すぎます。
平和を守るために何をするかが大切であり
沖縄が、平和を守るために悪意のある中国の横暴を見逃すならば、利益のために弾圧を受け入れている中国人と何ら変わりがありません。そうです、残念なことに
沖縄≒中国
でした。
そういえば
沖縄県庁の会見場の壁に意味不明な中国の詩があったり、三跪九叩頭の礼(さんききゅうこうとうのれい)を思い出させる首里城の守礼門を復活させて平気です。
- 沖縄が、中国に対してはいっさい反対せず、ひたすら米軍基地に反対するだけ〔あれだけひどい制裁をされても中国に一言も文句を言えない韓国、中国の軍事的進出が周辺国に影響を与えているのに一言も文句を言えない沖縄、似てますね(笑)〕
- 翁長知事訪米の効果見いだせず:乗松聡子 2017年3月8日沖縄タイムス
何も変化することなく現状を維持することは無理で
「発展」すれば必ず何かを失うものです。
そこで首長としての大切な役割は「失う」ことを少なくして補償しながらも「発展」をはかることです。
- 「美しい沖縄」を維持するつもりで何も中国に言えないままだと、悪意ある中国ですからいとも簡単に島を占領してしまい、そのあかつきには、中国大陸から人がどっと押し寄せ、「美しい沖縄」どころではなくなること必定。「こんな中国人だったとは知らなかった」では稚拙すぎるのです。
- 中国に占領されるよりは、まだ辺野古を開発するに留めておいたほうがはるかによかった、と後悔しても後の祭りなのです。
- 気が付くのは今のうちですよ。まだ目が覚めませんか沖縄の皆さん(笑)。
これが、沖縄は「革新ではなく、保守因循(いんじゅん)」とする根拠です。「奇妙な意味」では「革新」なのでしょう!
5~10年後の責任を負うのが首長だとすれば、翁長の「自分の公約実現や現状維持だけ」しかない姿勢に疑問が湧いてくるのは避けられません。
さてさて、皆様はどう思われますか。